マーク金井blog

2013年12月02日超私的なゴルフ場調査~チェリーヒルズGC(兵庫県)後編

マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は兵庫県のチェリーヒルズ信和グループ系列のゴルフ場で、設計は世界を代表するロバート・トレントジョーンズ・ジュニア。三宮駅前から約40分ほど神戸エリアからの地の利が非常に良いのに驚きました。タフなレイアウトで定評のあるコースです。後編はじっくりとコースインプレッションしてきましょう~。

キング3番、471y パー5

左サイドはクリーク~

左サイドはクリーク~

グリーンは超縦長~

グリーンは超縦長~

 

打ち上げの左ドッグレッグのロング。フェアウェイは左に傾斜し、左サイドにはクリークが流れている。グリーンまでずっと左サイドはOB。右サイドには目印となる大きなフェアウェイバンカー。バンカー左サイドに運べるとセカンドが狙いやすい。打ち上げだったのでマーク金井はドライバーでティショット。2打目はPWで刻み、3打目は9番でピン横2メートルに3オン。グリーンは縦長で距離感が非常につかみづらい。距離的には2オン可能だが、セカンドを大胆に刻んだ方が確実にスコアメイクできる。

キング4番、373y パー4

260ヤード先、右サイドには池~

260ヤード先、右サイドには池~

ほぼストレートでフェアウェイが広々しているミドル。260ヤード先の右側にはクリークが流れている。強いアゲンスト風が吹くのでマーク金井はドライバーでティショット。セカンドは右サイドのバンカーを避け左サイドから狙うとパーが取りやすい。PWでグリーン左エッジに運び、2パットでパー。

キング6番、157y パー3

グリーンは横長~

グリーンは横長~

谷越えのショート。グリーンは横長で手前と奥にバンカー。左手前のバンカーはアゴが深くて要注意。ピンがどこにあってもセンター狙いでワンオンを狙っていきたいホール。フォロー風が強いのでマーク金井は8番でティショット。あわやホールインワンという感じで、ピン奥50センチにキャリーするもののフォローで8メートルオーバー。2パットでパー。

キング8番、302y パー4

左サイドはバンカーだらけ~

左サイドはバンカーだらけ~

 

真っ直ぐで軽く打ち下ろすミドル。フェアウェイ両サイドはOB。距離が短いがグリーンに近づくほどフェアウェイが狭くなる。マーク金井は7番アイアンでティショット。グリーン左手前は大きなバンカーが3つ配され、セカンドでは視覚的に右に狙いたくなるホール。フェアウェイのど真ん中に運ぶものの、セカンドをハーフシャンクして右にOB。5オン2パットでトリプルボギーを叩く。トレントジョーンズの罠に嵌ってしまった。

キング9番、381y パー4

ティショットはブラインド~

ティショットはブラインド~

クラブハウスがビューティフル~

クラブハウスがビューティフル~

打ち下ろしで強い左ドッグレッグのミドル。ティからはグリーンはまったく見えない。右サイドのバンカー方向に打つとフェアウェイを広く使え、左サイドOBの上をショートカットするとグリーンにかなり近づける。マーク金井はドライバーで左サイドバンカー狙いでティショット。フェアウェイ中央からAWでピン奥8メートルに2オンしてパーでホールアウト。セカンドからはグリーン奥にクラブハウスを望める美しいホール。

クイーン1番、355y パー4

左サイドはずっとクリーク~

左サイドはずっとクリーク~

強い打ち下ろしのミドル。右サイドは3つバンカー、フェアウェイ左サイドはクリークが流れるトレントジョーンズらしいレイアウト。セカンドは右に巨大なバンカー、左はクリークが待ち受ける。距離は短いが、フェアウェイキープしてもセカンドに強いプレッシャーがかかる難ホール。マーク金井はドライバーでティショット。左からの強いサイドアゲンスト風にあおられ、ボールは右サイドのバンカー横のラフに。残り95ヤードからPWで打ってピン横3メートルに2オン。2パットのパーでホールアウト。

