マーク金井blog

カテゴリー: 新製品情報

2022年07月15日超私的な衝動買い  現物をまったく見ないでピンの○○○○をお買い上げ

新しいディアマナをオルタナティブにインプレッション!

 


火曜日は朝4時30分に起きて軽井沢へ。3年ぶりに晴山ゴルフ場にて担ぎセルフプレーをやってきました。アップダウンがほどんないのに加え、ホール間のインターバルも短いので歩きでのプレーにもってこい。18ホールでサクッと1万5000歩ほど歩くことができました。

 

 

セッティングはいつもごとく7本ですが、活躍したのがロフト25度のチッパー(ランニングウエッジ)R25。花道からはもちろんのこと、グリーン奥から転がし上げる時にもR25のおかげでボギーになりそうな時もパーで凌げました。手前味噌ですが、7番で転がすよりもはるかに簡単に打てますし、距離感も合わせやすいです。

 

 

 

 

さて、このチッパー(ランニングウエッジ)

 

 

 

 

ピンからも新たなプロダクトがラインアップに加わりました。

 

 

 

 

 ChipR(チッパー)

 

 

 

 

ピンは1970年代にCHIPOというチッパーを発売してました。ネーミングは変わってますが、転がしのアプローチ専用クラブという意味では二代目です。ロフト角は38.5度なので8番アイアンほぼ同じ。標準スペックの長さは34インチ、ライ角は70度なので、パターと同じ感じに仕上がってます。

 

 

 

 

長さとライ角は調整可能ということもあって、今回は長さを35インチ、ライ角は3度アップライトのホワイトを選択してオーダーしました。アイアンやパターのみならず、チッパーまでオーダーできるのは流石です。

 

 

 

 

さて、このChipR(チッパー)

 

 

 

 

ヘッド形状はトウが低くフェースは長方形。ヘッド形状はアイアンに近い形ですが、トップラインの傾斜が少ないシャローフェースなので、パターに近い感覚で構えやすく設計されています。ライ角も標準で70度なので、これまたパターに近いスペック。ちなみにパターのライ角は72度が標準です。

 

 

 

 

超私的には転がしで使うならば、ロフトはもう少し立っていた方が良いような気がしてます。ロフト角は30~34度ぐらいにしたくてウズウズしてますが、ピンのことですから38.5度にしたんのには何か意図があるのでしょう。超私的には38.5度だと、ランニングというよりは、ピッチエンドランに近い弾道が出やすい感じがしてます。

 

 

 

 

チッパーはニッチなジャンルのクラブですが、チッパー協会の会長としては、このニッチなジャンルにピンが加わったことでチッパーに対する認知度が上がることをおおいに期待したいです。

 

 

 

 

 

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2022年07月01日超私的な試打インプレッション  ドイツメーカーの軟鉄鍛造中空アイアンを打ちました!!

 

えええ?? それ諦めて大丈夫なんですか? ぜひご視聴ください


日曜日から水曜日まで北海道に滞在、水曜日の夕方に東京に戻るや新幹線に乗り込み福島へ。木曜日は標高800メートル以上ある白河高原カントリー倶楽部にて18ホールプレーをしてきました。

 

 

 

 

昨日(木曜日)は4日ぶりに神田のスタジオに戻り、夕方4時からワールドワイドにクラブを流通させている会社のスタッフとミーティング。デシャンボーが使っているグリップを納品していただいたのですが、その時に試打を依頼されたのがこのアイアンです。

 

 

 

 HELIX023MB

 

 

 

地クラブなのかと思いきや、なんと、なんと、ドイツのクラブメーカーのアイアンです。恐らく日本でただひとつしかないということなので、6番アイアン、9番アイアン、そしてPWをスタジオでガッツリと打ちました。

 

 

 

モデル名にMBが入っているようにパッと見た感じはマッスルバックの形状ですが、トップブレードの厚みとフェースの膨らみから察するに中空構造だと思われます。ピンのi525ににた雰囲気がありますが、実際試打してみてもi525とかなり似てました。

