マーク金井blog

カテゴリー: トーナメントから

2017年07月25日超私的な考察 なぜ松山英樹はスタートホールで右にOBを打ってしまったのか!?

日曜日から月曜日にかけて青森に行ってきました。北海道には何度も行ってますが、青森に行くのは生まれて初めて。北海道は飛行機を利用しますが、青森へはもちろん新幹線で向かいました。新幹線だと東京から3時間ほど。座って寝たら、あっという間に七戸十和田駅に到着。電車に乗るとすぐに寝られるので、体感移動時間は30分ほどです(笑)。

 

 

青森出張の目的はもちろんゴルフ。八甲田ビューCCでサクッと18ホールプレーしてきました。アナライズセミナーを実施するための下見を兼ねてのラウンドです。今年の東北アマを実施したコースは、18ホールが林間、9ホールは景観が素晴らしい丘陵コース。アナライズセミナーをここで実施するための下見でラウンドでしたが、久しぶりの洋芝フェアウェイは心地良い緊張感を味わうことができました。

 

 

そんな青森出張の最中、ゴルフの前夜にも関わらず、深夜2時過ぎまでホテルの部屋で男子メジャー第3戦「全英オープン」をテレビ観戦してました。結果はご存じの通り、3日目に首位に立ったJ・スピースが1イーグル4バーディ、5ボギーの「69」で通算12アンダーで、2015年の「マスターズ」「全米オープン」に続くメジャー3勝目を挙げました。フロントナインを終わった時点では、スピースが崩れたこともあって優勝争いが混沌としましたが、終わってみれば、2位に3打差をつけて初日からの首位を守りきる完全優勝です。

 

今回の全英オープンでも様々なドラマがありましたが、やはり一番印象に残ったのは松山英樹選手の最終日、スタートホールのティショットです。3Wを手にして放たれたティショットは最初から右に飛び出し、右サイドのOBに。左からのアゲンスト風の中、3Wで放ったショットは右サイドの柵を越えてOBゾーンへと消えていった。テレビカメラが打球を追えなかったこともあり、「一体何があったんだ???」という感じの中、松山選手はティショットを打ち直しています。

 

 

出だしのティショットでOB。テレビを観ていた誰もが目を疑った思いますが、では、なぜ松山選手は左からの右に吹く風の中、右に飛んでしまうミスショットを打ってしまったのか?

 

本当の理由は本人しか分りませんが、テレビを観ていて頭をよぎったことがあります。それは、スタート前の練習が調子が悪かったこと。そして、もうひとつは全米オープン最終日の15番のティショット。全米最終日、15番も左から右へのアゲンスト風が吹いてました。ここで松山選手はアイアンを手にしたにも関わらず、ティショットを引っかけてしまい左の深いラフ。ここでボギーを打って優勝争いから脱落しました。

 

全英最終日のスタートホールもレイアウトは違えど、左からのアゲンスト風が強く吹いています。スタート前の練習では左にひっかけるミスが出ていたと考えると、無意識に左に曲げるを嫌がった結果、右にプッシュアウト気味のショットを打ってしまい、それが風に乗ってOBを打ったように思えてなりません。

 

全米でのミスが脳裏をかすめたらからなのか、それともスタート前の練習で引っかかるミスが矯正できないままスタートホールのティグラウンドに立ったのか? もちろんこれは超私的な分析なので、まったくの的外れなのかも知れません。もしも、松山選手にインタビューができるならば、全英最終日のスタートホールのOBを打った理由について聞いてみたいと思います。

 

「きょうは練習場もすごく悪かったし、とりあえずフェアウェイ方向に打っておこうみたいな感じだった。気を遣う風だったけど、やっぱりうまくいかなかった」
(GDOから引用)。

 

ロイヤルバークデールのスタートホールは非常に難易度が高く、最終日は多くの選手がボギー以上のスコア叩いていました。とりあえずフェアウェイに打っておこうとということが通用しないのが、メジャーの難しさだということを、恐らく本人が一番痛感していると思います~。

 

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2017年07月23日超私的な考察 なぜ男子ツアープロはダイヤル式のシューズを履かないのか!?

