マーク金井blog

カテゴリー: 超私的な提案

2018年02月20日超私的な提案 平昌オリンピックから学ぶ、東京オリンピックに欠かせない人材とは!?

本日から3月のアナライズセミナー募集開始しております


開催前は「今ひとつ盛り上がらない」と言われてた平昌オリンピックでしたが、いざ始まってみると日本でも大盛り上がり。天候やコンディション、厳しい寒さに大きく左右される競技もありましたが、日本選手は大、大、大活躍。

大会前の予想では「金ひとつ」と言われたりしてましたが、男子フィギュアでは羽生選手が金、宇野選手が銀。女子スケートでは女子500mで小平選手が金、1000mでは小平選手が銀で高木選手が銅、高木選手は1500mでも銅メダルと取ってます。他にも、スキー複合で渡部選手が銀、男子モーグルで原選手が銅メダル。マーク金井が現地で観戦した男子ハープパイプでは平野選手が銀メダルです。ソチで悔しい思いをした、女子ジャンプの高梨選手も銅メダルを取りました。2月18日時点で、日本のメダル数は10個となり、過去最高数に並んでいます。

 

まだ競技を残していることを考えるとさらにメダル数が増えそうですが、テレビ観戦して一番印象に残ったのが男子フィギュア。羽生選手、宇野選手の素晴らしい演技は大いに讃えられるべきですが、それに負けず劣らず素晴らしかったのは日本の応援団。オリンピックでのフィギュアのチケットは、ゴルフに例えるならばマスターズのチケットや、アメリカンフットボールのスーパーボウルと同じぐらい、入手困難なチケットです。にもかかわらず、江陵アリーナの客席は日本人女性で埋め尽くされてました。オリンピックは韓国で開催されているにも関わらず、フィギュア会場はあたかも全日本フィギュアの大会会場のような雰囲気に包まれていたのです。

普通に考えれば、日本の応援団がこれだけ多くのチケットを手に入れるのは困難です。その困難を乗り越えて多くの日本の応援団がかけつけたことで、江陵アリーナは日本選手にとって「アウェイ」ではなく「ホーム」になりました。羽生選手、宇野選手にとって、これは有形無形のアドバンテージになっていたと超私的に思ってます。2人が手にした金メダル、銀メダルは、日本人女性の応援が大いにアシストしたに違いありません。日本のメディアではこのことをあまり報じてませんが、いくつもの海外メディアは、「江陵アリーナは日本のホームグランド」だったと報じています。

 

 さて、競技はまだまだ続きますが、今回は2020年の東京オリンピックを成功させる超私的なアイデアについて超私的に書いてます。申し訳ありませんが、東京オリンピックにまったく興味がない方は、今回のブログはスルーして下さい。

 

マーク金井は1泊2日で平昌オリンピックを観戦しました。観戦を思い立ったのは、自分がハマっているスノボをライブで観たいというのが半分で、もう半分は東京オリンピックを観戦するための予習です。他国のオリンピックを観戦するということは、ビジターであり、外国人の観客であり、アウェイの状態です。このアウェイの状態の観客にとって、「海外でオリンピック観戦」する人にとって、何が本当に必要なのかを肌で感じたかったのです。

 

オリンピック観戦に限りませんが、海外の観客にとって一番助かるのは言葉が通じることです。ホテルから観戦する場所に移動する時、電車やシャトルバスを使いますが、この時に「言葉が通じる人がいる」のと「言葉が通じる人がいない」というのは大違いです。加えて、会場に到着しても、チケット交換所(チケット売り場)はどこなのか、どこから入場できるのか? どこにトイレがあるのか? 自分の席はどこなのか? どこでお土産が買えるのか? どこに帰りのシャトルバスが止まっているのか?