 

 

 

ヘッドの大きさもさることながら、pingに似ているなと感じたのソール形状とバンス角。ソールは丸み感が少なめでフラット、そしてバンス角がかなりついているのです。
スペックを確認した所、6番のバンス角は7度もありました。

 

 

  • 7番のスペックはロフト角が30度で、バンス角が9度
  • 8番のスペックはロフト角が34度で、バンス角が10度
  • 9番のスペックはロフト角が39度で、バンス角が11度
  • PWのスペックはロフト角が44度で、バンス角が12度

 

 

 

ピンのi525よりもさらにバンス角が大きいのです。加えて驚いたのが、ライ角が2種類ラインアップされていること。例えば、7番だと62度と64度が用意されています。ピンに比べるとライ角の種類は少ないですが、ピンと違ってHELIX023MBのヘッド素材は軟鉄鍛造。購入してからライ角調整ができそうな作りになっています。

 

 

 

 

 超私的に気に入ったのは中空構造の割にはフェースがそれほど薄くないことです。

 

 

 

 

飛距離重視というよりはコントロール性を重視している感じで、インパクト時にボールを包み込む感触が味わえました。

 

 

 

もうひとつ気に入ったのはグースの度合いがフローになっていること。上の番手はグースが適度に入り、下の番手になるにつれてグースの度合いが減っています。グースの度合いをフローさせることで、すべての番手の捕まりぐらいが揃う設計がなされているのです。ちなみに、グースの度合いもスペックがきちんと表記されており、このあたりもドイツならではという感じがしました。

 

 

ドイツ車ばかり乗っているマーク金井にとっては、ドイツ発のアイアンは大いに気になる所でありますが、なによりもロフト角、バンス角、グースの度合いが、どハマりしちゃいました。衝動買いしたくなるようなスペックのアイアンを出すなんて、ドイツのメーカー恐るべしです。

 

 

 

 

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2022年06月10日超私的なご案内  お待たせしました「mmアイアン」2本販売開始します!!

パター選びのご参考に

 


雨の合間をぬって火曜日、水曜日、そして木曜日と赤羽ゴルフ倶楽部にて薄暮9ホールプレーしてきました。毎日2万歩を歩く人間にとってはゴルフ場は歩くのに理想的な場所です。この時期はフェアウェイのコンディションも良く、新鮮な空気をたっぷりと吸い込んで歩けるからです。

 

 

セッティングはいつものごとく担ぎセルフの7本。ドライバーやパターはプレーする日によって異なることがありますが、アイアンとウエッジはアナライズの定番クラブである。mmアイアンmmウエッジ赤羽でプレーする時は、

 

 

 

 

 アイアンは2本体制で、7番(ロフト30度)と、9番(ロフト40度)のみ。

 

 

 

ウエッジはPW(45度)とSW(54度)を入れることが多いですが、R25を入れている時は、50度とR25(25度)の2本体制です

 

 

 

赤羽千葉市民ではアイアンを2本だけでプレーするようになって10年以上経ちます。アイアンを2本だけでプレーするのが当たり前になったことで、6番、8番、アイアンはほとんど出番がありません。

 

 

 

そこでアナライズでは、mmアイアンのオルタナセットを販売することを考え、このたび販売を開始します(本当は昨年の夏に販売するつもりだったのですが、ヘッドの製造に時間がかかってしまいました)。

 

 

 

オルタナセットは3つのパターンで発売いたします

 

 

  • 2本セットは7番と9番。
  • 3本セットは7番と9番と52度のウエッジ。
  • 4本セットは7番と9番と52度と58度のウエッジ。

 

 

 

 

ゴルフはルールで14本以内とクラブの本数が定められてますが、14本入れてプレーする必要はありません。むしろ本数は7本ぐらいに絞ってプレーした方が、ゴルフ脳を鍛えることができますし、打たなくていいミスショットも減らせるのです。

