フジクラ スピーダーSLK(2019)

このインプレッションは、2019年4月のマーク金井の有料メルマガに掲載されたものです。(有料メルマガはこちらからご購読できます)

前々回、デイトナスピーダーについて書いた時に、次回はスピーダーSLKを取り上げると書いたのだが、一週間も経つとコロっと忘れてしまった。まあ3月31日に、4月1日だと思ってエイプリルフールのブログをアップするぐらいだから、そのへんはメルマガ読者も充分わかっていて『しょうが無いなぁ』と思っていただければありがたい。

ジャパンゴルフフェアでもフジクラはミニスカポリスのコスチュームに身を包んだ、コンパニオンガールが目立っていたが、デイトナスピーダーとスピーダーSLKという2つ同時に新作があるので、注目度も高かった。デイトナスピーダーは、フジクラの特約店工房向けに販売しているシャフトで、高級感たっぷり。前作のダイヤモンドスピーダーも人気が高く、今回アイアン用とHYBRID用が追加になったそうだ。

スピーダーSLKは、対局にあるシャフトだろう。メーカーのWEBサイトには開発に至った経緯が書いてあった

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一般的に、クラブの短尺化には、クラブ長が短くなることによるミート率の向上や直進性が高まるメリットなどが挙げられる。近年、PGAツアーでも短尺ドライバーの使用選手が数多く見受けられる。しかし、通常のクラブを短く組もうとすると、クラブバランスが軽くなってしまい、ヘッドを重くする等の調整では振り心地が変わってしまう。
ドライバーの短尺化について、JGF2018に短尺コンセプトドライバーシャフトを参考出品し、JGF会場や以降の試打会にて感想を集めたところ、

・ドライバーを44インチくらいで試したことがある人が意外と多い
・クラブバランスが出ないのでヘッドに鉛を貼って調整しているが、振り心地が変わってしまう
・バランスが軽いままだと、ユーザーに敬遠される
・通常のシャフトを短尺にすると、硬く感じてしまう、球も上がらない

というコメントがあり、予想以上に反響が大きかったため、短尺用シャフトの商品化を推進しました。

フジクラシャフトのWEBサイトより引用
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理論上、ドライバーを長尺化すると、ヘッドスピードが上がり、ボール初速も上がる。という仮説の元、ドライバーを長くする人が多い。しかし実際は、ヘッドスピードが上がるが、ボール初速は落ちる人、ヘッドスピードも上がらないと言う人が、かなりの比率でいて、長尺化で飛距離アップできる人はかなり限られるというデータをみたことがある。

そこで注目されるのが、短尺化。これはPGAのツアープロの影響もあるだろう。僕はSLKというシャフト打ってみて、短尺専用にするのは勿体無いと思う。カット前のシャフトの長さは短いのと、先端が重くバランス値が大きくなるので、あまり長くは出来ないが短尺に限定しなくても良いと思う。

デイトナスピーダーは、松阪牛や、大間のマグロ、フォアグラ、考えられる高級素材をすべて集めてつくった最高級の幕の内弁当。一方スピーダーSLKは、王将の餃子定食と言う感じ。材料は高級な素材など使っていないだろうが、非常にまとまりがよく毎日食べても飽きない。使い慣れた素材を使って、いい意味でシャフトをアバウトに作っている。シャープな感覚は無く、追従性は決して良くはない。

このメルマガを読んでいる人は、追従性が良くないと言われても、駄目なシャフトであると思わないぐらい理解度が高まっていると思う。例えるならデイトナスピーダーがF1のハンドリングで、スピーダーSLKは、アメ車のハンドリングといえばいいだろうか?。SLKは直進安定性がよく、何時間も真っ直ぐ走っていられる感じ。シャフトのしなりを感じやすく、トルクも大きめでタイミングが取りやすい。

飛距離追求したシャフトではないが、しなりを感じタイミングを取りやすいので、安定したリズムでインパクトを迎えることができるので、安定感のあるドライバーショットが打てるだろう。そうなると不安を感じにくくなり、気持ちよく振り切れる。シャフトとの信頼関係が出来ると、飛距離はドンドン引き出されるはずだ。

スピーダーSLKは、ずばり平均飛距離が出るシャフト。センター部分もやわらかめで、高級な純正シャフトのような特性のシャフトだ。44インチで組んで試打してみたが、振り切りやすいと、イロイロな人が試してみても同じ感想だった。僕は今、43.25インチのスチールシャフトがエースだが、短くすることで極端に飛距離は落ちないと実感している。ドライバーショットに悩んでいる人は、スピーダーSLK、そして僕がお勧めするスチールシャフトを、一度試打してみて欲しいと思う

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