マーク金井blog

2014年07月10日ドライバーで風に負けない球を打つコツとは!?

大型の台風8号が九州から本州にかけて上陸しつつあり、関東エリアも天気がかなり怪しくなってきました。マーク金井が主催するMMTツアー、アマチュア予選会が明日11日に予定されてましたが、当日は天候悪化が予想されるので延期を決定しました。予選会の振替日は24日(木曜日)で、場所は同じく赤羽ゴルフ倶楽部です。

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さて台風とまではいかないですが、ゴルフにつきもののなのが風。今週は全英女子オープン、来週は全英オープンが開催されますが、英国のリンクスには風がつきもの。マーク金井は本場のリンクスで10ラウンド以上プレーしましたが、無風はめったにありません。大抵はビュービュー風が吹き、フォローではとんでもなくボールが飛び、アゲンストでは泣きたくなるぐらいボールが飛びません。横風が吹くと、50ヤードぐらい左右に持っていかれることもあります。ゴルフ発祥の地と言われるセントアンドリュースをプレーした時には強風が吹き、

フォロ-では7番アイアンで220yも飛んでしまい
アゲンストではドライバーで150yしか飛びませんでした(笑)

これを経験してからというもの、風に対する考え方が変わりました。本当に強い風が吹くと、風に負けない球は打てない。風の中ではとにかくおとなしくプレーするのが最善なことを学びました。そして、風と上手く折り合いを付けるには、スピン量をコントロールする技術が必要なこと。アゲンスト風ではとにかくボールをゆっくり打ち出し、スピン量を減らすことが大事。スピン量を減らせば、それだけ風の抵抗が減って飛距離ロスを軽減できるからです。来週の全英オープンでは、急遽出場が決まった石川遼を始め、松山英樹、宮里優作、小田孔明、岩田寛、近藤共弘、小林正則、塚田好宣の8選手が出場しますが、優勝争いに加わるには、飛距離や方向性もさることながら、強風下でのスピンコントロール技術が求められるでしょう。

そこで、今回のエントリーはドライバーで風に負けない球を打つコツについて。

風に強い球というと、低い弾道をイメージする人が多いと思います。高いよりも低い方が何となく風の影響を受けづらい感じがするからです。たしかに、地を這うようなボールは空高く上がったボールよりも風の影響を受けづらいと思いますが、球の高さとスピン量は直接関係ありません。低くてスピン量が多い球もあれば、高くてスピン量が少ない球もあるからです。

そして、ドライバーに関して言うと、球の高さとスピン量は‥‥

打ち出しが低いほどスピン量が多くなりやすく
打ち出しが高いほどスピン量が少なくなりやすい

意外と思うかも知れませんが、ゴルフクラブは構造上、打ち出し角を低くしてスピン量を減らすのが難しいのです。何故かというと縦のギア効果が打ち出し角とスピン量に影響を強く与えるからです。

例えば、ドライバーの場合、フェース中央にスイートスポット(芯)があったとしましょう。この場合、打点位置がフェースの下半分になっていると、インパクトの衝撃でフェースが下を向く方向に回転します。結果、ロフトが減る分だけ打ち出し角は低くなり、スピン量が増えます。フェースの下側に当たるとクラブとボールはギアのようにかみ合い、インパクトの衝撃でヘッドはロフトが減る方向に回転します。結果、インパクトロフトが減り、打ち出し角が低くなります。そして、ボールにはバックスピンが増える力が強くかかるからです。

言い換えると、フェースの下側でボールを捕らえると風に強い球は打てません。アゲンスト風でスピンが多くなる球を打ってしまうと、風の抵抗をモロに受け、吹け上がる弾道になってしまいます。

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対して、打点位置がフェースの上半分になっていると、インパクトの衝撃でフェースは上を向く方向に回転します。結果、ロフトが増える分だけ打ち出し角は高くなり、スピン量が減ります。フェースの上側に当たるとクラブとボールはギアのようにかみ合い、インパクトの衝撃でヘッドはロフトが増える方向に回転します。結果、インパクトロフトが増え、打ち出し角が高くなります。そして、ボールにはオーバースピンがかかる力が発生しやすい分だけ、バックスピンが減りやすくなります。

