マーク金井blog

2013年10月01日2014年からJGAのハンデ算出方法が変わる!?

今月21日に発売されたワッグル11月号では、マーク金井が設計したリンクスSSウエッジEKBウエッジが試打レビューされてました。試打者はクラブフィッターの鹿又芳典さんと、アマチュアの小林巨さん。バンカーが苦手な人向けのSW特集で、評価が高かったのがEKBウエッジ。11本のSWの中でバンカーからの脱出率が最も高く、試打者の小林さんからも‥‥

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EKBウエッジはヘッドが浮き上がるように受けて、
オートマチックにボールを出すことができました。

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バンカーからのホームランに悩んでいる人は写真をクリック!

とコメントをいただきました。マーク金井はこのEKBを作る際、もっとも優先したことはホームランが出ないSWを作ること。ボールの下にヘッドが入り、そして、砂の中に入ったヘッドがV字に抜けていくように作りました。鹿又さんからも、EKBウエッジは打点がバラつく人や、砂を飛ばすのが苦手な人にピッタリと評価をいただきました。

11月号のワッグルにはこのSW特集以外にも様々な記事が紹介されていますが、マーク金井が注目した記事はこれっ!!!!

「スロープレーティング」で
ハンデが
ティグラウンドごとにか変わる!?

日本ではJGA(日本ゴルフ協会)が公式ハンデキャップを定めていますが、
これまではコースレートを基準に算出されていました。パー72のコースどうしでも、コースレートが高いゴルフ場と低いゴルフ場を比較した場合、コースレートが高いゴルフ場の方がハンデ増えてきます。

すごく荒っぽいですが、例えば80で回ったとしましょう。

コースレートが72のゴルフ場で80ならば、ハンデは8
コースレートが70のゴルフ場で80ならば、ハンデは10

となります。正式にはスコアが10枚以上、ストロークコントロールとデファレンシャルに対して定数0.96を掛けた数値がハンデになりますが、概ねではスコアからコースレートを引いて、0.96掛けてのがゴルファーのハンデとなるのです。このため、ホームコースのコースレートが高いゴルフ場のメンバーの場合は総じてハンデが少なくなりやすく、コースレートが低いゴルフの場のメンバーの場合は総じてハンデが多くなります。

例えば、72のスコアを出しても

コースレートが72のゴルフ場ならばハンデ0
コースレートが68のゴルフ場ならばハンデ4

「パーの数≠コースレート」ではありません。コースレートはスクラッチプレーヤー(ハンデ0)のプレーヤーが基準となって、コースの難易度を数値化しています。そして、総じて距離が長いコースほどコースレートが高くなる傾向があります。

対して、スロープレートというのは1980年代にアメリカで考案されたハンデ算出方法。こちらは、算出の基準となるプレーヤーはハンデ20前後です。ボギーペースぐらいでプレーする人がプレーした時の難易度を数値化したものがスロープレートになり、その数値(難易度を示す数値)は‥‥

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となっています。スロープレートが113が標準のコースとなり、113よりも数字が少ないとやさしいコース、113よりも数字が多いコースは難しいコースとなります。加えて、スロープレートはプレーするティによっても変わり、
同じゴルフ場でもティが前に出る(距離が短くなる)とスロープレートの数値が下がり、ティが後ろ(距離が長くなる)とスロープレートの数値が上がってきます。

では、なぜにJGAは来年からスロープレートを採用するのか? 米国では30年前から採用されているスロープレートを、今頃になって採用するのか?

おーっと、締切りの催促が入りました。この続きはまた明日~。

(▼▼)b

アナライズからのお知らせです 1年半にわたってお世話になった アナライズ楽天市場店は10月末を持って閉店致します。今後は11月1日にリニューアルして新しくなったアナライズショップが物販していきます。オープニングに合せてゴルファーをワクワクドキドキするようなアイテムを多数ご用意致します~。

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このステッカー貼ってると、ホールインワン出まっせ~ (▼▼)b

PS.ボールをたくさん打ってもスイングは変わりません。ボールの行方や自分のフィーリングが邪魔をするからです。悪い癖を直したい、本気で正しいスイングを会得したいと思うならば‥‥身体の動きをチェックしやすい方法で練習しましょう。マーク金井はゴルフの竪琴を使っているのは、これが一番身の動き、そして正しいハンドアクションを会得できるからです~。

興味ある方写真をクリック!!


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