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フェアウェイウッドとユーティリティーを選ぶ二つのポイント

フェアウェイウッドとユーティリティを選ぶ二つのポイント

フェアウェイウッドとユーティリティを選ぶ二つのポイント

アイアンよりも遠くに飛ばすクラブと言えばフェアウェイウッド(FW)とユーティリティクラブ(UT)。どちらもソールが幅広なことからアイアンよりも「やさしい」「ボールが上がりやすい」と言われてますが、アマチュアの中にはFWやUTを苦手にしている人が少なくありません。そして、苦手にしている人の多くはダフりよりもトップやチョロ、引っかけに悩んでいます。

そこで今回はミスを減らすためのFW、UTのクラブ選びについて説明しましょう。

ひとつめのポイントはシャフト(クラブ)の重さです。今どきのFW、UTの多くは、飛距離を重視するあまり50グラム前後の軽いカーボンシャフトが装着されています。軽い方が振りきれるし、ヘッドスピードも上げやすいからです。

しかし、FWやUTが苦手な人の場合、この軽さが災いの元となることがあります。シャフトが軽くなるほど手打ちになったり、打ち急ぎのミスが出やすくなります。また、手首のコックがほどけづらくなる分だけ、トップやチョロが出やすくなるのです。

FWやUTが苦手な人は、少し重めのシャフトをチョイスして下さい。FWの場合はドライバーよりも10g前後重いシャフト、UTの場合はドライバーよりも20~30g重いシャフトが目安です。これぐらい重くするとスイングが安定しますし、手首のコックがタイミング良くほどけ、ボールの上っ面を叩くミスを確実に減らせます。

もうひとつ大事なポイントがライ角。ライ角とはシャフトとソールがつくる角度のことです。FW、UT、ともに地面から打つクラブですので、インパクトでソールの一部しか接地しない場合(ライ角が合っていない場合)、方向性が不安定になります。また、フェース中央で球を捉えづらくなってる分だけ、ミート率が悪くなってきます。

ライ角が合っているかどうかは、市販のソール用ショットマーカーを使うと簡単にチェックできます。これで、ソール全体(中央)が地面に接地しているライ角がゴルファーの適正ライ角。ショップで試打する時は飛距離チェックだけでなく、ライ角も必ずチェックして下さい。

最近は、シャフト脱着できるFW、UTが市販されていますが、このタイプはライ角も調整可能。市販クラブだとライ角が合わない人には、非常に使い勝手がいい道具(クラブ)です。弾道調整機能と言うとドライバーというイメージがありますが、この機能はFWやUTの方がそのメリットを生かせるのです。


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