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2017年11月09日超私的な試打インプレ ヤマハ RMX118ドライバー

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マーク金井ここだけの話

11月13日21日からの配信決定

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国内男子ツアーも残すところ4戦。今週は三井住友VISA太平洋マスターズが開催されます。現在賞金ランクトップはアメリカのC・キム選手。2位が池田勇太選手、3位が宮里優作選手、4位に小平智選手が続いています。この4選手はすでに獲得賞金額が1億円を突破していますが、これからは高額賞金の試合が続きます。恐らく賞金王争いは、最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップまで持ち越されるでしょう。

 

 

VISA太平洋マスターズは何度も現地観戦していますが、大会会場となる太平洋御殿場コースは練習場エリアが充実しています。ドライビングレンジの後ろには観客席も完備され、出場選手のスイング、練習法をじっくりと観ることができます。

 

 

例えば、ドロー系の球を打つ選手とフェード系の球を打つ選手とではアドレスが違いますし、スイングの軌道も異なります。ドローとフェードの違いがちゃんと見えてくれば、それだけで自分のゴルフのスキルアップにつながるのです。現在予選落ちが続いている石川遼選手も出場しています。石川選手の練習風景をじっくりと観れば、何に問題を抱えているのか、何を修整しようとしているのかも窺い知ることができるかも知れません。

 

 

さて、昨日は約1ヶ月ぶりに赤羽薄暮プレーに行ってきました。10月は2度の台風直撃の影響で冠水してクローズの時期もありましたが、今はすっかり水も引いて通常プレーができます。赤羽は幸運にもグリーンまでは水没しなかったので、高麗芝のコンディションはすこぶる良好でした。

 

今回、筆下ろしで持っていたクラブはこれっ。

 

 ヤマハRMX118ドライバー!!!!!

 

 

装着シャフトはグラファイトデザインのツアーAD IZ-5のSです。RMX118はすでに何度か試打してますが、このIZ-5との組み合わせはまだ1発も打ってません。赤羽でデビューです。

ヘッドのスペックをざっと上げると、

ヘッド体積 445cm3
ヘッド重量 約197g(スリーブ込み)
表示ロフト角 9.5度
リアルロフト角 9.5度
フェース向き -1.5度
フェース厚 60mm
重心高 35mm
有効打点距離 25mm
低重心率 58.3%
重心深度 39mm
(数値はアナライズ計測)

 

118はアスリート向けだけあってヘッドはやや小ぶりですが、前作に比べるとやや面長フェースです。それでいて重心距離は35mmと長くなりません。スイートスポット位置はフェース中央よりもほんの少しヒール側にオフセットされています。数値的には捕まりを求めるスライサーよりも、左のミスを避けたいフッカー好みのドライバーだと言えるでしょう。

クラブのスペックをざっと上げると、

長さ 45.5インチ
重量 302.7g
バランス D1.5
振動数 256cpm
センターフレックス値 4.12

 

IZ-5は粘り感がある中調子。かつてのW50に近いフィーリングがあり、いい意味で遊びを感じるシャフト。しなり戻りのスピードはそれほど鋭くないので、タイミングが取りやすく、かつ左へのミスが出づらいタイプです。

 

では実際に打ってみてどうだったのか? いつものごとく、筆下ろしのクラブは練習で1発も打ちません。赤羽の10番ホールのティショットが最初の1発です。10番はフェアウェイが広いですが、右サイドはティからグリーンまでずっとOBラインが続き、左サイドはワンペナです。

 

 最近の持ち球はストレートから軽いフェードなので、ティアップして狙ったのはフェアウェイ左。軽く素振りをして振り抜いたら、狙い通りの軽いフェード弾道。フェアウェイ左サイドに着弾しました。弾道も狙い通り抑えが効いた中弾道でGOODです。

 

 

続いて13番もフェードを狙って打ったら狙い通りの軽いフェード、14番では捕まったストレート弾道、15番では強めのフックを打とうとしたら、ヒールに当たって引っかけました。左の池かと思ったら、左のラフに着弾。RMX118はフェースのバルジが非常に少ないため、ヒールに当たってもボールが左に飛び出しづらくなっています。引っかけのミスやヒールチーピンが出やすい人にとっては、この形状は非常にありがたいです。

 

16番では軽いドローをイメージして打ったら、これまたイメージ通りの軽いドロー。最終18番はカットスライスを狙って打ったらカットに入れすぎて強めのスライスになりました。

 

 

ドライバーを使ったのは6ホールでしたが、すべてのショットとも一番危険な逆球は出ません。コントロール性が非常に高く、かつルール適合ですがフェースの弾きが良くボール初速もしっかり出てます。そして何より、前作116に比べると捕まりが良く、インパクトでフェースにボールが乗っている感触が手に伝わります。コースに出た時、特にプレッシャーがかかるホールで打つ時には、フェースにボールが乗る感触があるドライバーの方がミスが出づらいし、狙った方向に打出しやすくなるのです。超私的なことを言わせてもらえば、RMX118はヤマハ史上一番完成度が高いドライバーと評したいです。

 

 

練習場と違い、コースで打つ1発目というは気合いが入りますし、ミスしたくないというプレッシャーがかかります。それだけに自分のスイングとの相性を如実に知ることもできるのです~。

 

 

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