クイーン3番、350y パー4

左サイドはクリーク~

左サイドはクリーク~

ダラダラ打ち上げるミドル。左サイドにクリークが流れ右サイドはバンカー。マーク金井は19度のユーティリティでティショット。グリーン手前は見た目よりも打ち上げが強くてショートしやすい。グリーンも2段なのでセカンドでは正確な距離感が求められる。

クイーン5番、539y パー5

フェアウェイが広い~

フェアウェイが広い~

横2段グリーン~

横2段グリーン~

軽い打ち下ろしのロング。ティショットは左右が広々していてプレッシャーがかからないが、セカンド以降は右サイドに大きな池が待ち受ける。グリーン手前には3つのバンカーが待ち受ける。グリーンは横に2段。3打目はかなり正確な距離感が求められる。マーク金井はドライバー、ユーティリティとつなぎ、残り100yからピン横3メートルに3オン。バーディパットは左カップ淵をかすめてナイスパー。

クイーン6番、303y パー4

左右にバンカー。グリーン手前はクリークが横切る~

左右にバンカー。グリーン手前はクリークが横切る~

距離が短いミドルでグリーン手前にクリークが横切る。フェアウェイの左右にはバンカーが待ち受けているのでフェアウェイキープも容易ではない。ショートホールが2つあるイメージを持って攻めると、パーを取りやすい。マーク金井は19度のユーティリティでティショット。フェアウェイキープからのピン奥5メートルに2オンして2パット。パーでホールアウト。

クイーン8番、107y パー3

奥に付けると、グリーンは強い下り傾斜~

奥に付けると、グリーンは強い下り傾斜~

グリーン手前には大きな池。距離は短いがグリーンは奥行きがなくて横長。おまけに強い受けグリーン。奥に乗せると強い傾斜の下りパットが残り、距離を合せづらい。マーク金井はPWでティショット。ピン奥30センチにキャリーして3メートルにワンオン。触っただけのパットは2メートルオーバー。なんとか返しを入れてパーセーブ。

クイーン9番、493y パー5

名物ホール~

名物ホール~

グリーンは縦長~

グリーンは縦長~

軽く打ち下ろしたロング。チェリーヒルズの名物ホールで、トレントジョーンズらしいレイアウト。フッカーやチーピンに悩む人にとっては左サイドの池が
実に厄介。マーク金井はドライバーでティショットしてフェアウェイキープ。セカンドは7番アイアン。右サイドのバンカーに打ち込むものの、3打目は残り85ヤードからピン奥7メートルに3オン。奥からは下り傾斜が強いが、思ったほどグリーンは速くなくて1.5メートルショート。セカンドパットは右に外れて3パットしてボギーを叩く。

総評

キングは打ち上げ、ドッグレッグが多く、とにかくティショットをいかにフェアウェイキープするかが鍵を握っています。そしてロングは2つで届く感じですが、狙って失敗すると大叩きを避けられません。反面、ショートアイアンで刻むと3打目でピンを狙いやすく、スコアメイクがやさしくなります。クイーンはクリーンと池がアクセントになっているホールが多く、そして左サイドに危険が多いホールが多いです。キングに比べるとレイアウトがオーソドックスでドライバーを振っていけるホールが多い印象を受けました。

どちらもバンカーが多く、おまけにアゴが高い所が多いのでバンカーを避けた方がスコアメイクしやすいでしょう。グリーンはアメリカンスタイルだけあってアンジュレーションが大きいですが、「打ったパットが元の場所に戻る」ほどクレージーな傾斜はありませんでした。開場後、アンフェアに感じる所はコース改造がなされているそうです。

ゴルフは野外でするチェスゲームという言葉通り、チェリーヒルズはゴルフ頭を鍛えるにはまさに理想的なコースでしょう。桜の時期にまたプレーしてみたいと思います~。

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