 

そうです、天ぷらのミスにならない程度でフェースの上側でボールを捕らえるとスピン量が減って、風に強い球が打てるのです。

 

風に強い球を打ちたくなると、上かから押さえ込んで低い球を打ちたくなりますが、上から押さえ込んでも打点位置がフェース下側だとスピン量が増えてしまいます。打ち込んでも吹き上がる弾道になり、風の影響を強く受けて飛距離ロスします。風に強い球を打てるかどうかというのは、打点位置次第。天ぷらにならない程度にフェースの上側で打つと、野球のフォークボールのような弾道、サッカーの無回転シュートのようなスピンが減った弾道になって風に強い球が打てるようになるのです。

風に強い球を打つのにはパワーは必要ありません。フェースの上側で捕らえる技術があれば、アゲンストの風が吹いても飛距離ロスを最小限に止められます~。

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2014年07月09日コンパクトなトップを作るための極意とは!?

昨日はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」の公開生放送日。ゲストはピンゴルフジャパン広報の山口尚子さん。一昨日(7月7日)に記者発表された新製品、ピンG30シリーズのドライバーとアイアンを持参していただき、クラブについて色々お話を伺いました。

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ピンゴルフジャパンの山口さん業界では、赤羽の米倉涼子と呼ばれている

G30ドライバーはヘッド体積460CCとルール最大級ながらも、今回は空力特性をアップさせたことが最大の特徴としてアピールされています。クラウンのフェース側に6本のフィン(タービュレーター)を取り付けることで空気の流れが良くなり、結果的にヘッドスピードを上げる効果が期待できるとのこと。米ツアーで戦うB.ワトソンはG30を使うことで更に飛距離が伸び、先週米ツアーを制したA.カブレラはいきなりG30を使っていました。マーク金井は神田のスタジオでじっくり試打しましたが、進化を感じたのはフェース。インパクト音が心地良い金属音になり、フェースの弾き感もアップしています。発売は9月上旬ですが、発売が今から待ち遠しいドライバーです。

G30はドライバーだけでなくFW、UT、そしてアイアンもラインアップしています。アイアンも飛距離を優先した設計になっており、前作(G25)と比べるとロフトが立っています。G25のロフトは5番で26度でしたが、G30では5番で24度。2度もロフトが変われば、5~7ヤードぐらい飛距離が違ってきます。もちろんピンのことですから、従来モデル同様、G30も歴代モデルを継承している部分があります。

ひとつはバンス角が大きいこと。

7番アイアンでバンス角が8度
8番アイアンでバンス角が9度
9番アイアンでバンス角が11度

バンス角を大きめに付けることでダフりのミスに強くなっています。そして、ピンと言えばライ角。従来モデル同様、このG30でもライ角のバリエーションは12種類もあり、これはクラブメーカーで唯一実施していることです。アイアンの性能をフルに引き出すには適正ライ角のアイアンを使うことですが、昔も今もピンが一番ライ角のバリエーションが多いです。

日本ではピンと契約しているのは、男子ツアーでは塚田好宣プロ。来週からは3度目の全英オープンに出場しますが、ドライバーはもちろん最新モデルのG30。アイアンは風対策を考えて、ブレードタイプのS55を使うそうです(一昨日の記者発表の場でコメント)。

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塚田プロと語る!話している内容はMMTのことだったりしますw

さて、その塚田プロですが持ち球はドロー。トップはシャットフェースで重心距離が長いピンのドライバーと相性が良いスイングをしていますが、トップはコンパクト。ロングヒッターですが、腹八分なトップです。そして今週発売のゴルフ雑誌「アルバ」では、腹八分なトップの作り方をレッスンされています。

