マーク金井blog

カテゴリー: ゴルフの竪琴

2014年05月25日シャフトのしなりを上手く使って打つコツ(極意)とは!?

お知らせ

4スタンスセミナー 6月1日 10時と14時半開始分

まだまだ募集しています

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アナライズの女性スタッフは練習6日目にして初めてゴルフクラブを手にしてボールを打ちました。それまでは、練習はゴルフの竪琴だけ。竪琴でフォームを形成するのに要したのは5日間です。練習時間は1回30~40分。ゴルフの竪琴でゆったりとしたハーフスイングを繰り返すことで‥‥

・身体をしっかり使うこと
・右手が上、左手が下の感覚を養うこと
・ハンドファースなインパクトを迎えること

この3つの要素をマスターしました。そして、6日目にはスーパーシャットくんという短いクラブを使ってのハーフスイングを開始。クラブを手にしても竪琴を振っているかのような綺麗なスイングでボールを打ちました。スイングをスロー再生してみると‥‥

インパクトはハンドファースト!!

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そして、シャフトのしなりもちゃんと使えるスイングにもなっていました。ゴルフの竪琴は正しいハンドアクションを会得するのに役立つ練習器具ですが、実は、シャフトのしなりを上手く利用する感覚も養えます。シャフトというのは、トップからダウンの切り返し(そしてダウンスイング)では、ヘッドが遅れるようにしなります。

ヘッドが遅れるようにしなるのが「順しなり」です。

対して、ダウンスイングの途中からインパクトにかけては、しなったシャフトがしなり戻る(復元しようとする)ように動きます。

ヘッドが前に飛び出ようにしなるのが「逆しなり」です。

シャフトが上手く使えるようになるというのは、この「順しなり」と「逆しなり」をスイング中にタイミング良く発生させることです。そして、「順しなり」と「逆しなり」をタイミング良く発生させることができると、シャフトのしなりを利用してヘッドが効率良く走り(結果、ヘッドスピードが上がり)、ボールの捕まりも良くなって方向性も安定します。リズムも良くなって、再現性の高いスイングになるのです。

では、なぜゴルフの竪琴を使うと「順しなり」と「逆しなり」をタイミング良く発生させることができるのか?

ゴルフの竪琴は両手が3次元的に離れています。そして「右手が上、左手が下」の状態をキープしたままスイングするため、ダウンスイング前半で手首のコックをキープしやすくなります。両手が離れていると、トップでは、

左腕が真っ直ぐ伸びて、右ひじ、右手首が曲がった状態になります。

このポジションをキープしたまま下半身からダウンを開始すると、手首のコックがキープされます。手首のコックがキープされていれば「順しなり」が作れるのです。

シャフトの「逆しなり」については、ゴルフの竪琴で「インパクト止めドリル」をすることでマスターできます。ゆっくりとしたハーフスイングでスポンジボールを打ちますが、

インパクト(ボールが当たった瞬間)ですべての動きを急停止します。

ここでのポイントは手首を絶対にリリースしないこと。「右手が上、左手が下」な状態で右手首は甲側に少し折れ曲がっている状態でボールをヒットし、ヒットした直後にすべての動きを急停止します。

ヘッドを走らせようとするのではなく、急停止しながらボールを捕らえようとすると、
腕の振りに急ブレーキがかかります。この急ブレーキこそがシャフトの「逆しなり」につながるのです。シャフトをしならせるというと難しく感じるかもしれませんが、この急停止する感覚がつかめると、シャフトは勝手にしなり戻ってくれます。

誤解を恐れないで言うと、グリップを緩く握っているとシャフトのしなりは効果的に発生しません。振動数計はシャフトの手元側をチャック(固定)することで、シャフトが縦に振幅するのと同じです。ゴルフスイングでもシャフトの手元側をチャック(固定)してこそシャフトに負荷がかかり、シャフトはしなるのです。

そして、ハンドファーストなインパクトで振り遅れないためには、シャフトの逆しなりが必要不可欠です。

ハンドファーストな状態でボールを打とうとすると振り遅れてしまう人が少なからずいますが、そういう人の大半はインパクトゾーンでシャフトの逆しなりが発生していません。ハンドファーストが悪いのではなく、シャフトのしなりがちゃんと使えていないから振り遅れてしまっているのです。

