マーク金井blog

2017年03月06日超私的な考察、ゴルフが難しい本当の理由とは!? 続編

只今、北海道の旭川にいます。プロスノーボーダーの後藤さんに誘っていただき、昨日はサンタバレー、そして、このブログがアップされるころには富良野で滑っています。昼はスノボ、そして夜は旭川で食べ歩き。メンバーは8名で、なんとその中にはホリエモンこと、堀江貴文さんも一緒です。

 

スノボは雪面を滑りながら(落下しながら)ターンをしますが、落下という外力と遠心力を上手くコントロールできるようになってくると、カービングターンで綺麗な弧を描けます。対して、外力を上手く使えない内は、ターンがちゃんと決まりません。カービングターンではなく、板を自分の力(内力)でコントールすることになります。内力を使っている内はたとえ曲がることはできても、カービングターンで弧を描くことは永遠にできません。マーク金井は、昨年のシーズンの後半ぐらいから外力を上手く使えるようになり、カービングターンの会得、そしてバッジテスト1級に合格できました。

 

 

では、ゴルフは何ができれば一人前のスイング(自転車に乗れた状態)になり、何ができていなければゴルフが難しいまま(自転車に乗れていない状態)なのか?

 

100が切れたら一人前、スライスが治ったら一人前、ドローが打てたら一人前、等々ありますが、スイングを評価する上でひとつの目安となるのが、ヘッド軌道です。アナライズではオンプレーンセミナーをやっていますが、オンプレーンに振れているかどうかは、スイングが一人前になっているかどうかのひとつの目安になります。

 

 

ただし、このオンプレーンというのはジャッジが難しい要素があります。ひとつはオンプレーンに振れていなくてもナイスショットが打ててしまうからです。プレーンから大きく外れるスイングをしていてもすべてミスショットになるわけではありません。ナイスショットも出ますし、パー3ならばホールインワンも出ます。オンプレーンじゃなくても長くゴルフをやっていると、そこそこボールが打ててしまいます。その結果、自分のヘッド軌道は正しいと勘違いしやすいのです。

 

ただし、プレーンから外れる度合いが大きい人の場合、ここ一番でボールが曲がったり、ナイスショットの直後に致命的なミスショットが出やすくなります。また、オンプレーンセミナーでやっている、水平打ち、ひざ立ち打ちをすると、これでもかってぐらい手前をダフったり、空振りも出ます。オンプレーンに振れていないと、ミスしか出ない状況を作ると、そのゴルファーの腕前がかなり正確にジャッジできます。

 

 

アマチュアゴルファーの多くは「ゴルフは難しい」と言いますが、難しいのは正しいスイングを会得するのが難しいのに加え、正しくないスイングをしていてもナイスショットが打ててしまうことにあるのです。ちなみにスノボにはこの勘違いがありません。ある程度の斜度があるゲレンデを滑れば、外力を正しく使って滑っているかどうかジャッジできるからです。外力を使わず内力でターンしようとするとボード(板)がズレ、プレーヤーはそのズレを感じ取れます。

 

  •  では、どんな動作を身に付ければゴルフが難しくなくなるのか?
  •  では、どんな動作を身につければオンプレーンに振れるようになるのか?

 

アマチュアゴルファーの多くがゴルフが難しくなってしまう理由、オンプレーンに振ろうと思っても振ることができない理由は、それはパットにあります。ゴルフはショットとパットがありますが、ショットとパットは別物です。ご存知ように、パットはボールを空中に飛ばしません。地面(グリーン)の上を転がします。そしてショットのように遠くに飛ばすこともありません。

 

パットはボールを転がし、そして打つ距離も短い。当然、スイングの大きさもショットに比べると小さい。

 

 

だからショットに比べてパットが簡単(ボールに当てるのが簡単)だと思っている人がほとんどです。オンプレーンセミナーに参加していただいた9割以上のゴルファーはこう答えています。

 

しかしながら、ショットに比べてパットがやさしい理由はこれだけではありません。というよりは、これらの答えの中には、パットがやさしい本当の理由は含まれてないのです。

 

では、なぜパットがやさしくて、ショットは難しいのか?

 

 

まずは、手になにも持たないでエア素振りでパットのストロークとショットのスイングをやってみてください。そしてやってみて、その違いを考えて言葉にして下さい。多くのゴルファーは違いを体で体現できていますが、言語化できてません。もったいぶって申し訳ありませんが、この違いを言語できないままでいると、ゴルフは難しいままになりますし、オンプレーンに振るのも難しくなるのです〜。

 

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