塚田プロは‥‥

「テークバックやトップで左手首が甲側に折れるとオーバースイングやシャフトクロスになります」と解説してますが、まったくその通り。左手首が甲側に折れると、グリップが緩み、関節も緩んでどこまでクラブが上がっていきます。加えて、左手首が甲側に折れてしまうと、それに連動してフェースが開き、オープンフェースなトップになります。オープンフェースだと、いくらG30のドライバーがやさしいと言っても性能をフルに引き出すことはできません。G30のように慣性モーメントが大きいヘッドは重心距離が長く、オープンフェースだとフェースをスクエアに戻しづらくなるからです。

腹八分のトップを作るためには、「アドレスで左手首の角度をキープすること」を塚田プロはアドバイスしています。でも、本当に腹八分のトップを作りたいならば、左手首というのは少し手の平側に折れ曲がっているぐらいでちょうどいいいです。実際、塚田プロのトップを見ても、左手首はフラットな状態から少し手の平側に曲がっています。そして、フェースは空を向いたシャットフェース。まさに重心距離が長いピンのドライバーと相性が良いスイングをしています。

テークバック、そしてトップで左手首を甲側に折らない(手の平側に少し曲げる)コツは、左前腕の使い方にあります。テークバックを開始したら、左前腕を反時計回りにねじりながらテークバックして下さい。左前腕を反時計回りにねじると、それに連動してフェース面は閉じていきますが、それでOKです。そして、試していただくと分かりますが、左前腕を反時計回りにねじると関節が緩みません。身体の硬い人はもとより、身体が軟らかい人でもトップはコンパクトになってきます。

ピンのG30に限らず、慣性モーメントの大きさをアピールしているドライバーはほぼ例外なく重心距離が40ミリ以上と長くなっています。このタイプのドライバーを使いこなすには、性能を100%引き出すためにはトップで左手首を甲側に折らないことが求められることを、ぜひぜひ覚えておいて下さい~。

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2014年07月07日スコアアップを実現する最強クラブセッティングとは!?

先週は国内で男女ツアーが開催され、男子の長嶋茂雄インビテーショナル・セガサミーカップ(北海道、ザ・ノースカントリーGC)では終盤まで勝負がもつれ込み、プレーオフに突入。プレーオフ3ホール目に石川遼選手が小田孔明を下して、国内ツアー11勝目を挙げました。女子の日医工女子オープン(富山県、八尾CC)では、今年から日本ツアー初参戦を果たしたジョン・ヨンジュ(韓国)が、7バーディノーボギーの「65」をマークして逆転し、ツアー参戦から12試合目で初優勝を飾りました。横峯さくら選手も最終日にスコアを6つ伸ばし、2打差の単独2位に入りました。そして、昨日のマーク金井といえば、MMTツアーが開催される赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮ハーフをプレーしてきました。クラブの本数はもちろん9本。手引きカートではなく、担ぎのセルフプレーです。

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写真はGDOより転載。記事は写真をクリック 撮影は久々復帰の内田眞樹カメラマン

さて、今日のエントリーもクラブセッティングについてです。前回のブログではクラブの本数について書きましたが、今回はスコアアップできる具体的なセッティングについて書きたいと思います。

サッカーのピッチ同様、ゴルフコースにもバイタルエリアがあります。バイタルエリアとは得点になりやすい活動が起こる地帯のことですが、ゴルフのバイタルエリアとはスコアに直結しやすい地帯のことです。プレーヤーの力量によっても異なりますが、

マーク金井の場合のバイタルエリアは、ピンから130y以内!!!!

130y以内にボールが入ったら、確実に3打以内で上がるようなプレーを心がけています。もちろん、状況によっては2打以内も狙います。言い換えると、130y以内ではミスが出づらいクラブ、スコアが出る(距離感を合わせやすい)クラブを入れてます。