男子メジャー第3戦「全英オープン」の真っ只中の土曜日、今年4度目の18ホールプレーをしてきました。場所は栃木県のアゼリアヒルズCC(栃木県)。コンペということもあって白ティからのプレー。インスタートからでしたが、まったく初めてのコースです。お約束のレーザー式距離計「ブッシュネル」をキャディバッグに入れ忘れたのに気づいたのはスタートホール(10番)のティグラウンドでした(汗)。

 

10番は打ち下ろしで軽く右ドッグレッグしているホールで、左右はOB。ティショットはものの見事に引っかけてOB。ダボでいいと思ったら、特設ティからの4打目が2.5mにつき、なんとか1パットでボギー発進。そこからは、正確な距離が分らないのを逆手に取って安全運転を心がけたら、なんとかパープレーでホールアウトできました。

 

イン
△ーーーー○ーー○ 35
122221221 15

アウト
ーーーーーーー△ー 37
221222222 17

 

18ホールプレーして3パットが一度も無かったのは今年初めてかも知れません(笑)。一番長いパットは15ヤードでしたが、これは50センチに寄りました。1パットは4回ありますが、その内の2回は50センチ以内です。残りの2回は2.5ヤードと2ヤードでした。

 

 

土曜日のプレーでは、ブリヂストンの新しいボール、ツアーB「X」と、ナイキの新しいゴルフシューズ、「ナイキルナコントロールヴェイパー」をテストしましたが、どちらも「最新は最善」を感じさせてくれました。ツアーB「X」は前作ツアーB330Xのフィーリングを踏襲しながら、アイアンとアプローチのスピン性が増しています。2つのバーディーはアプローチのスピンが効いてくれたおかげでした。

 

 

「ナイキルナコントロールヴェイパー」に関しては、履き心地の良さに驚かされました。
数年前に登場した、足袋のような形状の「ナイキTW13」を上回るシューズはもう登場しないと諦めていたのですが、TW13を上回る履き心地だったのです。スノボもそうですが、ゴルフもシューズが果たす役割は非常に大きいです。ナイキですからいいシューズを作っているのは当たり前と言えば当たり前ですが、オーダーメイドシューズを上回る履き心地には「褒めずにいられない」です。

 

 

さて、この「ナイキルナコントロールヴェイパー」。全英で優勝争いに絡んでいるR・マキロイを始め何名かの選手が履いてますが、全員、靴ひもタイプです。もちろんマーク金井が今回履いているのも靴ひもタイプ。また、全英に出場している選手のシューズをじっくり見ると、シューズメーカーに関係なく靴ひもタイプが圧倒的に多いです。対して、日本国内ではボアが装着された、いわゆる「ダイヤル式」シューズが人気があります。

 

 では、なぜ欧米ツアープロ達は簡単で便利な「ダイヤル式」ではなくて、靴ひもタイプのゴルフシューズを好んで履いているのか?

 

ここからは超私的な考察ですが、「ダイヤル式」シューズにも長所短所があるからです。
ダイヤル式シューズのメリットは簡単便利なことと。ひもを結んだりほどいたりしなくていいのは、なんとも楽です。靴を脱いだり履いたりしょっちゅうする人には「ダイヤル式」はメリット満載。そして、ダイヤル式は、力入らずで強力に締め付けやすいことです。

 

ただし、「ダイヤル式」にも弱点があります。マーク金井はスノボでもかつてダイヤル式ブーツを購入しましたが、締め付けに問題を感じたのですぐに止めました。ダイヤル式の場合、簡単に締め付けられるので、ともすれば締め付けが過剰になります。加えて、ダイヤル式の場合、その構造上、締め付けを強くすると足首側がタイトになる反面、指先側は足首側ほどタイトにはなりません。ワイヤーが締め付ける場所が足首側に偏ってしまう場合が少なからずあるのです。

