マーク金井blog

2015年01月28日クラブが進化しても、アマチュアに恩恵が少ない本当の理由とは!?

 

昨日(火曜日)は恒例の早朝スノボ。朝イチの新幹線に乗るために神田駅まで歩いたのですが、午前6時はすでにじゃじゃ降りの雨。新幹線でガーラ湯沢(新潟県)に到着すると曇り空。今シーズン初めて吹雪が吹いてませんでした。リフトに数本乗るぐらいまでは視界も良かったのですが、9時半を過ぎたくらいから雨がしっかりと降り出しました。ゴルフの雨はからっきし苦手ですが、スノボの雨は気になりません(笑)。吹雪よりは雨の方が視界が良いので滑りやすいからです。

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昨日は新しいバートンの板と、ウェアラブルデジカメ「HX-A500」を持ち込んだこともあって、雨が降ってもお構いなしで3時間ガッツリ滑ってきました。新しいドライバーをコースに持ち込んでプレーするのと同じく、新しい板をゲレンデに持ち込むとそれだけで気分が高揚し、雨の中、ハイテンションで滑りまくりました。新しい板はバートンの「カスタムX」。今まで乗っていた板よりも軽くて、硬め。板の反発を使えるようになったこともあって、切り換え時における硬さの違いを実感。ちゃんと曲がれるようになると、硬くて反発が高い板の方がシャープなターン弧を描けます。

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そして夜はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア。昨夜のゲストは元ツアープロキャディの岩本美都樹さん。大学時代は体育会ゴルフ部で鍛え、日本女子アマにも2度出場。会社勤めを経験した後、大学のゴルフ部監督から紹介を受けて尾崎直道プロのキャディをしたそうです。それからは、桑原克典プロの専属キャディをしたり、マネージャー業も経験。その後、再び、尾崎直道プロの専属キャディとマネージャーをされたそうです。ひとつひとつエピソードが面白くて、昨夜は「マーク金井の聞かずにいられない」って感じでした。

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オンエアの最後では、直近で購入した本ついて喋りますが、昨日紹介したのは、

ピケティ入門
「21世紀の資本」の読み方
竹信三恵子著、(株)金曜日

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ピケティとはパリ経済学校のトマ・ピケティ教授のことで、「21世紀の資本」はピケティ教授の著書。700ページで6000円もする経済の専門書にも関わらず、すでに日本でも16万部以上売れているベストセラーです。700ページの専門書を読む気力が無かったのでガイドブックを八重洲ブックセンターで衝動買いしました~。

 

「21世紀の資本」を衝動買いしたくなったのは、公式に興味を持ったからです。

 

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rが資本収益率で、gが経済成長率です。ピケティ教授によるとビックデータを元に解析すると、資本収益率は経済成長率をたえず上回るそうです。例えば、経済成長率が2%ならば、資本収益率は4%という風になるそうです。結果、今の社会は資本を持っている人の方が利益を上げやすい。結果、富裕層はますます富裕になり、そうではない人はあまり資産が増えない。結果、経済格差が広がるという説明がなされています。

実はこのような格差が生じてるのは経済だけではありません。ゴルフにおいてもまったく同じことが当てはまっています。

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rはプロ、上級者
gは、アベレージゴルファー、初心者

 

ゴルフクラブはめざましい進化を遂げています。昔の木製のドライバーに比べると、今どきのチタンドライバーは劇的に性能がアップしています。しかし、その進化の恩恵というのはゴルファーが平等に享受しているわけではありません。例えば、ゴルフクラブの飛びの性能が5%アップしたとしましょう。この場合、

 

プロ(上級者)は5~10%飛距離アップし、
アベレージゴルファー、初心者は3%未満しか飛距離アップしません。

 

今どきのゴルフクラブというのは、ゴルファーの腕前によって享受できるメリットの度合が異なる、いわゆる格差が生じやすくなっているのです。その証拠に、プロ、上級者の飛距離は昔よりも格段に伸びています。また、シニアツアー選手のドライバーの飛距離を見ても、50歳を超えても飛距離が落ちないプロがかなりいますし、飛距離を伸ばしているプロも少なからずいます。これはひとえに、クラブの性能向上のおかげです。

 

他方、アベレージゴルファー、初心者の場合は、クラブが進化するペースに合わせて飛距離アップしているとは限りません。プロ(上級者)に比べると、性能アップの恩恵を受ける度合があきらかに少ないです。多くのアマチュアはプロほど飛距離が伸びてないことが何よりもの証拠でしょう。

 

では、なぜプロ(上級者)とアベレージゴルファー(初心者)との間で飛距離の格差が生まれるのか?

最終電車の時間が迫ってきました。この続きは次回じっくりと説明しましょう~。

 

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