マーク金井blog

カテゴリー: 超私的なゴルフ場調査

2018年10月25日超私的なゴルフ場調査〜京都ゴルフ倶楽部 上賀茂コース

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ぜひご視聴ください

25日まで、アナライズは社員研修の為、商品の発送、メール返信、電話対応などお休みさせていただきます。Webショップでのお買い物は365日24時間ご利用いただけますが、商品の発送が遅くなる場合があります。(在庫があるものに限り2日に発送させていただきます。それ以外のものは来週の発送となります)

お客様にはご迷惑をおかけしますがよろしくおねがいします。


マーク金井の独断と偏見に満ち溢れた超私的なゴルフ場調査、今回は京都市内北部に位置する京都ゴルフ倶楽部上賀茂コース(京都市北区)。1948年(昭和23年)7月に6ホール、10月に9ホール、翌年3月には18ホールが造られ、日本で戦後最初にできたのが、この京都ゴルフ倶楽部 上賀茂コースです。

 

 

プレー日は10月24日
天気は快晴、微風。気温16〜22度
5527ヤード パー69
グリーンはベントの2グリーン(プレー日はメイングリーン)
コースレート 68.3

5人乗り乗用カートでのセルフプレー
アクセス
車利用の場合
名神高速京都南ICから14キロ
電車利用の場合
京阪本線 出町柳駅からタクシーで約5分

 

クラブハウスは老舗旅館のような歴史を感じさせる木造造り。玄関入ってすぐに受付。右手にロッカールームと風呂場があり、右手に食堂があります。食堂からコースを見渡すことができ、1番ホールは京都の庭園のような佇まいがあります。

 

 

 

朝食はバラエティに富んでおり、洋食、和食、そして中華粥から選べます。マーク金井はさんざん迷った挙句、好物のフレンチトーストとゆで卵(ボイルドエッグ)をチョイス。メイプルシロップをふんだんにかけていただきました。

 

 

フェアウェイ  短く刈り込まれディボット跡はほとんどない

ラフ      脱出に苦労するほど長くないが芝の抵抗は強い

グリーン    ベントで芝目も適度にある
スティンプメーター 10~11フィートで転がりもスムーズ

 

バンカー    要所要所にバンカーが数多く配され、難易度を高めている
マーク金井はグリーン(レギュラー)ティーでプレー。

 

1番370ヤード パー4

 

 

軽い打ち下ろしで、セカンドから軽く右にドッグレッグ。ホールの右サイドには大きな池が配され箱庭庭園の趣がある。池はメイングリーンの右サイドまで続くので、スライサーはティショットだけでなくセカンドでも注意が必要。
ティショットは左サイドからフェード弾道でフェアウェイをキープ。残り140ヤードを8番アイアンで打ち、真ん中に2オン。7メートルのバーディーパットはカップの右を通過し、30センチオーバー。2パットでパーでホールアウト。

 

 

2番341ヤード パー4

 

 

軽い打ち上げでまっすぐなホール。ティショットの落下地点付近はややフェアウェイがタイトになっている。ティショットは飛距離よりも方向性が要求され、セカンドでは上り分だけやや大きめの距離感が求められる。ここもフェードでフェアウェイをキープした後、残り100ヤードをPWで2オン。8メートルほどのバーディーパットはわずかにショートしてタップインからのパー。グリーンは砲台なので外すとアプローチが難しい。

 

 

3番304ヤード パー4

 

 

 

打ち下ろしで軽く左ドッグレッグ。グリーン手前に池があるのでドライバーだと池に届いてしまう。レギュラーティーからだと200ヤードぐらいが丁度いい。ユーティリティでティショットを打ち、残り100ヤードをピン横6mに2オン。下のラインで3パットするのを怖がって30センチショートからの2パットでホールアウト。

 

 

4番313ヤード パー4

 

 

軽い打ち上げでまっすぐなホール。距離は短いが、ティショットの落下地点左サイドにはバンカーが配され、落としどろこが絞り込まれている。グリーンは傾斜のきつい2段グリーンで、手前からも奥からも距離を合わせづらいパッティングが残る。ティショットはフェアウェイキープ、残り85ヤードをPWで打ち4mに2オン。ラインを読み違え、カップを30センチオーバーし、2パットでホールアウト。

