マーク金井blog

カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法

2014年06月20日長尺ドライバーで飛距離を確実に伸ばすコツ その2

サッカーワールドカップ、予選2戦目で日本はギリシャと戦い、残念ながら引き分け、勝ち点3を挙げることができませんでした。予選通過はかなり厳しい状況となりましたが、まだまだ可能性は残されています。次のコロンビア戦に望みを賭けましょう

さて、今日のエントリーも長尺ドライバーの正しい使い方についてです。長尺ドライバーはクラブ(シャフト)が長いことでヘッドスピードが上がり、ヘッドスピードが上がることで飛距離が伸びるというロジックによって成り立っています。

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言い換えると、いつもと同じスピードで振ってこそ長尺のメリットが生まれます。長尺ドライバーはゆっくり振った方がいいという教えもあったりしますが、ゆっくり振ってしまえば、長尺を使う意味が半減します。ゆっくり振らないと振り遅れてしまう人の場合、長尺を手にしてもヘッドスピードの増加が見込めないからです。

では、どうすれば長尺を使っても振り遅れないでインパクトを迎えられるのか?

振り遅れないコツは‥‥

長いシャフトを短く使う!!!!!!

そのための第1段階は、トップからダウンの切り返しで手首のコックをキープし、ヘッドが描く円(軌道)を小さくすること。切り返し直後にヘッドが上にポンと上がってしまうとヘッドが描く円(軌道)が大きくなり、長いシャフトを長く使うことになります。対して、手首のコックがキープされヘッドが上に上がらないでダウンスイングが始まると、長いシャフトを短く使えるようになるのです。

男子プロはほぼ例外なく、トップの位置よりもヘッドが少し下がってからダウンスイングが始まっています。特に飛距離が出るプロほどヘッドが下がります。

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男子ツアープロだと、このヘッドの位置よりも 切り返し以降ヘッドが上がることはない

そして、第2段階は、ダウンスイングの中盤から後半。ここで大事なことはシャフトを寝かせてしまわないこと。シャフトが寝てしまう、正確に言うとシャフトプレーンよりもヘッドが下に垂れてしまうと、長いシャフトを長く使うことになって振り遅れてしまいます。マーク金井スーパーシャットくんを使ってひざ立ち打ちの練習をよくしますが、これをやるとシャフトを短く使う感覚を養えます。ひざ立ち打ちだと、ダウンでシャフトが寝てしまうと(ヘッドが垂れると)、インパクトのはるか手前の地面を叩いてしまいます。ひざ立ち打ちで手前をダフってしまう人は、長尺ドライバーを使った時、振り遅れてしまいやすく、そして長尺ドライバーの性能を100%引き出すことは難しいでしょう。

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ひざ立ち打ちのドリルは40年以上前からポピュラーな練習法ですが、これをやると長いシャフトを短く使う感覚を養えます。もちろん、ひざ立ち打ちは普通のクラブでもやれます。アイアンやドライバーでやるのもいいですが、クラブが長くなると難易度がかなり高くなります。マーク金井は高校生の頃、5番アイアンでひざ立ち打ちを練習しましたが、悲しくなるほど手前をダフりまくりました(笑)

ちなみに、ひざ立ち打ち手前をダフりやすい人には、共通した悪い動きがあります。ダウンスイング後半で

左手が上、右手が下

になってしまうと、シャフトが寝てしまい、長いシャフトを長く使うことになります。シャフトを寝かせないためには、シャフトを立てることを意識するよりも

左手が下、右手が上

のポジションをマスターすることです。ハーフダウンの位置で左手が下、右手が上の形が作れると、シャフトは寝ません。長いシャフトを短く使えるようになりますし、長尺ドライバーを手にしても振り遅れないで打っていけるのです。

ダウンスイングはコンマ数秒の世界です。イメージだけでは両手の位置関係をチェックすることは非常に難しいです。両手の位置関係をチェックするためには、とにかくスローモーションのようにゆっくり振ることと、ゴルフの竪琴のように両手の位置関係が分かりやすい練習器具を使ってスイングすることです。

長尺ドライバーは上手く使いこなせば魔法の杖になってくれますが、魔法になるかどうかはゴルファー次第です。ことゴルフにおいては、道具(クラブ)の進化を享受するためには、スキル(技術)が求められるのです〜。

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6月22日

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2014年06月19日長尺ドライバーで飛距離を確実に伸ばすコツとは!?

