マーク金井blog

カテゴリー: クラブセッティング

2016年05月19日超私的な提案、スコアアップに不必要なゴルフクラブとは!?

昨日は久しぶりのクルマ通勤。1999年に手にいれた最終型のミニを運転しました。ミニが世に出たのは1959年。マイナーチェンジは何度かありましたが、同じデザイン、同じエンジンで40年間も生産されています。日本に輸入された台数は定かではありませんが、ここまで生産年数が長いクルマは他に類がないと思います。ちなみにマーク金井のミニにはエアコン(クーラー)は付いてません。なので、最高気温が30度近くになってくると、ほとんど出番がなくなります(笑)。

 

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そしてマーク金井の場合、ゴルフクラブも出番がないクラブが少なからずあります。ざっと上げると、

 

 ロフト15度の3W
 ロングアイアン(3番、4番)
 ミドルアイアン(5番、6番)

 

この5本のクラブはよほどのことがない限り出番がありません。出番が無いわけですから、キャディバッグに入れることもめったにありません。今日、アナライズにお越しになったお客様に、出番がないクラブについて話をしましたら、、、、

 

「ロングアイアンはともかく、ミドルアイアンならば打てるのにどうして使わないんですか?」

 

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と質問を受けました。6番アイアンはコースセッティングでたまに使うこともありますが、5番アイアンは過去5年ぐらいはキャディバッグに入れてません。理由は単純、永久シード選手である片山晋呉プロでさえ、5番アイアンを入れていないからです。今年も片山プロのセッティングはアイアンは7番からです。片山プロはマスターズに出場した時も、アイアンは7番からでした。これを見たら、とてもじゃないですが5番や6番アイアンは出番がないと思い、普段のラウンドではアイアンは7番からにしています。

 

ロフト15度の3Wについても理由は同じです。地面から打つ場合、ロフト15度でボールを上げるのは容易ではありません。ヘッドスピード、打ち方によっても異なりますが、地面上のボールを楽に上げるのに必用なロフトは16.5度以上です。加えて、ロフト15度の3Wはナイスショットとミスショットの差が激しいクラブ。ナイスショットとミスショットの飛距離差が30y以上。ナイスショットとミスショットの差が激しいと、ミスした時に大叩きの原因になるので出番がないのです。

 

 

ゴルフはルールで14本までバッグに入れることができますが、14本入れなくてはならないという決まり事はありません。12本でもいいし、9本でもいい。7本でも5本でもかまいません。少ないとカッコ悪いと思う人もいるみたいですが、週刊ゴルフダイジェストの連載漫画「オーイ! とんぼ」の主人公、とんぼちゃんも7本で試合に出ています。

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ゴルフが本当に上手いアマチュアは、キャディバッグにどんなクラブを入れているかで、「ゴルファーの腕前を見極め」ることができます。また、キャディバッグに入っているクラブの本数が少ない人を見ると「この人、ゴルフが分っているな」と判断します。打てないクラブを入れてない、すなはち足し算ではなく引き算でクラブセッティングしているゴルファーはクレバーだからです。

 

まずは皆さんも、プレーする時、スコアだけでなく使ったクラブの本数、使用頻度が高い(低い)クラブはどうなっているかをチェックしてみて下さい。また、ミスショットした時はどんなクラブを使っていたかも記録してみて下さい。フェアウェイキープ率やパーオン率を数値化することもいいと思いますが、それ以上に、どんなクラブを使うとナイスショットの確率が高く、どんなショットのクラブを使うとミスショットの確率が高いかを数値化してみる。これを、やるとスコアを崩す原因がどこにあるのかが、かなり明確になってきます。

 

誤解を恐れずに言います。アマチュアゴルファー、特に平均スコアが90以上の人の場合、ミスショットの80%以上は、クラブ選択のミスです。ミスが出やすいクラブを選択しているから、ミスショットする確率が高くなっています。平均スコアが90を切れない人の場合、ミスが出づらいクラブを選択するだけで、ハーフ3打ぐらいスコアが良くなってくるでしょう。

 

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今まで売り切れておりました。

スーパーシャット君!!