 

続きは次回アップ致します〜(▼▼)b


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2016年07月20日超私的な旅日記、ニューカレドニア楽園ゴルフ その2

昨日は千葉のオークヒルズCCでサクッとプレー。そして夜はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない!」のオンエア。ゲストはプロギアの山崎さんと西澤さん。新発売のドライバー、RSシリーズについてじっくりと話を伺いました。今回の開発コンセプトは、、、、

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 Wクラウン設計でGiRiGiRi(ギリ×ギリ)の初速性能を実現。

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クラウンの前側が大きくたわみ、これによりSLEルール(高反発規制)限界の反発性能を得ています。飛びの3要素は「ボール初速」「打出し角」「スピン量」。この3要素の中でもっとも飛距離に影響が大きい「ボール初速」が拡大するエリアが拡大されたのが、SRシリーズの特徴です。

 

さて、今日のエントリーはニューカレドニア楽園ゴルフの後編です。今回は政府観光局からゴルフアンバサダーの役をいただき、天国に一番近い島と称されるニューカレドニアのゴルフ場でプレーすることになりました。ニューカレドニアには現在4つのゴルフ場がありますが、2つめにプレーしたのが、GOLF DE DEVA(デバゴルフ場)。フランス語が公用語ということもあるのでしょう。この地のゴルフ場は○○カントリーとかではなく、GOLF DE○○という風になっています。

 

GOLF DE DEVAは中心地ヌメアからクルマで約2時間半。日本で例えるならば、東京から伊豆の川奈までドライブするのと同じぐらいです。まだ出来たばかりのゴルフ場なのですが、設計はダイ・デザイン(ピート・ダイの会社)。シェラトンホテルがかなり力を入れて作ったゴルフ場です。

 

移動の途中、これぞ満天の星空を眺められるハプニングがありました。ニューカレドニアの夜空は日本で眺める夜空と比べものになりません。同じ地球上にも関わらず、空を見上げると星だらけ。生まれて初めてミルキーウエイ(天の川)をリアルに観ることができたのはラッキーでした。

 

シェラトン ニューカレドニア リゾートスパ&ゴルフに到着したのは夜の10時半。ホテルのメインエントランスは巨大な木造建築でロビーは奥のレストランまで吹き抜け。天井は5メートル以上もあってとにかく壮大。ホテルというよりは、どこかの大富豪が構えた別邸みたいです。でも、ここには宿泊施設はありません。広大な敷地にコテージが建てられており、そこに宿泊します。

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1棟がワンルームで、外からみるとメラネシアの民家風。まん丸くてサイロのような感じですが、一歩中に入るとそこは別世界。外見とは裏腹に、部屋の中は最新設備が施され現代的で西洋風。部屋の中も当然円形ですが、ベッドルーム、バスルーム、リビングエリアがセパレートされていますし、バスタブは広くて深く、身長183センチのマーク金井もゆったり肩まで湯に入れました。コテージの外観と部屋の中のギャップは小洒落てて、このセンスには脱帽です。

 

南国情緒~

南国情緒~

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映画のセットみたいなバスルーム~

映画のセットみたいなバスルーム~

 

では、肝心のコースはどうなのか?

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乗用カートに数分揺られてスタートホールに到着してんみると、そこは別世界。ニューカレドニアにいるはずなのに、前方に広がるのは英国リンクスの風景。フェアウェイはそこら中がうねっていますし、フェアウェイの両サイドにはススキのような深いラフ。バンカーもこれでもかって配され、グリーンはポテトチップのような強い傾斜が付いています。加えて、近くの山はスコットランドの山々と同じく荒涼感があるのです。

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今回は、GOLF DE DEVAのクラブプロ、グレッグがガイド役として一緒にラウンドしてくれましたが、とにかくどのホールも変化に富んでいます。全体的にはリンクス風ですが、バンカーやグリーンの形状はアメリカンスタイルで、プレーしていると米国や英国のコースにいるような錯覚に陥りました。どのホールも戦略性が高く、挑戦意欲がかき立てられるホールが次々と続きます。

