マーク金井blog

2018年05月29日超私的な考察 ダウンスイングではどれぐらいシャフトを寝かせればいいのか!?

アナライズからお詫びとお知らせ

昨日からアナライズのショッピングカートのサーバーが不調となっておりましたが、先程修復しました。

皆様にはご迷惑をおかけしまして、誠に申し訳ありません

安心、安全な買い物ができるよう修復させていただきました。
ご利用いただけますと幸いです


昨日はYouTube生放送「マーク金井のここだけの話」をオンエア。ピン芸人よろしく、ひとりで1時間ぶっ通しで喋り、喋るだけでは飽き足らず実際にスイングしたりしました。ネタとか台本のたぐいは一切ありません。すべてアドリブです。YouTubeなので視聴者からの質問に対しても、できるだけその場で答えるようにしています。

オンエアは21時から22時。オンエアが終わって片付けが済んだら、恒例の深夜コソ連時間。いつものようにフレループを使って素振りし、素振りをiPhoneでじっくりチェック。ある程度イメージ通りの動作ができたら、次はクラブに持ち替えて、素振りと実打を繰り返します。この時も1球打ったら、その直後にiPhoneで動作をチェックします。今のテーマは素振りと実打のギャップをできるだけ近づけることにしています。

 

 素振りをする時、真っ先にやるのがフレループを使っての水平素振り。

水平素振りにはゴルフスイングに必要不可欠なエッセンスが詰まっていますし、何よりもプレーンを確認しやすいメリットがあります。

 

水平素振りは、誰がやっても「地面と水平に振る」ことを意識すれば、

 

・フラットでもアップライトでもない、オンプレーンにヘッドが動きます。
・アウトサイドインでもインサイドアウトでもない、オンプレーンにヘッドが動きます。

 

先週土曜日、広島でのセミナーでも説明しましたが、水平素振りがちゃんとできていれば、クラブがトップの位置がアップライトに上がったり、フラットに下がることはありません。水平素振りだと、シャフトはほぼ地面(背骨)に対して、垂直状態をキープしたまま動くからです。言い換えると、水平素振りでは、シャフトの角度を変えないという感覚を養うこともできるのです。最近、「ダウンでシャフトを寝かせる」というのがキーワードとして注目を浴びてますが、どれぐらいシャフトを寝かせるのが好ましいのかについて言及されてない場合が多いです。

 

超私的なことを言わせていただくと、シャフトが寝るというのは、水平素振りだと、

 

 背骨に対して水平まで、加えて、手元とヘッドは同じ高さ!!!!!

これが好ましい「シャフトが寝た状態」です。言葉を換えると、アドレスしたシャフトの角度とスイング中のシャフトが同じ角度になっているのが、好ましい「シャフトが寝た」状態です。

 

では、通常のスイングでも感覚的には前傾した背骨に対して、垂直な状態が好ましい「シャフトが寝た状態」、もしくはアドレス時に出来たシャフトと同じ角度が好ましい「シャフトが寝た状態」です。そして、付け加えるならば、通常のスイング(前傾した状態)では、クラブの軌道は斜めなので、手元よりもヘッドが少し高い状態になっているのが好ましい「シャフトが寝た状態」なります。

 

 シャフトが立っているのが悪くて、シャフトが寝ているのが良い。

 

これを鵜呑みにしてシャフトを寝かせ過ぎてしまうと、クラブはプレーンから外れ、クラブを本来の軌道に戻しづらくなります。欧米のツアープロのスイングを見ても、シャフトを寝かせている選手のダウンスイングでは、シャフトプレーンに沿った角度を保っています。シャフトプレーンよりもシャフトを寝かせていたり、手元よりもヘッドが下がった状態になっている選手はいません。

例えば、アドレスの前傾角度が45度で、アドレス時のシャフトの角度が45度だとすれば、ダウンスイングでのシャフトの角度は45度。45度こそが好ましい「シャフトが寝た状態」になります。また、この45度の角度が保たれていると、手元よりはヘッドが高い位置をキープしています。

 

ゴルフは物理です。

 

 

水平素振りと実際のスイングは同じではありませんが、水平素振りシャフトの角度を意識しやすい練習です。加えて、フレループで水平振りをすると、テークバックではシャフトを時計回りに回転させ(シャフトを寝かせ)、ダウンスイングではシャフトを反時計回りに回転させる(寝たシャフトを起こす)感覚を養うことができます。超私的なことを言わせてもらうと、シャフトをタイミング良く回転させることができると、クラブの挙動を上手くコントロールすることができ、飛んで曲がらないショットが打てる確率が上がってきます。

 

 

アマチュアゴルファーは切り返しでシャフトが立ち過ぎていたり、トップでシャフトクロスになっている人が多いから、「シャフトを寝かせる」というアドバイスが多いのだと思います。立っているから寝かせるというのは正しいアドバイスだと思いますが、寝かせるにも限度があることを理解していないと、スイングの仕方があらぬ方向に行ってしまうので注意が必要です~。

 

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カテゴリー スイング、ゴルフ練習法, 超私的な考察

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