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マジックマリガン UT35

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2016年05月12日超私的な考察、ワンレングスアイアンはこれからのクラブの新機軸になるのか?

昨日からタイのバンコックに移動し、このブログがアップされる頃には、タイの
ゴルフExpo会場にいます。今回初の試みとなる、「ジャパンパビリオン(日本企業が出展して、日本ブランドをPRする専門ブース)」にアナライズが出展しているからです。タイには数回訪れてますが、それまではゴルフExpoに顔を出したことは一度もありません。今回は見学するつもりだったのですが、いろんなご縁が重なって、このたびブースを出すことになりました。

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アナライズの製品として、マジックマリガンFW、マジックマリガンUT、UT35、イージーフレックス、そしてゴルフの竪琴を出品しています。そして、アナライズでお世話になっているゴールドファクトリーのパターも4点ほど展示販売致します。

 

日本に比べればタイのゴルフマーケットはそれほど大きくありません。業界関係者によると、タイのゴルフ用品マーケットは日本の30分の1程度だそうです。アジアでは日本が圧倒的なシェアを持っているのは分かってますが、日本は高齢化の影響もあってマーケットが縮小傾向にあります。対して、タイを含めてアジア諸国はこれらかゴルファーが増える可能性があります。どれだけ増えるかは未知数ですが、未知数なマーケットにチャレンジしたくて今回、タイのゴルフExpoに出展することにしました。

 

そして、未知数ながら可能性を秘めているゴルフクラブがあります。

 

それはワンレングスアイアン。ブライソン・デシャンボーが使っていることもあって日本でも話題を集め、すでにゴルフ雑誌でも試打記事が出ています。九州在住のイラストれーたー、ゲーリー久永さんはすでにオリジナルでワンレングスアイアンを作り、すでに数ラウンドされています。本人曰く、「今までのアイアンよりも使いやすく、ミスショットも減っている」とのことです。

 

 

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ゲーリー久永さんの未来的クラブセッティング

 

さて、このワンレングスアイアン。

 

是非を問う前に、問わなくてはならないことがあります。それは、なぜ、アイアンは番手ごとに(ロフトが変化するごとに)、長さが0.5インチ刻みで長く(短く)なっているのかということです。

 

アイアンの番手は距離を打ち分けるためですが、距離に影響が一番出るのがロフト角です。ロフトが同じで長さを0.5インチづつ長さを変えても、飛距離に大きな差は出ません。例えば、全番手、ロフトは30度で固定。長さを0.5インチ刻みにして、5番からPWまで作ったとしましょう。この場合、番手間の飛距離差は10ヤード出ることはまずありません。打ち方によっても変わりますが、長さが0.5インチ変わったぐらいだけでは、5番と6番の飛距離差はわずかです。5ヤード未満になる可能性大です。

 

では、なぜアイアンは番手ごとに長さを変えていったのか?

 

諸説あるかと思いますが、長さに影響を及ぼすのは弾道の高さです。同じロフトでも長さが長くなれば弾道は高くなり、長さが短くなると弾道は低くなります。例えば、5番アイアンを5センチほど短く握ってみれば分かります。短く持つほど弾道は低くなってきます。

 

これを考えると、番手によって長さを変えるということは、一般的なアイアンはロングアイアンは弾道が高くなる配慮がなされ、ショートアイアンは弾道が低くなる配慮がなされていると推察できます。言い換えると、一般的なアイアンはすべての番手で弾道も高さが大きく変わらない(同じ高さにしたい)という意図が見え隠れします。

 

対して、デシャンボーが使っているワンレングスアイアンは、全番手同じ長さで、ロフトだけが変わっています。と言うことは、ロングアイアンはロフトなりに弾道が低く、ショートアイアンはロフトなりに弾道が高くなるアイアンです。全番手同じ長さは、スイングがシンプルになることが注目されていますが、実は、弾道がロフトになるという特徴もあるのです。言い換えると、ロフト通りの弾道を打ちたい人にとっては、ワンレングスアイアンの方がイメージ通りの弾道が打てるわけです。

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ワンレングスアイアンは打ちやすさもさることながら、番手ごとに弾道の高さが変わりやすくなっています。この方がアイアンの距離感が出やすい人が増えてくれば、ワンレングスアイアンを使う人も増えてくるでしょう。

 

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2016年04月06日超私的なアドバイス、ウエッジのバンス角は何を基準にして選べばいいのか!?

