マーク金井blog

2013年07月12日マーク金井的な夏ゴルフの暑さ対策法~

今週発売のアルバによると、

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NASA(アメリカ航空宇宙局が、今年の世界平均気温が過去最高になると予測しています。これまで世界最高だった2010年を上回る可能性が高いと、ゴダード宇宙研究所の反戦所長も断言‥‥(アルバ7月25日号引用)

アナライズは地下スタジオなのでひんやりと涼しいですが、神田の地上に出た途端、クラクラめまいするぐらい暑いです。昨日、赤道直下のインドネシアからお客様が来店されましたが、「インドネシアの比じゃない、日本の方がはるかに暑い~」とおっしゃってました。

歩いただけでも熱中症になってしまう時期ですが、ゴルファーは「ゴルフを止めて、プールにでも行くか~」なんてことはまず言いません。どんなに寒くても、どんなに暑くてもゴルフ場にせっせと向います。そこで今回は暑い夏でも涼しくプレーできる方法、熱中症にならない方法を伝授しましょう。

ひとつめはウエアの色。マーク金井は撮影の時もゴルフプレーの時も全身黒づくめ。独特なスタイルを貫いてますが、実は、黒は暑さ対策にもなるんです。街中で日傘を差している女性が多いですが、彼女達の日傘の色を見て下さい。昔は白っぽい傘を差す人が目立ちましたが、最近は黒っぽい傘を差している人がほとんど。黒は暑苦しく見えます。黒は熱や光を吸収しますが、紫外線を遮る効果は高いそうです。見た目は濃い色の方が確かに暑苦しいですが、実際の体感温度は濃い色の方が低いのです。

忍者というより蟻?

忍者というより蟻?

ふたつ目は機能下着の着用。マーク金井は撮影の時もゴルフプレーの時も機能下着を上下必ず着用しています。上は必ず長袖、下はハーフパンツの下にタイツを履くか、もしくはロングソックスに見えるようなレギンスを履きます。スパイダーマンみたいな格好ですが、実はこれも熱中症対策としては理想です。肌をできるだけ露出させないことで日焼けを防げます。加えて、クール素材の機能下着を着た方が案外涼しいのです。見た目は暑苦しく見えますが、素肌をできるだけさらさない方が暑さに負けないのです。

3つめは氷嚢(ひょうのう)。マーク金井は10年以上前に半月板を痛め、その頃、氷嚢でひざを冷やしながらプレーしてました。この氷嚢をリンパ節がある首の後ろ側やひざの裏側に当てることで体温の上昇を抑えることができます。氷嚢を忘れた時は、凍らせたスポーツドリンクやクーリッシュでも代用可能。とにかくカートに乗っている時は首の後ろを冷やす。これだけで体温の上昇を防げるのです。

4つめは帽子。夏場は帽子を被らないでプレーするなんてもっての他。サンバイザーもダメです。帽子は日傘と同じ役割をします。頭をスッポリと覆い隠せるキャップ、もしくは麦わら帽子しましょう。最近は水を含ませて使用するキャップが増えてきました。これは気化熱で頭が少しひんやりします。そしてネッククーラー。マーク金井昨年ホールインワンした時にオリジナルのネッククーラーを作りました。見た目は野暮ったいですがタオルを首に巻くよりも、ネッククーラーの方が気化熱を利用でき、首を冷やせます。最近は冷却剤を入れられるタイプもあり、このタイプは首を冷やせるだけでなく、日焼けも防げます。

ネッククーラー

ネッククーラー

 

5つめはとにかくドリンク。ハーフで500mのスポーツドリンクは2~3本飲んで下さい。喉が渇いてからではなくて喉が渇く前からちょびっとずつ飲みましょう。ペットボトルを凍らせるのもありですが、あれは味がイマイチ。ペットボトルを凍らせた場合、最初は甘く、最後は水っぽい味になります。サーモスとかの魔法瓶系のボトルを1本用意しておいた方が、スポーツドリンクを美味しく飲めます。

ここまで読んでお気づきになった人も多いと思いますが、マーク金井は涼しくプレーすることよりも徹底的に紫外線を遮断しようとしています。色白で日焼けに弱いという体質もありますが、実は、日焼けするよりも日焼けしない方がはるかに疲れないことを知ったからです。女優さんがゴルフする時、日焼けしないように忍者のような格好をしますよね。実は、これが暑さ対策のベスト。暑く時は肌の露出を可能な限り減らした方が熱中症になりづらいし、疲れが翌日に残る度合いも減るのです。

半袖のゴルフウェアを着て日焼け止めを塗るのもありです。ハーフパンツで生足に日焼け止めを塗るのもありですが、見た目に涼しい格好というのは案外、日焼けします。対して、マーク金井的な忍者スタイルは見た目は暑苦しいですが日焼けを確実に減らせます。

たかが日焼け、されど日焼け。

騙されたと思って、一度、忍者スタイルでゴルフしてみて下さい。夜に体が火照らないこと、翌日に疲れが残らないことをきっと体感できるでしょう。

 


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