 

対して、靴ひもタイプの場合、締め付けるのは面倒な反面、締め付けたい場所を任意に調整できます。そしてなにより締め付け過ぎて足に余計な負担がかかることは、まずないのです。マーク金井はスノボで靴ひもの方が足を心地良くホールドするのを感じているので、ゴルフシューズでも靴ひもタイプを好んで履いています。恐らく、欧米のツアー選手たちも、靴ひもの方がメリットがあると感じているから、ダイヤル式ではなくて靴ひもタイプのゴルフシューズを履いているのでしょう。

 

ゴルフショップで売られているゴルフシューズの6割以上はダイヤル式です。靴ひもタイプのシューズの比率は非常に低いですが、スノボブーツの場合、初中級者向けを除けば靴ひもタイプが主流です。かつてはスノボブーツもダイヤル式が多かったそうですが、今は、再び靴ひもタイプのブーツが多くなっています。

 

 ゴルフシューズはなんのために履くのか?


 

何にこだわるかで、選ぶゴルフシューズも決まると思います。脱着のしやすさを求めるならばダイヤル式がいいでしょう。靴の紐の締め方に技術が求められますが、自分の好きなように足と靴を一体化させたい人は靴ひもタイプの方が満足行く履き心地を得られると思います。男子ツアー選手に紐ひもタイプが多いは、着脱の便利さよりも、きめ細やかなフィット感を求めているのでしょう。

 

 

ちなみに、結ばない靴ひも「キャタピラン」というゴム紐もあります。こちらはゴムの伸縮を利用しているので結ぶ必要はありませんし、つま先から足首側まで足全体を包み込んでくれます。靴ひもを締めるのが面倒な人には大いにお勧めしたいアイテムです~。

 

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2017年07月18日超私的な考察 なぜ韓国の女子ツアー選手たちは、こんなにも強いのか?

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米女子メジャー、全米女子オープンは韓国の23歳のルーキー、パク・ソンヒョンが優勝しました。3日目を終えて3打差4位。最終日は6バーディ、1ボギーの「67」と一気に伸ばし、2位に2打差をつけてツアー初優勝をメジャー大会で成し遂げました。

パク選手は日本ではあまりなじみがありませんが、2016年に韓国ツアーで年間7勝を挙げて賞金女王に輝き、その勢いで同年に米国女子ツアーのツアーカードを取得。今季から米女子ツアーフル参戦しています。

通算9アンダーの2位には17歳のアマチュア、チェ・ヘジン(韓国)が入りました。彼女は2年続けてのローアマチュアに輝き、50年ぶりのアマチュア優勝にもあと一歩に迫る活躍で大会を大いに盛り上げてくれました。通算7アンダーの3位にハー・ミジョンユ・ソヨンが入ってますが、2人とも韓国勢。トップ10の内、8名が韓国製。韓国勢以外なのは、5位のカルロタ・シガンダ(スペイン)フォン・シャンシャン(中国)の2選手だけでした。

 

国内勢では最終日のフロント9までトップ10に入っていた野村敏京が通算2オーバーで33位、宮里藍が通算4オーバーで41位、葭葉ルミが通算8オーバーで51位で試合を終えています。

 

今回の成績をみても分るように、韓国女子選手たちは日本ツアーだけでなく、本場米ツアーすらも圧巻しているのです。世界ランク50位以内の選手を調べてみても、韓国勢が圧倒的に多いのです。

では、なぜ韓国は世界に通用する女子選手を数多く輩出できるのか?

