火曜日はスピーダーチャレンジの決勝大会でイーグルポイントGC、木曜日は兵庫県のサンロイヤルGCにて18ホールプレーしてきました。
どちらも高速グリーンにてこづりながらのプレーで、グリーンに上がるまでよりもグリーンに上がってからの方が神経を「これでもかってぐらい」使いました。スティンプメーターで11フィートを超えてくると、下りのパットはちょっとした力加減の狂いで2メートルオーバーしたり、2メートルショートをしてしまうからです。
さて、18ホールプレーを続けてやったことで、改めて感じたことがあります。
それはスコアメイクする上で、一番、注意しなければならないのがプレー中での成功体験
です。
ここで言う成功体験とは、、、、ピンチに陥った時にリスクの高いショットを選択して、それが上手くいった時のことです。例えば、林に打ち込んで狭い隙間からグリーンを狙って狙い通りにオンしたこと、バンカー越えでスピンを効かせて打ったショットがピンそばにピタッと止まったこと、、、等々。
リスクの高いショットが成功すると、ピンチを脱出できたことだけでなく、なんとも言えない満足感(カタルシス)を味わいます。この成功体験はスコアメイクにつながりますが、同時に、時限爆弾を抱えることにもなりかねないからです。
なまじ成功体験があると、それを再現したくなってしまい、、、、、成功体験があるが故にリスクの高いショットを選択しがち。そうなると、リスクの高いショットを打つことに躊躇がなくなり。コースマネジメントが雑になってしまいます。結果、ミスの確率が高いショットを無意識に選択することになり、打たなくていいミスをしたり、ミスの連鎖につながる可能性が高くなるのです。
ゴルフは確率のゲームです。
確率が高いショットを選択するほどにスコアの波を小さくできますし、1ホールでの大叩きを減らせます。対して、成功の確率が低いショットを選択するほどにスコアの波が大きくなりますし、1ホールで大叩きするのを避けづらくなるのです。
リスクが高いショットの成功体験というのは、競馬に例えるならば万馬券を的中させるようなものではないかと超私的に思いますし、万馬券を狙うショットを打ちたくなるほどにスコアメイクは難しくなってしまいます。
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