 

 

数え上げたら枚挙に暇がありません、、、、今回、平昌オリンピックを観戦してみて分ったのですが、言葉がちゃんと通じるボランティアの人がいると本当に助かりますし、本当に心強いです。平昌では日本人ボランティアの方々がいらっしゃったおかげで、不便をまったく感じずにオリンピック観戦できました。

 

なので、東京オリンピックにおいても、一番大事であり、一番クオリティが求められるのがボランティアスタッフ。外国語が堪能な日本人ボランティアもいいですが、それよりももっといいのは「日本語が堪能で、日本に住んでいる外国人」の方々がボランティアとして活動もらえると非常に有り難いです。

 

 

外国から日本から来られた方々にとって、日本はアウェイです。そのアウェイで自国の人にサポートしてもらえると、アウェイな感じをかなり減らせますし、いろんな意味でコミニュケーションも取りやすい。そして何より、「日本語が堪能で、日本に住んでいる外国人」の人達の方が、日本ならではの事情を良く知っています。日本人にとっては当たり前なことでも、日本人以外にとっては当たり前じゃないことは多々あります。そこを上手く説明してもらえるという意味でも、「日本語が堪能で、日本に住んでいる外国人」の方々の方が東京オリンピックのボランティアとしては適材適所なんです。

 

では、どうすれば「日本語が堪能で、日本に住んでいる外国人」の方々が東京オリンピックのボランティアとして集めることができるのか?

ここからは超私的なアイデアです。都心のセブンイレブンやファミリーマート、そしてローソンでアルバイトしている外国人の方々、大手居酒屋チェーン店でアルバイトしている外国人の方々が、東京オリンピックのボランティアのうってつけの人材です。彼ら、彼女らは日本語が堪能です。日本ならではの特殊事情も理解しています。

 

もちろん彼ら、彼女らは学費や生活費を稼ぐためにコンビニや居酒屋でアルバイトしているわけですから、無給でボランティアはできません。なので、大手コンビニチェーン、大手居酒屋チェーンは、彼ら、彼女たちに有給休暇を与えていただきたいのです。そうすれば、無給でオリンピックのボランティアをしても普段と同じだけの収入を得ることができます。もちろん、大手コンビニチェーン、大手居酒屋チェーンにとってはかなりの出費になると思いますし、人材不足も避けられません。

 

しかし、ながらメリットもあります。有休休暇を与えて東京オリンピックに彼ら、彼女らを派遣すれば、「企業イメージは大幅にアップ」しますし、多くのメディアが取り上げてくれます。この経済効果は計り知れません。加えて、優秀な人材を派遣することで、東京オリンピックをサポートすることにもなるし、何よりも派遣された人、外国やってきたオリンピック観戦者は「日本はなんて素晴らしい国なんだ」だと思うことになるのは間違いありません。日本の良さをアピールできる絶好の機会です。

 

そして、そして、コンビニや居酒屋では我々もオリンピック成功を手伝えるのでる。コンビニや居酒屋でアルバイトする外国人のスタッフがいなくなれば、当然、お店はてんやわんやになるでしょう。コンビニではレジ待ちの時間が長くなるのと思いますが、これを逆手に取れば、、、、

 

コンビニに並ぶことが、東京オリンピック成功を陰で支えている!!!!!

 

ことになるんです。もしもマーク金井がセブンイレブンの社長ならば、「お客様がレジに並んでいただくことが、東京オリンピック成功につながります」と宣言します。もちろん、オリンピックに興味がない人にとっては迷惑極まりないと思いますが、日本でオリンピックが開催されるのは20年に1度あるかないか。期間は2週間ほどです。このわずかな時間だけ「不便を快く受け入れる」のも悪くはないと勝手に思っています。

 

こんな奇抜なアイデアが採用される確率は極めて低いかも知れませんが、2年後に東京オリンピックが開催されます。他国のオリンピックを観たから言うわけではありませんが、オリンピックを成功させられるかどうかは、開催国がどれだけ外国からの観客をおもてなしできるかにかかっているのです~。

 

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2018年02月11日超私的な提案 ゴルフの初心者が回り道しないで上達するコツとは!?

平昌オリンピックが開幕しました。マーク金井も今夜の深夜便でソウルに向かい、そこから高速列車で平昌に向かい、そこからシャトルバスかタクシーでフェニックススノー競技場に向かいます。2月12日は女子スロープスタイルの決勝と、スノボハーフパイプを観戦。翌、13日もスノボハーフパイクを観戦。1泊2日の弾丸ツアーで行ってきます。

 

そんな平昌行きの前に、神田のスタジオではアナライズセミナー。昨日は「初心者セミナー」と「アプローチセミナー」を実施。本日は「フレループセミナー」と「飛距離アップセミナー」を実施します。いずれもYouTubeでオンエアしてますので、ご覧になっていだけると嬉しいです。

 

 

アナライズセミナーは、どの講座もゴルフスイングのコツ(タネと仕掛け)についてレクチャーしてますが、その中でも「初心者セミナー」ではスイングを構成する要素について理解してもらってます。ゴルフは難しく、そして上手くなるのに時間がかかると思っている人が多いですが、実は、上手くなるのに時間がかかってしまうのはゴルフを始めた頃に「スイングの構成要素」を知らないままボールを打っているからです。

 では、スイングの構成要素とはどんなモノなのか?