具体的に言うと

・9番アイアン
・PW
・AW(U)
・SW
・LW(コースによっては入れない)
・パター

普段8~9本でプレーしているのに、130y以内のクラブは5~6本も入れています。対してバイタルエリア外で使うクラブはというと、

・ドライバー
・ユーティリティ
・5番アイアン
・7番アイアン

の4本だけ。14本入れる時は、6番アイアン、8番アイアン、3Wや5W、ユーティリティを入れたりもしますが、ほとどんのラウンドでは9本で事足ります。ゴルフコースのバイタルエリア外では、とりあえず前にボールが進めばいいと思っているので、いろんなクラブを使うよりも使うクラブを決めた方が楽だし、ミスも出づらいからです。サッカーに例えるならば、ゴルフの場合、バイタルエリア以外はディフェンスエリア。バイタルエリアに近づけるための距離は求められますが、シュートを打つほどの精度は求めれらません。ある程度距離が出れば厳密な方向性は求められませんし、厳密な距離感も求められないからです。とりあえず距離が出てフェアウェイをキープ、グリーンにそこそこ近づけさえできればOKです。

スコアメイクのためのクラブセッティングの極意は

ディフェンスエリア(ティショット、ロングの2打目。残り130y以上のグリーンを狙うショット)では確実に前進できるクラブを入れておくこと。

ディフェンスエリアでいくらナイスショットを打ってもスコアに直結しません。200yからベタピンついたりすることもありますが、これは想定外のナイスショット(笑)。ディフェンスエリアで必要なことは、いかに確実にロングパスを決められるかということ。ボールをグリーン方向に確実に近づけるかが求められます。ディフェンスエリアで絶対やってはいけないのは横パスとかバックパスです。ゴルフの横パスとは左右に大きく曲げて林や池に打ち込んでしまうこと。ゴルフのバックパスはOBです。

例えば、ドライバーでチョロやOBが多いならば、ドライバーは抜きましょう。ミニドライバーや3Wでもいいし、ユーティリティでティショットすればいいんです。ディフェンスエリアのセカンドショットで大事なことは、確実に前進できるクラブを使うこと。7番アイアンでもいいし、ユーティリティでも構いません。100切り、90切りを目指すならば確実に150y打てるクラブさえあれば大丈夫。70台を目指すならば180y打てるクラブが1本あれば、ディフェンスエリアでのパスミスを減らせ、それがスコア浪費を減らすことにつながります。

マーク金井の場合、かつては2打目で230y以上飛ぶクラブをバッグに入れてましたが、今は入れてません。特に9本プレーの時は、200y以上飛ぶクラブはバッグから入れないようにしています。2打目で230y飛ぶクラブは失敗した時に大怪我する確率が高くなるからです。そして、なにより普通にプレーする場合、2打目で200yも飛べば十分スコアメイクできるからです。

 

次にバイタルエリアでのクラブ選びで大事なのは方向性と距離感がちゃんと出るクラブをバッグに入れておくこと。最近、飛ぶアイアンが増えてきましたが、バイタルエリアにおいて大事なことは、飛距離よりも距離感。例えば、130y打ちたいのに140yも飛んでしまうクラブというのは、サッカーに例えるならば枠を捕らえてないシュートを打つようなもの。グリーンを狙うショットにおいては、自分のイメージした距離が打てるクラブがやさしいクラブです。具体的に言うと、

130y、115y、100y、85y

 

この距離をフルショットで狙えるクラブがバッグに入っていると、枠を捕らえるシュートが打ちやすくなります。

130yは9番
115yはPW
100yはAW
85yはSW

でフルショットできる距離。だから、下の番手の本数が多くなるのです。もちろん、これはあくまで目安です。バイタルエリアが100y以内ならば、まずは100yが打ちやすいクラブをバッグに入れて下さい。距離に合わせてスイングを変えるのではなく、普通にスイングした時に100yが打てるクラブを入れるのです。

サッカー同様、ゴルフもバイタルエリアでいかに枠を捕らえるシュート(ショット)を打てるかでスコアは決まります。マーク金井は打感よりもやさしいアイアンを好んで使うのは、その方が枠を捕らえる確率が高くなるから。そして、アイアンはライ角調整をしてから使うのは、その方が枠を捕らえる確率が高くなるからです~。

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2014年07月06日明日のゴルフからスコアが確実に良くなるクラブセッティングとは!?

