カテゴリー別アーカイブ: キャロウェイ

X2HOT PRO DEEP フェアウェイウッド(2014)

このインプレッションは2014年5月に書かれたものです

テーラーメイドはロフトアップのキャンペーンを熱心にやっている。これはドライバーに限ったことでは無く、フェアウェイウッドでも同様である。アナライズもロフトアップの提案をずっとしているが、残念ながら他のメーカーは、スプーンは15度と言う呪いから抜けれないようだ。一方ヤマハは逆に飛ぶ5Wを提案して、スプーンは要らないというキャンペーンを展開している。そして弁証法的に先祖返りして螺旋的発展を遂げようとしているのが、ブラッシーの復活による、フェアウェイウッドのドライバー化だろう。僕としては、ドライバーを長尺化して310yの飛距離を狙っているが、飛ばしたいホールだけではないのが実際のラウンドの難しさ。長尺は46.5インチ以上にして飛距離を狙い。ブラッシーは12,13度前後のロフトでコントロールして打ちたい。この長尺とブラッシーを組み合わせたセッティングは理想的と感じている。

テーラーメイドはSLDRミニドライバー(正式にはSLDR S)をツアーに投入。PINGはラプチャーというロフトの立ったフェアウェイウッドをアメリカで販売開始(日本は未発売)そして去年よりキャロウェイはフィル・ミケルソンが使って話題となったフランケンウッド、そしてその製品化とも言える X-HOT3deepを販売していたが、X2HOTになり2deepというモデルがラインナップされた。キャロウェイのX2HOTはアナライズでW65を入れて販売するほど気に入っている。

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先代のX-HOTは、カップフェース構造で非常に弾きがよかったので、発売してすぐ購入したが、ソールの形状がイマイチで僕が打つとトップかダフリかしか出なくてすぐに売却した。しかしX2HOTになって、弾きが更に良くなり、ソール形状も改善されていて、非常に気に入った。そんな時にこのX2HOTの2deepをJYPERSで見つけて迷わず購入。さてこの2deepだが、ロフトは12.5度表示となっている。そもそも地面から打つことを想定していないので、12.5度あればいいだろう。

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正式にはX2HOT PRO DEEPフェアウェイウッドというクラブで、日本市場にも3月28日より投入され、この2deepもラインナップに加わっている。僕が買ったのはUS仕様、並行US仕様ならではのシャフトの硬さはお約束だったので、計測だけして(Sで振動数285cpm)すぐにリシャフト。今一番気に入っている日本シャフトのレジオフォーミュラーM 入れてみた。最初はS65を入れてみたが、手元のしなりを感じなかったので、S55にリシャフトした。

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打ってみるとドライバーと飛距離が10yぐらいしか違わない。昔のスチールヘッドのような低スピンで飛んでいくが、フェースの弾きがすごくいいので、ボール初速も出ている。フェースの反発を良くするには、フェースの厚みも大切だが、できるだけ真円に近いほうが、より効率よくトランポリン効果を得ることが出来
る。フェアウェイウッドは地面から打つことを前提としているので、ディープフェースにしたり、円に近い形状にすることが難しい。そのためフェースの反発を高めることが難しかったが、昨今の技術革新(例えばカップフェース構造など)で、フェースの反発をルールギリギリまで高めることが出来るようになった。浅
重心がキーワードになって、騒がれていたイマドキのぶっ飛びスプーンだが、フェースの反発がアップしたことも大きな要因と言える。

メルマガ読者なら覚えていると思うが、常々僕は「飛ばないドライバー」「死なないドライバー」を作りたいと言っていた。奇跡の一発が出ない代わりに、平均飛距離をアップさせるドライバーの事だ。しかし「飛ばない」というネガティブワードが入ってしまうと、ユーザーはどうしても悪いイメージを持ってしまうの
で、その企画は一旦白紙にした。しかし「飛ぶスプーン」というと、すごくユーザーの反応が良くなる。300yスプーンというキャッチコピーのおかげもあって、噂ではX-HOTは20万本の大ヒットとなったらしい。ユーザー心理を考えてみて、飛ぶスプーンというのは非常に魅力的なキーワードなようだ。一昨年のロケットボールズ、昨年のX-HOTの大ヒットで、スプーンでのティーショットする人が増え、以前のように同伴者に嫌味を言われなくなっているのも追い風だろうか。