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コースの芝は、フェアウェイがバミューダで、グリーンがパスパラム。どちらも洋芝ですが、暖地系なので暑さに強い芝です。最初にプレーしたGOLF DE TINAに比べるとグリーンは少し遅めですが、転がりはスムーズです。

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全体的にはリンクス風ですが、リンクスと違って池も要所要所に配されてます。9番ホールの左サイドはティからグリーンまで巨大なビーチバンカーありましたし、11番と14番も「何だ、こりゃ」って感じるぐらいバンカーが多いホールでした。

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そして圧巻なのが18番。それまでと打って変わり、ここは林間風。フェアウェイの両サイドには大きな木が立ちはだかり、かつフェアウェイ右サイドには巨大なバンカー。それまでとは打って変わって、重厚な雰囲気がありました。

 

GOLF DE DEVAは練習環境も充実しており、芝から打てる巨大なドライビングレンジ、そして広々としたアプローチ&バンカー練習場も完備。プレーの前後に、思う存分好きなだけ練習できます。

もちろん打ち放題~

もちろん打ち放題~

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このGOLF DE DEVAはフランスはもとより、南半球を代表するコースになり得る資質を持っています。今回はイルデバン島へのツアー、無人島ツアーといったアクティビティもあったためゴルフは2ラウンドだけでしたが、海と大自然を堪能できるホテルでの時間、フレンチの食事のひととき、そして挑戦欲をかき立ててくれるコースでの時間。そして、5日間の滞在を24時間態勢で支えて下さったガイドの大川さんのおかげで、ニューカレドニアをこれでもかってぐらい存分に満喫できました。

 

ニューカレドニアでの楽園ゴルフ。

 

 

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このブログを書いていたら、飛行機が大の苦手なのにも関わらず、GOLF DE DEVAの難関18番ティに立ちたくてウズウズしてきました~。

 

 

 

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2016年07月18日超私的な旅日記、ニューカレドニア楽園ゴルフ その1

男子メジャー第三戦、全英オープンを見ながらこのブログを書いています。舞台となるロイヤルトゥルーンは典型的なリンクスコース。リンクスの特徴をざっと上げると、海沿いで風が強く吹く、ラフが深い、フェアウェイが凸凹しててうねっている、アゴの高いポットバンカー等が配され、グリーンのうねりも大きい。そして、何より、、、

 

 ナイスショット≒いい結果

 

とはならないことです。ラグビーボールはどんな風に跳ねるか分らないとの同じく、リンクスでプレーするとボールはどんな風に跳ねるか予測がつきません。この予測のつかなさ加減こそがリンクスの最大の特徴だと思います。そんな予測不可能なコースで最終日もスコアをグイグイ伸ばしたのが、最終組のH・ステンソンとF・ミケルソン。出だしからバーディ合戦で、終わってみればステンソンは20アンダーまでスコアを伸ばして優勝。2位のミケルソンも17アンダーと、これまた2位のスコアとしては記録更新です。ここまでスコアが伸びるとは、誰も予測してなかったと思います。

 

さて、予測がつかないと言えば、マーク金井的には「旅」です。仕事柄いろんな所を旅しますが、先週はなんとニューカレドニア島を「旅」してきました。同行者のイラストレーター、野村タケオさんは「千葉のカレドニアン・ゴルフクラブではなくて、外国のニューカレドニア」ですと言ってましたが、まさに同じ感覚。ゴルファーにとってニューカレドニアはそれぐらい馴染がない場所ですが、今回の旅の目的は「ニューカレドニアのゴルフ場」の紹介。縁あって、観光局からゴルフアンバサダーの役をいただき、天国に一番近い島と称されるニューカレドニアのゴルフ場でプレーすることになりました。

 

さて、このニューカレドニア

 

成田からだと直行便で約8時間30分。位置的にはオーストラリアとニュージーランドの中間で、日本との時差は2時間。日本よりも時計が2時間進んでいます。飛行時間はハワイよりも少し長いですが、時差が少ないのが助かります。実際、旅行初日も時差ボケがなく、普段通りの時間に休むことができ、普段通りの時間に目が覚めました。

