マーク金井blog

2013年09月29日松山英樹に学ぶ ドライバーの飛ばしの極意!!

今週発売の週刊パーゴルフでは、巻頭カラーに松山英樹プロの連続写真が紹介されてました。企画のタイトルは‥‥

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松山英樹
ねじりが生み出す300ヤード!

松山英樹の大きな魅力のひとつは
豪快なドライバーショットだ。
今季、日本ツアーのドライビングディスタンスは15位、
平均294.23ヤード(フジサンケイクラシック終了時点)

週刊パーゴルフ10月8日号より引用)

パーゴルフではドラコン選手の山崎泰宏プロと和田正義プロが、松山英樹プロのスイングを解説されてました。文章量はけっして多くありませんが、非常に読みごたえのある記事でした。

ただ、マーク金井としてはひとつ突っ込みを入れたいところがありました。それは松山英樹のクラブの扱い方。今どきの道具(クラブ、シャフト)を非常に合理的に使い、それが飛びにつながっていることが連続写真でハッキリと確認できました。彼は、体をしっかり使って飛ばしているだけではなく、クラブを効率良く使って飛距離を稼いでいるのです。

では、連続写真のどこをどうチェックすれば良いのか?

ひとつめのポイントはダウンスイングでのヘッドのポジション。パーゴルフでは16コマの連続写真が掲載されていますが、

5コマ目と7コマ目を比較すると‥‥

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シャフトを実に上手く使っています。5コマ目はトップに至る直前、7コマ目はダウンスイングに入った所。どちらもグリップの高さはほぼ同じ所ですが、
ヘッドの位置を比較してみると‥‥7コマ目(ダウンスイング)の時の方が、ヘッドが低い。大体ヘッド3個分ぐらい低くなっています。これはタイガー・ウッズなどと同じです。ダウン前半でヘッドが下がる(低くなる)と、手首のコックが深くなってパワーが蓄積されると言われてますが、同時にシャフトが順しなりの状態(ヘッドが遅れた状態)が強くなり、これまたパワーを蓄積することにつながるのです。

ゴルファーの多くは手首のコック、左腕とシャフトの角度が深いことがパワー蓄積だと思っていますが、実は、手首のコックが保たれていても、ダウン前半でヘッドが下がっていないと、シャフトのしなりは最大限に使えないのです。
ダウン前半でヘッドが下がっていないと(ヘッドが上がると)、その瞬間にシャフトは逆しなりを始めてしまうからです。

このヘッドの下がりについては、ゴルフ雑誌ではあまり解説されることがありませんが、これこそがプロにできてアマチュアにはできない部分。ドライバーが飛ぶのか飛ばないのかを、はっきり見極めるポイントになっているのです。
アマチュアの中には人並み以上に体力があっても、ドライバーが飛ばない、ドライバーを手にしてもヘッドスピードが43m/s未満の人が非常に多いですが、これらの人は例外なくテークバック後半よりも、ダウン前半でヘッドが高い位置を通過しています。シャフトの順しなりがほどけた状態でダウンスイングをしてしまい、そしてインパクトを迎えているのです。

その結果、シャフトのしなりを上手く使えないために一生懸命振ってもヘッドスピードが上がってくれませんし、飛距離も出ません。そして、シャフトの順しなりを正しく作れない人の場合、筋トレとかしてパワーアップすると、ますますダウンスイング前半でヘッドが高い位置を通過するリスクが高まります。理由は単純、パワーアップするほど無駄に力めるようになって、切り返し直後に手首のコックが早くほどけやすくなるからです。

おーっと、撮影の時間になってしまいました。この続きは次回じっくり説明しましょう~。

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PS.ボールをたくさん打ってもスイングは変わりません。ボールの行方や自分のフィーリングが邪魔をするからです。悪い癖を直したい、本気で正しいスイングを会得したいと思うならば‥‥身体の動きをチェックしやすい方法で練習しましょう。マーク金井はゴルフの竪琴を使っているのは、これが一番身の動き、そして正しいハンドアクションを会得できるからです~。

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