僕が今企画している、初心者セットにはドライバーが入っていない。ティーショットは「飛ぶスプーン」を使って貰いたいからだ。実はコスト面でもすごくメリットが有る。飛ぶスプーンはヘッド体積を大きくする必要がないから、チタンを使う必要がない。今ではステンレスでもルールギリギリまで反発を高める事が出来るから。高価なドライバーを買わなくてもゴルフをスタートできる。ちなみに、ステンレスと、チタンの価格差は素材の差よりも、加工するための金型代の違いが大きく価格に反映されているらしい。

クラブセッティングも長尺ドライバーという新しい要素を入れて、「ブラッシー」「飛ぶスプーン」を組み合わせることで、より隙のないセッティングになる予感がしている。ビキナーには高価なドライバーを使わなくても、よりスコアアップに結びつき、楽しく飛ばせる、ゴルフの楽しみが味わえることで、ビギナーにはハードルが高いと言うゴルフも、より身近に楽しめる事が出来る可能性をこのジャンルのクラブに感じる。意外と「ブラッシー」は幅広くゴルファーにメリットが在ることに気がついた。

ゴルフを普及させる、ゴルフ界を変えると、抽象的な言葉を並べるより、具体的な手段を考え実行していくのが僕のスタンス。X2HOT DEEP フェアウェイウッドはゴルフエントリーセットの低価格化の可能性を僕に見せてくれたクラブになったと思う。

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キャロウェイ X2HOT PRO DEEP 12.5度+日本シャフト レジオフォーミュラM S55
———————————DATA—————————長さ43.75inch/重さ320.6g/バランスD3/振動数256cpm/センターフレックス値4.69/表示ロフト12.5度、リアルロフト12.5度/フエイス角-2.0度 
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X2HOTスプーン(2014)

このインプレッションは2014年の2月に書かれたものです

これぐらいの時期になると2014年の新製品。僕はすでにドライバーはほとんどの製品は試打していたが、その他のジャンルは、意外と一気に打つ機会無いもの。今回の試打で、僕の評価が一変したクラブがある、前回X2HOTドライバーを取り上げた時にも書いたが、それはX2HOTスプーン。

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初代であるX2HOTは大ヒットして、キャロウェイのフェアウェイウッド至上一番売れたそうだ、最近ヒット作がなかったキャロウェイだが、10年ちょっと前は飛ぶ鳥を落とす勢いだった。その頃もフェアウェイウッドから火が付いたと言っても過言ではない。S2H2に始まり、ビッグバーサ、ビッグバーサウォーバード、ビッグバーサスチールヘッド、ビッグバーサスチールヘッド+、スチールヘッド3と黄金時代を築いていた。そのキャロウェイで一番売れたということは、かなりの大ヒットと言えるだろう。

しかし僕は、初代X-HOTに良い印象を持っていなかった、発売されるやいなやもちろん購入したのだが、何故かトップばかりでるし、トップしないように打つとダフるし、リシャフトしても結果は同じ、フェースの弾きの良さは間違いないが、市場の評価と違う僕的には評価を下していた。僕の分析はソール形状が僕のスイングと合わないのでは?という仮説だった。ドラコンの安楽プロも、同じようなインプレッション。実は意外と打ち手を選んだ。

ところがX2HOTを打ってみてビックリ。初代ロケットボールズを打った時と同じように、少しダフり気味に入れても、ソールが「受けて」くれる。パッと見には変わらないが実はかなり改善されているようだ。カップ構造のフェースの弾きも、相変わらずいいので、ボール初速も速い。二代目なのでX-HOTほど売れないかもしれないが、僕がいつも言っている二代目は尖った部分が無くなって面白くなくなるという定説を跳ね除けている

