マーク金井blog

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2023年08月08日超私的な考察  ドライバーで最大飛距離を求めないことで得られるメリットとは!?

 

 

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荒川河川敷の赤羽ゴルフ倶楽部で頻繁にプレーするのも影響しているのでしょう。マーク金井がティショットで求める飛距離は210~230ヤード。230ヤード地点に立つ黄色いフラッグをめがけて内、フラッグの横か少し手前にボールを運ぶようにしています。

 

 

 

赤羽は距離がそれほど長くないので、230ヤード以上飛ばしたからといってスコアが良くなるとは限らないからです。超私的には「キャリー180ヤード」をイメージしてドライバーを打つと、大体210~230ヤード地点にボールが止まります。

 

 

ドライバーの適正飛距離はゴルフ場によって変わってきますが、白ティからプレーするのであれば200~230ヤード飛べば、セカンドで距離が残り過ぎることはまずありません(パー4の場合)。飛距離よりもフェアウェイキープすることができた方がセカンドが打ちやすくなりますし、打たなくていいミスも減らせます。そして何より、フェアウェイキープ率も上がってきます。

 

 

 

 加えて、ドライバーで軽めにスイングすることにはもうひとつメリットがあるのです。

 

 

 

 

ドライバーで1ヤードでも遠くに飛ばそうとすると、力感も強くなります。対して、ドライバーで軽めにスイングすると力感は強くなりません。実は、この力感が強くならないことは、他のショット、特に100ヤード以内のショットやパッティングに好影響を与えてくれるのです。

 

 

 

 

例えば、300ヤードのパー4があったとしましょう。ドライバーをフルスイングして250ヤード飛ばすと残りは50ヤード。パーオンして当たり前、バーディも狙いたくなりますが、、、力感が強いショットを打った直後にデリケートな力感が求められるショットというのは簡単ではありません。フルショットした直後にデリケートな力感が求められるコントロールショットを打とうとすると、インパクトが緩むミスが出やすくなるからです。

 

 

 

 

対して、ドライバーで210ヤードぐらいのコントロールショットを打った場合、ティショットで力感が強くなってません。加えて、残り90ヤードだと50ヤードを打つ時に比べてデリケートな力感は求められません。例えば、PWで100ヤード飛ぶ人ならば、やや軽めの力感でグリーンを狙えます。

 

 

 

ティショットもセカンドショットも同じぐらいの力感で打てるのでイージーミスが出づらいメリットがあるのです。

 

 

 

 

ゴルフは複数のクラブを使い分けてプレーしますが、複数のクラブを上手く使いこなすコツは、ドライバーからウエッジに至るまで力感が極端に変わらないように打つことではないかと超私的に思っています。

 

 

 

 

力感というのは言葉で説明するのは簡単ではありませんが、実際のスイングを観れば力の入れ具合(抜き具合)ははっきりと分かります。マーク金井はドライバーもアイアンもサクッと打ってますが、サクッと打つ時に心がけているのは「ボールを飛ばそうとしないこと」で、即ち力感が入り過ぎないようにしています。

 

 

 

 

YouTubeの「オルタナゴルフ」ではいつくかのコンテンツをアップしてますが、近々、コースラウンド編をアップ致します。マーク金井のティショット(ドライバー)の力感がどんなものなのか、、、、、じっくりとご覧いただけますと幸いです。

 

 

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ご好評をいただいてます短尺スチールシャフト、現在売り切れてます。再入荷までしばしおまちいただけますと幸いです。


2023年08月03日超私的な提案  グリップの太さがスイングに及ぼす影響とは!?

