マーク金井blog

2013年07月04日スライスライン、フックラインのパットを上手く決めるコツとは!?

ゴルフの週刊誌といえば週刊ゴルフダイジェスト(週刊GD)とパーゴルフ。マーク金井流は週刊GDに「新・買わずにいられない」というのを連載していますが、週刊ゴルフ誌のメイン企画といえば、昔も今もレッスンです。週刊GDの今週号も‥‥

DSCN0529

 

巻頭カラーではトップアマチュアの田村尚之さん(日本アマ最多23回連続出場)が「90切るって、超カンタン!」というのを16ページにもわたって記事がアップされていました。その中でさすがトップアマだと思ったのが、スライスラインのパッティングのライン取りのアドバイス。ちょっと長いですが引用します。

90切りたいならば覚えておいて!

「外すならプロライン」は大ウソです!

よく「外すならプロライン(傾斜の上側)」といわれますが、あれは大ウソだと思います。例えば、スライスラインを考えた時、ボールがカップの左側に止まるような狙い方は、仮にタッチ(距離感)が合ったとしても絶対に入らない。普段からアマチュアサイド(傾斜の下側)に外れるような狙い方をしておくことが大事なんです。

アマチュアの多くは、プロサイドに外すと「狙い過ぎた」とか「ラインを読み過ぎた」と言いますが、入っていないわけですから、狙い過ぎでも読み過ぎでもありません。単純にラインが読めていないだけです。そして、プロサイドに外す回数が増えてくると、もっと悪い病気が出始めるのです。トップアマの田村さんはそれが分かっているから、「外すならプロラインは大ウソ」と言い切っているのです(週刊GD7月16日号より引用

では、プロサイドに外すとどんなデメリットがあるのか?
まずインパクトが緩みやすくなります。プロサイドを外すようなライン
どりをすると、強く打つよりも弱く打った方が(カップギリギリの距離感)曲がりが大きくなるのでカップインの確率が上がるからです。一見、これは正しい選択にも見えますが、インパクトが緩んだり、弱く打つとタッチ(距離感)が悪くなるんです。そして、ますます曲がりを大きく読むことになって、インパクトが緩む感じになるのです。そして、パットがしっかり打てない、弱気な距離感が体に染み込んでしまいます。こうなると、ますますパット下手になるのです。

他方、アマチュアサイドに外すとどんなメリットがあるのか?
こちらは逆に、どんどん強く打ちたくなります。強ければ入るからです。タッチ(距離感)さえ合えば、曲がり少なくなってカップインの確率が高くなる。加えて、インパクトが緩みづらくなる打ち方も体に染みついてくるのです。意外と思うかも知れませんが、アマチュアサイドに外す方がパット上手になれるのです。ちなみにプロでもパットで苦労している人ほど、左右に曲がるラインではプロサイドに外すことが多いのです。

そして、左右に曲がるパットを上手く打つためにはフェースの芯で捕えることも重要なポイント。芯を外してしまうとインパクトの衝撃でヘッドがブレてしまい狙ったラインにボールを打ち出せなくなるからです。マーク金井は芯で捕える感覚を掴むのに、こんな練習をしょっちゅうしています。

DSCN0478

DSCN0479

これは永井延宏プロから教わったドリルですが、棚板の角はボールよりも面積が小さい。パターで打つよりも芯で捕える感覚を養えます。ミート率を上げるには、パターで練習するよりも棚板でボールを転がした方がはるかに努力が報われます。パターマットを持っているならば、こんな棚板で練習して下さい。棚板でスコンスコンとカップインさせる感覚が身につけば、パターに持ち替えた時も芯で捕えやすくなりますし、直進性の良いパットが打てます。

そして、もうひとつお勧めなのがこの練習。例えば、フックラインが苦手ならば、こんな感じでカップの右側3分の1ぐらいをスコアカード等で塞ぎましょう。

DSCN0530

カップの左半分からボールを入れる練習をすれば、ラインを読み過ぎるミスを確実に減らせます。アマサイドからボールを入れようとすれば、プロサイドに外すミスを撲滅できます。

逆もしかりで、スライスラインが苦手ならば、こんな感じでカップの左側3分の1ぐらいをスコアカードを塞いで練習して下さい。

DSCN0531
カップの右半分しかカップインできないと思えば、ラインを読み過ぎるミス、そしてプロサイドに外すミスを確実に減らせるようになるのです。
ストレートラインに比べると左右に曲がるラインは難易度が増しますが、狙い方、カップどこから入れるかにこだわって練習して下さい。これで確実にフックライン、スライスラインが得意になるでしょう。
(▼▼)b

DSCN0482

DSCN0485

PS.ナチュラル ハンドファースト パターは7月5日に入荷予定です。ファーストロットは売り切れが予想されますので、ご予約はお早めに~。←こちらをクリック

アナライズからお知らせ

パターをご予約いただいた方で、ご連絡の取れない方がいらっしゃいます。確認メールが届いていないお客様、至急アナライズまでご連絡下さい

 


カテゴリー パター、パター練習法

コメントは受け付けていません。