僕のWEBサイトは、雑誌と違って広告が入っているわけじゃない。スポンサーがあるわけでもないので、問題ない程度に好きに書かせてもらっている(笑)初速アップさせ飛距離アップに貢献しているカップフェース構造でフェアウェイウッドを作れる工場は、世界に一つしか無いらしく・・この構造のフェアウェイウッドやユーティリティは全部同じところで作られているという噂。残念ながら皆さんが、クラブメーカーに抱いている幻想がかなり危ういことに気がつくだろう。メーカーはブランドイメージとデザインを作り、ヘッドは自社工場ではなく下請けのメーカーによって作られている。あのメーカーとあのメーカーは実は同じ工場なんてことも珍しくないのだ

話がそれたので元に戻そう

X2HOTスプーンだが、ヘッドも少し大きめで少しシャローフェース、15度の表示のスプーンの中では、ボールも浮きやすい。これはキャロウェイだけでなく、最近のフェアウェイウッドがほとんど当てはまるのだがシャフトが軽すぎる。純正シャフト外入った状態で総重量が317.5gしかない。これならドライバーとほとんど変わらない。カスタムシャフトが入っているドライバーを使っている人なら、総重量が逆転するぐらい。もちろん僕はリシャフト前提で購入したので、シャフトを抜いてヘッド重量を測ってみると、209gと結構軽めだ。テーラーのSLDRのUS仕様や、PINGのi25が207g前後ということなので、ほとんど変わらない。

ヘッドが軽い場合どうするか?!というと、鉛を貼る、グルーという樹脂をヘッドにいれる、クラブ長を伸ばすという3つがある。グルーを入れるのが外見的には一番いいのだが、音が変わってしまう可能性がある。今回は0.25インチ伸ばすことで対応することにした。キャロウェイのクラブの長さの測り方は60度測定法を用いているので、日本のメーカーの多くが採用しているヒールエンド測定法よりも短くなる。実際X2HOTスプーンは、純正シャフトが入って43インチ表記だが、ヒールエンド法で計測すると42.75インチ(ソール形状により、長さの差が変わる)アナライズW65を入れて43インチにするとバランスはD1.5、総重量は333.7gと重さも問題なくなった。ドライバーと同じシャフトを入れると、フェアウェイウッドは軽くなりすぎる。変えたばかりだと、同じクラブばかり練習するから軽量な分飛距離もでて、新車効果は出やすいが、やはり総重量が軽すぎるとトップのミスがでやすくなるもの。

ではどうしてフェアウェイウッドには重くしたシャフトを入れないか?と思うだろう。以前キャロウェイとPRGRがそれを試みて惨敗。失敗の原因がシャフトのフローが問題かどうか怪しいと思うが、なにか新しいことをするとどうしても、それが失敗の原因に当てはめられるものだ。

ちなみにドライバーとフェアウェイウッドの重量が同じデメリット、シャフトが軽量だとそれが顕著に出る。逆に70g前後となると、クラブの総重量がしっかりあるから、ほとんど違和感を感じなくなる。僕がドライバーにもフェアウェイウッドにもアナライズW65を入れて問題ないのはそのせいだ。覚えておいて損はないポイントだろう。

将来的にはヤマハのRMXのように、シャフトとヘッド別々に販売されることを望む(ヤマハもまだ、別々にしているのはドライバーだけだが・・)

しかしキャロウェイは昔から、ボール初速を感じさせる弾き感のある打球音を出すヘッドの作り方が上手い。それだけで4yは余計に飛んでしまう気がする。X2HOTのフェアウェイウッドとても気に入った。マーク金井仕様を作って、アナライズWEBショップで近々販売するので楽しみにして欲しい。

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キャロウェイ X2-HOT(15度)+アナライズW65
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長さ43.25inch/重さ333.7g/バランスD1.5/振動数249cpm/センターフレックス値3.86/表示ロフト15度/リアルロフト14.5度/フェース角-0.5度
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キャロウェイ ディアブロオクテインツアーフェアウェイウッド

