マーク金井blog

2013年07月20日1メートルのパットを強気に打つために成すべき事とは!?

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昨日は1年ぶりぐらいに女子ツアーの「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」を観戦してきました。ナチュラル・ハンドファーストパターのプロモーションを兼ねての観戦でしたが、驚かされたの女子選手のドライバーの飛距離です。

イーグルポイントゴルフクラブ所属の吉田弓美子。GDOより転載。写真はブログがプロゴルファーにも大人気の内田眞樹カメラマン

イーグルポイントゴルフクラブ所属の吉田弓美子。GDOより転載。写真はブログがプロゴルファーにも大人気の内田眞樹カメラマン ブログはコチラを←Click

かつては女子プロはヘッドスピードが40m/s前後というのが常識でしたが、現在は、それよりもかなりパワーアップしています。ロングヒッターの工藤遥加プロ比嘉真美子プロ、そして森田理香子プロなどは軽く43m/s以上出ていますし、ドライバーの飛距離も正味で250~260ヤード出ています。

かつてマーク金井アニカ・ソレンスタムと1ホールだけ(正確にはティショットだけ)一緒にプレーしたことがありますが、そのソレンスタムを上回る選手が次々と登場しています。男子ツアー同様、女子ツアーにおいてもドライバーの飛距離は年々伸びてきています。

その一方で、優勝争いをする選手と予選通過ラインにとどまる選手の違いが明らかに出るのがショートアイアンの精度とパッティング。ロングヒッターは増えていますが、130ヤード以内のショットになるとレベルの差が歴然と出ます。バーディを重ねて上位に食い込む選手は9番アイアン以下を手にすると、確実に5メートル以内につけてきます。対して上位に食い込めない選手は、ショートアイアンの精度が悪い。乗っただけとか、下手をすると乗らないこともあったりします。飛距離のアドバンテージがあっても、セカンドショットでそのアドバンテージを帳消しにしています。ゴルフは2打目、3打目が非常に大事なことが、今日の観戦で思い知らされました。

そして、プロでもミスした次のホールでは逆のミスが出やすい。例えば、初日のアウト2組目でプレーしていたテレサ・ルー選手。17番のティショットを右の林に打ち込んでボギーを叩き、続く18番ではティショットを引っかけて左の池に打ち込んでしまいボギーを叩きました。捕まらないショットを打った後は、捕まえに行き過ぎて引っかけたことが推測できます。ゴルフはメンタルの要素が強いと言われてますが、同じミスを繰り返したくないと思うと、ツアープロでもこんなミスをしでかすのです。ゴルフはいかに「前のミス」を引きずらないかが大事なことを思い知らされました。

パッティングにおいては、上位に食い込む選手ほどインパクトが緩んでません。特にショートパットはカップ奥の土手に当たるようにしっかり打っています。対して、上位に食い込めない選手ほどインパクトが緩みがちだし、ショートパットも危なっかしい感じになっています。初日、トップに立った表純子プロは「「ショットの調子がいいので、パターが入ればスコアに繋がる」と考え、実際、パットを入れまくっての9バーディー。ノーボギーで63を叩き出しています。彼女に限らずバーディー数を増やせるかどうかは、ショットではなくてパットで決まります。対して、ボギー数を減らすためにはショット力が求められるのです。
では、どうすればアマチュアもショートパットをしっかり打てるようになるのか?

強く打つには強気の距離感、そしてインパクトが緩まないようにすることが求められますが、実はもうひとつの要素があります。それはミート率。ドライバーやアイアンだけでなく、パターにおいても芯を外して打つと転がり(距離)が悪くなり、そして方向性も不安定になるからです。パットの場合、打点位置がトウ側にズレたらインパクトの衝撃でフェースが開いて、ボールは狙いよりも右に転がります。対して、打点位置がヒール側にズレたらインパクトの衝撃でフェースが被って、ボールは狙いよりも左に転がります。慢性的に押し出しや引っかけのミスが出やすい人の場合、インパクト時のフェースの向きの狂っている場合もありますが、実は、打点位置がズレている場合も多いのです。

アナライズではパターフィッティングもやっていますが、引っかけやすいを見ていると8割近くはヒール打点。ヒール打点が原因で、ボールが狙いよりも左に転がってしまっています。
ショートパットをしっかり打つには、大前提としてフェースの芯でボールを捕えることが求められます。そして芯で捕えるスキル(技術)を磨くためには、芯で捕えることができているかどうかフィードバックしながら練習することです。一番いいのはスマホとかでパターのヘッド軌道を録画し、自分はフェースのどの部分に当たりやすいのかをまずチェック。そして、フェースの芯で捕える感覚を養う練習をした方がいいです。

芯で捕える感じをつかむには、こんな練習器具を使うのもお勧めです。タバタの3レールチェッカー

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http://www.amazon.co.jp/Tabata-%E3%82%BF%E3%83%90%E3%82%BF-GV0188-3%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC-GV-0188/dp/B0051L6HB4
これは打点位置をかなり正確にチェックできるスグレモノ。パターマット等で10発続けてカップインさせるる練習するよりも、芯で捕える練習をした方がショートパットの方向性が良くなり、それがひいては強気のパットにもつながるのです~。

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PS.ショートパットのカップインの確率が上がる「ナチュラル ハンドファースト パター」。ファーストロットは即日完売しました。次回は7月下旬に入荷予定です。次回も完売が予想されますので、ご予約はお早めに~。

ナチュラルハンドファーストパター

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