 

ここからは超私的な考察ですが、一番の理由はスイングの完成度が高いことが上げられます。全米女子オープンで解説されてた岡本綾子プロもコメントしてましたが、韓国女子選手は、おしなべてスイングがいいです。スイングがいいとは単に美しいだけでなく、オンプレーンに振っているのです。具体的に言うと、、、

 

 

・トップがコンパクトでレイドオフ気味(シャフトクロスはひとりもいない)
・トップからダウンの切り返しでヘッドが下がる(ダウン前半がシャロー)
・ダウンの途中からインパクトにかけてヘッドが上から入る(ダウン後半はスティープ)

 

 

これは米男子ツアーの一流どころの選手のスイングと共通しており、日本女子ツアー選手に多い、ダウン後半でシャフトが寝る、いわゆるスティープ&シャローな振り方をしている選手はひとりもいません。アマチュアで2位に入ったチェ・ヘジンは、すでに世界ランク10以内に入れるだけのスイングをしています。トップからダウンの切り返しでのヘッドの動き、ダウン後半からインパクゾーンに向けての入射角の鋭さは今年マスターズを制した、セルヒオ・ガルシアを彷彿させるものがあります。

 

では、なぜ韓国女子ツアー選手はおしなべていいスイングをしているのか?

 

彼女たちがおしなべて似たようなスイングになるのは、指導者がそう教えているからに他なりません。韓国では「これが一番いいスイング」というお手本があり、指導者はジュニアゴルファー達に「型にはめる」かのように同じスイングを教えている可能性が高いです。「型にはめる」というと、日本ではマイナスイメージをもたれがちですが、そんなことはありません。正しい型というのは、合理的であり理に叶っているからです。歌舞伎でも踊りの世界と同じでゴルフも動作。型を気にしないで動作するよりも、型を徹底的に身に付けた方が、質の高いスイングを身に付けることができるのです。

 

 

もちろん、「型にはめる」というのはメリットばかりではありません。「型にはめる」練習をすると、上手くボールを打てない選手も出てくるでしょう。「型にはめて」それが上手くいく選手は限られると思います。しかしながら、選手育成の確率論から言えば、型にはめないよりも、型にはめた方が強い選手が出る確率が高くなるのです。韓国は型にはめることでつぶれる選手が出ることも織り込み済みで、あえて「型にはめる」指導している可能性があると思います。

 

ゴルフは物理です。

 

オリンピックや高校野球、プロ野球を引き合いに出すまでもありませんが、勝者というのはほんの一握りです。ほんの一握りの選手以外は敗者です。その一握りのどのように育てるのかは、国や指導者の方針で決まると思います。「型にはめる」スイングを教えるという韓国の指導法は選手をつぶしてしまうリスクが高いですが、世界に通用する強い選手を育てると言う意味では、今のところ極めて合理的な手段だと思います~。

 

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2017年06月19日超私的な考察 昔も今も「100が切れない」ゴルファーが多い本当の理由とは!?

マーク金井がYouTube

で本日ライブ配信

を行います。

今日の午後9時です!!!

どうぞよろしく

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メジャー第2戦、全米オープンの3日目に凄いスコアを出したのが、ジャスティン・トーマス。なんと、なんと、なんと、1イーグル9バーディ、2ボギーで63(9アンダー)のスコアを叩き出しました。9アンダーは全米オープンの最小記録、これは1937年にジョニー・ミラーが出した8アンダーを1打上回っています。

 

 

厳しいコースセッティングがなされている全米オープンで9アンダーというのは常識外れなスコアですが、トーマスは飛距離も常識外れです。フェアウェイキープ率は79%もありながらも、平均飛距離は322.7ヤード。恐れ入ったのは最終18番の飛距離、600ヤードを楽に超えるパー5で2オンしてイーグルを奪っています。まさにドラコン選手並みの飛距離で、全米オープンの最多アンダーの記録を塗り替えています。ちなみに今回の全米オープンの距離は7845ヤード。これまでの全米オープンの中でも最長の部類です。

 

 

