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寒い時はヘッドとシャフトに鉛を5gずつ貼るといい

寒い時はヘッドとシャフトに鉛を5gずつ貼るといい

寒い時はヘッドとシャフトに鉛を5gずつ貼るといい


 機能下着や高機能なアウターが増えてきたとはいえ、夏場に比べると冬場は厚着でゴルフをすることになります。このためドライバーは右へのプッシュアウト、アイアンは左に引っかけやすくなります。寒さと厚着で体が動かしづらくなるとテークバックが浅くなり、打ち急いで軌道がアウトサイド・インになりやすいからです。加えて、寒くなるほどシャフトのしなりを感じづらくなるので、手打ちのミスも出やすくなります。

 では、どんなクラブを使えば冬場のミスを減らせるのか?

 体が動きづらい状況下では、夏場よりも少し重いクラブ、そして軟らかめのシャフトをお勧めします。重い方がクラブの重さを利用できます。クラブの重さに引っ張れる分だけテークバックを大きく取れるからです。体が硬い人はクラブが重くなるだけで、打ち急ぎのミスを減らせます。普段使っているクラブも、ちょっとしたチューニングを施すと冬仕様になります。例えば、冬場にアイアンを打ち急いで引っかけやすい場合は、フェースの裏側に鉛を5g前後、シャフトの付け根部分にも鉛を5~10gぐらい張って下さい。これでクラブが少し重くなって、バランスも3ポイント前後増してきます。その結果、従来よりもテークバックがしっかり取れます。鉛でヘッドが効いた分だけシャフトがしなりやすくなって、タイミング良く切り返せるようになります。たかが10gと思うかも知れませんが、10g重くするだけで振り心地はガラッと変わるのです。対して、冬場にクラブを軽くするのは逆効果。軽くなるほどテークバックが浅くなり、打ち急ぎのミスが出やすくなります。

 ゴルフショップは年中エアコンが効いてますから、試打する時は全然寒くありません。もし、冬用のクラブを購入するつもりならば、まずは試打する時に、実際にゴルフする時と同じぐらい厚着して下さい。そして厚着しててもトップが浅くならない重さのクラブ、シャフトのしなりを感じ取りやすいクラブを選ぶ。衣類同様、ゴルフクラブも季節に応じて適したモノが変わるのです。


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