このインプレッションは、2011年6月に書かれたものです

ご存知のとおり僕は今、白い恋人に夢中。しかし満足しきっているわけではない。jypersに顔を出すと、出たばかりのディアブロオクテインツアーがなんと13800円で売っている。このFW、FWの名手”谷口徹プロ”が長年使ったキャロウェイのスチールヘッドから、これにチェンジしようとしているという噂の逸品。藤田寛之プロなど、かなりプロ仕様率が高いモデルが、なんと13800円という
、ユニクロ価格で買えるなんて、ビックリして衝動買い。キャロウェイでは同じくプロ仕様率の高いレーザーホークツアーも売っていて、こちらは15800円。こちらも気になっていた一品だけど、ディアブロオクテインツアーにしたのは、こちらのが顔がイイ。シャフトとフェイスのつながりが良いので非常に構えやすい。ヘッドもTOURというわりに小さすぎず、大きすぎずでいい感じ。このクラブ、ヒール側が落ちていてアップライトに見えるが、実はライ角を測るとフラット。捕まるように見せてつかまり過ぎない工夫がされている。これはディアブロEDGEブラックから、取り入れている。

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この低価格に秘密は、USからの並行輸入品だから。並行モノを買うときの注意点は、日本仕様と重さとシャフトの硬さがかなり違うということだ。日本のクラブは、最近どんどんクラブ総重量が軽く、シャフトも軽く柔らかくなってきている。一方USモノは、以前と変わらない。

ディアブロオクテインツアー15°+W-70G(R)
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長さ43.0inch、重さ346.0g、バランスD4、振動数256cpm、センターフレックス値4.69 フェイス角-0.5° リアルロフト14.5°
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Rシャフトを買ったにもかかわらず。シャフトは非常にしっかりしている。アフターマーケットのシャフトのSと同等ぐらいの振動数、センターフレックス値になっている。総重量も重くてアメリカ人のパワーには恐れ入る。今まで僕はUSモノを買う時の、注意点としてワンフレックス柔らかいものを買ってくれと言っていた。しかし、日本仕様が柔らかくなっていくと、今回2フレックスぐらいの
差を感じてしまった。ヘッド買い(ヘッドを使うためだけにクラブを購入すること)ならいいが、そのまま使いたい人は、充分注意して買って欲しい。

僕はヘッドだけ使いたい。今FWのエースシャフトは、STMamiyaのATTAS-T2の6S。シャフトのがヘッドより全然高い。でも今はこういうセッティングもアリだと思う。純正シャフトはどんどんコストダウンしていく、クラブを変えても、シャフトさえ合っていれば、失敗する可能性は非常に低くなる。リシャフトでまず考えるのは、長さを何インチにするかだ。ヘッド重量は214g、僕は3wなら43インチで組むのが目安、コレぐらいのヘッド重量なら43インチでD2から3ぐらい?!まず43インチで組んでみて、振って重ければ1/4インチ切るというやり方を取る。あと弾道調整はないけど、ヘッドの差し向きで1度ぐらいは調整可能だ。僕は身長が高いので純正より1度アップライトにしてみた。実はこういう細かな調整が、リシャフトする工房での差になる。このヘッドのシャフトの差し込み長は27mmと、短め、僕は差し込み長30mmを基準としている。たかが3mm、されど3mm、差し込み長が1/4インチも変わるだけでも、シャフトがアッパーに動く可能性がてて来て、トップが出やすくなったりする。

ディアブロオクテインツアー15°+ATTAS-T2 6S
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長さ43.0inch、重さ330.5g、バランスD2、振動数269cpm、センターフレックス値4.61 フェイス角-0.5° ロフト14.5度
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打ってみて感じるのは、キャロウェイといいテーラーメイドといい。FWを作るのが上手いなと改めて思う。スチールヘッド3から、違う方向へ向かってしまったが、初代スチールヘッド、スチールヘッドプラスと球の出だしや低スピン感が非常似ている。打感も良くて、音も気持ちいい。少しシャローフェイスなところもいい。あまりディープ過ぎると、ボールを上げようと無意識に煽るような打ち方になってしまう。

