マーク金井blog

2006年01月09日「硬さ」について真面目に考える その1

たくさんのコメントありがとうございましたm(_ _)m
昨日、今日とゴルフだったもので‥‥回答もうしばらくお待ち下さいm(_ _)m

さて、今日もシャフトの硬さについて話を進めていきたいと思いますが、ボクの神田スタジオでは振動数計に加えて、こんな機械も使ってます。

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これは、センターフレックス計で、シャフト(クラブ)の両端を固定してセンター部分を治具でしたから突き上げ(シャフトを弓なりに反らせ)、センター部分の硬さを測ります。数値はkg表示され、

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数値が高い=シャフト中間部分が硬い
数値が低い=シャフト中間部分が軟らかい

ことになります。一般には、振動数が高いシャフトほどセンターフレックスも数字が高くなりますが、中には振動数が同じでもセンターフレックスの数値が異なるシャフトもあります。例えば、トゥルーテンパーのダイナミックゴールドとダイナミックゴールドSLの場合、同じSだと振動数はあまり変わりませんが、センターフレックス値はダイナミックゴールドSLの方が高め。実際に比較試打してみても‥‥数値と同じでフィーリングになって‥‥SLの方が硬く感じます。軽量スチールは「頼りない」と言われてますが、ダイナミックゴールドSLに関してはこの常識は当てはまりません。

おーっと、もう11時57分。

続く‥‥(ゲーリー調)


2006年01月07日非力になった日本人???

と言っても体力、筋力のことではありません。ボクがこんなことを思うようになったのは、ここ数年、ドライバー&FWはモデルチェンジする度にシャフトが軟らかくなっているからです。

06年モデルもほぼ出そろいましたが、アベレージ向けのみならず、アスリート向けのドライバーを計測してみても‥‥8割以上のモデルは10年前に比べると、シャフトが劇的に軟らかい。

例えば、10年以上前に大ヒットしたSヤード・T301は、

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硬さの目安となる(主に手元側)振動数の数値は

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(手元を固定してヘッドを振って1分間の振幅数を計測)

R-1(普通のR)で250cpm。

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記憶に残っている人も多いと思いますが、Sヤードはハードヒッター向けではなく、40歳以上のおじさん向けに設計されたドライバー。先調子なので手元側がしっかりしている仕上がりですが、当時これを振って「硬いよこれ~」「ハードだなぁ」という声はあまり出てませんでした。

ところが、2000年を過ぎたあたりからシャフトの振動数は年々数値が低くなり‥‥06年モデル(アベレージ向け)の場合、

Rの振動数は220~235cpm

Sの新度数は235~255cpm

要するに、「今のRは昔のS」ではなくて‥‥「今のSは昔のR」とほぼ同じ硬さか、もしくは少し軟らかめ。リアルロフト同様、シャフトについてもアンダースペック化が知らず知らずの内に進んでいます。

「Sを使いたいユーザーが多い」「軟らかい方が振りやすい」等々、軟らかいシャフトを使うメリットも重々承知してますが、シャフトが軟らかすぎると(正しいスイングをした場合)、切り返しでシャフトがしなり過ぎることになります。ゴルフを遊びと割り切って(練習をしないで気軽にゴルフを楽しむ)人にはいいと思いますが、反面、真面目にゴルフに取り組む(練習して上達を望む)人には、正しいスイングを身に付けづらくなる気がしてなりません。

誤解を承知で言えば、ある程度の硬さのあるシャフトを上手くしならせるスイングを身につけることが上達の鍵を握っているとボクは思っています。

異論、反論、大歓迎!!
ご意見お待ちしてます。


2006年01月07日「下手くそ打ち」‥を極める

「下手くそ打ち..その1」

「下手くそ打ち..その2」

「下手くそ打ち..その3」

↑下手くそ打ちの過去記事です

アプローチの「下手くそ打ち」について‥‥
たくさんのコメントをいただきありがとうございましたm(_ _)m
順を追って返答させていただきますが、今回のテーマは「下手くそ打ち」の弾道、手に伝わるフィーリングについて。

>ボールがどろ~んって飛んでいく(?)
>本当に手で投げた感じだったんですけど正解でしょうか?
>(ボールの方からフェースに乗ってくる感じだったような~)

これはuriさんのコメントですが、ボクが言いたいこともまったく同じ。

この感じが出ない人は、残念ながら正しい「下手くそ打ち」はできてません。では、どうすれば正しい「下手くそ打ち」をマスターできるのか?