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飛行機は週5便で、成田をお昼の12時頃に出発し、ヌメア(ニューカレドニア)に到着が午後10時30分頃(時差2時間)。出国手続きを済ませてホテルに到着したのが深夜12時ぐらいでした。

 

ニューカレドニアはフランス領ということもあって、フランス語が公用語です。どこもかしこもフランス語ばかりですが、多くの公共機関では日本語表記もなされています。日本の地下鉄にはフランス語表記なんてまったくありませんが、ニューカレドニアでは日本語表記が至る所にあります。初日と2日目に泊ったメリディアンホテルも、なんと部屋のテレビでNHKの放送を見ることができますし、電源コンセントも日本対応になっていたりと、至れり尽くせり。サクッと原稿を1本仕上げてから、日本のホテルの倍ぐらいある巨大なベッドに寝落ちました。

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翌朝、ホテルで豪華朝食バイキングをいただき、向かったのは「GOLF DE DEVA」。和訳すると、デバゴルフ場(デバは地名)。中心地ヌメアからクルマで約20分ほど。ニューカレドニアの碧い海を見ながらスイスイ走るとクラブハウスに到着。クラブハウスは平屋でこぢんまりしています。アメリカンのパブリックコースの雰囲気と似た感じで、ゴルフショップのカウンターでティータイムをもらい、カートの鍵を受け取ってスタートします。プレーフィーは日本円で9000円前後です。

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恐らくパブリックコースなんでしょう。キャディバッグの積み下ろしは自分で行うシステムで、バッグを積んだら1番ホールに向かいます。クラブハウスのすぐ前に練習グリーンがあるので、ボールを転がしてみると、、、かなりグリーンは速め。冬場ということもあって芝が少し枯れていることもあって、スティンプメーターで9.5フィートぐらい出てる感じです(南半球なので季節は日本と逆です)。

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1番ホールはクラブハウスから近く、練習グリーンから数十メートルの所にティグラウンドがありました。距離表示はオーストラリアと同じく、メートル表記です。レーザー式距離測定器(ブッシュネル)は必要必需品。これがあると、ヤードで距離を正確に調べることができます。

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ティグラウンドに上がってみると、強い打ち下ろしでほぼ直角の右ドッグレッグ。グリーンはまったく見えません。出だしのホールとしてはプレッシャーが強くかかります。

 

続く2番も強い右ドッグレッグで、セカンドからは打ち上げ。3番は強い打ち下ろしのパー3。海に近いはずなのに海はまったく見えません。アップダウンがあり典型的な丘陵コースで、日本のゴルフ場に近い感じです。同じに見えるホールはひとつもありません。攻めがいがあるホールが続きます。ただし、日本と大きく異なるのが芝質。フェアウェイもラフも暖地系の芝で、いわゆる熊笹に近い感じで1本1本の芝が幅広。日本だと六甲山山頂にある神戸ゴルフ倶楽部の芝に似ています。レイアウトもどことなく神戸ゴルフ倶楽部や川奈の大島コースに似ていて、正確なショットが求められるホールが多いです。

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アウトは山沿いにホールが続きますが、インに向かうと景色がガラッと変わりました。10番ホールからは海沿いにホールが続くという、典型的なシーサイドコース。ニューカレドニアならではの碧い海をぞんぶんに眺めることができるのですが、実際、プレーしていると海を見ている余裕なんてありません。インはフェアウェイが結構タイトで、少しでも曲げるとOBが待ち構えているからです。スコアなんて気にせず景色を楽しめばいいと分っていても、ゴルファーの性(さが)でフェアウェイばかり見てしまいました(笑)。

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2人乗りの乗用カートはフェアウェイに乗り入れ可能なので、ほとんど歩かないでプレーできます。この時期のニューカレドニアは冬と言うこともあって南国でも風は涼しく、暑さでバテることもありません。日中の気温は24度前後ぐらいです。

 

18ホールスループレーを終えた後は、クラブハウスでランチ。ホテルと同じく、ここもカジュアルフレンチ。サラダ、シーフード、そしてパンが美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいます。個人的にはエスニック風の味付けではなく、フレンチ的な味付けがgoodです。