全米オープンが開催されたパインハーストNO.2ほどではありませんが、米ツアーが開催されるコースは距離がどんどん伸びています。昔は6800~7200yぐらいが当たり前だったのに、最近は7200~7500yぐらいあったりします。国内ツアー男子ツアーは米ツアーほどではありませんが、それでも昔に比べて距離が伸びています。今週開催の国内メジャー「ツアー選手権」にしても、7402yでパー72。10年前に比べると確実に長くなっています。距離を伸ばす理由は単純。男子プロのドライバーの飛距離が昔よりも伸びているからに他なりません。

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国内メジャーの日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills は今日から開催 今年はラフが深い設定 写真はGDOから転載、記事は写真をクリック

 では、なぜプロは飛距離が伸びているのか?

昔よりも体型、体力に恵まれる選手が増えてきたこともありますが、それよりも影響が大きいのは道具(クラブ、ボール)の進化です。プロの場合、道具を上手く使いこなすスイングをしているから、昔よりも20ヤード以上ドライバーの飛距離が伸びています。その一方でアマチュアの場合、道具(クラブ、ボール)の進化の恩恵を受けている人はプロほど多くありません。これまた理由は単純、プロに比べると、道具を上手く使いこなすスイングをしていないからです。

では、プロとアマチュアのスイングはどこがどう違うのか?
道具を上手く使うスイングと上手く使えていないスイングはどこが違うのか?

いくつかポイントがありますが、決定的な違いは‥‥

道具を上手く使えている人ほど、長いシャフトを短く使い
道具を上手く使えていない人をほど、長いシャフトを長く使っています。

禅問答のような感じがするかも知れませんが、この違いが分かっていないと、今どきの道具(クラブ)、特に46インチ以上の長尺ドライバーの性能を100%引き出すのは難しいし、進化したクラブの恩恵を引き出しづらく、「何を使っても飛距離はそれほど変わらない」状況から抜け出せないと思います。

では、長いシャフトを短く使うとはどういうことなのか?

ひとつめのポイントはトップからダウンの切り返しにあります。トップからダウンの切り返しでヘッドが描く円が小さいほど(手首のコックがキープされているほど)、長いシャフトを短く使えます。逆に言うと、切り返し直後に手首のコックがほどけてヘッドがポンと上に上がると長いシャフトを長く使うことになります。

切り返しで手首のコックをキープする。

これはマーク金井がゴルフを始めた頃、すなはち40年以上前からあるスイングのセオリーです。道具(クラブ、ボール)はめざましく進化していますが、こと切り返しでのセオリーについては、昔も今も何ら変わりません。これは46インチ以上の長尺ドライバーにおいても同じで、手首のコックをキープすることが必要不可欠です。クラブが長くなっても切り返しで手首のコックがほどけ、クラブが描く円が大きくなってしまうと、クラブの性能を100%引き出せないし、進化したクラブの恩恵を受け取るこ度合も減ります。全米オープンを制したM.カイマーにしても松山英樹プロにしても、トップからダウンの切り返しでは手首のコックが保たれ、シャフトを短く使っています。

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切り返しでコックがキープできて、ヘッドが低い位置に収まる

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切り返しでコックがキープできずヘッド上にポンと上がってしまう

切り返し直後のヘッドの軌道については、iPhoneやスマホで動画を撮れば分かりますし、より正確に軌道をチェックするにはエプソンのMトレーサーのような分析システムを使うと、より客観的、より正確にチェックできます。マーク金井のラジオ番組のアシスタント、アリエルは非常にダイナミックなスイングをしていますが、ドライバーの飛距離は120y。
Mトレーサーで軌道をチェックすると、切り返し直後のヘッド軌道はこれでもかってぐらい大きいです。対して、ドラコンにも出ていた吉田一尊プロのスイングをEPSONのスイング解析できるMトレーサーで軌道チェックすると、切り返し直後のヘッド軌道はこれでもかってぐらい小さいです。