今週は国内で男女ツアーが開催され、男子の長嶋茂雄インビテーショナル・セガサミーでは3日目を終え、8アンダーで小田孔明選手がトーナメントリーダー。米ツアー参戦中の石川遼選手は2打差で単独3位、松山英樹選手は8打差の23位につけています。女子の日医工レディスでは2日目を終え、12アンダーで若林舞衣子選手がトーナメントリーダー。横峯さくら選手は3打差で3位につけています。このブログがアップされる頃には男女ともハーフターンしたぐらいで、勝負の行方が大いに気になるところです。

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写真はGDOより転載、記事は↑写真をクリック。撮影は久々祝ツアー復活内田眞樹カメラマン!

そしてトーナメントと言えば、いよいよ今週金曜日にMMTツアーのアマチュア予選会が開かれます。MMTツアーはプロとアマチュアが同じ舞台で戦う世界で一番小さい試合で、競技は9ホール。9ホールだけのスコアでプロとアマチュアが真剣勝負します。ですので、アマチュア予選会も9ホール。場所は赤羽ゴルフ倶楽部(東京都、北区)。本大会同様、赤羽のインコースにアマチュア40名が出場し、上位10名が予選通過となって本大会に出場する権利を得ます。

MMTは9ホールが目玉になっていますが、じつはもうひとつ目玉があって、クラブの使用本数が限られてます。通常のゴルフルールでは14本以内までと定められていますが、
MMTでは、

・アマチュアは9本以内
・プロは6本以内

とルールで定めています。使用できるクラブを減らした理由は2つあって、ひとつは本数が少ない方がプレー時間が短縮できるから。もうひとつは本数が少ない方が、プレーヤーの技術を競えるからです。今回、ギャラリーはコース内に入れません。荒川土手からの観戦になりますが、プロの場合、使えるクラブは6本だけ。1本のクラブで2通り、3通りの使い方をすることになるので、普段のプレーではなかなか見られないプロならではの技術、コース攻略が披露されるでしょう。クラブは少なければ少ないほど技術の差がハッキリ出ます。

それだけではありません。使える本数が少ない試合を開催することで、ゴルフはもっと手軽になるとマーク金井は思っています。クラブの本数が14本というのは当たり前になっていますが、これからゴルフをする人、若年層がゴルフをしようとした時、14本というのはいかんせん多すぎます。他のスポーツでこんなに道具を使う競技はありません。テンスやバトミントン、そして卓球のラケットは1本あれば事足ります。野球のバット、ボウリングのボールもひとつあれば競技を楽しめます。極端な話、クラブが3本になれば、それだけでゴルフは取っつきやすくなりますし、気軽感、手軽感が出ます。そしてクラブの本数が少なければ電車でゴルフに行きやすくなる。クラブメーカーさんには怒られそうですが、ゴルフの裾野を広げるにはいいことずくめです。そして、プロが6本で戦うトーナメントがあれば、クラブが少ないことに対して変なコンプレックスも生まれません。本数が少ない方がスマートとだと認知されます。

加えて本数が少ない方が、アマチュアの多くは確実にスコアアップ出来ます。週刊ゴルフダイジェストでコラムニストの木村和久さんが、「80台で回るためにこんなことやってます。」という連載をやっていますが、クラブの本数を9本くらいに減らすだけで、80台のスコアは非常に出しやすくなるのです。

なぜクラブを減らすと、スコアアップできるのか?

サッカーでも11人よりも10人の方が守りやすく攻めやすいそうですが、ゴルフも本数が減った良いのは、ミスショットが出るクラブを持ち歩かなくてすむからです(笑)例えば、マーク金井が赤羽でプレーする時は、こんなセッティングです。

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・ドライバー
・ユーティリティ(19度)
・5番アイアン
・7番アイアン
・9番アイアン
・PW
・SW
・パター

クラブは普段8本です。今週のMMT予選ではこれにAW(U)を追加して9本にします。先週、MMTの練習ラウンドを赤羽で行いましたが、多くのプレーヤーはマーク金井と同じようなセッティングをしています。具体的に言うと、3Wのように2打目で距離が出るクラブやロングアイアンを入れているプレーヤーはほとんどいません。そして120y以内のクラブを多めに入れている人が目立ちます。理由は単純。飛ばすクラブはスコアメイクに直結せず、飛ばさないクラブはスコアメイクに直結するからです。