 

ゴルフスイングとは、ゴルフクラブを使ってゴルフボールを打つのが目的です。これを抽象化すれば、ゴルフスイングは打撃。打撃と言えば、、、

 

・金づちでクギを打つ
・餅つき
・つるはしで地面を割る

 

 

これらの動作とゴルフスイングに共通していることがあります。なので、「初心者セミナー」では、巨大なヘッドが付いたアイアンで餅つきと同じ動作をやってもらい、そしてその動作の善し悪しについてマーク金井は点数を付けます。ここで60点以下の受講者は打撃の仕方に非効率な動きをやってます。

 

つづいて、ゴルフスイングの2つめの構成要素として説明しているのが、テコの原理。ゴルフクラブを操作して効率良くボールを打つには、テコの原理は欠かせません。テコの原理と言えば、、、

 

・クギ抜きでクギを抜く
・栓抜きでビールの栓を抜く
・爪切りでつめを切る

 

 

テコの原理が上手く使えるとレバレッジが効き、効率良くヘッドスピードを上げていけます。初心者の多くはこのテコの原理を上手く使えてませんが、上手く使えないのはテコの原理を教わっていないという側面もあります。

 

 

そして、ゴルフスイングの3つめの構成要素として説明しているのが左右の手の役割分担についてです。ここも初心者の内に知っているのと知らないのとでは大違い。初心者のスイングを観察すると、左右の手を同じ方向に使っています。実は、これが上達を阻害している大きな要因になっているのです。

 

 テコの原理と左右の手の役割分担の違い。

 

どちらも簡単な動作ではありませんが、効率の良いゴルフスイングを習得するためには、効率良くヘッドスピードを上げていくためには、必要不可欠な動作です。必要不可欠な動作なわけですから、超私的なことを言わせてもらうと初心者から取り組んだ方が得策です。

 

ゴルフは物理です。

長年やってもスイングが安定しないゴルファー、ヘッドスピードが上がらないで飛距離が出ないゴルファーは、間違いなく、ゴルフスイングに必要不可欠な構成要素が欠けているのはほぼ間違いありません。アナライズの「初心者セミナー」は初心者に戻りたいベテランゴルファーも参加できます。奮ってのご参加お待ちしてます~。

 

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2018年01月16日超私的な提案 50歳過ぎてドライバーの飛距離を伸すコツ、 その2

お待たせしました

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よろしくお願いします。

1月20日土曜日

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昨日は今年初のゴルフ場でのプレー。2月にオンエアされる「武井壮のゴルフコロッセオ」に出演して5ホールプレーしてきました。場所は真名カントリー真名コース(千葉県)。生まれて初めて行きましたが、フェアウェイが広くゆったりと落ちついたレイアウトのコースでした。

 

冬場はスノボ三昧ということもあり、アプローチの距離感が今ひとつ出ませんでしたが、ロングショットはそれなりにイメージ通りのショットが打てました。普段、神田のスタジオでフレループ、ゴルフの竪琴、そして超軟らかシャフトのEF009を振っているおかげです。ボールを打つことよりも練習器具で正しい動きをチェックした方が、体にいい動きをインプットできます。昨日の撮影ではそれを再確認できました。

 

そして撮影を終えた午後には、メトログリーン東陽にて三菱ケミカルの新製品「KUROKAGE XD-Series」を試打。50g台のR、SR、S、X、60g台のSRとS、計6モデルを打ちましたが、いずれもしなり感はクロカゲならでは。シャフトの挙動は穏やかでコントロール性に優れています。XTシリーズに比べると、少しだけ手元側が軟らかくて、先端側の強度が上がっています。これにより、インパクトでしっかり叩けるテイストを実現しつつ、低スピン弾道が打ちやすくなってます。試打ヘッドがテーラーメイドのM1だったということもあり、直進性が高く、そして低スピン感が強い弾道。高弾道でキャリーを稼ぐというよりは、中弾道でキャリーとランが出やすい球が打てます。フォロー風よりもアゲンスト風で飛ばせるシャフトという印象を受けました。

