マーク金井blog

2008年06月28日ベタピントリオ‥‥

日本シャフトからテスト用に送られてきた
ウエッジ専用スチールシャフト‥‥
NSプロWVシリーズ。3種類ラインアップされていることもあり、
カタログのキャッチコピーが「ベタピントリオ」。

115g台と125g台を
ナイキのウエッジに装着~~
同じ長さで汲上げたワッグルすると、
DG装着時よりも‥‥ヘッドが軽く感じます。

それもそのはず、

バランスポイントがDGに比べると、
やや手元寄り~~

いわゆるカウンターバランス気味なので、
同じ長さで仕上げても、
115の方は2.5ポイントほどバランスダウン。
リシャフト前(DG装着)がD6なのに対し、
リシャフト後(115装着)はD3.5でした~。

対して、125の方は0.25インチ伸ばしたこともあり、
リシャフト前がD5でリシャフト後がD5.5。
こちらもややカウンター気味のシャフトですが、
バランスダウンはありませんでした。

で、実際打った感触はというと、
どちらも‥‥DGよりは弾き感が強く、
そしてシャフト先端側の動きも大きめ。

ドロンとした重たい球ではなく、
スピンが効いた鋭い球が打ちやすい感じがしました。

実際、シャフト特性を見ても、

硬い部分と柔らかい部分のメリハリを付けることで、
スイング中にしなりを感じやすく設計。

カウンターにした理由として考えられるのは、
米国製ウエッジはヘッドが非常にヘビー。
市販品状態でもD6以上が珍しくありません。

それを重いと考えている日本人ユーザーを意識し、
リシャフトすることで、
少しバランスダウンを狙っているのかも???

室内試打の時点では多くを語れませんが、
アイアンとウエッジの重量フローを意識する人、
そして、スピンをキュッとかけたい人に
使ってもらいたいシャフトなんでしょう。

反面、ウエッジでも抑えた弾道を打ちたい人、
ランを適度に出したい人には、
イメージする弾道が出づらいかも知れません。

おーっと、土曜日は終電車が早い‥‥
このシャフトのインプレはラウンドした夜に
アップしまっさ~~

(▼▼)b


2008年06月26日超オートマ・ドライバーの中身‥‥

テーラーメイドの最新モデル、
ツアーバーナー

曲げる球を打つのが難しく、
オートマ車のようにイージーに
真っ直ぐ打てるのが特徴だと書きましたが‥‥

その理由は、

重心アングルが非常に大きいこと‥‥

重心距離が非常に長いことです。

ツアーバーナーに限りませんが、
重心距離が長いと左右の慣性モーメントが上がり、
フェース開閉の操作性が悪くなります。

そして、重心アングルが大きいほど、
ヘッドを返していきやすい特性が発生します。

この2つの要素が組み合わさると、
ダウンからインパクトにかけて、
オートマチックにヘッドがターンし(ゆったりと)、
インパクトでフェースがスクエアに戻ってくれるのです。

ただし、超オートマ車の弱点は、
ハンドル操作を意図的にやろうとすると、
フェースが自分のイメージよりも
返らなかったり、返りすぎたりします。

このため、球筋を打ち分けるのは、
真っ直ぐ打つことよりも、
かなりの技術が要求されますわ~~

んじゃ(▼▼)b

PS.本日、ドライバー30本を一気試打。
神戸からの試打パートナー、にこさんと
六本木の高級バーカーショップにて打ち上げ。

バーガーもさることながら、
アップルパイ&バニラアイスがとっても美味
これでメタボまっしぐら~~


2008年06月25日スーパーサブ登場!!!

ウエッジのシャフトは
アイアンよりも少し重いのがいい‥‥軽いシャフトを使うのが当たり前になった昨今、
クラブ設計家の○尾さんを筆頭に、
ゴルフ雑誌では、この手のレシピが度々取り上げられます。

それを受けるかのように
ついに登場したのがこれっ!!