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意外と思うかも知れませんが、アマチュアの場合、プレー時間とスコアは比例します。

「走らない」で速くプレーするコツは、ボールを大きく曲げないことと、確実に飛距離を稼げるクラブを使うことです。100が切れない人の場合、確実に前進できるクラブは7番アイアンぐらいでしょう。ならば、アイアンは7番から下だけで十分です。そしてドライバーと7番アイアンの間にユーティリティ(ロフト20~23度)から5Wか7Wを1本入れて下さい。ライが少しでも悪ければ7番アイアン、ライが良くて前が開けていればユーティリティか5W(7W)でとりあえずグリーンに近づける。乱暴な言い方かも知れませんが、とにかく2打で確実にグリーン方向にボールを打っていけば、パー4ならばボギーオンの確率がグン上がります。80台を出すのに必要なのは目の覚めるようなナイスショットは必要ありません。打たなくていいミスショットを減らし、ボギーオンが100%に近づけば、確実に90を切れるようになるのです。

ゴルフはクラブを14本使ってプレーするゲームではありません。
ゴルフはクラブを14本以内にしてプレーするゲームなんです~。

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2014年07月04日超私的なゴルフ場調査~赤羽ゴルフ倶楽部インコース(後編)

今度の日曜日! 7月6日 

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マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は第1回MMTツアーが開催される赤羽ゴルフ倶楽部のインコース(東京都、北区)。荒川沿いの河川敷コースですが、英国のリンクスのような風情があり、メイングリーンであるAグリーンはポテトチップのような起伏があって、スリリングなパットが楽しめます。今回は後編。12番ホールからコースをじっくり紹介していきましょう~。

12番、462y パー5

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写真 2

左ドッグレッグのロング。ティグランドに上がると左サイドが極端に狭くなっていて、マスターズ開催コース、オーガスタナショナルの13番にちょっと雰囲気が似ている。右サイドに池があり、ティショットはドライバーでショートカットを狙うか、アイアンで刻むかの選択がせまられる。安全策ならば180yぐらいでフェアウェイ中央狙い。ドライバーの場合、曲がり角すれすれを狙う。ショートカットが成功すれば残りは170~200yとなり2オンを狙える。セカンドからグリーンまでは真っ直ぐだが、左サイドはOB、右サイドにはクリークが流れている。バンカーはひとつもない。Aグリーンは大きなマウンドが2つあり、ロングパットを残すとスネークラインのパットが必ず残る。グリーン奥に外すと砲台になっているので寄でが難しい。ここも手前から攻めた方がスコアメイクしやすい。

13番、302y パー4

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荒川に向かって打つ真っ直ぐなミドル。距離は短いが、左サイドはOB、ワンペナ、右サイドには池。そして右サイドのAグリーンの手前には大きなバンカー。フォロー風が吹いていることが多く、ドライバーで打つとグリーン手前バンカーに入ってしまいやすい。このホールは200~220y付近がもっともフェアウェイが幅広。グリーンは砲台で手前からはボールが止まりづらい。セカンドはバンカー越えでフォロー風になるのでオーバーのミスが出やすいが、奥に外すと砲台なのでアプローチが非常に難しい。距離は短いがセカンドではかなり正確な距離感が求められる。Aグリーンの中では、ここはグリーンの起伏は少なめ。

14番、370y パー4

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荒川に沿った真っ直ぐなミドル。左サイドは荒川でOBゾーンがずっと続く。右サイドにはクリークが流れている。風は右から左に吹くことが多く、フッカーにはティショットでプレッシャーがかかる。セカンドもアゲンストの風が吹くことが多いのでショートしやすい。グリーン手前にはグラスバンカーがあるが、このホールにはバンカーはひとつもない。Aグリーンはお椀を伏せた形状で、なおかつ真ん中が凹み、手前と奥が小高くなっている。ロングパットを残すと、ここもスネークラインが残りライン取りが非常に難しい。グリーン右手前からは寄せやすく、逆に、左奥に外す寄せづらい。インでもっともハンデキャップが少ないホールだけあって、ホールアウトするまで気が抜けないホール。

