マーク金井blog

2014年11月19日アマチュアはナイスショットを打たない方がスコアが良くなる!?

 

昨日は千葉市民ゴルフ場で早朝ハーフをプレーしてきました。テストしたのは試作ユーティリティ。セカンドサンプルが中国から届いたので、早速コースでテストしました。ファーストサンプルとヘッド形状は同じですが、ソールの形状が異なります。今回の試作品はファーストサンプルよりもバンス角を強めに設定しました。天然芝の上で実際に打ってみると、バンス効果は絶大でダフり気味に打った時でもクラブがミスをカバーしてくれ、飛距離がしっかり出ます。しかし、バンスが強いためにイメージよりもボールが低く出ます。これはユーティリティクラブにとってはあまり好ましくありません。なので、12月から販売予定の市販品はバンスの度合をやや弱めることにしました。マーク金井が考えるユーティリティクラブのコンセプトは、

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ロングアイアンよりもボールが上がりやすく、キャリーが出しやすいクラブ。

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ユーティリティは飛距離性能もさることながら、上がりやすさ、そしてグリーンでの止まりやすさが求められるクラブ。市販品では、飛びと上がりさのバランスが取れた製品に仕上げます。その答えが、セカンドサンプルの試打で見えてきたのは大収穫です。千葉市民ゴルフ場の最終ホールは池越えのロングですが、アゲンスト風の中、残り215ヤードから試作UTで2オンに成功!!!! プレッシャーがかかった場面でしっかり距離が出てくれ、なおかつグリーンに止まってくれました。

 

午後からはゴルフ雑誌の企画でドライバーを40本試打。2日間で80本以上のドライバーを神田のスタジオでガッツリ試打しました。久しぶりにかなりの本数を打ち比べましたが、同じシチュエーションで多くのドライバーを打ったことで、面白い発見がありました。詳しくは雑誌発売までお待ちいただきたいのですが、ヘッドとシャフトの相性を考える上で欠かせないキーワードが見つかったことが大収穫です。

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夜はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア収録。ゲストはミズノの更家衛さんと西田維作さん。新作ドライバー、JPX850の魅力についてじっくり語ってもらいました。ミズノの分析では、ゴルファーには「スイングDNA」があるそうで、ゴルフの腕前に関係なく自分にオリジナルな特性があるそうです。例えば、ナイスショットしてもスピンが多い人(少ない人)、持ち球が高い人(低い人)、インパクトのライ角がアップライト(フラット)な人、等々‥‥。そして自分のスイングDNAに合ったクラブを使うと、飛距離アップが狙えるそうです。ちなみにマーク金井のDNAは試打マシーンだそうで、弾道調整機能でクラブのスペックを変えても変えなくても、ボールの飛び方がほぼほぼ同じでした。

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さて、今日のエントリーも昨日の続きです。

いいショットを続ければスコアが良くなり、ミスショットを打てばスコアが悪くなる。そう思っているアマチュアが多いと思いますが、ゴルフには勝負所があり、潮目があります。そして、ゴルフのショットはナイスショットとミスショットだけがあるのではなく、、ナイスショットでもミスショットでもない、そこそこのショットというのもあります。そして、スコアメイクに大きく貢献してくれるのが、実はそこそこのショットなんです。

では、そこそこのショットとはどんなショットなのか?

・飛距離がそこそこ出ている
・左右の曲がりがそこそこ

 

ナイスショットが100点だとしたら、60~70点ぐらいのショットがそこそこのショットです。しかし、これだけがそこそこのショットではありません。実は、もっと大事なことがあります。それは、

・次のショットがそこそこ打ちやすい

 

ということです。例えば、300yの短いパー4があったとしましょう。ドライバーの当たりが悪くて150yしか飛んでません。距離だけを考えれば完全なミスショットです。しかし、フェアウェイとか浅いラフで前が開けていたらどうでしょう。セカンドが7番とか8番で狙えるならば、このティショットはミスではなくてそこそこのショットなのです。例えば、ティショットが大きくスライスして、隣ホールまで曲げたとしましょう。この場合も、セカンドが開けていて2打目が普通に狙えるならば、ミスショットではなく、そこそこのショットなんです。

 

察しのいい人はもうお分かりでしょう。そうです、そこそこのショットの判断基準というのは打ったショットの結果(過去)よりも、これから打つショット(未来)が打ちやすいかどうか、狙いやすいかどうかが判断基準になるのです。ゴルファーの多くはナイスショットとしたら気分が良くなり、ミスショットしたら落ち込みます。気持ちは分かりますが、これらは結果(過去)に対して評価を下しています。しかし、ゴルフで大事なのは打ち終わったショット(過去)よりも、これから打つショット(未来)に集中すること。これから打つショットが打ちやすい場所にあれば、距離が思ったほど出ていなくても、左右にボールが曲がってもミスショットではありません。そこそこのショットです。理由は単純。これから打つショットが打ちやすければ、スコアメイクしやすくなるからです。

 

ナイスショットが打てると気持ち良くなれば、どんなにナイスショットしても次のショットが打ちにくい場所にボールが止まってしまえば、それはナイスショットは言えません。次のショットが打ちにくい場所にあればあるほど、ミスが出やすいし、スコアメイクも難しくなるからです。

 

ナイスショットの数を増やすことと、そこそこのショットを増やすこととでは、圧倒的に後者の方が簡単です。そして、そこそこのショットが増えてくると、ゴルフに対する考え方に余裕が生まれ、ナイスショットが打てなくてもスコアメイクできることも分かってくるでしょう~。

 

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11月29日(土)

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ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい

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お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!


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