 

毎週火曜日と言えば、早朝スノボとインターネットラジオ、「マーク金井の喋らずにいられない」が定番でしたが、昨日早朝はガーラ湯沢ではなくて、カレドニアンGC(千葉県)に出向いてました。朝5時半に神田を出発して6時40分にゴルフ場到着。7時からフジクラさんの新しいアイアンシャフトの試打&撮影。お昼に名物ハンバーグをいただき、13時に神田に戻りました。まったくもって偶然ですが、早朝スノボから東京駅に戻るのも13時でした。

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神田に戻るや、まぐまぐのメルマガを校正&質問回答、日刊現代の連載原稿を執筆。午後4時30分から再び、アナライズ神田スタジオで撮影。19時からはインターネットラジオ、「マーク金井の喋らずにいられない!」のオンエア。今回のゲストは新宿インドアゴルフ主宰の長井薫プロ。オリジナリティあふれる練習器具の開発背景(開発動機)、そして使い方についてじっくり話を伺うことができました。マーク金井も練習器具マニアですが、長井プロはそれをはるかに上回ってました。世間は本当に広いです。

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さて、今日のカレドニアンの試打ではアイアンとウエッジ用シャフトをじっくり試打してきましたが、改めて思い知ったのが打ち方とウエッジ(アイアン)のバンス角との相性です。マーク金井はアイアンもウエッジもハンドファーストが強めで、ダウンブローに打っていきますが、バンス角が合っていないクラブだと、ものの見事にミスショットが増えてしまいます。

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そこで今回のエントリーは、ウエッジのバンス角の選び方について超私的に書いてみたいと思います。一般にウエッジのバンス角は、以下の2種類に分けられます。

 ローバンス(バンス角小)
 ハイバンス(バンス角大)

 SWの場合、8度以下ならばローバンスです。
 SWの場合、12度以上ならばハイバンスです。
 SWの場合、10度前後だとミディアムバンスです。

 

市販SW(ロフト54~58度)だと、大体こんな感じでジャンル分けできますが、バンスが多めでも多面ソール(ソールを大胆に削ったモデル)やソールに丸み感が強いモデルはバンスが多めでも、実際はローバンスに近くなります。

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さて、このバンス角の大小。

 

選ぶ基準は打ち方(どんな風に打ちたいか)で決まります。具体的に言うと、バンス角が小さくなるほど、インパクトでロフトが減りづらく(増えやすく)、ヘッドが前に出やすくなります。なので、ハンドファーストに打つことよりもヘッドを走らせ、フォローでシャフトを立てる打ち方と相性がいいです。逆に言うと、ハンドファーストに打つ人(ハンドファーストに打ちたい人)にとって、ローバンスのウエッジは相性がよろしくありません。ローバンスのウエッジでハンドファーストに打とうとすると、リーディングエッジが地面に刺さりやすく、ダフりやザックリのミスが出やすくなります。

 

対して、バンス角が大きくなるほど、インパクトでロフトが立つ(減る)方向に動き、ハンドファーストな状態のインパクトをクラブが求めてきます。なので、ヘッドを走らせようとするよりも、ダウンブロー軌道でハンドファーストの状態をキープしたままインパクトを迎える人(ハンドファーストの状態で打ちたい人)と相性がいいです。逆に言うと、ハンドファーストに打ちたくない人(ヘッドを走らせたい人)にとって、ハイバンスのウエッジは相性がよろしくありません。ハイバンスのウエッジでヘッドを走らせようとすると、インパクトでソールが跳ねすぎてハーフトップやトップのミスが出やすくなります。

 