大事なことはテークバックや切り返しで、

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ヘッドを跳ね上げないこと(ヘッドを低い位置に保つこと)、ダウンからインパクトにかけてリーディングエッジを下に向けないこと。

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(こうなると下手くそ打ちでもザックリします)

こんな感じで、ヘッドをキッチリ入れようとするとリーディングエッジが下を向きます。そうではなくて、

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(こうなればダフってもソールが滑るだけでなく、ボールの方からフェースに乗ってくれます)

リーディングエッジが地面から浮いているのが好ましい。SWだと感じがつかみにくいのですが、FWやボクが手にしているようなチッパーを使うと‥‥リーディングエッジを浮かせる感じが直感的に分かります。

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ちなみに、ボクは使っているチッパーは中古ショップ「パラ○ダイス・ゴルフ」で偶然見つけたもので新品で6980円。中尺なので「上手く打つ」感じになりにくい(インパクトでリーディングエッジが下を向きにくい)点が気に入ってますわ~。

んじゃ。


2006年01月06日「下手くそ打ち」‥その3

「下手くそ打ち..その1」 前々回の記事

「下手くそ打ち..その2」  前回の記事

SWでわざとトップを打って(刃の部分をボール中央にぶつけて)、ボールを真っ直ぐ転がす。

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これが上手くできるようになると、ダウンブロー軌道で球をつぶす打ち方(上手い打ち方)ではなく、浅い入射角度で球を捕らえる軌道(下手くそ打ち)が身に付きます。 ただし、トップ打ちのままではアプローチになりません(当たり前か)。フワッと浮かせる球を打ってこそのアプローチですが、そのためにやるべきことは‥‥これっ!!

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トップ打ちしている時はヘッドを浮かせて構え、リーディングエッジをボール赤道にぶつけました。浮かせたい場合はヘッドを浮かせないで構えるだけ。後は、トップ打ちをした時と同じ軌道でスイングし、リーディングエッジをボール下半分付近にぶつけて下さい。「そんなんでホンマにボールが浮くんかい!!」と突っ込みたくなるかも知れませんが、トップするつもりで打ってもちゃんと浮きます。リーディングエッジがボール中央よりも下に入れば、ボールはズルッとフェースの上に乗ってくれるからです(写真参照)。 おさらいの意味で打ち方をもう一度説明しますと、

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アドレスでシャフトを地面と垂直にセットしたら、テークバック、ダウン、インパクト、そしてフォローまでシャフトを垂直にキープしておくつもりでスイングして下さい。単純に言えば、パターでボールを転がすようにクラブ(SW)を動かしさえすれば、トップさせるつもりで打ってもボールはフワッと浮いてくれます。 まずは試してみて下され。 おーっと、11時58分。何とか間に合った~(汗;) んじゃ。


2006年01月05日「下手くそ打ち」‥その2

「下手くそ打ち..その1」 前々回の記事

ミスがミスにならない‥‥
手前を少々ダフってもボールがピンに寄っていく‥‥
手応えが悪いのにスピンがしっかりかかる‥‥

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パターのような打ち方で寄せる「下手くそ打ち」は入射角が浅くなるのでにスピンのかかり方が一定。このおかげで「上手く打ち過ぎてショートしちゃった~」なんていう意味不明の結果に悩まされませんし、「ファーストバウンドが滑ってピンをオーバー」なんてミスも出ません。パターでボールを転がすようにクラブを動かすので、初心者みたいなぎこちない動きになりますが、打ち出された球は「手で放り投げたようなソフトな弾道」でピンに寄ってくれます。

ただし、「下手くそ打ち」も打ち方が間違っていると臨んだ結果は得られません。コースでやるとトップしたり、シャンクがバンバン出ちゃいます。そこで今回は、正しい「下手くそ打ち」と正しくない「下手くそ打ちに」ついて。

昨日もカキコしましたが、まずはSWの刃先でわざとトップ打ちしてみて下さい。そして、ボールがどの方向に転がるのかをじっくり

チェ~ック!!!

>下手くそ打ちドリルしてみたら
>右に球が転がる様な・・・(コメントbyOJ)

もし、こんな結果になりやすい人は正しくない「下手くそ打ち」になっています。具体的に言うと、ダウンからインパクトにかけて手元が打つ方向に流れ(いわゆるハンドファースト)、

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(モデル・T永プロ)

突っつくようなインパクトになってフェースが開いています。結果、リーディングエッジが右を向くから、ボールが狙いよりも右に飛び出すのです。こうなりやすい人の場合、意識するしないにかかわらず、テークバックで手首をコックしているか、切り返しやダウンでタメを作ったり、ダフりを嫌がって手を突き出しています(すべて、ヘッドを遅らせていることに)。

一方、正しい「下手くそ打ち」とは写真のようにインパクトでシャフトが地面と垂直状態になっていること。「下手くそ打ち」のアドレスはシャフトが地面と垂直。インパクトはアドレスの再現というセオリーがありますが、この打ち方もまったく同じ。

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シャフトが地面と垂直状態で球を捕らえると(ダウンでヘッドを送らせない)、フェースは絶対に開きません。リーディングエッジは目標を向くのでボールが真っ直ぐ転がります。

SWのトップ打ちでボールが真っ直ぐ転がる(転がせられる)かどうかが、「下手くそ打ち」を会得できるかの分岐点になるんですわ~

真っ直ぐ転がすためのヒントは

・テークバック、ダウン、インパクト、フォローすべてでシャフトが地面と垂直状態を保つ(いわゆるノーコック)

・アドレスで左手首を少し側に折ったら、その角度をずっとキープしたままスイング

・切り返しやダウンでタメを作らず、ややアッパー軌道でインパクトを迎える

の3つ。

真っ直ぐボールが転がり、フォローのイメージが強く出るようになってくれば‥‥「下手くそ打ち」はマスターしたも同然。

明日は、「下手くそ打ち」でボールをフワッと浮かせる方法について説明しまっさ~

んじゃ。