さて非常に評価の高い ディアブロオクテインツアーだが、これがエースになるか?と言えば、クエスチョンマークがつく。このヘッド重心距離が短い。計測したら約32mmとかなり短い。非常に操作性は良くなるが、僕の愛用する1Wは重心距離が長め、FWは重心距離を長く作るのは限界があって、1WとFWを揃えるというのは、かなり難しい。しかしマッチングとして差がありすぎるのも使いづらい。というわけで、プロが好んで使う理由がわかった。非常によく出来たFWだけど、エースになるかは少し使ってみて考えてみることにする。

キャロウェイ ディアブロ EDGEBLACK (2010)

このインプレッションは2010年11月に書かれたものです。

さて、今年になって僕のキャディバッグの中身の変動が特に激しい。1WにFT-TOURを入れてから一気に変動してきた。僕にとっては一番拘っていたUTも変えてしまったのだけど、気になる点も出てくる。スリクソン HYBRID、アップライトなライ角と、やさしさがある点など、非常に気に入ってるのだけど、やさしさがある分スピン量が少し多い。この辺は諸刃の剣なのだけど、冬が近づいてくるとスピン量が気になってくる。風が吹くとjypersが儲かるとか?あるのかも??(笑)

そして、jypersで見つけたのが、ディアブロEDGE TOUR UT (日本ではディアブロEDGE ブラックとして発売)のカーボン仕様(日本ではNS950のみ)まずは重めのカーボンを試したかったことと、スリクソンよりもFP値が少ないので(グースがある)低スピンで強いボールが打ちやすいと感じたから。

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ということで衝動買いしたのは、2番(18度)と3番(21度)シャフトはH75Gという、重めのカーボン。カーボンのUTを選ぶ上で難しいのが、日本仕様や日本メーカーのカーボンシャフトの入ってるUTは、シャフトが軽すぎる点、これはFWにもいえるのだけど、酷い時は1Wと重量が同じシャフトな場合とかがあったりする。やはりアイアンと合わせるもしくは、アイアンより少し軽めいい。その点では、並行物のカーボンシャフト、重量的にはバッチリの75g代となる。僕のデザインした、M25というユーティリティも75gのカーボンを入れた。ただ、並行モノで気をつけなければいけないのが、フレックスだ。日本仕様と並行モノでは、同じフレックス表示でも、硬さが違う場合(非常に硬い)がほとんどだ。

さてデータは

ディアブロEDGE TOUR 18度+純正シャフトH75G S

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長さ40.5inch/重さ360.8g/バランスD2/振動数292cpm/センターフレックス値6.5/ロフト16.75°フェイス角+1.5

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ディアブロEDGE TOUR 21度+純正シャフトH75G S

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長さ40.0inch/重さ361.1g/バランスD4/振動数298cpm/センターフレックス値6.48/ロフト19.5°フェイス角+0.5

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計測して驚いたのは、まずシャフトが硬すぎること、ワンフレックスは硬いだろうか流石に僕にはキツイ、そしてフェイス角が見た目よりフックなこと、構えてみると結構なオープンフェイスに見えるのだか、測ってみると結構なフックフェイス、UTはトップラインとフェイス面がずれる場合が多い。

トップラインに大して打球面(スコアリングライン)がフック。これは流石に気になる。ぼくが試打する時は、スタジオでは、クラブのリアルロフト、フェイス角を測ってから、試打テストする。よく”良く飛ぶなぁこのUT”なんてのがあるとおもうが、スペックを測ると、十中八九リアルロフトが立っている。大切なのは、欲しい距離と番手感の差。方向性からするとフェイス角が重要、今回のUTはまず18度のUTがロフトが立ちすぎている。そしてクローズなフェイス角が気になる。しかしこうなると調整しようがない。18度と書いてあるが16度前後で使うしかない。リアルロフト16.75°→15.75° フェイス角+1.5°→+0.5°に調整して、冬場の5Wの替わりに 、とりあえず使ってみることに。