そして、最終日にスコアを伸ばしたのが2位タイに入った松山英樹と優勝したB・ケプカ。テレビ観戦してましたが、2人とも飛距離が尋常ではありません。180ヤードを超えるパー3のティショットは9番アイアン。18番パー5も670ヤードを超えるというのに2打でグリーンまで運べるのです。

 

テレビを見ていて感じるのは、ケプカをはじめどの選手も効率のいいスイング、シャフトのしなりを上手く使ってスイングをしていることです。前回のブログでも書きましたが、プレーンから大きく外れるようなスイングをしている選手は1人もいません。

 

 

ダウンスイングではプレーン感があり、かつフェースをシャット気味に使っています。そして、ドライバーもアイアンもインパクトではややハンドファーストの状態でボールを捕らえていますし、ダウンスイング後半からフォローにかけては肩が上下に動き、左肩が高く、右肩がグイッと下がっています。世界の一流どころには、スイングの共通点が非常に多いのです。

 

対して、アマチュアの場合はどうでしょう。ツアープロに比べると、個性的なスイングをしている人が多々見受けられますが、ことクラブの軌道に関して言えば、共通点があります。具体的に言うと、ダウンスイング前半ではヘッドはプレーンよりも上側に外れ、ダウンスイング後半ではヘッドはプレーンよりも下側に外れています。プレーンに沿ってヘッドが動いている人は非常に少なく、プレーンから外れてヘッドが動いている人が非常に多いのです。

 

アナライズではオンプレーンセミナーを実施していますが、この時、水平振りをやってもらいます。これをやると、ほとんどの人はボールを打つつもりでスイングしているにも関わらず、ヘッドはボールよりもかなり下を通過し、ボールの下にあるパイロンを叩きます。昨日のセミナーでも6名全員、パイロンを叩いてました。

 

 

これまで数百名のアマチュアに水平打ちをやっていただきましたが、ちゃんとボールだけ打てる人は1割弱しかいません。

 

 

前置きが長くなりましが、これこそが今回のブログのタイトルである、 昔も今も「100が切れない」本当の理由です。クラブは進化してやさしく飛ばせるようになりましたが、ヘッドの軌道がプレーンから大きく外れているアマチュアの数は昔も今も変わっていないのです。道具が進化しても、ヘッドの軌道に問題があると、まぐれ当たりでナイスショットを打つことはできても、ミスショットを減らせません。これこそが、100を切れない最大の原因なのです。

 

水平打ち、そしてひざ立ち打ちというのは、正しくプレーンを作れていない人にはとてつもなく難易度が高くなります。そして、ミスしてもその修正方法が分りません。なので何発打っても同じミスを繰り返してしまいます。

 

 

他方、通常のゴルフスイングでは正しくプレーンが作れていなくても、ナイスショットが打ててしまうことがあります。何発も続けては打てませんが、練習を重ねていけばナイスヨットの数は増やせ、コースに出た時は100前後ぐらいでは回れるようになるのです。調子が良ければ80台が出たりもしますが、80台が出た次のラウンドでは100以上叩いてしまうのです。

 

100を切るのが難しい理由、安定して80台のスコアが出ない本当の理由は、ゴルフは効率の悪いスイング(プレーンから外れたスイング)でも、ナイスショットが打ててしまうことにあるのです。そして、効率の悪いスイング(プレーンから外れたスイング)をしていると、ナイスショットの直後にとんでもないミスショットが出ます。例えるならば、背中に時限爆弾を抱えたままプレーしているのと同じ状態。コースに出たら、いつも出たとこ勝負。ナイスショットとミスショットを繰り返すべくして、繰り返しているのです。

 

ゴルフは効率の悪いスイング(プレーンから外れたスイング)でもナイスショットが打ててしまうので、練習場では効率の悪いスイング(プレーンから外れたスイング)でナイスショットの数を増すことをやっている人が多いです。これもまた、100が切れそうで切れない原因になっています。

 

練習しても上手くなれない、何年やっても100が切れない。この悪循環を断ち切るためにやるべきことは練習量を増やすことではありません。効率の良いスイング(プレーンに沿ってクラブを動かすこと)を会得すること。オンプレーンセミナーでは、自分がいかに効率が悪いスイングをしているかを自覚してただくために、水平振りをやってもらっているのです~。

7月のセミナーは6月20日より募集を開始する予定です

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2017年05月07日超私的な考察 国内女子ツアーのギャラリーが増えた本当の理由とは!?