ちなみに、ザックリやダフりのミスを減らしたい人は、迷わずハイバンスのウエッジをお勧めします。ハイバンスの方がボールの手前にヘッドが落ちても、ソールが芝(地面)の上を滑ってくれるからです。マーク金井はハイバンスのウエッジを好んで使いますが、ボールをクリーンに打つ意識はまったくありません。バンカーショットだけでなく、芝から打つ場合も少しダフり気味にヘッドを入れています。クリーンに打とうとするよりも、この方がミスの許容範囲が広がり、結果オーライも多くなるからです。マーク金井が設計したマジックマリガンSSアイアンマジックマリガンSSウエッジはともに幅広ワイドソールで、なおかつハイバンスを採用。ザックリ、ダフりに強いのが特徴ですが、同時に、アマチュアゴルファーにハンドファーストな状態でインパクトを迎える感覚を養ってほしいからです。

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クラブ選びは自分と相性が良いクラブを選ぶもありですが、自分がどんな風に打ちたいかで選ぶのも大いにありです。ウエッジ、そしてアイアンでハンドファーストな状態でボールを捕らえたい人は、バンス角が大きいハイバンスの方が、クラブが正しい打ち方を導いてくれます~。

 

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アナライズのシャフトがどーんと入ってきましたので、カッキーと相談して、アナライズのシャフトの魅力が生かされた限定のクラブを販売することにしました。

まずマーク金井が、昨年3本も買ったドライバーがあります。3本ですよ!!

それはテーラーメイド エアロバーナードライバー

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こちらマーク金井のエースドライバーでした。今マークダウンされてお買い時ですよ。このヘッドに

人気のアナライズW60を入れて

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38,000円+税(41,040円)!

グリップはアナライズオリジナルグリップです。

えーと アナライズW60を入れるとスペックはこんな感じになりそう

(個体差がありますので、重さは±2g、角度は±1度の誤差はありますスペックの指定は受け付けておりません。スペック表は付属せず別料金となります)

  • 重量 317g
  • バランスD3
  • 振動数238cpm
  • センターフレックス3.67
  • フェース角-1.0度
  • リアルロフト角10度
  • 長さ45.5g

これがマーク金井的スペックです。これを目安に組み上げますが、更にご希望がある場合は

出来る限りご希望のスペックに近い状態で組み上げることもできます(完全一致は無理ですよ)

こちらは+4000円(税抜) 42000円+税となります。

そして エアロバーナーのフェアウェイウッドには

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アナライズW65を入れて(色は黒のみです。赤はありません)

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28,000円+税(30,240円)

T島的にはキャロウェイのXRフェアウェイウッドにW65なんかいいと思ったんですけど、こちらでしたら

30,000円+税(32,400円)ってのもやります・・

ご興味ある方はyoyaku@analyze2005.com こちらのアドレス 柿木までお問い合わせ下さい。

ゴルフの竪琴売れています!!

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2016年02月26日2016年の新作ドライバーの性能を100%引き出す方法とは!?

先週日曜日から風邪っぴきになりましたが、ようやく復調してきました。熱も下がり、咳も治まったので、ガーラ湯沢の早朝スノボも今日から再開します。このブログがアップされる頃には、ガッツリ3時間弱滑り終え、東京に戻る新幹線に乗っているかと思います。

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スノボは今年1級合格を目標に掲げて楽しんでますが、スキルアップするほどに板(ボード)やビンディング(留め具)、そしてブーツの重要性が分ってきました。ゴルフと同じく、スノボも道具の依存度が高いスポーツで、道具の善し悪しが滑りに少なからず影響を与えるからです。今年は国内メーカー、BCストリームのR-2という板に、ユニオンビンディング、ブーツはサロモンのマラミュート。板は軟らかくて反発が高いタイプ。ビンディングとブーツは硬めで応答性が高いタイプです。この組み合わせのおかげで、カービンターンがすごくしやすくなりましたし、1級の滑りが見えてきました。

 

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いい道具を使ったからと行っていい滑りができる訳ではありませんが、いい滑りができてくるようになると、いい道具を使った方がターンの質が劇的に良くなります。そして、スノボの場合はビンディングのセッティングが極めて大事です。同じ道具を使っていても、ビンディングをどんな風にセットするかで、滑り心地が劇的に変わるからです。ちなみにマーク金井のセッティングはレギュラースタンスで、左が21度、右がマイナス9度(ダックスタンス)。足が馬鹿デカいので板とビンディングの間に10mmのスペーサーを装着しています。