シャフトをしならせるには、ダウンスイングの前半で手首のコックをほどかないことですが、これはやさしいことではありません。クラブを持ってボールを打ちたくなると、手首のコックはいとも簡単にほどけます。しかし、ゴルフの竪琴ならば両手が離れているので、ダウンスイングで手首のコックをキープする感覚をダイレクトに養えるんです~。

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そして

ゴルフの竪琴講習会の開催も決定!6/7の11時からです

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ゴルフの竪琴のお求めは↓こちらから

ゴルフの竪琴 

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ゴルフの竪琴は出来るだけ安く効果的に!をテーマに作った練習器具です。安価にするため、若干の仕上げの悪さ、スポンジの凹み(時間が経てば戻ります)がありますが、それは練習するのに支障はありません。少々いいよ!!という方だけ購入下さい(笑)練習するのが目的です!頑張って上達して下さいね。

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2014年05月22日アマチュアがハンドファーストなインパクトを会得するコツとは?

お知らせ

吉田一尊の飛ばしセミナーは満席

4スタンスセミナーは6/1の10時と14時半

参加ご希望の方

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今日はゴルフ雑誌アルバの発売日。表紙の雰囲気はガラッと変わりましたが、変わったのは表紙だけではありません。連載ページもガラッと変わり、誌面構成も大胆に変わっています。そのリニューアル感たっぷりなアルバの巻頭企画が‥‥

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 ドライバーもアイアンもハンドファースト!!

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石川遼プロがモデルとして途上し、永井延宏プロがハンドファーストの作り方をレッスンしています。レッスンは非常に分かりやすくてハンドファーストを覚えるのに役立つモノばかりです。

もちろんマーク金井もハンドファーストの信奉者で、本人はドライバーもアイアンもに加えて、アプローチもパターもハンドファーストなインパクトを心がけています。ハンドファーストを意識しないのはバンカーショットとロブショットぐらいです。

では、どんな意識を持ってハンドファーストに打っているのか?

 実は、昨年6月28日のブログでも、

ハンドファーストのインパクトを迎える極意とは!?

今年の5月2日のブログでも、

アイアンでハンドファーストなインパクトを迎えるコツとは!?

 ハンドファーストな打ち方について書いてます。自称、ハンドファースト大好きな人間ですから、初心者にもまず最初に覚えて欲しいのがハンドファーストなインパクトです。

理由は単純、ハンドファーストなインパクトを覚えたら、後のスイング作りがめちゃくちゃ簡単になるからです。対して、スイングの形、軌道がいくら正しくてもヘッドファーストなインパクトになるとボールを力強くヒットできません。シャフトのしなりも上手く使えなくなるので、クラブの力で効率良く飛距離を出せないし、方向性も不安定になるからです。

なので、アナライズの女子スタッフ、バリバリのゴルフ初心者にも最初に伝えたのはハンドファーストなインパクトです。もちろん、初心者がいきなりゴルフクラブでボールを打ってもハンドファーストなインパクトにはなりません。ゴルフクラブでボールを打つシチュエーションだと、無意識の内に手先でボールを捕まえたくなって、ダウンスイングではコックが早くほどけ、インパクト前には左手首が甲側に折れます。これにはほとんど例外がありません。結果、イメージと現実のギャップが生じ、ハンドファーストなインパクトを作りたくても、ヘッドファーストなインパクトの形になるのです。

実際、ゴルフ女子の仲間入りした女子スタッフは練習場に2度ほど行っただけの新米ゴルファー。ゴルフの竪琴を振ってもらう前に7番アイアンでボールを打ってもらったら、

インパクトゾーンではヘッドファースト、フォローでは両腕が縮まっていました。

なので、まず最初にやってもらったのはゴルフの竪琴を使っての、スローモーションスイング。それもハーフスイングです。素振りはほとんどやってもらいません。テニスボールほどの大きさのスポンジボールを打ちながら、とにかくゆっくりハーフスイングすることと、インパクトでハンドファーストになっていることを意識してもらいました。言い換えると、自分で形を意識できるスピードまで落としてスポンジボールを打ってもらったのです。

