マーク金井blog

2014年06月23日超私的なゴルフ場調査~太平洋クラブ御殿場コース(後編)

超私的なゴルフ場調査~太平洋クラブ御殿場コース(後編)

マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は男子ツアーでもおなじみの太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)。国内ベストコースランキングではつねにトップ10にランクインし、アマチュアが「一度はプレーしたいコース」の代表格です。今回は後編。コースをじっくり紹介していきましょう~。

4番、161y パー3

打ち下ろしで風の計算が難しい~

打ち下ろしで風の計算が難しい~

富士山を背にして打ち下ろすショートホール。手前に池があるので大きめに打ちたくなるが、グリーンは受けているので奥に外すと下りのアプローチが残る。風が吹くと距離感が非常につかみづらい。ティが少し前にあったこともあり、マーク金井は9番アイアンでティショット。力んでグリーン左奥に外すものの、ピン横2メートルに2オン。パーパットはラインを読み切れずカップの左フチをを通過してボギーでホールアウト。

5番、365y パー4

グリーン左奥に富士山~

グリーン左奥に富士山~

 

じわじわと打ち上げるミドル。御殿場コースの中ではフェアウェイがタイトで、なおかつ左サイドには大きなフェアウェイバンカーが配される。マーク金井はミニドライバーでフェアウェイをキープするものの、ボールはターフが削り取られたディボット跡。セカンドはライに負けてザックリ。残り50yからの3打目はピン奥2メートルにピタッと付けるものの、下りのラインをびびってショートして2パット。あっさりボギーを叩く。グリーンはポテトチップのようなうねりがあり、奥からは強い下り傾斜のラインが残る。

6番、512y パー5

5番の折り返しで打ち下ろしで軽く右にドッグレッグしているロングホール。右サイドのバンカーを越えると2オンを狙えるが、反面、左サイドはOBラインが浅い。引っかけ、チーピン球を打つと即死する。グリーン手前には巨木、グリーン右サイドには大きな池が待ち構えている。距離的には短いが、その分だけグリーン周りはシビア。マーク金井はティショットを右のバンカーに打ち込み、そこからユーティリティで脱出。残り130yの3打目は9番アイアン。アゲンストの風を意識し過ぎて強く入り、ピン奥15メートルに3オン。ファーストパットを50センチにつけてパーでホールアウト。

 

8番、377y パー4

バンカーがひとつもないホール~

バンカーがひとつもないホール~

強い左ドッグレッグで打ち上げのミドル。ティからグリーンまでバンカーはひとつもない。ショートカットを狙いたくなるが、引っかけると林がスタイミーになってノーチャンス。右サイドから確実に攻めていきたいホール。マーク金井はティショットを引っかけて左のラフ。2打目はフェアウェイに出すだけ。3打目は残り120y、PWで打って3メートルにつけるもののパーパットはカップをかすめてボギーでホールアウト。ここもグリーンは強い受けグリーン。奥からは触っただけでどこまでも転がりそうなラインが残る。

9番、384y パー4

太平洋9番

左サイドの林は禁物~

クラブハウスに向かって打つ、軽い打ち上げのミドル。池越えだが、これはほとんどプレッシャーにはならない。フェアウェイは広々しているが、左サイドの林に打ち込むと脱出が非常に難しい。セカンドはみためよりも打ち上げでグリーン手前には横長の大きなバンカーが待ち構えている。バンカー同様、グリーンも横長。セカンドはグリーンにきっちりキャリーできるショットを打たないとパーオンできない。ショートするとバンカーショットは目玉になりやすい。アプローチはグリーン右サイドからの方が打ちやすく、寄ワンも狙いやすい。

 