国内女子メジャー初戦、「ワールドレディスサロンパスカップ」は3日目を終えて、韓国のキム・ハヌル選手が通算6アンダーで単独首位に立ちました。1打差の2位には前回大会の覇者、レキシー・トンプソン選手と川岸史果選手。首位と3打差の5位には岡山絵里選手、成田美寿々選手がつけています。

今季未勝利の2年連続賞金女王イ・ボミ選手は1つスコアを伸ばすにとどまり、今季日本ツアー初出場となるアン・シネ選手(ともに韓国)らとともに通算3オーバーの32位で最終日を迎えます。

このブログがアップされる頃には最終日、最終組がスタートしていると思いますが、マーク金井は昨日、サクッと「ワールドレディスサロンパスカップ」が開催される茨城ゴルフ倶楽部行ってきました。GWの渋滞をさけるべく午前7時には現地に到着したのですが、その時、すでに大勢のギャラリーが詰めかけてます。GWということもありますが、男子ツアーではまず見られない光景です。

 

3日目のスタート表を見ると、何かと話題を集めているアン・シネ選手はトッププスタートの午前8時。通常、出場選手はスタート1時間前にはウオーミングアップを初めてます。もちろんギャラリーもそれを心得ていて、大勢がドライビングレンジやパッティンググリーンにつめかけてました。

 

そして8時に第1組がティオフ。上下赤のシネ選手と青山加織選手の2人が1番ティに上がった時にはスタンドはすでに満員。ロープ際も立錐の余地なく人が並んでいます。ギャラリー数で言えば、昨年、取材に行った日本オープン並みか、それ以上に感じました。

 

 

男子ツアーに比べると女子ツアーは盛り上がっていると言われてます。確かに、この大会も大勢のギャラリーがつめかけてますが、では、昔からギャラリーが多かったというとそうではありません。マーク金井がゴルフ業界に入った頃、今から30年前は女子ツアーはそれほど盛り上がってませんでした。当時は女子よりも男子ツアーの方がギャラリーが多かったのを記憶しています。AONというビッグスターに加え、倉本昌弘プロやいぶし銀の杉原輝男プロが多くのギャリーを引き連れていたのです。

 

 

では、なぜ女子ツアーは年々、ギャラリーが増えてきたのでしょうか?

 

 

女子は世代交代が上手くいき、かつビジュアルがいい選手が増えたと言われてます。対して男子は、大ギャラリーを呼べるスター選手がいないと言われてます。

 

確かにその通りで、30年前に比べると国内女子ツアーはギャラリーを呼べる選手が増えてます。また、海外から有名招待選手も出ています。今回の「ワールドレディスサロンパスカップ」でもロレックスランキング50位以内の海外選手が、なんと、、、

 

 12名も出場しているのです!!!!!!!!!!