 

さて、このセッティング。

 

スノボだけでなくゴルフクラブにおいても非常に大事です。前回のブログで、今どきのドライバーはモデルによって飛距離の差は非常に少なくなっています。飛ばないドライバーと飛ぶドライバーの差は10y以内だと思います。今どきのドライバーは何を買っても外れはありません。

 

その一方で、より重要性を帯びてくるのがセッティングです。スノボと同じく、ゴルフクラブにおいてもセッティングの善し悪しで飛距離がガラッと変わります。ドライバーあらば、セッティングが合っているか合っていないかで、

 

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飛距離差は10y以上出ます!!!!

 

具体的に言うと、

 

ヘッド重量
 リアルロフト
 フェースアングル(フェース向き)
 クラブ長(長さ)
 クラブ総重量(重さ)
 シャフトの硬さ
 シャフトのしなり感

 

 これらをいかにセッティングするかで、同じドライバーであってあっても飛距離の差は10y以上出ると思います。なので、本気で道具で飛距離を伸ばしたいと思っているならば、セッティングを甘く見てはいけません。セッティングにこだわりを持つ必要があるのです。

 

では、ドライバーはどんな風にセッティングすればクラブの性能を100%引き出し、最大限の飛距離を得ることができるのか!?

 

答えは弾道計測器によって導かれます。ドライバーで飛ばすには、「高打出し、低スピン」弾道が良しとされますが、具体的に言うと

 

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打出し角は12~14度
 スピン量は2000~2400回転
 最大限のボール初速

 

この数値が出やすいセッティングをすれば、クラブの性能を100%引き出せますし、最大飛距離を得やすくなります。そして、打出し角とスピン量に影響を及ぼすのが、

 

リアルロフト
 インパクトロフト
 フェースアングル(フェース向き)

 

打出し角とスピン量が最適になるようにするには、クラブをセッティング(調整)する必要がありますが、その前に必要なのはクラブ計測です。ゴルフクラブには少なからず個体差があるので、同じスペックのクラブであっても、リアルロフトとフェースアングルは1本1本違うからです。

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今どきのクラブはどれも高性能ですが、その性能を引き出すにはセッティングが必要不可欠です。そして、セッティングを決めるためには、クラブ計測が必要なんです。

 

次回は、ボール初速を最大限に上げるためのセッティングについて説明しましょう~。

 

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3月6日(日)

4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)

10時開始 時間は2時間半です

レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!


 

こちらゴルフの竪琴!

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パイロン&ボール

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販売再開してます。

発送にお時間いただくかもしれませんけど、よろしくお願いします。

 


2016年02月01日夏場と冬場でゴルファーに適したクラブのスペックは変わるのか!?

昨日は帯広の練習場、アップアイランドゴルフクラブさんで出張セミナーを開催しました。前半は「シャフトセミナー」、30分の休憩を挟んだ後半は「シャットフェースセミナー」を実施。15時からの開始でしたが、

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練習場の打席は氷点下4度を下回ってました。そんな中、10名以上の参加をいただき、2時間休む間もなく、喋り、デモンストレーションしてきました。もちろん、受講者にも実際にボールを打っていただき、シャフトのしならせ方、フェースの使い方を実際に体験していただきました。

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手前味噌ですが、セミナーを受けてスイングの仕組みを理解し、実践いただくとスライサーもドローが打てるようになりますし、チーピンに悩むフッカーもフェードが打てるようになります。スイングを劇的に変えなくても、シャフトのしならせ方、スイング中のフェースの向きをコントロールできるようになると、弾道もコントロールしやすくなってくるのです。昨日のセミナーでも、スライサーがシャフトのしなり戻りと、手のクロスオーバーを意識しただけで球筋が激変。弱々しいコスリ球が、力強いドロー弾道になりました。スノボはターンの切り替えでクロスオーバーが上手くできるとスムーズにターンできのと同じく、ゴルフスイングはダウンスイング中にクロスオーバーが上手くできると、振り遅れませんし、インパクトでフェースが開きません。捕まった球が打てるようになります。