そして、スポンジボールを打つときに意識してもらったことは、

 ロボットのようにぎくしゃく動く
 静止画のようにトップ、インパクト、フォローの形を意識する
 ボールを上手く打つことを意識しないこと

とにかく、この3つを強く意識してもらいました。ボールがあるのに、ボールを上手く打つなというのは言葉で言うほど簡単ではありませんが、スイングの形を覚える時には、これがかなり重要な要素です。これはわざとミスショットしなさいというのと同義語です。ボールを前にしえもスイング作りの優先順位の一番は形を作ること。これをかなり意識しながら練習すると、15分の練習でもスイングが変わってきます。もちろん、そこにはゴルフの竪琴は必要必需品です。竪琴で練習すると、スイング作りで一番重要な「右手が上、左手が下」という感覚を竪琴が否応なしに教えてくれるからです。

宮里藍プロの父である宮里優さんもおっしゃってますが、スイング作りはハーフスイングから始めた方がいいです。ハーフスイングにはフルスイングに必要な動き、スイングの形の8割以上が含まれています。そして、ハーフスイングならばボールを遠くに飛ばす意識が芽生えにくいからです。

ゴルフの竪琴で練習を始めて4日が立ちましたが、彼女のスイングは見違えるように変わりました。インパクトではハンドファーストですし、なによりも、フォローで両腕がピシッと伸びてますし、「右手が上、左手が下」の形がパーフェクトになっています。

動画ではフォローでいったん止まり、そこから取ってつけたようにフィニッシュまで振り抜いてますが、これもわざとやってもらってます。意外と思うかも知れませんが、滑らかな動きを意識したり、スムーズに身体を動かそうとするよりも、実は、ぎくしゃく動くことを意識した方が身体はイメージ通りに動いてくれるからです~。マーク金井は芝居の演技トレーニング、日本舞踊のお稽古から、このことを学びました~。

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ゴルフの竪琴は出来るだけ安く効果的に!をテーマに作った練習器具です。安価にするため、若干の仕上げの悪さ、スポンジの凹み(時間が経てば戻ります)がありますが、それは練習するのに支障はありません。少々いいよ!!という方だけ購入下さい(笑)練習するのが目的です!頑張って上達して下さいね。

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2014年05月21日ゴルフの竪琴を使うと本当にスイングが良くなるのか!?

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吉田一尊の飛ばしセミナーは5/25の13時 4スタンスセミナーは6/1の10時と14時半です詳しくは↑をクリックして下さい

昨日はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア日。ゲストはイラストレーターの野村タケオさん。そしてサプライズゲストにモデルの杉澤友香さん。マーク金井は扁桃腺がゴルフボールくらい腫れた状態でしたが、いざ番組が始まると喋りっぱなし。昨日も音楽を1曲もかけず、90分喋りっぱなしでした。

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野村さんをゲストに招いたのには理由があります。来週火曜日(5月27日)には、クラブ選びのガイドブック、

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「今より30ヤード飛ぶクラブを選ぶための36の法則」(実業之日本社)
(本体1500円+税)

の刷り上がりが昨日手に入ったからです。手前味噌ですが、これには今どきのクラブの選び方が包み隠さず網羅されています。クラブの方というとどうしても専門用語とかスペックが羅列されてしまいます。堅苦しい本になるのが避けられませんが、この本は野村さんのイラストによって、今までとは比較にならないほど読みやすくなっています。全部で36点のイラストとイントロの漫画が描かれていますが、マーク金井は絵柄の指示はまったくありません。すべて野村さんのオリジナル。絵だけを見ても、本の内容、クラブ選びの本音が分かるようになっています。すでにアマゾンで予約できます。←クリック!発売直後は売り切れも予想されますので、ご予約いただけますと幸いです。

さて、今日のエントリーはゴルフの竪琴についてです。

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昨日のブログでも書きましたが、正しいゴルフスイングを構築するために絶対に欠かせない要素のひとつに、ダウンスイングでの両手の位置関係があります。

