マーク金井blog

2015年08月07日超私的な試打インプレッション、USTマミヤ「アッタスG7」~

夏の甲子園がいよいよ開幕しました。今年は100年目の記念大会でソフトバンク名誉会長の王貞治さんが始球式を行い、見事なストライク投球。年齢を感じさせないダイナミックなフォームから繰り出された直球が制球よく外角低めに決まると、満員のスタンドからどよめきと大きな拍手が送られました。今年も強豪校が数多く出場していますが、話題を集めているのは王さんの母校、早稲田実業。劇的な勝利で予選を勝ち上がっていますし、何よりも1年生の清宮選手のオーラが並外れています。何かやってくれそうな期待感を大いに抱かせてくれる選手を見ていると、テレビ観戦でもワクワクドキドキしちゃいます。

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写真は産経ニュースから転載、記事は写真をクリック

そしてゴルファーがワクワクドキドキできると言えば、新しいゴルフクラブ、新しいシャフトを試打する時でしょう。もちろんマーク金井もそのひとり。何度も書いてますが、ゴルフクラブやシャフトを試打する時は、室内スタジオではボールを打ちません。いきなりコースに持ち込みます。コースで初打ちしした方が緊張を伴いますし、プレッシャーを感じながら試打した方が、その道具(クラブ、シャフト)の性能、自分との相性がより明確になるからです。

さて、今日のエントリーはワクワクドキドキできる試打インプレッション。先週、発売間近にせまっている。USTMamiyaのATTASシリーズの最新モデル、

アッタスG7

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アッタスはネーミングもユニークです。

 2代目アッタスはT2で「飛ぶんだ、飛ぶんだ」
 3代目アッタスは3で「参上」
 4代目アッタスは4で「For you」
 5代目アッタスは5で「Go Go」
 6代目のアッタスは6で「ロックスター」

 そして7代目のアッタスは7で「G7」

 

7代目のアッタスはU7と書いて『ウルトラセブン』、もしくは『007』ではな
いかなんて思っていたのですが、見事に予想が外れました(笑)。G7というのは先進国首脳会議のG7と同じで、なおかつ銀座7丁目とも読めます。ちなみに、USTマミヤの本社も銀座7丁目です。ちなみに、ウルトラセブンと007はネーミングの最終候補に入っていたみたいです。

 

そんな新しいアッタスG7ですが、今回もこだわったのは「飛び」。説明するまでもありませんが、飛ばないシャフトは売れません。昔も今も、ゴルファーは貪欲です。1発打っただけでも「飛び」を実感できるシャフトを求めているわけですから、メーカーもそれに答えようとしています。

 

マーク金井が今回試打したのはアッタスG7の5S。5Sとは重さが50g台で、フレックスがS。これまでのアッタス同様、重さは、50g台、60g台、70g台がラインアップされています。今回のシャフトカラーは鮮やかな紫。色のマッチングも考慮して、今回はテーラーメイドのグローレFに装着しました。スペックは

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長さ   46インチ(ヒールエンド法計測)
総重量  305g
バランス D3.5
振動数  249cpm
センターフレックス値 3.67

 

数値的には、決して硬くありません。ワッグルすると、中間からシャフト全体が弓なりにしなるのが手に伝わります。前作ロックスターは手元が硬めで中間から先端にかけてしなるシャフトでしたが、このG7は手元も、中間も、そして先端側もしなる感じがします。

 

組み上げた翌日、赤羽ゴルフ倶楽部でテストしてみました。スタートホールのティショットは、見事な引っかけ。なんとか左のラフにとどまりましたが、ワッグルした時よりもさらにシャフトが、ググッとムチのように大きくしなり、しなり戻りを待ちすぎたためにインパクトでフェースが被って、引っかけてしまいました。ロックスターに比べるとかなりしなり量が多いシャフトで、前作とまったくキャラクター(特性)が異なり、ムチっぽいシャフトで、粘り感が手に伝わるシャフトです。

 

続いてG7を打ったのは14番ホール。ここは右サイドがワンペナで左サイドはずっとOBが続きます。加えて、風は右から左に吹くアゲンスト。引っかけたら即死なホールですが、ここではイメージ通りの軽いドロー弾道が打て、フォローの風が吹いている時ぐらい飛距離が出ました。ムチのように大きくしなるタイプのシャフトは、とにかく切り返しで力みは禁物。手首のコックをキープしてゆっくり切り返し、後はシャフトまかせで打つだけ。これを心がけると、インパクトゾーンでタイミング良くしなり戻ってジャストミート。G7はバネ性が強いシャフトなので、しなり戻るタイミングがドンピシャに合うと、シャフトのしなり戻りでヘッドが効率良く走ってくれ、これでヘッドスピードが上がり、ボール初速も上がってくれます。芯を食うと、打ち出し角がやや高めで、スピンもほどよく入ります。低スピンで低い弾道を打ちたい人よりも、高めの弾道でキャリーを稼ぎたい人の方がイメージ通りの弾道が打てるシャフトです。

 

切り返しで負荷を大きくかけるとシャフトがしなり過ぎる恐れがありますが、ゆったり切り返すとシャフトがものすごく仕事してくれるのがアッタスG7の大きな特徴でしょう。力強く切り返してインパクトで叩くタイプの人よりも、ゆったり切り返すスインガーの方が相性が良いと思います。シャフトのしなる量が多いので、実際の長さよりも少し長く感じるシャフトです。今回は46インチで組上げましたが、スイングしていると47インチぐらいのドライバーを振っている感じになりました。そういう意味では長さは45~46インチぐらいの方が、シャフトの動きをコントロールしやすいと思います。

 

赤羽の試打ラウンドではスタートホール以外は、すべてフェアウェイキープできただけでなく、普段よりも5y以上確実に飛距離が伸びました。シャフトのしなりを利用して飛距離を出したいタイプなので、エースシャフトになる可能性大です~。

 

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マーク金井ブログ更新しています話題のシャフト USTMamiya ATTAS G7のインプレッションですhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=13782

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年8月6日


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