マーク金井blog

2013年06月27日ハーフ45で回るために本当に必要なクラブセッティングとは!?

毎週火曜日は週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフの発売日。パーゴルフは少し前にリニューアルされて装いが一新されました。レイアウト優先でページが作られている雰囲気が溢れ出ています。対して、週刊GDは週刊誌らしい週刊誌のままです。マーク金井も2ヶ月前から「新・買わずにいられない」を連載していますが、アマチュアの間で人気が高いのが‥‥

「89ビジョン」

コラムニストの木村和久さんが漫画家の福本伸行さんを教えていますが、その切り口がなんともユニーク。プロゴルファーとはまったく違った視点で上達法が描かれています。

週刊ゴルフゴルフダイジェストの人気コーナー「89ビジジョン」は意外と90切れない人よりも、80切りたい人に人気

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このブログも視点は木村和久さんに近いモノがあって、昨日のブログではハーフ45で回るためのスキルについて書きました。45で回るためにには、

ハーフのショット数は27

これをまずクリアすることです。パー3、パー4、パー5のホールのすべてでボギーオンすればショット数は27になります。そして、ボギーオンするために必要なのは1打1打、確実にグリーンに近づけること。例えば、ムーンレイクゴルフクラブ市原コースのアウトコース。

1番  348y パー4
2番  310y パー4
3番  135y パー3
4番  373y パー4
5番  157y パー3
6番  470y パー5
7番  352y パー4
8番  346y パー4
9番  452y パー5

これららのホールでボギーオンするために、1打あたりの距離を出してみると、

1番  116y
2番  103.3y
3番  67.5y
4番  124.3y
5番  78.5y
6番  117.5y
7番  117.3y
8番  115.3y
9番  113y

昨日のブログではパー3をワンオン想定で書きましたが、上記の距離が正しい1打あたりの距離。どのホールも1打あたり120ヤード飛ばすことができれば、グリーンの幅よりも曲げずに飛ばすことができれば、ハーフのショット数は27打になる計算が成り立ちます。逆に言うと、ハーフでショット数が27打以上になっている人(ハーフ50ぐらい叩く人の大半)の場合、1打で120ヤードを飛ばせていません。
では、なぜ45で回れない人は、

1打あたり120ヤード飛ばせないのか?

何年やっても50が切れない人は、ナイスショットとミスショットの差が激しいのです。例えば、ドライバー。ナイスショットすれば250ヤード飛びますが、ミスショットを打つとチョロして50ヤードしか飛ばなかったり、OBや池ポチャしています。結果、ドライバーの平均飛距離が150ヤード以下の可能性が高い。(女性だと100y以下)セカンドもしかり。3Wとか5Wでいい当たりをすれば200ヤードぐらい飛びますが、ミスするとチョロしたり、OBを打ったりしています。結果、3Wや5Wの平均飛距離は120ヤードに達していない。ミスした時に距離を大幅にロスしたり、OBや池ポチャ、林に打ち込んでしまうために、1打あたりの距離が120ヤードを下回ってしまうのです。

では、どうすれば確実に120ヤード前進できるのか?

答えは単純。ミスした時に飛ばない、ミスした時にOBや池ポチャになる可能性があるクラブを絶対に使わないことです。キャディバッグから抜きましょう。具体的に言うとハーフ50以上叩く人の場合、7番アイアン以上は必要ないでしょう。7番はナイスショットしても140~150yぐらいしか飛びませんが、チョロ、OB、池ポチャのリスクを確実に減らせるからです。ティショットに関しては、ドライバーでもいいですが、ドライバーでチョロ、OBが出やすい人ならばユーティリティで打って下さい。ロフト20度前後のユーティリティの方がドライバーよりも大きなミスが出づらいし、確実に1打の平均飛距離が伸びてくるでしょう。

平均飛距離が一番出るクラブでティーショットすると、ゴルフは楽になる

平均飛距離が一番出るクラブでティーショットすると、ゴルフは楽になる。結局ミスして刻んでるより、意図的に刻む方が次につながる

ドライバーで150y前後 (女性だと100y)
セカンドで120y前後  (女性だと80y)

簡単過ぎて拍子抜けするかも知れませんが、これがちゃんとクリアできていればハーフ27打が見えてきます。言い換えると、ハーフに30打以上ショットに費やしている人は、1打あたりの平均飛距離が120yを下回っているのです。そしてミスした時に飛距離が出ないクラブを何度も使っています。

刻んで何が楽しいのか?

なんてことを言うゴルファーが少なからずいます。もちろんゴルフはスコアだけを求めるわけではありません。自由気ままにプレーを楽しむのもゴルフの楽しみのひとつですが、スコアにこだわっているならば、とにかくハーフ45ぐらいで回りたいんだと思うならば、ティショットやセカンドショットで自爆しないこと。ティショットとセカンドショットは3打目のお膳立ての為にあるとくことを強く自覚してクラブを選択し、低姿勢で謙虚に1打1打、ショットに臨んでみて下さい。カッコ悪いと思うかも知れませんが、これがハーフ45ビジョンの極意なんです~。

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カテゴリー クラブセッティング, コースマネジメント、ラウンドにて思う

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