21度の方は19度だと思って使うことにする。ちなみに21度をスタジオで試打してみると、ホントに左に行かない。少しインからあおっても、フックしないストレート系のいい球が出る。まさにフッカースペシャルで、飛距離も出るし、スピン量も丁度いい。

一度コースで試してから、リシャフトするか考えることにする

2010年11月 追加

ディアブロEDGEのTOURを買ったと書いたけど、実はもう一本購入した、24度で今回はスチールシャフト(NS950GH)だ。このUTはぶっちゃけ飛びすぎる。低スピンで強い球が出るのは良いのだが、表示ロフトよりリアルロフトが立っているのが、一番の原因。ということで、24度を購入。

アイアンを何番まで入れるか?という質問を受けるが、僕はどんな状況でも打てる番手までをセッティングしておくというのが、僕の解答。ヘッドスピード46ぐらいの僕で、冬場は6番アイアンまでかと思う。ヘッドスピード43ぐらいなら7番ぐらいではないかと思う。将来的にはアイアンは7番までになるのでは?と僕は予測しているのだがどだろう。UTのが効率的だと思うのだ。

今どきの高性能ボールは、1Wでは低スピン、ウエッジでは高スピン性能を目指している。そうなると、その間の番手で、特にロングアイアンなどは低スピンになってしまう。これはボールの進化だからしかたないこと。低スピンに設計されたボールを、重心高が高く、重心深度の浅いロングアイアンで打つのは、残念ながらかなりのヘッドスピードが必要。これは、打ち出し角が低く、スピン量でボールをあげるクラブ。石川遼がゼロ番アイアンを試しているけど、アイアンと呼んでいるだけで、構造はアイアン型のUTだ。ボールが上がって、吹き上がらないというのが、理想的な弾道。低重心にすると打ち出し角度は高くなるし、スピンも少なくなる。

19度、22度はカーボンシャフトを買った(並行モノ)重量は75g台カーボンシャフトを選ぶ時に気をつけて欲しいポイントは、同じ重さならカーボンシャフトの方が、スチールよりかなり重く感じる。カーボンシャフトの重量+15g~20gの重量感に感じる。スチールが95gだったら75g~80gぐらい。と同じ感覚となる。それと振動数が同じならカーボンのが硬く感じる。そして、どうしてもカーボンは構造上センターフレックス値が硬くなる。

振動数292cpm/センターフレックス値6.5

NS950で同じ番手のデータ

振動数292cpm/センターフレックス値5.67

とかなり2フレックス近く硬いのがわかる。

カーボンは元々軽い素材、重く作ろうとするとどうしても肉厚になってしまう。その為硬さがでて、フィーリング的には、鈍感な感じになってしまう。カーボンのピンピン弾く感じは、重量のあるカーボンシャフトでは、やはり出せない。そう言う意味で、カーボンシャフトのメリットが出せるのは70g代以下になってしまうと思う。重いと肉厚になり、しなる感じが出にくい。重量級のカーボンシャフトの弱点と言える。結局中折れ感が心地良いNS950を選択することにした。
ディアブロEDGE TOUR 24度+ NS950 S

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長さ39.0inch/重さ382.6g/バランスD2/振動数292cpm/センターフレックス値5.72ロフト22.5°フェイス角+0.5°

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やはりロフトが立っている。これでは5番アイアンの代わりにはならないが、こないだ買ったのと、一番手ずつずれているけど、見事にロフトはフローしている。慣れ親しんだNSのしなりも心地良い。これはこれで使える。