「右手が上、左手が下」

この位置関係を身体に覚えさせるにはゴルフ竪琴が非常に効果的です。両手を離して持つこと、そして右手が上になるように竪琴を持つので、スイング中に両手の位置関係が明確に分かり、「勘違い」「やっているつもり」にはなりません。短時間で「右手が上、左手が下」の感覚を確実にマスターできます~。

加えて、スイングで一番で重要なインパクトゾーンを正しく迎える感覚も養えます。昨日、FBでもアップしましたが、アナライズの新しい女性スタッフがゴルフを始めるというのへ、3日前からゴルフの竪琴でハーフスイングを練習してもらっています。ゴルフクラブを持つ前に、竪琴を持って素振り&スポンジボールを打ってもらいました。最初だけ形を教えたら、1日に15~30分の練習でハンドファーストなインパクト、そして右手が上に乗ったフォローを作れるようになったのです。

マーク金井でこの3日間でアドバイスしたことはシンプルで、

・ゆっくり振ること
・下半身をしっかり動かすこと
・ボールを遠くに飛ばそうとしないこと
・右手を上、左手を下に使うこと

この4つだけです。形は、ハーフスイングのトップの形、インパクトの形、フォローの形。この3つの形は動きの中ではなくて、静止した形を教えました。言い換えると、気持ちよく振ることや、リズム良く振ること、自然に振ることはアドバイスしません。日本舞踊と同じく、形にこだわることは強く意識させました。

その結果、できたスイングはこれです。

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実際にボールを打ったら、ここまでちゃんとしたハンドファーストなインパクトにならないと思いますが、少なくとも動きの中でハンドファーストなインパクトを作れるようになっています。加えて、フォローで左ひじも引けてないので、ボールを正しく捕まえられるようにもなっています。なので、ボールを打ってスイングが悪くなったとしても、元に戻れる自分がいます。

ゴルフは最終的には手の意識を消すのが理想ですが、正しいハンドアクションが見につくまでは、ゴルフの竪琴で「右手が上、左手が下」を意識しながら練習した方が、短時間で正しいスイングが見に付けられます。ゴルフの竪琴は運動神経が高い人にはまったく必要のない練習器具ですが、ボールを打ってもスイングが上手く構築できない人には、スイング作りに非常に効果的な練習器具なんです~

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購入は写真を↑をクリック

ゴルフの竪琴は出来るだけ安く効果的に!をテーマに作った練習器具です。安価にするため、若干の仕上げの悪さ、スポンジの凹み(時間が経てば戻ります)がありますが、それは練習するのに支障はありません。少々いいよ!!という方だけ購入下さい(笑)練習するのが目的です!頑張って上達して下さいね。

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2014年05月19日アイアンのスイングはクラブによって作られる!!

女子ツアー「ほけんの窓口レディース」(福岡CC和白C)は、接戦の末、最終日にスコアを3つ伸ばした韓国のイ・ボミプロが優勝。アマチュアの柏原明日架選手は終盤に崩れてしまいまい、惜しくも6位タイでした。ラジオ出演がきっかけでマーク金井が応援している工藤遙加プロは最終日に少しスコアを2つ落とし、19位タイに終わっています。ちなみに、男子ツアーは先週もオープンウイーク。レギュラーツアーの試合は行われてません。プロゴルフに関して言えば、男子ツアーはかなり厳しい状況に追い込まれています。

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写真はGDOより転載。試合の模様の記事は写真をクリック

そして厳しいと言えば、男子プロゴルファーの収入でしょう。現在、PGA会長の倉本昌弘プロによると、アマチュアゴルファーが全員レッスンを受けたとしても、プロゴルファー1人あたりが得られるレッスン収入は年間200万円にも満たないとのこと。そして、これからゴルファーが減れば、ますます収入が減ってしまうとのことです。

プロゴルファーの収入源はレッスン以外にもあるかと思いますが、ゴルフが本当に上手くなりたいと思うのであれば、独学よりもレッスンを受けた方が絶対に有利です。マーク金井は1シーズンでスノボが劇的に上達しましたが、これもレッスンの賜物です。費用との兼ね合いもありますが、プロに習った方が打たなくていいミスショットを減らせますし、確実にスイングも良くなって上達できます。