写真 2

一般アマチュアのヘッドの軌道。青いラインがテイクバック、切り返し以降は黒いライン

写真 4

吉田一尊プロのヘッド軌道。強烈にヘッドが下がっている(ちなみにコレでも全然軽く振ってます)

ただやみくもにボールを打つだけでは、切り返し直後の円を小さくすることはできません。気持ち良くスイングする限り、スイングというのは1ミリたりとも変化しないからです。変化させるにはとにかくゆっくりスイングすることと、スイングが変化しやすい練習器具を使うこと。マーク金井はスーパーシャット君とゴルフの竪琴を使って、スローモーションのようにスイングしていますが、これは長いシャフトを短く使う感覚を養いやすいからです。

どちらもトップからダウンの切り返しでは、トップの位置からヘッドを少し下げ(下に落とし)、それからダウンを開始します。ヘッドが下がれば、手首のコックを保て、長井シャフトを短く使えるからです。大事なことなので繰り返しますが、

トップの位置よりもヘッドが少しでも下がってダウンが始まる!!!!

これが長いシャフトを短く使うための第1段階。男子プロはほぼ例外なく、トップの位置よりもヘッドが少し下がってダウンスイングが始まっています。特に、飛距離がでるプロほどヘッドが下がります。第1段階があるということは、もちろん第2段階もあります。この続きは次回じっくり説明しましょう~。

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2014年06月18日長尺ドライバーで飛距離は本当に伸びるのか!?

先週末はゴルフの全米オープンとサッカーのワールドカップがあって、テレビに釘付けになっていた人も多かったと思います。もちろんマーク金井もその1人で、ゴルフ2連チャンの合間を縫ってテレビの前にかじりついてました。今年の全米オープンは特に距離が長いのに驚き、サッカーではテレビカメラの配置が斬新なのに驚きつつテレビ観戦をしてました。それにしても、7562yでパー70というのはモンスターコースです。単純に計算すると、1ホールのパット数を2として計算するならば、

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今週は全米女子オープン。写真はGDOより転載 記事は写真をクリック↑

7562y÷34打=222.1y

1打で約222.4y打たないとパーオンできないのです!!!!!!!!!!!!!

ちなみに、距離の長いミドル(パー4)を上げると、

2番 507y
4番 529y
8番 502y
16番 528y

500yを越えるミドルが4つもありました。クラブの進化でドライバーの飛距離が伸びたとはいえ、パインハーストNo.2は飛ばないことにはお話にならないコースです。にもかかわらず、優勝したM.カイマーをはじめ、優勝争いしている選手は500y以上でもティショットもセカンドもアイアンで楽々届かせています。米男子ツアー恐るべしです。

プロはこのようにドライバーの飛距離が劇的伸びてますが、アマチュアとなるとどうでしょう。クラブの進化の恩恵を受けている人もいますが、それほど受けていない人もいます。
また、飛びをアピールする長尺ドライバーを使っている人を見ても、道具(クラブ)の恩恵を大きく受けている人はそれほど多くないように見受けられます。

そこで今日のエントリーは、今どきのドライバー、特に長尺ドライバーで飛距離を伸ばす方法についてです。

ゴルフはこの35年くらいでクラブ、特にドライバーは急激に進化しました。ヘッドの素材が木からステンレス、そしてチタンに変わったことでヘッドが大型化され、そしてフェースの反発も上がりました。シャフトもスチールからカーボンになったこと軽量化され、そして長尺化されています。昔のドライバーと今のドライバーを比較すると

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35年前のドライバー
・ヘッドは木製(体積180CC)
・長さは43インチ前後
・重さは350g前後

今どきのドライバー
・ヘッドはチタン(体積460CC)
・長さは45~47インチ
・重さは280~315g

ドライバーはヘッドが大きくなって、クラブが長くなって、軽くなりました。しかし、昔も今も変わらないことがあります。それは、クラブには動力(エンジン)がないこと。どんなに進化して飛距離性能がアップしても、ゴルフクラブには動力(エンジン)がありません。車ならばパワーアップすれば、アクセルを踏みさえすれば運転の上手い下手に関係なくスピードを出せます。

しかしゴルフクラブはそうはいきません。進化したクラブを生かすも殺すもゴルファー次第なのです。昔も今も、クラブを上手く使えるスイングしてこそクラブの性能を100%引き出せ、そして進化の恩恵を受け取ることができるのです。これは長尺ドライバーにおいてもしかりです。長尺は物理的にヘッドスピードを上げやすいですが、振り方に問題があると、長尺といえども飛ぶクラブにはならないのです。

では、どんな風にスイングすればクラブの進化の恩恵を受け取れるのか?

