マーク金井blog

2014年03月28日ゴルフスイングを美しく見せるための超私的な方法論 その1

昨日の世界フィギュア、女子ショートプログラムでは浅田真央選手がトリプルアクセルを見事に決め、完璧な演技で自己ベストを更新し、世界歴代最高得点となる78.66点をたたき出しトップに立ちました。マーク金井は一昨日、男子ショートプログラムを現地(さいたまスーパーアリーナ)で観てきましたが、選手が演技をしている最中は息もできないほど会場は緊張感に包まれます。

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写真はMSN産経ニュースより転載。記事は写真をクリック

そして、素人ながらも演技の完成度の違いというは、かなり見極めることができました。4回転のスピンが4回回っているかは確認できませんが、軸がゆがんでいるとか、着地のタイミングの良否については、自分でジャッジできます。そして、かなり抽象的ですが、スケーティングが滑らかなのかどうか、スケーティングの美しさの違いについてもかなり違いを感じ取れます。世界選手権に出場しているぐらいだから、どの選手もハイレベルなのは紛れもない事実。ですが、ランキングが上な選手ほど、スケーティングが滑らかで、かつスピードがあります。美しさだけでなく力強さもかんじさせてくれます。

ゴルフスイングもしかりで、テレビで観るよりも、実際にトーナメント会場でプロのスイングを観ると、スイングの違い、迫力の違いを肌で感じ取れます。ツアープロだからといって、スイングが美しいは限りません。そして美しいけど力強くないプロもいれば、美しくはないけれど力強いプロもいます。

そこで今日のエントリーはスイングの美しさについてです。

スイングにおける「美」とは一体何かと質問されたら、マーク金井は即座に関節の使い方でジャッジすると答えます。クラブが描く軌道も大事な要素ですが、

クラブの軌道≠身体表現の美しさ

だからです。そして、関節の使い方というのは美しさだけでなく、スイング年齢にも大きな影響を及ぼします。実年齢が若くても年寄り臭いスイングをする人がいますが、こういったゴルファーは例外なく同じような関節の使い方をしています。

では、どんな風に関節を使えばスイングが美しく見え、若々しく見えるのか?

そのヒントになるのが歩き姿です。マーク金井は芝居を観るのが大好きですが、役者さんは若者になったり年寄りになったりします。そして役の上の年齢を観客に伝えるために、誇張した歩き方をします。

年寄りは歩幅を狭くしてトボトボあるきますが、同時に多くの関節が曲がったまま。

対して、若者が歩く時は歩幅が広く、同時に関節がピンと伸びている感じになっています。年齢による姿勢の違いは関節の使い方で調整しているのです。

ゴルフスイングも歩き姿と同じです。

実際の年齢に関係なく、年寄りみたいなスイングしている人の場合、必要以上に関節が曲がっています。例えば、トップの位置だと、

左肘が曲がっている
右肘も深く曲がっている(90度以上)
左手首が甲側に曲がっている
ヒザも左右とも深く折れ曲がっている
股関節がほとんど動いていない

対して、若々しく見えるスイングをしている人の場合、必要以上に関節が曲がっていません。伸びている関節と、曲がっている関節との間でのメリハリがちゃんとあります。トップの位置で、

左肘が伸びた状態で左腕がスッと伸びている
右肘の角度はほぼ90度
左手首がフラットもしくは、本の少し手の平側に曲がっている
右膝はやや伸びた感じ、左ひざも適度に曲がっている
股関節がダイナミックに動いている

トップに限らず、手首やひじ、肩、腰関節がスイング中に曲がり過ぎている人の場合、パワーを効率良く蓄積しづらいと思います。対して、スイングが美しく見える人というのは、関節が必要以上に曲がっていません。曲げるべき関節は適度に曲がり、曲げてはいけない関節はピンと伸びています。

成人の身体には200あまりの骨で構成されていて、関節とはその1本1本のジョイント部分のことです。ゴルフにおいて重要な関節は足首、ヒザ、股関節。肩胛骨、首、腕、手首、指の関節です。

おーっと、今日はゴルフ場で撮影です。この続きは明後日アップします〜。

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カテゴリー スイング、ゴルフ練習法

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