そして、ゴルフ上達を本当に望むのであれば、道具選びも大事です。

前回のブログでマーク金井はアイアンのバンス角について書きましたが、アイアンですくい打ちに悩んでいるのであれば、迷わずバンス角が大きなアイアンをお勧めします。理由は単純‥‥

・バンス角が大きいほどすくい打ちになりづらく、
・バンス角が大きいほどダウンブローに打ちたくなり、
・バンス角が大きいほどインからあおる軌道を矯正できるからです。

対してクラブの構造上、

・バンス角が小さいほどすくい打ちになりやすく、
・バンス角が小さいほどすくい打ちしなくなり、
・バンス角が小さいほどインからあおる軌道を矯正しづらくなります。

たかがバンス角と思うかも知れませんが、例えば、バンス角0度のアイアンとバンス角5度以上のアイアンを打ち比べると、クラブがスイングに与える影響がはっきり分かります。

バンス角0度のアイアンはハンドファーストに打ちづらく、その結果、すくい打ちになりやすい。対して、バンス角5度以上のアイアンはハンドファーストに打たないと(ダウンブローに打たないと)、ボールを上手く捕らえることができないからです。バンス角が大きくなるほどアドレスした時、リーディングが浮きます。ソールのお尻側が出っ張っているので、ダウンブローの軌道でハンドファーストな状態でインパクトを迎えた方が、ボールを上手く捕らえられるからです。

米国の練習器具でツアーストライカーといのがありますが、これはアドレスした時にリーディングエッジが10㎜以上浮いています。この影響ですくい打つとトップしか出ません。ダウンブローの軌道、そしてハンドファーストな状態でインパクトを迎えないと上手く打てないように作られています。ツアーストライカーほどではありませんが、バンス角が大きい(7番で5度以上)アイアンは、これと同じ感じになるのです。

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もちろん、ダウンブローな軌道、ハンドファーストな状態でインパクトを迎えるにはコツがあります。それは、ダウンからインパクト、そしてフォローにかけて、

「右手が上、左手が下」

このポジションを強く意識すること。ダウンスイングで‥‥

「左手が上、右手が下」

になってしまうと、ダウンブローに打ちたいと思っても打てません。インサイドからあおる軌道になってしまいます。また、ダウンで「左手が上、右手が下」になっている人の場合、バンス角が大きいアイアンを使うと、「インパクト前にソールが跳ねすぎて、トップのミスが多発します」。ダウンで「左手が上、右手が下」になっている人の場合、バンス角が小さいアイアンの方がソールが跳ねすぎない分だけ、打ちやすく感じます。

マーク金井はジュニアの頃からゴルフをやってますが、「左手が上、右手が下」になる癖がなかなか矯正できませんでした。今から20年位前に山本信弘プロと出会い、山本プロから色々教わり、ようやく「右手が上、左手が下」なダウンスイングをマスターしました。
山本プロからは両手を離すことで、手の位置関係が分かると教わり、今でもゴルフの竪琴を使って、ダウンスイングの軌道をチェックしています。

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いつも右手が上になるスイングが覚えられます 詳しくは写真↑をクリック

最近はスマホやiPhoneでスイングを自撮りできます。もしもダウンスイングで「左手が上、右手が下」になっているならば、バンス角が大きいアイアンを使うことを強くお勧めします。そして、スイング中、両手の位置関係が分かりづらいと感じるのであれば、ゴルフの竪琴で練習して下さい。竪琴を使うと「スイングの勘違い」「やっているつもり」にはなりません。「右手が上、左手が下」の感覚を確実にマスターできます~。

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2014年05月14日「ゴルフの竪琴」がスイング作りに役立つ理由とは!?