 

 

食いつきの差が、飛距離の差だ。

 

 

 

ブリヂストンから新作ドライバー「B1ST B2HT 」のキャッチコピーに採用されたのが、「食いつき」です。

 

 

「食いつき」とはインパクトでボールがフェースの上を滑らないという意味ですが、確かに試打してみると、確かに「食いつき」の良さを実感できます。フェースに施された独特なミーリングはビジュアルインパクトが強いだけでなく、インパクト時にボールが滑りづらくなっています。

 

 

 

 

路面とタイヤの「接点」を科学するブリヂストンならではのテクノロジーが採用されているわけですが、超私的に「接点」というワードで真っ先に思い浮かぶのは、グリップです。

 

 

 

説明するまでもありませんが、クラブと身体(ゴルファー)とをつなぐ、唯一の接点です。

 

 

 

 

そういう意味ではブリヂストンの言葉を借りれば、グリップも「食いつき」が良い方がゴルファーに有利です。

 

 

 

 

タイヤがそうであるようにすり減ってツルツルなグリップでは手に「食いつき」ません。握りが不安定になるだけでなく、トラクション(力の伝達)が悪くなります。

 

 

 

では、どんなグリップが「食いつき」が良いのか?

 

 

これまたタイヤと同じくグリップもフレッシュな方が握り心地が良いだけでなく、「食いつき」も良くなります。加えて、「食いつき」に大きな影響を及ぼすのが、グリップの太さです。

 

 

 太さの好みは個人差がありますが、超私的には細いグリップよりも太めのグリップの方が「食いつき」が良くなります。

 

 

 

太めの方が手とクラブの間にすき間ができづらく、密着感が増すからです。マーク金井は数年前からすべてのクラブでミッドサイズのグリップを装着し、それがあまりにも「食いつき」が良いことかミッドサイズのmmグリップを作ることに至りました。

 

 

 

ミッドサイズのグリップはまだまだ主流ではありませんが、握り比べるとミッドサイズの方が密着感があることを体感できます。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 mmグリップはこちらから購入できます。

 

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2023年08月02日ゴルフの上達に欠かせない「道具」の話 第18回「ゴルフに魔法の杖はある?」

 

 

これを手にすれば誰もが立ち所に300ヤード飛ばせるようになったり、アイアンがベタピンにつくようになったり、1パットでカップインさせることができるようになる。そんな夢のような話ってあるのだろうか? アマチュアがクラブを替えただけでトッププロみたいなゴルフができるようになる。

 

 

そんな「魔法の杖」のようなゴルフクラブが存在するのだろうか?

 

 

ゴルファーは皆、心のどこかで新しいゴルフクラブにそんな「魔法の杖」的なイメージを抱いているのかもしれない。新しいクラブに替えて、300ヤード飛ばせるようになったり、アイアンがピン側に寄る確率が上がることは間違いなくあるだろう。パッティングが入るようになることも、ある。

 

 

 

しかし、それらは全てのゴルファーに等しくもたらされる福音ではない。道具を替えて300ヤード飛ばせた人がいたならば、それはそもそもその人に300ヤード飛ばせる素養があったため。ベタピンや1パットが増えたのも、使い手であるゴルファーに元々そのスキルが備わっていたからだ。

 

 

 

ここ30年、アマチュアの平均スコアや飛距離は変わっていないのに、プロゴルフの世界では飛距離を伸ばし、ラウンドで60台を連発するプレーヤーが増えている。スキルのある者はより上手く、そうでないものはそれなりに。それが許容性のアップを「進化」としている現代ゴルフクラブがもたらす結果、福音である。

 

 

 

とんでもないミスは救いきれないが、些細なミスであればそこそこ補ってくれる。それが魔法の杖の真の姿なのだ。

 

 

 

筆者はここ1ヶ月、パッティングについてプロにアドバイスを受け、これまでのゴルフ人生で最も継続してパッティング練習に時間を割いているが、今まで我流でしかやってこなかったぶん、レッスン効果はまさに“てきめん”であった。これまでと同じパターを使っているのに上手くいく“確率”が格段に違ってきた。結果のバラツキが目に見えて少なくなっているのだ。

 

 

 

パターが良くなったのならば、パターの要領で使えるアナライズ『R25ウェッジ』でも好結果が出るはずと思い改めて使ってみたところ「こんなに安定して寄るのか!」と今更ながらに驚いた次第。

 

 

 

結局、今までは道具の良さを実感できるところまで自分自身が行っていなかった、ということだと思った。

 

