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2020年04月17日超私的な考察 ドライバーの飛距離は風の影響で一体どれぐらい変化するのか!?

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4月に入ってからは不要不急の外出を控えており、その影響で歩く距離が劇的に減ってしまいました。マーク金井は超がつくほどのクルマニアですが、都内の移動では滅多にクルマに乗りません。歩ける距離なら電車も使わず歩き、例えば、神田から銀座、神田から神保町、神田から御徒町あたりぐらいまでは平気で歩いてます。

 

 

もちろんゴルフでも早朝、薄暮9ホールプレーの時はキャディバッグを担いで歩きます。ゴルフの魅力はいくつもあると思いますが、超私的には芝生の上を正々堂々と歩けることがいいです。そして、ゴルフは一発打てば打ち直しはできません。何度もリハーサルをしてから本番に臨むことはできません。一回性です。そして、ゴルフの面白さに拍車をかけてくれるのが「風」。癒やし系のコースであっても、風が強く吹けば途端に難易度が上がるからです。

 

 

さて、この風の中でのプレー。マーク金井は風が吹くのが当たり前の河川敷コース、赤羽GCをホームコースにしているので、風があまり苦になりませんし、風の計算を間違えることもそう多くありません。「習うよりも慣れろ」ではありませんが、しょっちゅう風が吹いている中でプレーしていると、

 

 

ああこのアゲンスト風なら「普段よりも○○ヤード距離が落ちる」とかこのフォロー風なら「普段よりも○○ヤード距離が出る」というのがなんとなく分ってきます。もちろん風を読み間違えることもありますが、ほぼ8割以上の確率で予測と、実際の結果が一致します。

 

 

 では、どんな風の計算をしているのか?

 

 

まず無意識下でやっているのが風力と風向のチェックです。先日、赤羽薄暮をプレーした時、同伴のプレーヤーが風力計を持ってきてました。毎回風力をチェックしてたので、自分が感じた風の強さを言うと、風力の読み違えはほぼゼロ。例えば、「この強さの風なら風速10m」と言ったら、風力計が計測した数値も10mという風な感じです。

 

 

超私的には、雲や池の流れ、体に感じる風の強さ、肌に当たる風の強さ、そして風音から風速を導き出しています。目安としては、、

 

 

ちょっと風が吹いているなぁという時で風速は3mぐらい。
風の影響でボールが飛ぶ距離が変わりそうだなと感じる時で風速は5~6m。
ビュービュー風が吹いてて、こりゃ飛距離が相当変わるなと感じる時は10m前後。

 

 

 ざっとはこんな感じです。超私的には今日は風が強いなと感じるのは風速10mぐらいからで、それ以下だと(5~8mだと)、そここそ風が吹いているなってぐらいの感じです。

 

 

では、風が吹くとどれぐらいドライバーの飛距離が変わるのか?

 

 

 風速5mぐらいだとアゲンストで-5~10ヤード、フォローで+5~10ヤード
 風速8mぐらいだとアゲンストで-15~20ヤード、フォローで+15~20ヤード
 風速10mぐらいだとアゲンストで-20ヤード以上、フォローで+20ヤード以上

 

 

ゴルファーが風が強いなと感じるのは風速8mぐらいからです。例えば、赤羽の10番は荒川に向かって打つホールで、ホールに対して真正面に風が吹くことがおおいホール。
フォローが強い時(風速8~10m)だと、230ヤード打つぐらいの感じで打つと250ヤード飛び、残りは90ヤード前後。対して、アゲンストが強い時(風速8~10m)だと230ヤード打つぐらいで打つと210ヤードぐらいしか飛びません。グリーン中央までの残り距離は130~140ヤードとなります。

 

 

超私的にはそこそこ強い風の時(風速8~10m)は、ドライバーの飛距離はフォローとアゲンストで40~50ヤードぐらい変わります。そして、スピン量が多い弾道の場合は、アゲンストだとさらに飛距離が落ちます。

 

 

ちなみに、アイアンに関しては打ち方によって風の影響の受け方がガラッと変わってきます。例えば、アゲンスト風の場合、スピン量が多い弾道を打つと、30ヤードぐらい飛距離は平気で落ちます。反面、フォロー風の場合、スピン量が少ない弾道だとボールがドロップした感じになって、思ったほど飛距離増がありません。

 

 

扇風機やエアコンの風と違って、ゴルフ場が吹く風は刻一刻と変わり、なおかつボールが飛んでいる最中に突風が吹くこともあります。まさに風のゴルフは不条理との戦いになりますが、ゴルフの本質は不条理ではないかと超私的に思っています。

 

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