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アベレージ向けドライバーの重量は15年前の女性用と同じ

アベレージ向けドライバーの重量は15年前の女性用と同じ

アベレージ向けドライバーの重量は15年前の女性用と同じ

アベレージ向けドライバーの重量は15年前の女性用と同じ


 ゴルフクラブの中で最も飛距離を稼ぎたい(稼げる)クラブなのがドライバー。飛ばすために、パターを除く13本のクラブの中で最も長く、そしてロフトが一番少なくなっています。クラブは長い方がヘッドスピードが上がりやすく、ロフトは少ない方がボール初速を出しやすいからです。

 では、重量はどれぐらいがいいのか?

 ドライバーは軽い方が振りやすいし、ヘッドスピードも上げやすくなります。メーカー側もそれを狙っているのでしょう。アマチュア向け市販ドライバーは年々軽くなっています。15年前のドライバーは305g前後でしたが、2012年モデルになると285g前後。現在のドライバーは15年前の女性用とほぼ同じぐらいの重さです。

 なぜ、こんなにも軽くなったのか?

 飛びを追求していることもありますが、もうひとつの理由はアベレージゴルファーの高齢化です。ゼクシオをはじめ、多くのメーカーがメインユーザーと考えているのが団塊世代。団塊世代の高齢化に合せて、モデルチェンジ毎にドライバーを軽くしているのです。アマチュアの多くは加齢でパワーが落ちても飛ばしたい。そのれを満たすためにドライバーの軽量化に歯止めがかからないのです。しかしながら「軽過ぎる」ドライバーはメリットばかりではありません。デメリットもあります。体が軽いクラブに慣れてしまうと、次第に手先で振り回す打ち方になり、結果、体をしっかり使いづらくなります。また、クラブは軽くなるほどトップが浅くなって打ち急ぎのミスも出やすくなるのです。

 反対に、重いクラブはヘッドスピードを上げづらい反面、手先で振り回せません。体をしっかり使って打てますし、ミート率も安定してきます。ドライバーが苦手な人の場合、適度に重い方がフェアウェイキープ率が上がり、OBやチョロ等のミスも減らせるのです。団塊世代よりも若い人、そして団塊世代でも人並み以上のパワーがあるならば「振り切れる範囲で重い」クラブを使って下さい。40歳以下の男性ならばドライバーの重量は310gを目安に±10g。40~55歳ぐらいならば305gを目安に±10g。これを目安に「振り切れる範囲で重い」モノを選んだ方が、ドライバーのスイングが良くなりますし、飛距離、方向性も安定してくるでしょう。


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