マーク金井blog

2005年09月10日シャフトの調子について

milさんから、「シャフトの調子が分からない」というコメントをいただきました。

調子についての表記はメーカーが自主的に決めることができるスペックですが、シャフトの全体の中で先端よりも手元側のしなりを感じやすいのが「元調子」。逆に、手元よりも先端側のしなりを感じやすいのが「先調子」。ワッグルした時に手元側がクニュッとたわむのが「元調子」で、手元が硬くて先端側の動きが大きいのが「先調子」です。

アイアン用シャフトだと、
男子プロに人気のダイナミックゴールドは「元調子で、宮里藍ちゃんが最近使っているライフルは「先調子」。

ドライバー用シャフトだと
フジクラのスピーダー661は典型的な「先調子」で、グラファイトデザインのPM702Jは典型的な「元調子」になります。

ただし、先調子のシャフトにもややこしいのがあって、例えばグラファイトデザインのW60やW70は手元側のしなりも大きめ。先端側が軟らかいので先調子なのは間違いありませんが、ボクのように切り返しで手元のしなりを感じるタイプは、これらのシャフトは元調子っぽく感じてしまいます。

ちょっと前までスピーダーが打てない人の間では、W60&W70は「打ちやすい」と評判でしたが、これも当然の成り行き。スピーダー系は手元側が硬いシャフトが多く、それと相性が悪い人の場合、手元側が少し緩い(軟らかい)シャフトはタイミングが取りやすいからです。

MIZZさん、

赤マナはM-65やM-75ほど挙動がトリッキーではありません。手元がしなるシャフトに違和感ないのであれば、使いこなるのはそれほど難しくないと思いますよ。

で、前置きが長くなりましたが、ボクはトップが浅めになりやすいタイプなので、手元がしなる「赤マナ」の方が打ち急ぎのミスが出ません。なので、「青マナ」ではなく「赤マナ」をチョイスして使っております。

明日は、ホームコースでのクラチャン予選。
んじゃ。


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