マーク金井blog

2015年09月10日洋芝のフェアウェイ、洋芝のラフで使い勝手がいいアイアンの条件とは!?

アナライズからお知らせ。

本日9日から11日まで、社員研修のためアナライズでは、商品のご注文以外の業務はすべてお休みさせていただいています12日以降通常通り営業させていただきます。御迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いします。


 

アナライズは2005年4月に設立し、今年で丸10年を迎えました。今まで一度もやったことがなかったのですが、昨日から社員研修(社員旅行)で北海道にやって来ました。もちろんゴルフの会社ですから、研修の目的はゴルフ。研修1日目はサンパーク札幌にて午後スループレー。女子スタッフは洋芝のラフにかなり手こずってましたが、何とか4時間で18ホール回り切ることができました。

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サンパーク札幌ANAオープンでお馴染みの札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースのすぐそば。癒やし系のコースという前評判でしたが、まさにその通り。マーク金井は千葉市民ゴルフ場にしょっちゅう行ってますが、レイアウトはかなり似ています。左右はほとんどセーフ。レイアウトはフラットでOBもほとんどありません。池越えのホールもあったりしますが、池がグリーンのすぐそばまであるホールはありませんでした。ティショットの落下地点が広いので、ドライバーはノープレッシャーで気持ち良く打てます。ベントのワングリーンは手入れも行き届いてて、転がりもスムーズ。北海道ならではの雄大な景色を堪能できるコースです。フェアウェイにカートが乗り入れられるので、米国のリゾートコースでプレーしているような気分も味わえました。

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マーク金井のスコアの方はというと、前半が35で後半が40でトータル75(パー72)洋芝のラフは見た目よりも粘っこくて、インパクトゾーンで芝がヘッドに絡みまくります。野芝のラフと違ってフライヤーはほとんどしません。そしてアプローチの時はスピンがかからないので、落下のランが多く出ます。距離感を合わせづらくて手こずりました。後半3連続ボールをやってしまいましたが、すべて、アプローチがピンを3メートルほどオーバーしてしまい、寄らず入らずのボギーでした(笑)

 

さて、北海道のゴルフ場と言えば、グリーンやラフだけでなく、フェアウェイも洋芝です。ベント系の洋芝は寒冷地に適した芝だからですが、アイアンをダウンブローに打つと洋芝の特徴はわらじのようなターフが取れること。ナイスショットすると、米ツアーのような感じでボールと一緒にターフが取れるのは何とも心地良いです。

 

ただし、野芝や高麗芝と違ってベント系の洋芝はミスに対する許容範囲が狭いです。ボールの手前にヘッドが入ると(ダフってしまうと)、距離がガクンと落ちてしまいます。インサイドから煽って打ってもダフって距離は出ません。わらじのようなターフが取れやすい芝は、ダフりのミスに対してシビアです。アイアンをすくい打ってしまう人や、ダフりのミスが多い人にとっては、洋芝のフェアウェイはアイアンで前後のミスが目立つ分だけスコアメイクしづらくなってきます。

 

そこで今回は、洋芝に適したアイアン選び方について書いてみたいと思います。

 

まず高麗芝、野芝というのは芝先が硬いのが特徴です。そしてソールが滑りやすくなっているのでダフ気味にヘッドが入っても大きなミスになりません。対して、洋芝は芝先が軟らかく、かつ地面も硬くはありません。こういう状況化でミスの許容範囲が大きくなるアイアンとは、

 

 ソール幅が広い
 バンス角が大きい

 

洋芝の場合、ソール幅が広くてバンス角が大きいほど、ダフりのミスに対する許容範囲が大きくなります。ソール幅が広く、バンス角が大きいほど、ヘッドが地面に潜りにくく(滑りやすく)なるからです。野芝や高麗芝だとソール形状の違いが分かりづらいですが、洋芝で打つと、ソール形状の違いによってミスの許容範囲が大きく異なるのです。今回、マーク金井ピンのG30でプレーしましたが、G30はワイドソールでバンス角も大きく、少しぐらい手前から入ってもクラブがミスをカバーしてくれます。今回のラウンドでも「あっ、ダフった」と感じるショットが数発ありましたが、いずれもグリーン手前に乗ってくれたり、グリーンエッジまで飛んでくれ、大きなミスにならないですみました。

ソール形状、ソール幅によっても異なりますが、バンス角の目安としては、

7番アイアンで6〜8度

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これぐらいバンスがあると洋芝でもソールが上手く滑ってくれます。逆に、7番アイアンでバンス角が3度以下になってくると、洋芝だとダフりのミスに対してシビアになってきます。バンスが少ないほど、ヘッドが刺さりやすくなるからです。アイアンんもバンス角についてはメーカーで表記しているところと、表記していないところがあります。そして、国内メーカーよりも米国メーカーの方がバンス角を表記している場合が多いです。

 

もうひとつのポイントはライ角です。洋芝のフェアウェイはディボット跡が出来やすいですが、ライ角が不適正だと細長いターフ跡になってしまいます。細長いターフ跡になるのはライ角が不適正なためにインパクトでソールの一部分しか地面に設置していないからです。不適正なライ角のアイアンを使うとターフ跡がかっこ悪いだけでなく、フェース中央付近でボールを捕らえづらくなり、距離感、方向性が不安定になります。

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対してライ角が適正だと、インパクトでソール全体が地面に接地し、そして長方形に近い形のターフが飛びます。適正ライ角になっているとプロのようなターフ跡が取れるだけでなく、フェース中央付近でボールを捕らえやすくなるメリットもあるのです。洋芝でボールをソリッド(確実に)捕らえるインパクトが求められますが、それには適正なライ角のアイアンを使うことが必要不可欠なのです。

 

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洋芝で打つと、アイアンの上手い下手がすぐに分かると言われますが、今回プレーしてみても、それが実感できました。そして、バンス角が強いアイアンを使った方が、クラブがミスの教養範囲を広げてくれることも実感できました。研修2日目は北海道最古のゴルフ場、小樽ゴルフ倶楽部旧コースをプレーしてきます〜。

 

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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年9月9日


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