10番、372y パー4

軽い打ち下ろしで真っ直ぐなミドル。天気が良いと左手に富士山を見ながらティショットを打っていける。左サイドにバンカーが配されるがフェアウェイは広く、気持ち良くドライバーを振っていける。セカンドからは軽い打ち下ろし。グリーンは強い受けグリーンで奥に乗せると、ここも強烈な下り傾斜のパットが残る。マーク金井はフェアウェイキープから残り120yをAWで打って、ピン横6mに2オン。ファーストパットを50センチに寄せてパーでホールアウト。

 

14番、367y パー4

池はグリーンぎりぎりまで食い込んでいる~

池はグリーンぎりぎりまで食い込んでいる~

真っ直ぐなミドルだがフェアウェイの両サイドにはバンカー。グリーン手前には大きな池が配されている。ティショットをフェアウェイキープしても油断できない。グリーン手前の池が気になって大きめに打つと、強い下り傾斜のパットが残るから。グリーンは縦長なので左右に外すとアプローチが非常に難しい。マーク金井はティショットをフェアウェイキープするものの、残り130yのセカンドを少しダフって池ポチャ。池の手前から4打目の打って2パットでホールアウト。ダボを叩く。ちなみに石川遼クンはこのホールを苦手にしていて、トーナメントではダボを良く叩くらしい。

 

15番、354y パー4

太平洋15番

 

距離は短いが戦略的なミドル。ドライバーでティショットを打つと下り傾斜にボールが止まりやすい。右サイドのフェアウェイバンカー付近にボールを止めるとセカンドが打ちやすい。グリーンは左側が谷のように凹んでいて、左に打つとボールはグリーン外までこぼれ落ちる。ここも強い受けグリーンで奥に乗せると下りの速いラインが残る。ティショットをUTで打ってフェアウェイキープして、残り130yをPWで打ちピン奥8メートルに2オン。速さを読み切れず、ファーストパットを3メートルオーバーして返しを外し、3パットしてボギーを叩く。

 

17番、170y パー3

グリーンは砲台~

グリーンは砲台~

 

御殿場を象徴するショートホール。下りで池越え、天気が良いと池に富士山が映し出される風光明媚なホール。風の計算が読みづらいのでワンオンが難しい。グリーンは軽い砲台形状なので左右に外すとアプローチが非常に難しい。マーク金井は7番でティショットしてピン奥10メートルにワンオン。1メートルに寄せるものの、セカンドパットがカップのフチでクルッと回ってカップインならず。3パットしてボギーを叩く。

 

18番、481y パー5

池を嫌がって左に外すとアプローチが難しい~

池を嫌がって左に外すとアプローチが難しい~

 

左ドッグレッグのロング。左サイドのバンカーを越えると2オンを狙える。ただし、グリーン手前左サイドには巨大な池。そして、グリーン左サイドにはバンカーが待ち構えている。グリーンは2段でピンが奥にあると正確な距離感が求められる。マーク金井はセカンドをPWで刻み、3打目は残り110y。ピンは2段グリーンの上の段。AWで上手打ってピン横3.5mに付けるものの、バーディパットがカップのフチに止まり、2パットのパーでホールアウト。

総評

太平洋アウト

太平洋イン

御殿場はトーナメントコースの割にはフェアウェイが広々としているホールが多く、ティショットでプレッシャーがかかるホールが少なめです。バンカーも要所要所に配されていいますが、「何だこれっ!!」と嘆きたくようなアゴが高いバンカーもありません。池の配置も絶妙ですが、アメリカンスタイルのコースと比較すると、それほどシビアでありません。トーナメントコースらしさを感じるのはグリーンの硬さ。通常のプレー日でもコンパクション21はかなり硬く、100yぐらいからウエッジでフルショットしてもグリーンにボールマークがほとんどつきません。グリーン面が濃い緑なので、見た目は軟らかそうですが実際はかなり硬いグリーン。アイアンでフルショットしてもボールが止まりづらいですし、アプローチも普段よりも球足が伸びます。このグリーンに対してセカンドの距離感、アプローチの距離感が合うか合わないかでスコアがかなり変わるでしょう。

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