軽量スチールの代名詞ともいえる、
日本シャフトからウエッジ専用シャフトが
ついにラインアップ

重量バリエーションは豊富で‥‥

軽い順に105、115,125の3種類。
フレックス(硬さ)はウエッジフレックスの1種類のみ。

シャフトのロゴを合わせると、
何故か、3本の先端位置が大きくズレます。

カット前重量は
105が111.8g(カタログ値111.5g)

115が122.5g(カタログ値122.5g)

そして125が132.0g(カタログ値133.0g)

いずれも重量ズレは1g以内。
さすがジャパンテクノロジー!!!!!
相変わらずNSは重量誤差が少ないですわ~~

んじゃ、近々リシャフトして
試打レポアップしまっさ~~

(▼▼)b

PS.たくさんのコメントありがとうございます。
ボクに対する意見、批判、叱咤激励は大歓迎ですが、
第三者同士でのやりとりは、重ねてご遠慮お願いします。
これが続くようであれば、ブログは止めませんが、
コメント機能を停止するつもりです。それから、クラブの飛距離について。
最近だけでなく、昔からクラブの飛距離は
このブログではほとんど表記してません。
ボクの役割はカタログでは分かりづらい、
クラブのキャラクターを表現することだと
思っているからです。

ベクター(計測機)のデータの見方については、
おりを見て、少しづつ説明させていだきます。


2008年06月24日超オートマ・ドライバー!!

三角形だけど妙にデザインが格好いいのが
テーラーのツアーバーナー。
シャフトは金バックスの60gにリシャフト。

ベクターで試打すると
直進性がいい弾道が打ちやすく、
そして低スピンがオートマチックに打てます。
クルマに例えるならば、
ハンドル切っても真っ直ぐ走るアメ車みたい‥‥

実際、先週の北海道ゴルフでも‥‥

 

フェアウェイキープ率は普段以上。
ミスショットの大半は、
打ち出しが右や左に出るだけで、
途中から曲がる球はほとんど出ませんでした~~。

おかげで、ニクラス自慢のコースでも

こういう場所から打たなくてすみました。
(池には2発入れましたが‥‥)

お昼は名物のジンギスカン。

一緒にプレーしたT木氏はこれを食べて
後半のハーフ2アンダー

ボクはパットを外しまくって大負け‥‥

初日にプレーしたコースと正反対のレイアウト、
だだっ広いフェアウェイは北海道ならではの雄大さ。
そして、何故か○納○妹のような印象を受けました~~。

んじゃ(▼▼)b

永井プロとコラボして作った
「自転車に乗るための」DVD‥‥

興味ある方はこちらをどうぞ~


2008年06月18日キャラ正反対~~

数ある別売りウエッジの中でも、
今、人気を集めているのが
キャロウェイのXウエッジCGと
タイトリストのボーケイTVD。

何故か、どちらも
「ツアープロが好んで使用するソール形状」
として強くアピールしていますが、

ソール形状(ソールの削り方)は
パッと見ても全然違いますわ~~。

実際に打ち比べてみても‥‥

クルマの
右ハンドルと左ハンドルの違い以上に
ソールの抜け方が違いました。

1本は「ナイフ」のような鋭い切れ味!!
もう1本は「ナタ」のような力強い手応え!!

あくまで個人的な感想ですが、気になる人は、
7月はじめに出るボクの連載(ゴルフメカニクス)
「ゴルフメカニック」を読んでみて下さ~い。

PS.只今、北海道出張中~~

昨日は天気予報が都合良く外れて、
曇り空で18ホールスループレー。
(ホールアウト5分後に大雨ザーザー)

ナショナルオープンが開催されたコースですが、
何故か他に比べると知名度が高くありません。
「隠れた名門」と書くと、コーススタッフから
「隠れてません!!」と突っ込まれそうですが、
そう表現したくなるぐらい、素晴らしいコースでした。

お昼にいただいたのは、
名物「カレーラーメーン」

見ため以上に辛くて、
汗をしっかりかかせていただきました。

今日も今の所、天気予報が外れ‥‥運良く曇り空。
ニクラス設計のコースと格闘してきまっさ~~!!

んじゃ(▼▼)b