ゴルフプライド ツアーベルベット・プラス4

このインプレッションは、2019年6月のマーク金井の有料メルマガに掲載されたものです。(有料メルマガはこちらからご購読できます)

プロ野球は交流戦が始まり、関東地方もついに梅雨入り、僕は雨の日には基本的にゴルフはしない。しかしクラブの試打テストや、9ホールぐらいはプレーする。雨の日のゴルフでは、皆さんレインウェアのことはきにしているが、大切なのは靴とグリップ、手袋、だと僕は思う。靴は防水性にすぐれたもの。雨の日はナイキの名作TW13、グローブはまめに変える。ではグリップを僕はどうしているか教えよう。

アナライズでは、5種類のオリジナルグリップを作っている。すべて天然ゴムで価格的にもあまり高価ではない。僕が価格を抑えているのは理由がある。樹脂系の値段が高いグリップは経年変化が少ないが、僕はゴム系をまめに交換するタイプ。グリップは時間が経つと、硬化してきて、滑りやすくなる。1年サイクルぐらいで定期的にグリップを交換すると、グリップ力が維持され、雨の日のゴルフも安心だ。長く使うと滑りやすくなるものだ。

僕は、昔から今ある常識を疑い、常識が作られている理由を考えたり、その正当性について一人で思案するのが好きだ。最近は特にその傾向が強くなっている、例えばドライバーのスチールシャフト。クラブセッティングの法則では、ウエイトフローというの原則がある。メルマガ読者ならご存知かと思うが、ゴルフクラブは長くなるほど、総重量が軽くなり、短いものほど重い。ヘッド重量は、短い番手ほど重いものだが、シャフトも徐々に重くすべし

と自分でも言っていたのだが、1Wをスチールシャフトにすると、完全に矛盾してしまう。しかし、多くのゴルファーが試しにテストしてみると、「これは凄い」と驚きの結果をもたらしている。僕はセミナーでパーシモンドライバーを使ってもらっているが、皆さん非常に打ちやすそうなので、自分でやってみてこの気付きが生まれ実践してみると、例外がなく振りやすいと言う評価を得ている。

最近は、一からはじめるゴルフクラブの正体の連載で、グリップについて意外と拘っている自分に今更ながら気がつく。セミナーにグリップメーカーの方が参加して、グリップに対する興味が一気に湧いてきた。グリップは超ロングセラーモデル、ツアーベルベットラバーは、シャフトで言えばダイナミックゴールドと同じぐらい定番中の定番。グリップは進化というよりも変化しているだけの印象がある、色や握り心地などのバリエーションは増えていくが新しい試みも実はされている。

グリップといえばグリップエンドが一番太く、シャフト側にいけばいくほど細くなる。いわゆるテーパー形状。右手が細いのがあたりまえだ。これが常識といえば常識。その理由はなんなのだろうと最近思い始めた。セミナーに参加してくれたグリップメーカーの人に聞くと、テーパーが少ないものも開発され、発売されているというのだ。

ゴルフプライドのツアーベルベット、MCCなどの人気シリーズに、Plus4と言うモデルがある。これは、右手の余分な力を抑えてグリップしたいというツアープロの要望に応えるかたちで開発されたそうだ。グリップの右手側を一般的なモデルに比べ太くした。テーパーレスというほど右手と左手の太さが同じではないが、右手側がかなり太い。

これは、PGA ツアーで下巻き 4 枚程度の巻いて右手側を太くするトレンドからヒントを得たそうだ。下巻き4枚ぶんプラスということで Plus4というらしい。このグリップはかなり、テーパーレス形状を実現している。ツアープロは。結果として右手側を軽く握ることができるため、スムースなスイングが可能となり、よりパワフルで正確なインパクトが実現できるとのこと。

ティーチングプロの大御所であるデビッド・レッドベターも、この考え方を支持したと言う話も教えてもらった。僕は右手側が軽く握れるというよりも、右手が太いことで、強く握らなくても良くなり、左右均等の強さで握れることにメリットがあると思っている。一からはじめるゴルフクラブの正体でも書いたが、右手が太くなると、ボールは左に行きづらくなる。右手が若干使いづらくなるからだ。

このグリップに僕がとても興味を持ったのは、僕のゴルフのスタイルにとてもメリットがあるから。僕は14本でプレーすることは殆ど無いことは、メルマガやブログに書いているのでご存知かと思う。少ない本数でプレーすると、1本のクラブで打ち分ける距離の差が大きくなる。今年になってプレーした時に使った本数は、最小4本から最大9本。最小4本だと7番アイアンで100ヤードから160ヤードまでコントロールする必要がある。

そんなコト難しいでしょ? と言われるが、みなさんもウエッジでは60ヤードぐらい打ち分けているのだから、少し練習すれば慣れれば問題なく出来るだろう。1本のクラブで、距離を打ち分ける一番簡単な方法は短く握ることだろう。このPlus4は短く握っても、握り心地があまりかわらない。これはウエッジなどでもメリットがあるだろう。

面白いのはこのグリップ通常のものよりも、少し重いこと若干のカウンターウエイト効果も期待できる。アイアンが引っかかる人や、1本で距離を打ち分けたい人、ウエッジだけこのグリップを入れるのも面白い。是非オススメしたいグリップだ

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