昔のドライバーに比べると、今のドライバーは普通の長さでも長尺です。現在、45インチは普通の長さですが、昔に比べれば2インチも長い。そして、46インチともなれば昔に比べれば3インチも長くなっています。

なので今どきのドライバーはすべて長尺ですが、長尺を使いこなすコツはズバリ、

長いシャフト(クラブ)を短く使う!!!!!

これが長尺ドライバーを上手く使いこなすコツであり、極意です。クラブの長さは物理的にはスイング中に伸び縮みしません。46インチのドライバーはテークバックでもトップでもダウンでもインパクトでも、そしてフォローでもフィニッシュでも46インチのままです。しかし、スイングの仕方によっては46インチが48インチになったり、44インチになったりするんです。実際の長さは変わりませんが、スイング中におけるクラブのポジションが良いか悪いかで、クラブは短くなったり(短く感じたり)、クラブは長くなったり(長く感じたり)するのです。

では、どこをどう意識すれば長いシャフト(クラブ)を短く使えるようになるのか?

それを理解する上で役に立つのが膝立ち打ちと、ゴルフの竪琴です。

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おーっと、終電の時間が迫ってしまいました。この続きは次回説明します~。

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2014年06月08日ゴルフの竪琴を使うと飛距離が伸びるって本当なの!?

昨日は、神田のスタジオでゴルフの竪琴講習会を開催しました。当初は1回で定員8名の予定でしたが、予約開始と同時に満員御礼~。なので午後から追加公演を急遽開催しました。もちろん、こちらもあっという間に8名参加。雨が強かったにもかかわらず、欠席された方は1人もおりません。16名の参加者にゴルフの竪琴の使い方を伝授できました。

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これまでのブログでも書いてますが、ゴルフの竪琴の一番の特徴は両手を離してグリップできること、そして通常のゴルフクラブと異なり、右手と左手を握る部分が立体的に離れています。これにより、「右手が上、左手が下」な状態が作られ、スイング中も

「右手が上、左手が下」

な状態をキープしやすくなっています。これにより左右の手の使い方(ハンドアクション)、手首をコックする感覚、インパクトゾーンでのフェースの返し方(正確にはフェースが返る感覚)を養うことができます。ゴルフの竪琴を使ってスイングすると、アマチュアの人に多い、

・緩んだトップ
・シャフトクロス
・ダウンでシャフトが寝る
・アーリーリリース(手首のコックがほどける)
・振り遅れ
・フォローで左ひじが引ける

これらの悪い動きを修正することができます。意外と思うかも知れませんが、両手が離れていることによるメリット、「右手が上、左手が下」になっていることによるメリットは有形無形にあるのです。

ただし、勘違いしてほしくないことがひとつあります。どんなに練習効果が高い器具であっても使い方を間違うと、正しいスイングを会得することはできません。ゴルフの竪琴もしかり。正しく使ってこそスイングの形が良くなり、クラブの軌道が良くなります。そして、飛距離アップも可能になるのです。セミナーでもこの点を強調しながらいくつかのドリルを紹介しました。

そこで今回は、ゴルフの竪琴を使っての距離アップドリルを紹介しましょう~。

飛距離アップをするドリルとしては、かつてこのブログでスイングスピードを上げるドリルを紹介しました。上り坂ではなく下り坂を走るのと同じで、軽い道具(クラブ)を使ってスイングすることでスピードを上げることができます。

ゴルフ竪琴を使う場合は、スピードトレーニングはしません。ダウンスイングで手首のコックをキープする感覚、力が伝わるインパクトの感覚、そしてシャフトのしなり戻りをタイミング良く発生させる感覚を養うためのドリルを行います。

どんなことをやるかというと、

ハーフスイング&インパクト止めのボール打ち!!!!

