マーク金井blog

2013年06月30日超私的なゴルフ場調査~きみさらずGL(千葉県)後編

今でこそアメリカンスタイルのコースが多いですが、その草分け的なコースといえば今回調査したきみさらずゴルフリンクス(千葉県)。池とバンカー配置、そしてポテトチップよりもうねったグリーン。1番から18番まで、ひとつとして同じホールがありません。超私的なゴルフ場調査の後編はコースインプレッションです。

3番511yパー5

ティからフェアウェイをのぞむ~

ティからフェアウェイをのぞむ~

左ドックのロングホール。左サイドはずっとOBが続くのでフッカーにはプレッシャーが強くかかるホール。セカンドからは軽い打ち上げ。グリーンは奥行き40ヤードの縦長。3段グリーンになっているので、ピンと違う段に乗せてしまうとシビアな距離感が求められる。

4番311yパー4

フェアウェイ左サイドに運べるとセカンドがやさしい~

フェアウェイ左サイドに運べるとセカンドがやさしい~

距離が短く真っ直ぐなミドル。池越えだがこの池はほとんどプレッシャーがかからない。フェアウェイ右サイドのラフに打ち込みむセカンドでグリーン面が見えづらくなる。ピン位置が右奥だと難易度が増してくる。

5番354yパー4

グリーン手前は谷底~

グリーン手前は谷底~

直角右ドッグレッグのミドル。セカンドからグリーンまで右サイドには深い谷底。グリーンは横長で手前は砲台。ティショットはフェアウェイ左サイドをキープしておかないとセカンドが非常に難しい。前後の距離感がシビアなホールなので、ラフに打ち込むと厄介。グリーンオーバーすると急激な下り斜面に向かうアプローチを打つことになる。マーク金井は3打目をグリーンオーバーしてトリプルの7を叩いた。ハンデ1で、アウトの最難関ホール。

6番135yパー3

引っかけると即池ポチャ~

引っかけると即池ポチャ~

2番と折り返すショートホール。左に巨大な池があり、アイアンが引っかかりやすい人にはプレッシャーが強くかかる。池を嫌がって右に打つとポットバンカーが待ち受けている。

7番486yパー5

全長100ヤードのバンカー

全長100ヤードのバンカー

 

直角右ドッグレッグのロングホール。左サイドはグリーンまでずっとOB。右サイドのバンカー越えを狙うと2オンも可能だが、ショートカットしそこねると大トラブルを避けられない。2打目落下地点からフェアウェイ左サイドには100ヤードぐらいある巨大なバンカーが配されている。グリーンのアンジュレーションは強く、ロングパットはジェットコースターのようなラインが残ることも珍しくない。

8番383yパー4

 

グリーン両サイドに外すとアプローチが難しい~

グリーン両サイドに外すとアプローチが難しい~

ゆるやかな右ドッグレッグのミドルホール。ティショット落下地点には巨大な池。左サイドはずっとOBが続く。セカンドは池越えでかるい打ち上げ。グリーン右サイドのチョコレートドロップがセカンドの難易度を高めている。

10番471yパー5

ジェットコースターのようなグリーン~

ジェットコースターのようなグリーン~

ゆるやかな打ち下ろし、ゆるやかな左ドッグレッグのロング。距離的には2オン可能だが、左サイドは崖でなおかつOB。グリーンは極端なぐらい奥行きがなく、オーバーすると急な崖になっている。グリーンは中央が極端に低く、左右が高いユニークな形状。距離は短いが前後の距離感がシビアなホール。花道もないので結果オーライは期待できない難ホール。

12番317yパー4

バンカーだらけ~

バンカーだらけ~

距離は短くフェアウェイは途中でなくなっている。ティから見える左右のバンカーの間がベストポジション。グリーン左サイドはグリーンを取り囲むようなバンカー。どのバンカーもアゴが非常に高いので、入れてしまうとリカバリーショットを打つのが非常に難しい。

14番489yパー5

左サイドはマウンドとバンカーだらけ~

左サイドはマウンドとバンカーだらけ~

ティショットは広々しているがグリーン手前100ヤードぐらいから打ち下ろして左ドッグレッグ。セカンドを左ラフに打ち込むとグリーンを狙いづらくなる。グリーンは奥に向かって下り傾斜というユニークな形状。グリー回りには深くて小さいポットバンカーが待ち受けている。

15番428yパー4

全長200ヤードのバンカー

全長200ヤードのバンカー

真っ直ぐで打ち上げのミドル。フェアウェイ左サイドには全長200ヤードのバンカー。このバンカーに入れてグリーンを狙うのは禁物。ダフるといつまでたってもバンカーから出られなくなる。グリーン回りには珍しくバンカーがひとつもない。

17番136yパー3

グリーン以外は池~

グリーン以外は池~

横長で2段グリーン~

横長で2段グリーン~

米国TPC同様、グリーン回りはずべて池。浮島グリーンに向かって打つ名物ショートホール。グリーン手前にはポットバンカー。風が吹くとグリーンに乗っただけで嬉しくなってしまう難ホールだ。マーク金井は8メートルにワンオンしてバーディ奪取~。

18番335yパー4

フェアウェイ右サイドには巨大なバンカー

フェアウェイ右サイドには巨大なバンカー

 

軽い打ち上げのミドル。フェアウェイ右サイドにはグリーン近くまで続く巨大なバンカー。フェアウェイ左サイドにちゃんと運べると2オンしやすいが、右サイドのバンカーに打ち込むとパーオンが難しい。グリーンオーバーするとグラスバンカーや左下がりの傾斜地からアプローチを打つことになる。グリーンは奥から非常に速い。

モダンなクラブハウス~

モダンなクラブハウス~

コースの総評

ピート・ダイのコースは国内にもいくつかあるが、最初に作っただけあってレイアウトはかなりタフ。距離はそれほど長くはないが、グリーンの形状が独特なので正確な距離感と方向性が求められる。バンカーもアゴが高いので寄せるには高い技術が求められる。乗用カートには詳しいコースガイドが完備されているので初めてでもセルフで問題なくプレーできる。電磁誘導式の乗用カートは動きがスローなのがもったいない。場所によっては歩くぐらいのスピードしか出なかった(笑)

高級接待コースを意識しているだけあってクラブハウスは立派でコースのメンテナンスもしっかりしている。レストランも高級感があって素晴らしいが、ゴルフを純粋に楽しみたい人には豪華過ぎるかも。スルッとゴルフを楽しみたい人向けに早朝スルーとかのプランがあるとゴルファーにもっと喜ばれるゴルフ場になると思う。プレー料金も平日はリーズナブル。セルフだと11000円でプレーできる日もある。GDO等のネットからも予約できる。

PS.自然にハンドファーストに打てるパター、ショートパットがスコンと入るパターが発売間近に迫りました。6月中にご予約いただけますと、マーク金井オリジナルマーカー他、先行予約特典が付きます~。ご予約はお早めに~。

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大好評につき、納期が遅れるかもしれません??とりあえずご予約を


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