やはり意図した通り、打ち出しが高く、低スピンで飛んでいく。このアップライト具合も心地良い。19度、21度、24度と買ったけど、実際は16.75度 19.5度そして22.5度と、表示番手が1番手ごとずれている。19度のモノは、冬場の風対策と、2打目にかなり使えるが、リアルが16度なので、ヘッドスピードが無いと打てないが、スーパーサブとしては面白い。

5番アイアンの代わりにはならないが、相当使えそうな気がする。
ディアブロEDGEの赤には、27度の物がある。顔をチェックして5番アイアンの代わりになりそうなので、チェックしてみることにする。

キャロウェイ FT フェアウェイウッド(2010)

このインプレッションは2010年11月に書かれたものです

僕の中で今や不動のエースとなってしまった1W FT-TOUR、こうなるとFWもキャロウェイに揃えたくなる。僕の中で決めているのはキャディバッグ内メーカーは3社以内、あまりメーカーが増えることは、私的なこだわりでイヤなのだ。聴いた話だと色も3色以内にしておく方が収まりが良いらしい、根拠があるのか無いのか詳しくは知らないけど、できれば3社以内にしておきたい。

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多国籍軍はアカンのです。T島にもっとちゃんとした裏付けというか根拠ある理由はないのか?とつっこまっれるのだけど、アカンもんはアカン 一時的に3社を越えることがあるが、これをルール化しているのだ。

さてそうなると、キャロウェイのFWをチョイスする必要がある。実はちゃんと性能的な裏付けがある。キャロウェイといえば、ホーゼルがないクラブ、昔のS2H2理論からの流れで、ショートホーゼルというかノンホーゼルのクラブが多かった。FWも同じくスチールヘッドやビッグバーサ、X-FWとかスルーボアでホーゼルの無いクラブが主流、しかし最近、僕が愛用するFT-TOURの1Wに代表されるように、ホーゼルのあるウッド類が主流になってきた。

最初実は、ディアブロEDGEのブラック(TOUR)を、JYPERSで取り置きしていたのだけど、発売されてすぐ買ってライ角が僕には、少しフラットだったのですぐに手放した経緯があった。すっかり忘れていてまた買い直すとこだったが、T島につっこまれて 変わるクラブを探していたのが、これ

FTフェアウェイ

なぜ最初から、FTを買わなかったのか?と言う理由は値段が42000円と高かったのと、日本にはドローモデルしか入ってなかったから、キャロウェイはドローとナチュラルという重心位置とフェイス角を球筋別設定して販売してる時期があった。

問題はドローとい名前だから、フックフェイスにしてあること、コレが元々フッカーの僕には気持ちが悪い。実物をみると、調整範囲内にあると感じた。そして価格は今マークダウンされているので1万円ちょいになっていた。

あとは何度も書くけどライ角の問題。キャロウェイのFW低重心で魅力的なクラブが多かったのだけど、僕が使えなかったのは、ライ角がフラットなものが多かった。このFTは、パッと見た瞬間 あっ使えそう!なアップライト加減が心地良く、もう迷うことなく購入。

シャフトにこだわりを持つことは大切。それは○○は飛びますか?というシャフト自体へのこだわりも大切だが、大切なのは、同じシャフトでも同じような挙動をするようにセッティングするということ、シャフトの挙動には、ヘッド形状が影響する。

メルマガの第6号にも書いたけど、ヘッドのネック長が、1WとFWは近いほうが、挙動が似てきて違和感なく振りやすい。そして最近のFWのヘッドは丸いヘッドが多い。FT-TOURは、洋梨形状気味。ネックとフェイスのつながりと、形状(洋梨)も似ている。

案外、見落としがちだけど、こういうディティールにもこだわってほしい

そしてシャフトは、ATTAS-T2の7S

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FT 15度 +ATTAS-T2 7S

長さ43inch/重さ331.6g/バランスD3/振動数268cpm/センターフレックス値/4.46
フェイス角-0.5°/ロフト角14.75
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この組みあわせが気に入っている。やはり非常に打ちやすく仕上がった。極端な低スピンではないが、及第点だ。こうなると5Wも、FTに変えたくなる。早速探しに行くことにする。