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ツルツルと滑るグリーンと相性が良かったこともあり、ニューカレドニアの初ラウンドではバーディーが4つ。後半のインでは海を意識し過ぎてボギーを連発しましたが、なんとか目標通り「80」で回ってこれました。海外リゾート地でのゴルフは、これまでグアム、ハワイ、フロリダ、タイ、マレーシア、オーストラリアと経験していますが、ニューカレドニアにはいずれの国とひと味もふた味も違います。景色は南国ならではの解放的ですが、料理だけでなく、至る所でフランスを強く感じました。

 

次回は、ニューカレドニアなのに全英オープンのようなリンクスコースについて、超私的にレポートしたいと思います~。

 

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よろしくお願いいたします。


2016年07月05日超私的な提案、旅先のゴルフ場で賢くプレーするためのコツとは!?

毎週火曜日はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない!」のオンエア日ですが、今日はお休みさせていただきます。と言うのも、今週は日曜日から海外出張。ひょんなことからゴルフ親善大使の指名をいただき、南半球のニューカレドニアに滞在しています。今年はこれで海外出張3度目ですが、いずれも日本よりも南のエリア。1月はユーラシアカップの取材でマレーシア、5月はタイゴルフExpoに出展でタイに滞在、そして今回はニューカレドニアの魅力を伝える超私的な親善大使として、ニューカレドニアに滞在しています。

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ニューカレドニアには4つのゴルフ場があって、海や自然に加え、ゴルフも存分楽しめまます。昨日は、首都ヌメアから車で15分ほどの場所にある「GOLF DE TINA」でプレーしてきました。ロケーションは海の側なんですが、アウトは海とは無縁のレイアウト。スタートホールは強い打ち下ろしで、2番はセカンドから打ち上げ、3番はまたまた強い打ち下ろし。アウトはフラットなホールが少なく、打ち上げ打ち下ろし、そしてドッグレッグと変化に富んでます。雰囲気的には川奈の富士コースに似た感じでした。対して、インはレイアウトがガラッと変わり、海沿いにそってホールが続きます。インはフラットなホールが続き、ティからでもフェアウェイからでも、そしてグリーンからでも海が非常に近く、典型的なシーサイドコース。今までいろんなコースをプレーしてきましたが、アウトとインの雰囲気がここまでガラッと変わるのは珍しいです。18ホールのコースなのに、違うコースをプレーしているような感じがしました。

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そして、驚いたのがグリーン。見た目は遅そうに見えるのに、実際はツルツル。ティフトン系なんですが、転がりが非常に早く、ボールが止まりそうになってからツツーッと球足が伸びます。体感的にはスティンプメーター9.5フィートぐらいで、高速グリーンでした。グリーンが思いのほか早いので、ショートパットはかなり神経を使います。アウトはいつになくショートパットが決まってバーディーを3つも取れましたが、インはいつも通りにショートパットを外しまくり(3パット2回)ました。上がってみれば、スコアは38.42の80といつも通りに落ち着きました(笑)

 

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さて、今日のエントリーは海外のゴルフ場で賢くプレーする方法について、超私的に書いてみたいと思います。

 

まず、クラブについてですが、可能な限り本数を減らしましょう。例えば、普段、キャディバッグに14本入れているならば8〜10本ぐらいをお勧めします。海外旅行はただでさえ荷物が多いです。ゴルフクラブを持って行くとなるとさらに荷物が増えます。クラブの本数を減らせば、それだけで荷物を軽量化できます。加えて、クラブの本数を減らせば小さいキャディバッグを使えます。これでかなり移動が楽になります。ちなみに、今回マーク金井のセッティングは

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ドライバー
 UT2本(19度、21度)
 6番、7番、8番、9番、PW、SW、パターの10本。

 

普段、9ホールでプレーしている時は7本なので、これでも普段よりはクラブの本数が増えてます(笑)。FWを入れていないのは、知らないコースでは2打目で距離を稼ごうとしたくないから。UTが2本と多いのは、ティショットで刻みたい時に、刻めるクラブが欲しいからです。実際、「GOLF DE TINA」でプレーした時も、この本数で全然打以上でした。

