マーク金井blog

2005年10月08日ひざ立ち打ちのススメ!!

いきなりですが、こんな練習やったことがありますか?

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ボクは、学生時代(30年ぐらい前)、プロから「これができんとシングルになれんぞ!!」なんて言われました。昔のプロですから、理由なんか教えてくれません。手本は見せてくれますが、後は自分で考えろ、と。とにかくこれで打てと言われました。当時は「ほんまかいな~」と思ってましたけど、今ボクは、シングルをめざしているゴルフ仲間には、必ずと言っていいほど、「これ打てる?」ってやってます。

これをやると何が分かるのかというと‥‥

ダウンでシャフトに強い負荷をかけてしまう人、いわゆるシャフトが寝てしまう人はボールにヘッドが届きません。素振りもせずにいきなり打ったら、十中八九は手前30センチ以上をダフってしまいます。こんな感じで‥‥

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上の写真のグリップエンドの向きを見て下さい。ボールのはるか上側を指していますよね。こうなるほど、ダウンでヘッドが下がり(プレーンの下に回り込み)、ヘッドは自分が思ったよりも下を通過し、「何でやねん」というぐらいかなり手前をダフることに。チーピンやフックに悩まされている人ならば、ダフった反動でヘッドが跳ねて空振りすることも珍しくありません。

ひざに負担がかかるし、練習場だと「変なやっちゃな~」と冷たい視線を浴びせられるかも知れませんが、これをやると普通に打った時では分かりづらい、シャフト(クラブ)の軌道が正確にチェックできます。

ひざ立ちは「ちょっと勘弁」という人には、こんなドリルもおすすめ。

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やり方は簡単。ドライバーの高さにティアップしたボールをショートアイアンで打つだけ。ヘッドを浮かせてアドレスしたらフルショット。ダウンでシャフトが寝てしまうと、ヘッドが思ったよりも下を通過し、ボールではなくティを叩いちゃいます。フックや引っかけに悩まされていて、これでティを叩きやすい人は、シャフトにかなり強い負荷をかけていると思って間違いありません。この場合、長めの重心距離(かつ、重心アングルが大き過ぎない)のクラブを使った方が、ヘッドの挙動が安定し、左へのミスを減らせます。

意味が分かりづらいところがあったらコメント下さい。できるだけ迅速にカキコしまっす。

んじゃ


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