 

 

 

 

超私的にはクラブの本数を減らしてプレーするとゴルフの本質を肌で感じ取れると思っています。マーク金井がクラブを担いでプレーするのも、7本プレーにこだわり続けているのはゴルフに真摯に向き合いたいからです。

 

 

 

大きなキャディバッグに14本のクラブを入れ、電動カートに乗ってプレーするスタイルで満足されているのでしたら、わざわざ7本にクラブを減らしてプレーする必要はないと思います。

 

 

 マーク金井は決して、クラブを減らしてプレーしていただきたいと押しつけているわけではありません。ゴルフにはいろんな楽しみ方があり、そのひとつを提案しているだけなのです。

 

 

 

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2022年06月08日超私的な試打インプレ  リンクス シルバーキャットRV-F ドライバー

 

これは効果抜群!


関東エリアも梅雨入り宣言がなされ、一昨日の月曜日はほぼ1日中雨模様。昨日も雨が降ったり止んだりの天気でしたが、雨雲レーダーを信じて赤羽ゴルフ倶楽部にて薄暮プレー。クラブハウスにて1時間ほど待機した後、午後4時にお一人様でティオフ。

 

 

10番ホールから17番ホールまでは雨雲レーダー通りに傘入らず。18番のティショットを打ち終わった直後から霧雨が降り出しましたが、サクッと1時間ちょっとで9ホールプレーができました。

 

 

 

薄暮ゴルフではいろんなクラブを試してますが、今回試打したのはこのドライバー。

 

 

 

 

 リンクス シルバーキャットRV-F

 

 

 

このドライバーは単品売りではなく10本セット売り(キャディバッグ付)の中に含まれている1本です。5月からリンクスさんの総合アンバサダーに就任したこともあり、コースでじっくり打ちたくて赤羽に持ち込みました。

 

 

 

スペックはこんな感じです。

 

 

 

・ロフト角 10.5度
・ライ角 59度
・フェース向き フック0.5度
・ヘッド体積 460cm3
・長さ 45インチ
・バランス D1
・総重量 314g(Sシャフト)
・シャフトトルク 6.5
(いずれもカタログ値)

 

 

年齢を問わず、多くのゴルファーをターゲットにしたセット物ですが、ドライバーの総重量は軽くはありません。今どきのドライバーの中では重めの部類なので、年齢を問わないセッティングに仕上がっています。実際、ワッグルしてみても、軽くもなく、重くもなくちょうどいい感じです。

 

 

 

 

構えた感じはややフックフェースですが、スライサー向けというほどフェースは左を向いてません。ストレートな弾道をイメージしやすい顔つきです。実際に打ってみても、最初に使った12番ホールのティショットでは真っ直ぐなストレート弾道。続く13番、14番ではフェードを狙って打ったら、軽いフェード弾道。15番と16番ではドローを狙って打ったら、軽いドロー弾道。フェードにしてもドローにしても、自分のイメージよりも曲がりが少なかったです。

 

 

 

 

ヘッドの慣性モーメントが大きいのもさることながら、左右の曲がりが少ないのはシャフトの影響だと思われます。いい意味でシャフトの挙動はシャープ過ぎません。スイング中に自分の意思が伝わる度合いが弱いために、イメージよりも曲がりが少なくなっていると思われます。

 

 

 

 

スピン量に関しては低スピンというよりは、キャリーが出やすいスピン量。低スピン弾道で飛距離を稼ぐというよりは、安定したキャリーが出やすくなっています。ターゲットユーザーが初中級者、そしてゴルフを復活する人向けであることを考えると、スピンが適度に入ってくれた方がミスを減らせます。

 

 

 

 

 

超私的には、このドライバーはセット物だけでなくドライバー単品での発売も大いに期待したいです。そして手前味噌でありますが、短尺スチールシャフトとの相性もとても良さそうな感じがしました。

 

 

 

 

1ヤードでも遠くに飛ばすというタイプのドライバーではありませんが、左右の曲がりが少なく、弾道が安定している点を考えると、かなりコスパが良いドライバーであることは間違いないです。

 

 

 

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2022年05月18日超私的な考察  誰が打っても飛ぶドライバーとは一体どんなドライバーなのか!?