15番、307y パー4

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14番と折り返すミドル。ティからグリーンまでは滑走路のように真っ直ぐ。左右に池とクリークがあるので、正確な方向性を求められる。フォロー風が吹けばロングヒッターはグリーンのすぐそばまで運べる。左から右に風が吹くことが多いので、スライサーは右のクリークに注意が必要だ。Aグリーンはそれほど傾斜が強くないが、手前からのパットは見た目よりもボールが左に切れる(曲がる)。1メートルの距離でもインパクトが緩むとカップの手前で左に外れてしまう。Aグリーンの中では起伏は少なめだが、見た目と実際の転がりが一致しずらいので3パットが出やすいホールである。

16番、345y パー4

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15番と折り返すミドル。フェアウェイはかなり広いが左右にクリーンが配され、加えてグリーン手前にクリークが横切っている。ティショットで280y以上飛ぶとクリークに届いてしまう。右から左へのアゲンストの風が吹くことが多いので、ティショットはドローよりもフェードを打ちたくなる。セカンドはクリーク越え。グリーンは縦長で砲台。グリーンは左から右手前に傾斜しているので、右手前にキャリーするとコロコロ転がって、砲台グリーンの下まで落ちる。ここもグリーンのアンジュレーションは強くなく、ロングパットもそれほどラインが複雑にならない。このホールもティからグリーンまでバンカーはひとつもない。

17番、120y パー3

写真 1 (5)

写真 2 (3)

池越えのショート。フォロー風が吹くことが多いのでオーバーしやすい。グリーンは縦長で、2段グリーンみたいな感じの起伏がある。強い受けグリーンなので右からパットを打つとイメージよりも左に大きく切れる。左から打つと見た目よりもスライス傾斜が強い。ピンが奥で手前に乗せると、強い上り傾斜のパットが残る。打ち過ぎたと思ったぐらい強く打って、距離がぴったり合ってくる。下りのパットも思ったほどはスルスルと転がらない。左右からのショートパットはかなり切れるので、1メートルぐらいでもカップを外す勇気が求められる。

18番、378y パー4

写真 2 (4)

真っ直ぐなミドルでティショット落下地点の左右には大きな柳の木がそびえている。この柳の木の間に運べるとセカンドが狙いやすいが、左右に曲げると柳の木がスタイミーになっている。左サイドはOB、右サイドはクリークがある。このホールは慢性的にアゲンスト風が吹き、セカンドがショートのミスが出やすい。グリーンは横長で、左から右に強い傾斜があって、なおかつマウンドもある。Aグリーンの場合、右手前にはバンカーが配されセーフティゾーンが狭くなっている。左サイドは安全だが、砲台で下り傾斜に向かってのアプローチになるので寄せるのは非常に難しい。右サイドのグリーンエッジに運べると上り傾斜のアプローチが残り、神経を使わないでアプローチを打っていける。ピン位置によって難易度が変わり、左サイドにピンが切ってあると、簡単にパーを取らせてくれない。
セカンドをミスするとボギーで収まらず素ダボも出やすいホールである。

総評

パー5はひとつだけなのでパー35。距離は総じて短いので、ティショットをフェアウェイキープできるかどうかでスコアが大きく変わってきます。左右にクリークが流れているホールが多いので、それが気になってくると必要以上にフェアウェイを狭く感じるホールが多いです。。Aグリーンは英国リンクスのようにポテトチップのような起伏が付いている。高麗グリーンなので速さはないが、傾斜をちゃんと読ないとカップに近づけるパットは打てません。また、高麗グリーンはスピンがかかりづらいのでピンの根本までキャリーさせると、スルスルと転がって奥に外れることがよくあります。河川敷コースの鉄則で、手前手前から攻めた方がスコアメイクしやすいでしょう。

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