 

次に海外のゴルフで欠かせないのが、、、、

 

 レーザー式距離測定器です。

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「GOLF DE TINA」はフランス領ということもあって、コース表記はすべてメートル表示です。距離表示杭もありますが、やっぱり知りたいのは正確な距離(ヤード表示)。マーク金井はブッシュネルを長年使ってますが、これがあるとティショットの落下地点までの距離、セカンドをレイアップしたい時の距離、グリーン手前のバンカーを越したい時の距離、そして、もちろんピンまでの距離を正確に計測できます。知らないコースでプレーする時でも、土地勘がまったくなくても、100ヤードはどこのゴルフ場でも100ヤード。距離がちゃんと分かっていた方が、迷う要素が減り、それが迷いのないスイングにつながり、スイングが迷わない分だけいい結果が出やすくなるのです。

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  他では、日焼け止め、虫さされ防止薬&虫さされ薬、そしてアームカバーとサングラス。小さく折りたためるウインドブレーカー。

 

これらは持ってるとかなり重宝します。南半球はこの時期は冬となりますが、赤道にちかいこともあって冬でも日中はそれなりに暑く、そして日差しが強いです。日焼け対策は過剰なぐらいやっておいた方が、安全に楽しくプレーできますし、疲労軽減にもつながります。

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ちなみに写真を綺麗に撮りたいならば、スマホよりもセンサーサイズが大きめ(1インチ以上)のコンデジもお勧めです。今回は、ソニーのRX100Ⅱをキャディバッグに入れてプレーしました〜。

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2016年07月04日超私的なゴルフ場調査〜サンロイヤルゴルフクラブ後編

マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は関西編。兵庫県のサンロイヤルゴルフクラブ(加東市)。関西エリアではグリーンの仕上がりの良さに定評があり、GDOでのコース評価でも5点満点で「4.6」と非常に高いです。後半はコースをじっくり紹介していきます。

 

6番、346y パー4

6番セカンド地点、軽い打ち上げ〜

6番セカンド地点、軽い打ち上げ〜

軽い打ち上げでセカンド地点から左にドッグレッグしているミドル。左サイドを狙いたいが、大きなバンカーが待ち受けている。右サイドは広く見えるが、右に飛びすぎるとOB杭が待ち受けている。セカンドからはグリーン面が見えず、距離感を合わせるが難しい。グリーンは縦長で受けグリーン。左サイドからの傾斜が強く、手前からも奥からも見た目よりもボールが大きく曲がる。マーク金井はティショットをバンカーに打ち込むものの、残り90yからグリーン奥に2オン。15mのパットを何とか2パットに収めパーでホールアウト。

8番、164y パー3

Aグリーンは砲台〜

Aグリーンは左サイド〜

やや打ち下ろしのショート。左右にバンカーが待ち受け、グリーンは左サイドが高くなっているため、左に外すとバンカー&アプローチが非常に難しい。奥に林があるのでグリーンは近く見えるが、これは目の錯覚。距離表示通りしっかり打った方が距離が合う。7番で打ったショットはピン右3mに付けるものの、ラインを読み切れずパーでホールアウト。

パー3にはティが用意されてます〜

パー3にはティが用意されてます〜

 

10番、407y パー4

10番〜

10番〜

レイアウトはアウト1番と似ており、ティショットの落下地点にバンカーが配されるミドル。やや打ち下ろしでティショットでは右に打ちたくなるが、右サイドのラフは思いのほか深い。引っかけのミスが出やすいが、マーク金井はその罠にまんまとはまり、右ラフから打ったセカンドは左のバンカーに。バンカーショットを3.5mに付けるもののパーパットが決まらずボギー。

 

12番、358y パー4

12番〜

12番〜

軽い打ち下ろし。ホール自体は真っ直ぐだがフェアウェイは右ドッグレッグのような感じになっており、Aグリーン(右グリーン)の時はティショットは左サイドに運んだ方がセカンドでグリーンを狙いやすい。グリーンは起伏が複雑でロングパットを残すと距離感だけでなく、方向性も合わせづらい。左の浅いラフから打ったセカンドはフライヤーとなりグリーンの奥のエッジ。15m以上のパットは距離も方向も合わず、3パットでボギー。