 

 

のっけからですが、なんともメーカーさんに怒られそうなタイトルを付けてしまいました。もちろんこのタイトルには理由があって、YouTube動画「マーク金井のオルタナゴルフ」の諦めシリーズの最新作は「最新ドライバーを諦める」です。

 

 

 

ブログのタイトルも、YouTube動画のタイトルもパッと見た感じでは最新モデルをネガティブに揶揄しているようなニュアンスがありますが、決して揶揄しているわけではありません。

 

 

 

YouTube動画もじっくり観ていただくと分りますが、最新ドライバーを手に入れさえすれば、すぐに飛距離が10ヤード以上伸びるなんてことは物理的に難しいとコメントしています。今回のブログでは、YouTube動画の補足として最新ドライバーについてさらに深掘りしていきます。

 

 

 

 

今年発売のドライバーで注目を集めているのが、テーラーメイドのステルスキャロウェイのローグSTでしょう。どちらも売れ行きはすこぶる好調ですが、先に発売されたステルスは流通量が非常に多いこともあって、中古市場にも多く出回っています。

 

 

 

 

今のところは、ローグSTの方が手放す人が少ない感じがしますが、超私的に分析すればこれは想定内です。ステルスの場合、フェース素材にカーボンを採用することで新しさをアピールしました。従来とは異なる素材というのは大きなセールスアピールになるからですが、飛距離に対する期待が大きくなるほどに、飛距離に対する満足度のレベルも上がってしまうからです。

 

 

 

 

YouTube動画でも話してますが、ゴルフクラブは2008年に高反発規制が定められました。別言すれば、2008年以降というのはフェースの反発を無制限に上げることはルールで禁じられています。

 

 

 

2008年以降、クラブメーカーが取り組んでいるのは寛容性を高めることとして慣性モーメントの増大。そしてスピンを減らすことで飛距離を伸ばそうとする試みです。ですので、寛容性を超えるほどのミスショットをしたり、すでに最適なスピン量を得ている人にとっては、クラブの進化が飛距離アップにつながるとは限らないのです。

 

 

 

 

加えて、ゴルフクラブ(特にドライバー)は1~2年ごとにモデルチェンジを繰り返しています。モデルチェンジ毎に飛距離性能が向上したことをアピールしていますが、その多くは物理的な優位性です。アマチュアゴルファーが実際に打った場合、その優位性を実現できるとは限らないのです。

 

 

 

 

超私的にはルールでフェースの反発が規制されていることを鑑みれば、1~2年のモデルチェンジのサイクルで劇的に飛距離性能を向上させることは非常に難しいのではないかと思っています。そして、身も蓋もないことを申し上げるならば、ボールを遠くに飛ばすために必要なのはスイングスピード。欧米のツアープロはそれが分っているから、これでもかってぐらいのフィジカルトレーニングをすることで、飛距離が出る身体作りをしているのです。

 

 

 

 

 

ゴルフは道具の依存度が高い競技であるのは間違いないですし、ゴルフクラブは年々進化しているのも紛れもない事実です。しかしながら、2008年に高反発規制が施行されてからは、誰が打っても飛びの限界を大幅に超えるようなドライバーを作るというのは非常に難しくなっています。

 

ルールをまったく無視していいのならば、誰が打っても300ヤード飛ぶドライバーを作ることは可能です。その場合は電動アシスト付き自転車と同じく、ゴルフクラブにもアシスト機能を付けることになるでしょう。

 

 

 

 

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コチラ売り切れますとしばらく入荷出来ない模様です・・

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