月曜日は関西ローカル、サンテレビのゴルフ番組、熱血ゴルフ塾にゲスト出演してきました。小林佳則プロと進行役の酒井連子さんが出ている番組で、毎週水曜日の23時からオンエア。アマチュアの方とダブルスを組んでホールマッチします。場所は兵庫県のジャパンビレッジGC。ベントのワングリーンのコースで、適度なアンジュレーションがあって戦略的なレイアウトを楽しめるコースです。マーク金井は6月と7月に出演します。

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さて、この収録中、ジョーダン・スピースがやっている、

ボールを観ながら打つのではなく、
ボールをまったく観ないで打つ!!!!

カップを観たままパットする!!!!

くわしくは前回のブログを↓

ジョーダン・スピーズに学ぶショートパットの極意!!

をやってみました。練習グリーンでは何てことはありません。1メートルぐらいのパットならばスコンスコン打てますし、ボールを見た時と同じ確率でカップインします。そして、やってみて分かったのが、強めの距離感で打てること。インパクトが緩みづらいことと、フォローが出しやすいことが体感できました。

ただし、実際のラウンドでやるのは「なんだこりゃ~」ってくらい、怖くてできません。

ミスしたら1ストローク失うことが分かるから、いざとなるとボールを見ながら打ちたくなるのです。今更ながら、自分いかに「みみっちい」人間だということを思い知らされました(笑)。カップを見ながらパットを打てたかどうかは、オンエアでご確認いただけると嬉しいです~。

さて、今日のエントリーは「ゴルフの竪琴」販売再開のお知らせです。大変お待たせしましたが、約半年ぶりに再入荷しました。マーク金井はいろんな練習器具を使っていますが、現在の所、スイング作りで役立つのは「ゴルフの竪琴」に勝るモノはありません。スイング作りに一番必要な両手の使い方、両手の位置関係を具体的に理解&体感できるからです。

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詳細は↑写真をクリック!

プロの中には、ハンドアクションを一切意識しなくていいと教える人もいますが、両手の使い方を間違っている人には、正しいハンドアクションを練習する必要があります。それには「ゴルフの竪琴」がもってこいです。

具体的に言うと、

・振り遅れる
・フォローで左ひじが引ける(左ひじが上手くたためない)
・ダウンスイングでシャフトが寝る
・ヘッドスピードが上がらない
・スライスが直らない
・チーピンが直らない
・すくい打ちが直らない

これらの悩みを抱えている人に、「ゴルフの竪琴」はボールを打つこと、クラブを持って素振りするよりも、はるかに短時間で悩みを解消できます。何故かというと、「ゴルフの竪琴」は3次元的に両手を離してグリップできるからです。具体的に言うと、「ゴルフの竪琴」を持つ時、両手の間隔が離れるだけでなく、左手の上に、右手が位置するようにグリップするからです。

ゴルフのセオリーのひとつに、

「右手は上、左手は下」

というのがありますが、「ゴルフの竪琴」を使うと、強制的にこの形でグリップします。その結果、振り遅れやチーピンの原因となる、

・ダウンスイングで右手が下、左手が上となりません。
・インパクトゾーンで右手が上になるので、スクエアインパクトを作れます。
・右手が上、左手が下になるのでフォローでリストターンがオートマチックにできます。
・右手が上、左手が下になるのでオートマチックに左ひじをたためます

マーク金井はレッスン・オブ・ザ・イヤーに輝いた山本信弘プロからスイングのエッセンスを学びましたが、山本プロの口癖が「右手は上、左手は下」でした。ゴルフクラブを普通に握るとこの感覚が分かりづらいですが、「ゴルフの竪琴」でスイングすると、この感覚をオートマチックに養えるのです。

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ゴルフクラブは両手を縦にくっつけて握るために、両手の一体感を意識する人が少なからずいますが、一体感を意識するとダウンスイングからフォローにかけて「左手が上、右手が下」になりやすくなります。誤解を恐れずに言うと、ゴルフスイングでは右手と左手はバラバラに動くような感じを持っていた方が、「右手は上、左手は下」に使っていけるのです。

道具(クラブ)が変わればスイングは変わります。
そして道具(練習器具)でもスイングはガラッと変わるのです。

スイングを変えたいと本気で思っているのであれば、スイングが変わる道具を使うことを強くお勧めしたいです~。

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ゴルフの竪琴販売再開しました↓クリック

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