 

13番、149y パー3

ここもAグリーンは砲台〜

ここもAグリーンは砲台〜

池越えだが距離が短めのショート。左サイドのAグリーンは砲台。グリーンを外すとアプローチが厄介。8番アイアンで打ったティショットはピン横8mにワンオン。なんとか2パットでホールアウト。風が吹くと難易度が上がりそうだ。

 

14番、531y パー5

14番、澤井プロのティショット〜

14番、澤井プロのティショット〜

ほぼ真っ直ぐで3打目からやや右にドッグレッグしているロング。ティショットは広々しているし、セカンドの落下地点も広々している。にもかかわらず、マーク金井はセカンドを左に引っかけて、3打目は木がスタイミー。そこから無理に攻めてミスの連鎖をしでかして5オン2パットのダブルボギーを叩く。ここもグリーンの傾斜が強く、ピンが奥の時に手前に乗せてしまうと、2パットで収めるのが難しくなりそうだ。

 

茶店

 

澤井プロお勧めは天然トマトジュース〜

澤井プロもお勧め〜

インの茶店は16番ティの手前。ソフトドリンクに加え、トマトだけをギュッと絞ったジュースも飲める。

 

 

16番、179y パー3

谷越え〜

谷越え〜

谷越えのショート。プレーした日は右から左の風が非常に強く、右グリーンを狙って打ってちょうど左グリーン(Aグリーン)に乗った。左サイドに外しやすいホールだが、左サイドからはグリーンが強い下り傾斜。左に外すとボギーを覚悟した方がいい。マーク金井は4番バッターだったこともあり、5番アイアンで右グリーンを狙って打ったら計算通りピン手前5mにワンオン。2パットのパーでホールアウト。

 

17番、539y パー5

17番は3打目が池越え〜

17番は3打目が池越え〜

インでもっとも難易度が高いホール。ティショット落下地点のフェアウェイは狭く3打目は池越え。グリーンに上がるまで気が抜けないホール。マーク金井はここでも設計者の罠にまんまとはまる。2打目をレイアップするつもりが大きくダフって右のラフ。残り155yの3打目。深いラフから無理してグリーンを狙い、ハーフトップしてグリーン手前の池に。挙げ句、6オン2パットのトリプルボギーを叩く。

 

 

18番、409y パー4

フェアウェイはダブルカット〜

フェアウェイはダブルカット〜

 

ティからクラブハウスを望めるホームホール。軽く打ち上げていることもあり、表示の距離よりも実測距離が長い。ティショットを上手く打ってもセカンドの距離が残りやすいので、無理にパーオンを狙うよりも手前から寄せワンを狙った方がスコアメイクしやすい。Aグリーンは左サイド。セカンドを右側のBグリーンに乗せるのもの、ドロップ後のアプローチが1mに寄り、なんとかパーでホールアウト。

 

 

総評

 

スコア

 

関西のゴルフ場というと起伏が多いというイメージが持たれがちだが、サンロイヤルは強い打ち上げも無ければ、強い打ち下ろしも無い。林間コースとは趣が違うが、フラットなホールが多く、初めてでもプレーしやすい。そして印象に強く残ったのがコースコンディションとグリーンの仕上がり。フェアウェイだけでなくラフも手入れが行き届き雑草のたぐいはひとつもなかった。グリーンは評判どおり仕上がりが良く、転がりもスムーズ。プロの試合がすぐにでもできるほどである。グリーン上にピッチマーク(落下跡)がほとんどないことを考えると、毎日、すべてのグリーンの補修作業をやっているのだろう。

 

ゴルフの楽しみ方は人それぞれだと思うが、コースコンディションやグリーンにこだわるゴルファー、プロトーナメントが開催されるようなコースでプレーしたいアスリートゴルファーにとって、サンロイヤルはその期待に応えてくれるゴルフ場である。

 

 

ペッパーがお見送り〜

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