 

クロスオーバーという言葉はスノボでよく使うテクニカルワードで、ターンの切り返しの時、体がボード(板)を乗り越える動きです。ゴルフにおけるクロスオーバーとは、スイング中、右手が左手を乗り越える動きです。テークバックの途中で右手は左手を乗り越え、ダウンスイングの途中で右手は再び、左手を乗り越えます。スノボもゴルフも、このクロスオーバーがタイミング良くできると、動作が劇的に良くなるのです。逆に言うと、このクロスオーバーがタイミング良くできていないと、ゴルフもスノボも動作が良くなりません。スノボにおいてはターンが不成功に終わり、ゴルフにおいてはクラブの軌道が悪くなったり、振り遅れたり、スライスや引っかけのミスが出やすくなります。

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スノボが上達するWEBサイト スノボのスーより転載! 上達したいスノーボーダー必見↑クリック

 

ちなみに、ピンから新しく出たクラブ、Gシリーズのクロスオーバーは、アイアン型ユーティリティクラブの名称です。まったくもって偶然ですが、2016年、このクロスオーバーという言葉をゴルフ業界に定着させたく思っています。

 

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さて、セミナーが終わる頃、ちょうど日暮れになりました。かなり冷え込みましたが、冷え込んだ時には打ちやすいクラブと打ちづらいクラブがあることを再確認できました。そこで今回は、気温がゴルフクラブに及ぼす影響、気温がスイングに及ぼす影響について書いてみたいと思います。

 

北海道、帯広の冬の寒さは関東地方の比ではありません。氷点下を下回る気温に対応するには、どうしても厚着になります。加えて、氷点下を下回る気温になってくると、シャフトのしなりも少なく感じます。なので、寒い時に振りやすいクラブとは、

 

  •  夏場よりも少し重く(クラブ総重量)

  •  夏場よりもシャフトを少し軟らかく(シャフトの硬さ)

  •  夏場よりもシャフトを少し重く(シャフト重量)

 

これが冬場にお勧めです。クラブ(シャフト)が重くなると、クラブの重みで腕の振りが大きくなってくれますし、クラブの重みで身体が回りやすくなります。厚着しててもテークバックが浅くなるのを防止できます。シャフトを少し軟らかくすると、切り返しでしなりを感じ取りやすくなり、打ち急ぎのミスを防止できます。セミナーでは、デモンストレーションでゼクシオの最新モデル、ゼクシオ9を使いましたが、このモデルはシャフトの手元側が軟らかくなっています。この手元側のしなりのおかげで、寒い中でもクラブを上手くコントロールできました。普段(夏場)ドライバーのシャフトが60gでSシャフトを使っているならば、冬場は65~70gで、SRぐらいがお勧めです。普段(夏場)が45.5インチならば、冬場は44.5~45インチにすると、気温にマッチしたクラブになります。

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ちなみに、クラブの購入時期が真冬とか真夏とかならば、反対側の季節のクラブ(シャフト)を用意するのをお勧めしたいです。真冬の寒いときに振りやすいクラブは、真夏の暑い時には物足りなくなります。逆に、真夏の暑い時に振りやすいクラブは、真冬の寒い時にはハードな感じになったり、シャフトが硬くてタイミングが取りづらくなる恐れがあるからです。シャフトが脱着できるタイプのドライバーならば、ヘッドはひとつで、夏用と冬用のシャフトを用意しておくのは大いにアリです。

暑い時と寒い時とでは、身体のコンディションが変わるだけでなく、服装も変わってきますし、クラブ(特にシャフト)の挙動も変わってきます。気温が30度以上変われば、クラブ(特にシャフト)を変えた方が、スムーズにスイングできますし、ナイスショットの確率を上げやすくなるでしょう~。

 

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よろしくお願いします

マーク金井ブログ更新しています冬場のクラブスペックについてhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=15177

Posted by マーク金井のアナライズ on 2016年1月31日