 

 

どんな道具でも、ある程度きちんと使用しなければその真価が発揮されることはない。

 

 

 

進化した道具のメリットを享受したければ、使い手も道具のことは関係なく自分自身を磨いていかなければならないのだ。道具の進化に頼るのではなく、進化のサポートを受けながら自分自身で飛ばし、寄せ、カップインさせていく。普段、これまで、自分のレベルアップに一生懸命ではなかったぶん、より大きな伸び代が残っているのが一般的なアマチュアの姿ではないだろうか。

 

 

 

マーク金井が毎夜、スタジオでスポンジボールや練習機を使って「コソ練」している動画を頻繁にSNSにアップしているが、そうだからエージシュートを達成することができるのだろうと思う。

 

 

 

短尺スチールドライバーやランニングウェッジを使っているからいいスコアが出せるわけではない。

 

 

 

元々自分磨きをしている人が自分のスタイルにあったクラブを選び、使うからこそ「よりよい結果」が出せる。アナライズBlogの読者なら、そのことをお分かりいただけると思う。

 

 

 

だからと言って、何も落胆する必要はない。

 

 

 

これまで何もやって来なかったぶん、我々には多くの伸び代が残されている。ちょっとやればすぐにもっと飛ばせるようになるし、ナイスパットの確率も上がる。自分の効率を上げることで、新しい道具に持ち替えるよりも大幅に結果を変えることが可能なのだ。果たして、もっと飛ばせるようになった自分が進化した道具を使ってみたらどうなるだろうか?

 

 

 

そういうことを想像しながら、明日からでも自分磨きを始めてみてはいかがだろう。

(書き手/高梨祥明)

 

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2023年07月31日超私的な提案  スコアが確実に良くなるドライバーの選び方とは!?

 

記録的な暑さが続く中、今日も朝4時に起きて赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホールプレーに行ってきました。朝5時45分にスタートし、7時10分にホールアウト。今日はフジクラの新作シャフト、スピーダーNXブラックの5Sをテストしてきました。

 

 

 

そして、赤羽で快適にプレーするにはティショットが鍵を握っています。河川敷コースのお約束で左右にはワンペナ(OB)が待ち構えてますので、ティショットは左右に曲げないことが求められるからです。

 

 

 

 

別言すれば、ドライバー(ティショット)で求められる性能は、「確実にフェアウェイをキープでき、そこそこ飛ばせる」です。

 

 

 

 

マーク金井の場合で言えば、ドライバーの飛距離は200~230ヤードぐらいが「そこそこ飛ばせる」距離です。

 

 

 

 

そんな曲がらないだけのドライバーは面白くない。ドライバーは飛ばないと面白くない、、、、、という考えているゴルファーにとっては、こういうドライバーは興味がないかも知れません。

 

 

 

ですが、ドライバー(ティショット)の役割というのは、2打目を打ちやすい場所にボールを運ぶこと。すなわち、狙った場所(フェアウェイキープ)ボールを運んでやることです。

 

 

 

 野球に例えるならば、ドライバーの役割とは「球速はそれほど速く無くてもコントロール良く確実にストライクが取れること」です。

 

 

 

では、どんなドライバーが狙ったところにボールを運びやすくなるのか?

 

 

 

一番大事なポイントは、、、、、

 

 

 

 打ち出し方向が安定していることです。

 

 

 

自分が打ちたい方向にボールが飛ぶこと、そして逆球が出ない(出づらい)クラブを選ぶことです。

 

 

 

 

例えば、持ち球がフェード(スライス系)ならば、ボールはやや左に打ち出せること。 例えば、持ち球がドロー(フック系)ならば、ボールはやや右に打ち出せること。

 

 

 

 

 

まずはこの条件を満たしているかどうかにこだわって下さい。左右に曲がらないとか、芯が広いとかというのも大事な要素ですが、それ以上に大事なのは、狙った方向(自分が打ちたい方向)に飛ばせるクラブを選ぶことです。

 

 

 

 