ハーフスイングもインパクト止め打ちも、目新しいドリルではありません。30年以上前も現在もゴルフ雑誌とかでしょっちゅう紹介されています。しかしながら、このドリルもゴルフの竪琴を使うと、普通のクラブを使うよりもはるかに練習効果が高くなり、なおかつ力強くインパクトすることを会得できます。何故かと言うと、ゴルフの竪琴でスイングすると、「右手が上、左手が下」な状態をダウンスイングからフォローにかけてキープしやすいからです。

ハーフスイングのトップを作ったら、そこからダウンスイングしていきますが、ダウンスインのポイントは、手首のコックをキープしておくこと。「右手が上、左手が下」な状態を保っていると、手首のコックをキープしやすいことが分かります。逆に、ゴルフの竪琴を使ってダウンでわざと「左手が上、右手が下」の形を作ると、手首のコックがほどけてしまう(手首のコックをキープできない)ことも体感できます。

そして、インパクトでボールをヒットしたら、その場で完全停止する。

インパクトを迎える時に必要な形は

・左前腕を反時計回りにねじり、左手を引きつけてハンドファーストな状態をキープ
・右ひじは少し曲がり、右手首は甲側に折れている
・左肩が少し高く、右肩が少し低くなっている

インパクト後の完全静止した時も手首はリリースしません。インパク時同様、

・左前腕を反時計回りにねじり、左手を引きつけてハンドファーストな状態をキープ
・右ひじは少し曲がり、右手首は甲側に折れている
・左肩が少し高く、右肩が少し低くなっている

このインパクト直後完全静止ドリルでは、手首のリリースを発生させません。手首のコックを保ったままボールをヒットし、ヒットしたら完全静止します。そのために、ゴルファーがやるべきことは、車の急停止同様、身体全体(特に腹筋)を使ってゴルフの竪琴の動きに急ブレーキを掛けます。そして、急ブレーキを掛けることで、ヘッドがボールに当たるようにするのです。

感覚的には腕のスピードを減速させ、減速させた反動でヘッドが走り、そしてボールをヒットするのです。

スイングスピードはゆっくりでも構いませんし、ボールを遠くに飛ばす必要もありません。
ヘッドがボールに当たりさえすればいいのですが、今回参加した16名で最初から完全静止できた人は2名だけです。他の14名は止めようと思っても止まりません。勝手にフォローまで振っていました。

では、なぜ止めようと思っても止まらないのか?

一番の理由は、「減速が加速を生む」という経験を味わったことがないからです。加速しないとヘッドスピードが上がらない。腕のスピードを上げることでボールを飛ばす癖が付いているために、止めようと思っても止まらなかったのです。ちなみに、このタイプの人は、ダウンスイングで手首のコックがほどける癖がついています。

インパクトゾーンでは腕のスピードが減速することで、身体が生み出したパワーがヘッドに伝わり、ボールに伝わります。加えて、シャフトのしなり戻りが発生して、これまたヘッドスピードを上げることにつながります。

 

「減速が加速を生む」

 

これを実践するには、正しいダウンスイングの形が求められ、それは「右手が上、左手が下」なポジションを作っておくことが必要不可欠なのです。そして手首のコックをほどかないことも重要なポイントなのです。

 

セミナーでは手首のコックをほどかないでインパクトを迎える感覚がピンとこない人がいましが、そういう人には「イノベーション」のように超軟シャフトのクラブを振ってもらいました。これを振ると手首のコックをほどかないでも、シャフトがしなり戻ることが体感できるからです。

 

スイングを変えるには練習もさることながら、意識改革、スイングに対するイメージを変えることが必要不可欠です。マーク金井は練習器具にこだわるのは、道具を変えた方が、スイングに対するイメージを変えやすいからです~。

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2014年05月26日常識として知っておきたいヘッドスピードを上げる原理とは!?

