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ピン G15ウエッジ(2010)

このインプレッションは、2011年8月に書かれたものです。

今のエースアイアンは、PINGのG15。これを購入した直後にG20の新製品発表会があり内心早まったと後悔。モデルチェンジをするということは、何かを改善される。しかしモデルチェンジにはテーマがある。今回のG20は飛距離を追求している。フェイスをかなり薄くしてボールの弾きを出している。もちろんフェイスを薄くするということは、一番重いフェイス部分が、キャビティ部分に回せるので、スイートエリアも広くなってくる。

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確かにG20は飛距離が出るし、ミスにも寛容だが、僕はこの弾く感じがどうも苦手。打感というとまず軟鉄鍛造と素材を売り文句にするが、素材よりフェイスの厚みがあるほうが打感は良くなる。G15は充分なフェイスの厚みがありボールがしっかり乗ってる。僕は飛距離的にはG15で充分。ATTAS 9Sにリシャフトしたぐらい気に入ってるから、G20が良すぎると欲しくなるので少し安心した。

さてG20を打って僕的には安心したところで、G15のウエッジが欲しくなってきた。ピンにはUという番手があり、G15の場合PWが45度、UWが50度、SWが54度、LWが58度。4度刻みで飛距離の階段が作りやすく、ウエッジまでアイアンセットという考え方であるのが伺える。僕がもしMSウエッジを作ってなかったら、これを使っていただろう。

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まずソールの幅が広い、一番広いところで31.4mm、狭いところでも22.9mmある。(SW)偶然だけど、MSウエッジとほぼ同じ(MS56度 広い31.9mm、狭い21.2mm)バンスも、12度としっかりある。おまけに少しグースで構えやすい。ソールもラウンドが少なくフラットで、跳ね具合がコントロールしやすく、抜けも良い。僕が考える理想のウエッジ、MSウエッジに非常に近く、MSウエッジの形状がどうしてもダメな方にはお勧めしたい。

とりあえずUWは、ATTAS 9Sにリシャフトして使うことに。久しぶりにスチールシャフトを打ったけどビンビンと振動が伝わってきて、カーボンに慣れ切ってしまっていることを感じる。僕が作った70g台のアナライズオリジナルウエッジ専用シャフトが非常に好評なので、100g弱の重いウエッジ用カーボンシャフトを作りたくなった。すっかり気分はクラブメーカーだ。

PING G15(表示ロフト54度) +オリジナルスチールAWT(S)
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長さ35inch/重さ456.0g/バランスD2.5/振動数354cpm/センター
/表示ロフト54度、リアルロフト55度/ライ角69度
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