ドライバー選びというとどうしても飛距離性能に目を奪われがちですが、本当に必要な性能というのは「打ち出し方向の安定性」です。

 

 

 

 

もちろん、打ち出し方向を安定させるためには練習も必要です。練習場でアマチュアゴルファーの練習を観察していると、多くの人はナイスショットを打つこと、芯に当てることにこだわってます。気持は分かりますが、この2つにしかこだわらないのは得策ではありません。

 

 

 

練習で本当になすべきことについてYouTubeで解説してますので、ご覧いただけますと幸いです。

 

 

 

欠品してました短尺スチールシャフト。近日中に販売再開致します。

 

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2023年07月28日超私的な考察  ボールで飛距離が変わるって本当なのか!?

 

一昨日の水曜日、ブリヂストンゴルフの新製品試打ラウンドに参加してきました。スタート前にエアコンが効いたミーティングルームにて、新作ボールとなるツアーB JGR、新作ドライバーとなるB1ST、B2HT、Bリミテッド B1LS、そして新作シューズのプレゼンを受け、その後、練習場にてトラックマンを用いてクラブフィッティングを受けてきました。

 

スタート前には同社契約の宮里聖志プロ、宮里藍プロのデモンストレーションを間近で拝見し、コースにて新製品をじっくりと試してきました。ちなみにマーク金井がチョイスしたドライバーはBリミテッドB1LS。シャフトはフジクラの新作、スピーダーNXブラック(5S)です。

 

 

 

BリミテッドB1LSは3モデルの中でももっともボールが上がりづらいタイプですが、これをチョイスしたのは求めた弾道が打てたから。超私的には弾道が低く、ランが出やすいドライバーの方が風に強い球が打ちやすく、そしてフェアウェイキープしやすいからです。

 

クラブ、ボール、そしてシューズと盛りだくさんな試打ラウンド(9ホールプレー)となりましたが、改めて感じたのはボールが飛距離に及ぼす影響です。

 

 

 

 

普段はブリヂストンのツアーBX(スピン系ボール)を使ってますが、これと比較するとJGR(ディスタンス系ボール)の方がドライバー、アイアンとも飛距離が伸びてます。体感的にはドライバーは3~5ヤード、アイアンは7~10ヤードぐらいは飛びます。

 

 

 

 

加えて、30ヤード以内のアプローチに関しては、ツアーBXよりも1割ぐらい飛んでしまいます、、、、。

 

 

 

では、なぜツアーBXよりもJGRの方が飛距離が伸びるのか?

 

 

 

 結論から先に言うと、スピン量が減るからです。

 

 

 

ボールの飛びっぷりというのは初速、スピン量、打ち出し角でほぼ決まります。この3要素の内、初速というのはルールで制限されていますが、それ以外はルールの制限はありません。

 

 

 

 

JGRに関して言えば、ディスタンス系の中では初速が出やすく、そしてスピン量がツアーBX(スピン系ボール)よりも少ない。マーク金井の場合、ドライバーのヘッドスピードが41m/sとそれほど速くないこともあって、JGRの方が、ドライバー、アイアンとも初速とスピン量のバランスが良くなる分だけ、飛距離が伸びたのです。

 

 

 

もちろんJGRは誰が打っても飛ぶとは限りません。ツアーBXの方が飛ぶ人もいますが、アマチュアの平均的なヘッドスピード(ドライバーで38~43m/s)ぐらいだと、ツアーBXよりもJGRの方が飛ぶ可能性が非常に高いです。

 

 

 

 

 特に、7番アイアンより下の番手 い関しては、JGRはツアーBよりもスピン量が明らかに減る分だけ、キャリー、ランの両方とも距離が伸びてきます。

 

 

 

JGRに関してはYouTubeのオルタナゴルフでも解説してますので、詳しくはこちらをご覧いただければ幸いです。

 

 

ちなみに、ツアーB JGRよりもさらにスピンを減らせるボールもブリヂストンではラインアップしてます。そちらについても近々YouTubeにアップ致します。

 

 

PS.ミスがミスになりづらいアイアン、mmアイアンはこちらから購入出来ます。

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