国内男子ツアー「関西オープン」は首位と4打差3位から出た小田孔明プロが、1イーグル、5バーディ、2ボギーの「67」で回って、自身初の逆転優勝。国内女子ツアーは、アン・ソンジュプロが後半にスコアを伸ばして通算8アンダーで優勝。4月の「ヤマハレディースオープン葛城」に続く今季2勝目を果たしました。今季2度目の最終日最終組でラウンドしたアマチュアの堀琴音選手(18歳)は、序盤からボギーが先行して優勝争いから脱落しましたが、終盤に盛り返して通算4アンダーの8位タイに入っています。

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写真はGDOより転載 最終ホールのイーグルで小さなガッツポーズする小田孔明

昨日は男女ともツアーが開催されましたが、ちょうど同じ時間帯、アナライズ神田スタジオではセミナーを開催しました。ドラコンでおなじみの吉田一尊プロの‥‥

吉田一尊のお前を飛ばし屋にしてやるぜセミナー!!!!

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吉田プロがヘッドスピードを上げる極意、飛距離アップを実現するための方法論を具体的に教えてくれるセミナーです。レッスンセミナーですが、もちろん吉田プロは教えるだけの人ではありません。デモンストレーションもしてくれるのですが、スイングは迫力満点!!!! 軽く振ってもヘッドスピードが55m/sを軽く超え、飛距離は300yを楽に超えていきます。吉田プロの飛ばしのキーワードは2つあって、

ひとつは下半身のパワーを使う(脚の裏側の筋肉を伸ばす)
ひとつはしゃがんで伸びる(引きのパワーを使う)

エネルギーの出し方についてかなり詳しくレクチャーしてくれますし、なおかつエネルギーの出し方について具体的なドリルを紹介してくれます。

さて、その吉田プロのスイングですが、エプソンのMトレーサーで分析してみると、まさに飛ばしのエッセンスが凝縮されていました。昨日のブログでシャフトのしなりについて書きましたが、吉田プロもシャフトの「しなり」を使ってヘッドスピードを効率良く上げています。具体的に言うと‥‥

ダウンスイング前半で手首のコックがキープされている
そして、テークバックよりもダウンスイングの方が回転半径が小さい

手首のコック、いわゆるタメをキープするというと手首の角度、左腕とシャフトの角度をイメージする人が少なくありませんが、実は、本当に大事なのはテークバックよりもダウンスイングの方がヘッドが低い位置を通過することなんです。

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この画像でも示されているように、吉田プロの場合、ダウンスイング前半ではヘッドがかなり低い位置を通過しています。その結果、シャフトは「順しなり」な状態を維持できるのです。

対して、アマチュアの多くはダウンスイングで手首のコックがほどける(タメがほどける)ために、テークバックよりもダウンスイングの方がヘッドの回転半径が大きくなってしまっています。

写真 2

この画像で示されるようにヘッドが大回りしてしまうと、手首のコック(タメ)がほどけるだけでなく、シャフトの「順しなり」もほどけてしまいます。結果、シャフトのしなりを使えないので、ヘッドスピードを効率良く上げることができません。加えて、軌道がアウトサイド・インになってりボールも捕まりづらくなるので、フォローで左ひじが引けやすくもなるのです。

では、どうすればダウンスイングの半径を小さくできるのか?

身体の使い方としては、下半身からダウンスイングを開始すること。吉田プロの言葉を借りるならば、トップからダウンの切り返しですこししゃがむ。しゃがむことで下半身からダウンスイングが開始され、手首のコック(タメ)をキープしやすくなり、ヘッドが描く円弧が小さくなってきます。

そしてイメージとしては、ボールを絶対に打ちにいかないこと。ボールに当てたい気持ち、飛ばしたい気持ちが少しでもあると器用な右手が悪さをしてヘッドは動いてしまいます(右打ちの場合)。下半身から動きたくても動けない人の多くは、「打ちたい」「当てたい」「捕まえたい」という欲をいかに制御するかにかかっています。矛盾するかも知れませんが、飛ばそうと思うとこの3つの欲がしゃしゃり出ます。きわめて地味ですが、スローモーションのような遅い速度でボールを打つことが唯一、下半身リードの感覚を養うことができるのです~。

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