マーク金井blog

2024年12月19日超私的な考察  冬場こそパターにロフトが5度以上必要な理由とは?

 

月曜日、火曜日、水曜日と3連チャンで赤羽早朝9ホール。そして今日、木曜日はガーラ湯沢にて初滑りに行ってきました。今年は雪の降り始めが早いこともあってクリスマス前にスノボの初滑りです。

 

 

一気に冬に突入したことによって、赤羽の早朝はフェアウェイ、グリーンとも霜が降りています。ティショットやセカンドでは足下が滑るのに注意が必要となり、グリーンでは霜による転がりの抵抗を考慮して距離感を予測することが求められます。

 

 

 そして、霜が降りた状態のグリーンはスムーズに真っ直ぐ転がってくれません。

 

 

 

説明するまでもありませんが、霜があるとグリーンの表面は凸凹しているから。ショートパットでも転がりが不安定になるのを避けられないので、1メートル前後の距離ではこれまで以上に神経を使います。

 

 

 

さて、この冬場の霜が降りたグリーン。条件的に安定した転がりを得るのは難しくなりますが、パターのロフト角によっても転がり方が変わってきます。

 

 

 例えば、ロフトが3度のパターだとキャリーはほとんど出ません。

 

 

 

結果、打ち出し直後にグリーン表面の小さな凸凹によって転がる方向が不安定になるリスクが高まります。対して、ロフトが5度以上あると打ち出し直後にキャリーが少し出ます。結果、グリーン表面の小さな凸凹を飛び越えてくれるので、フェースの向いた方向にボールが転がりやすくなるのです。

 

 

対してパターでも、ロフト角が多めだとキャリーが出ます。

 

 

 

超私的には、パターと言えども打ち出し直後の転がりを安定させるにはキャリーが少し出た方が良いと思っています。その思いからロフト5度、ロフト7度、ロフト9度のハイロフトパターを作るのに至ったのです。

 

 

大手メーカーが作るパターは例外なく転がりの良さを優先させて設計されているため、ロフトが多い(5度以上)パターをラインアップしてません。別言すれば、パターではキャリーを出さない方が良いという考え方の元、ロフトの設定が4度以下になっていると思われます。

 

 

 

手前味噌ではありますが、パターにおいてもロフト角を意識しているのはハイロフトパターぐらいです。金型を3つ作って、ロフト角を最初から3つもラインアップしているのも、ハイロフトパターだけでしょう。

 

 

 

ちなみに、霜が降りてなくてもグリーン表面は多少凸凹しています。なのでマーク金井は冬場以外でもロフト角が多め(7度、もしくは9度)のパターを使ってパッティングしています。キャリーが出た方が、グリーン表面の凸凹に影響が出ないからです。

 

 

ロフト角にこだわったハイロフトパターはこちらから購入できます。

http://www.analyze2005.com/store/?p=13016


カテゴリー 未分類

コメントは受け付けていません。