rank rank_delta player_name country_code event_count average_points total_points
1 0 Lydia Ko NZL 50 9.1 455.13
2 0 So Yeon Ryu KOR 49 8.61 422
3 0 Ariya Jutanugarn THA 57 8.32 474.23
4 0 In Gee Chun KOR 53 6.72 356
5 0 Lexi Thompson USA 45 6.41 288.62
6 1 Inbee Park KOR 38 6.1 231.76
7 -1 Shanshan Feng CHN 53 5.91 313.38
8 1 Amy Yang KOR 45 5.63 253.13
9 -1 Ha-Na Jang KOR 53 5.62 297.86
10 2 Sung Hyun Park KOR 58 5.29 306.94
11 -1 Anna Nordqvist SWE 50 5.16 258.05
12 -1 Sei Young Kim KOR 52 4.96 258.12
13 0 Brooke M. Henderson CAN 57 4.57 260.25
14 4 Cristie Kerr USA 48 4.53 217.52
15 -1 Mirim Lee KOR 50 4.43 221.27
16 -1 Stacy Lewis USA 50 4.2 210.04
17 7 Harukyo Nomura JPN 57 4.06 231.38
18 1 Minjee Lee AUS 56 3.86 216.31
19 -2 Charley Hull ENG 47 3.79 178.36
20 -4 Suzann Pettersen NOR 47 3.68 173.07
21 -1 Gerina Piller USA 46 3.5 161.22
22 3 Jessica Korda USA 47 3.34 157.14
23 -2 Carlota Ciganda ESP 53 3.27 173.29
24 -2 Bo-Mee Lee KOR 63 3.16 198.93
25 2 Mi Jung Hur KOR 47 2.99 140.68
26 -3 Jiyai Shin KOR 58 2.96 171.91
27 -1 Brittany Lang USA 55 2.85 156.72
28 0 Hyo-Joo Kim KOR 58 2.59 150.13
29 6 Ha Neul Kim KOR 61 2.51 152.8
30 0 Sun Ju Ahn KOR 55 2.48 136.43
31 0 Teresa Lu TPE 58 2.48 143.81
32 -3 I.K. Kim KOR 39 2.44 95.18
33 -1 Mo Martin USA 54 2.31 124.58
34 -1 Karine Icher FRA 58 2.28 132.09
35 -1 Brittany Lincicome USA 51 2.23 113.84
36 0 Hae Rym Kim KOR 60 2.11 126.79
37 1 Jin-Young Ko KOR 59 2.09 123.19
38 -1 Austin Ernst USA 55 2.05 112.78
39 3 Ritsuko Ryu JPN 67 2 133.83
40 -1 Alison Lee USA 46 1.99 91.68
41 -1 Jenny Shin KOR 55 1.99 109.35
42 3 Jodi Ewart Shadoff ENG 46 1.98 90.98
43 5 Ai Suzuki JPN 69 1.98 136.36
44 10 Eun-Hee Ji KOR 53 1.97 104.65
45 10 Jung Eun Lee KOR 36 1.97 71.05
46 -5 Min Sun5 Kim KOR 61 1.97 120.25
47 -3 Seon woo Bae KOR 59 1.92 113.46
48 -2 Pornanong Phatlum THA 60 1.92 115.06
49 -6 Candie Kung TPE 52 1.91 99.48
50 -3 Caroline Masson GER 59 1.88 111.12

 

男子と女子は違うというのもありますが、国内男子ツアーで世界ランク50位以内の選手が10名以上出るなんて試合は、最近、見たことがありません。かつての男子ツアーは世界の有名どころが多数出てましたが、最近は世界ランク上位の選手が多数招かれることはほとんどなくなっています。

 

今回の「ワールドレディスサロンパスカップ」を一言で例えるならば、

 

東京モーターショー!!!!

東京モーターショーは車の博覧会でありますが、車に負けず劣らずビジュアル系のコンパニオンが際立ってます。「ワールドレディスサロンパスカップ」アン・シネ選手だけでなく、コ・ジンヨン選手、キム・ミンソン選手らの実力があるビジュアル系選手も出ています。トッププロの技とビジュアルという2つの楽しみ方ができることが、今回のギャラリー大幅動員につながっていると肌で感じました。

 

昨日はドライビングレンジで2時間近く選手のショットを観察しましたが、選手は美しさだけでなく、プロならではの技術も伴っています。おしむらくは日本選手にはビジュアルに対して遠慮している選手が少なからず見受けられました。超私的なことを言わせてもらえば、そこがなんとももったいないです~。

 

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