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長尺ドライバーとゴルファーの相性

47インチを超えるフォーティーンの長尺ドライバー「CT-112」

47インチを超えるフォーティーンの長尺ドライバー「CT-112」

14本のクラブのうち、「一番長いクラブはどれか?」と聞かれれば、誰もが即座に、「ドライバーに決まっている」と答えるでしょう。そして、14本の中で一番飛距離が出るのがドライバーだと答えます。
確かにその通りで、クラブは短いよりも長い方が飛ぶというのが常識。また、メーカーが売り出すクラブを見ても、飛距離をアピールするモデルの大半は通常よりも長めに作られています。
ゴルフは円運動。物理的にはシャフトが長くなるほどヘッドスピードが上がります。1インチ伸ばせば、ヘッドスピードは約1メートル上がり、キャリーが3~6ヤードぐらい伸びると言われています。言い換えると、長尺で飛ばせるかどうかは‥‥ヘッドスピードで確認できます。
例えば、45インチのドライバーを使っているとしましょう。こういう場合、45と46インチを打ち比べてみて、ヘッドスピードとボール初速がどのように変化するか調べて下さい。1インチ長い方がヘッドスピードが1メートル以上、そしてボール初速もそれに比例して上がっているならば、その人は長尺を使うメリットがあります。ボール初速も調べるのは、ヘッドスピードが上がっても芯を外しているとボール初速が上がってくれないからです。
他方、シャフトを1インチ長くしてもヘッドスピードが上がらない人は、長尺ドライバーを使うメリットはありません。むしろ、長くなることでミート率がダウンするので手を出さない方が賢明です。
長尺との相性はスイングでも判断できます。大きく振りかぶり過ぎ、オーバースイングやシャフトクロス(トップでシャフトが飛球線よりも右を向く)人は、長尺と相性が良くありません。クラブがプレーンから外れる度合いが大きいために、ダウンスイングで振り遅れてしまい、ヘッドスピードが上がりづらいし、ミート率も不安定になるからです。
他方、トップの形がコンパクトな人やレイドオフ(トップでシャフトが飛球線よりも左を向く)人は、長尺と相性がいいです。このタイプはダウンスイングで振り遅れにいので、長尺でもしっかり振り切れます。長くしてもミート率が変わりづらいので長尺のメリットを引き出せるでしょう。


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