X-HOTフェアウェイ

300y飛ぶフェアウェイと話題となっているX-HOT。なんともダイレクトな売り文句に賛否両論だけど、なにやら販売好調とのこと。並行品はジーパーズでも入荷してすぐ一気に3Wから売れたという話で、ゴルファーの期待の高さが伝わってくる。

1Wは並行のヘッドのマットグレーがかっこいいと思った僕だけど、3Wは日本仕様の黒いヘッドのがグッときたので、つるやゴルフ神田駅前店にて、純正のSRシャフトを購入。どうしてSR?というと人も多いとおもうが、どのみちヘッドだけ欲しいヘッド買い、シャフトよりも顔の良さを優先して、人間ロフト計測器を起動。見た目だけで選んだ、このヘッドはロフト角が14.5度、フェース角が-1.5度、まさに僕の黄金スペック。

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顔が非常にいいヘッドが見つかったのはいいのだが、キャロウェイのフェアウェイウッドは、歴代ライ角がフラット目。初代スチールヘッドは、なんとライ角が55度というフラットなクラブだった。スチールヘッドも、X-HOTもソールが丸いので大丈夫じゃない?!と思う人も多いかもしれないが、フェアウェイウッドもライ角が大切。ソール形状では解決できない。忘れてはいけないのは、見た目から受ける印象、フラットに見えるクラブは「ボールを捕まえろ!」と訴えかけてくる。日本のプロゴルファーはフラットなクラブを好む傾向がある、フラットにして、ボールを強烈に捕まえると非常に飛ぶのを知っているからだ。それはプロならではの技術、僕は自分に合ったライ角のクラブでシンプルに打って行きたいタイプ。早々にリシャフトして、ライ角問題を解決したい。

X-HOTドライバーでもいえることだが、このX-HOTフェアウェイウッドもヘッドが軽い。ロケットボールズSTAGE2と比べると4gも軽いのだ。鉛を貼る場所を探したが、地面とコンタクトするソールにはあまり貼りたくないもの。トゥ側にピッタリ貼れる段差のスペースが有ったので、店長にジャストサイズに鉛を切って張ってもらった。バランス的にはD2.5からD3の間、少し重めが僕の好み。

色的にはアナライズのW65(+)がピッタリ。まさに純正カラーな感じなので速攻リシャフトした。もちろん性能的にも、手元がしなり、先端がしっかりしているW65(+)は、ヘッドの入射角が安定し、低スピンボールが打ちやすいので、イマドキのフェアウェイウッドにピッタリ(宣伝です)。

黄金スペックだから、ロフトとフェース角(ロフト14.5度、フェース角-1.5度)は問題がなし、この黄金スペックをキープして、シャフトの挿し込みを調整、僕好みのアップライトする。ためしにスタジオで試打してみると、ユピテルで250yちょいと、最長不倒距離レベルを記録。

僕が地面から打つアイアンで一番こだわるのは、ライ角とバウンス角であることを、メルマガ読者なら、もう充分理解してい頂いていると思う。実はフェアウェイウッドも、ソールの形状でバウンス効果と同じ効果があるため、僕はソール形状にもこだわりを持っている。

X-HOTのソールは非常に抜けがいい形状、直接ボールを綺麗に打っていくタイプのゴルファーには、ヌケの良さを味わえるだろう。僕はどちらかといえば、手前からソールを滑らせながら、ヘッドを入れて行きたいタイプ。僕みたいな打ち方の人には、結構シビアな形状で、ロケットボールズなどのバウンス感が味わえる方が好み。飛距離ポイントは非常に高いので、ロケットボールズSTAGE2とコースで、直接対決させて、エースを決めたいと思う。

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キャロウェイ X-HOT(15度)+X-HOT 55W
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長さ42.75inch/重さ312.1g/バランスD0/振動数234cpm/センターフレックス値3.38/表示ロフト15度/リアルロフト14.5度/フェース角-1.5度
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