 

 

さて、今回も50歳からの飛ばしのコツについて。キーワードとなるのが「分厚いインパクト」「厚い当たり」「捕まった手応え」です。これらの条件を満たすには、以下の3つの要素が求められます。

 

・芯に当てる(芯で捕らえる)
・ヘッド軌道に対してフェース面がスクエア、もしくはややクローズ
・シャフトがしなり戻りながらインパクトを迎える

 

芯で捕らえることについては説明の必要がないと思いますが、2つめの「ヘッド軌道に対してフェース面がスクエア、もしくはややクローズ」については、正しく理解する必要があります。ミスショットして飛ばない時、「インパクトでフェースが開いた」と口にする人がいますが、この「フェースが開いた」は何に対して開いたのかを理解しておかないと、効率の良いインパクトを迎えることはできません。

 

 

フェースが開いたというのは、正確に言うと、ヘッド軌道に対してフェースが開いたということです。アウトサイド・イン軌道のスライサーの場合、フェースが目標を向いた状態でインパクトを迎えても、ヘッド軌道に対してはフェースが開いた状態になります。例えば、3度のアウトサイド・イン軌道でスイングしている人の場合、インパクトでフェースがスクエア(0度)でもフェースが開いたことになりますし、インパクトでフェースが2度クローズでもフェースが開いたことになります。どちらの場合も、ヘッド軌道(3度のアウトサイド・イン軌道)に対しては、フェースが開いた状態になるからです。

 

 

そして、物理的な説明を加えると、アウトサイド・イン軌道の人の場合、フェースの向きが同じであっても、アウトサイド・イン軌道の度合いが強くなるほど、結果的にはフェースが開いた度合いが強くなり、インパクト効率が下がって飛距離が出づらくなるのです。すなはち、アウトサイド・イン軌道に振るというのは「インパクトでフェースを開いた」ということと同じなんです。

 

ですので、アウトサイド・イン軌道でスライスになっている人の場合、インパクト効率を高めるには、インサイド・イン軌道の人や、インサイド・アウト軌道の人よりも、かなりフェースを閉じる度合いを強くして、初めて「厚いインパクト」「捕まった手応え」になるのです。例えば、5度のアウトサイド・イン軌道の人の場合、インパクトでフェースが5度以上クローズ(5度以上被った状態)になることが求められるのです。

 

 

5度もフェースが被った状態でインパクトを迎えると「引っかけ」のミスが出そうな感じがするかもしれませんが、5度アウトサイド・イン軌道で振っている人の場合、フェース向きが5度クローズで、「5ー5=0」となり、ボールは左に5度飛び出しますが、ボールにはスライス回転がかかりません。5度左にストレート弾道で飛びます。このタイプの人の場合、フェアウェイに真っ直ぐ打ちたいならば、アドレスであらかじめ5度右を向いておけばいいだけのことです。

 

アウトサイド・インのカット打ちは飛ばないと言われてますが、これはアウトサイド・イン軌道そものもが悪いわけではありません。アウトサイド・イン軌道になるほど、インパクトでフェースが開く(正確にはヘッド軌道に対してフェースが開く)度合いが大きくなるからです。言い換えると、アウトサイド・イン軌道でも、しっかりフェースを閉じることができていれば、インパクト効率が高くなり、ミート率を1.5に近づけることが可能になるのです。次回は、フッカーがインパクト効率を高めるコツについて説明します~。

 

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冬場のアプローチがとってもやさしくなる


2018年01月14日超私的な提案 50歳過ぎてドライバーの飛距離を伸すコツ、 その1

一昨日金曜日はライオンズCC(兵庫県)にて新製品の高反発ドライバーと高反発アイアンの動画撮影。昨日同様日は、アナライズ神田スタジオにで「インパクトセミナー」と
「シャフトセミナー(ウッド編)」を実施しました。動画撮影とセミナーは脈絡がなさそうですが、実はつながっています。

セミナーで説明していることを意識するだけで、クラブの性能を引き出しやすくなり、開発者が意図したショットが打てるようになるからです。守秘義務があるのでクラブ名は公表できませんが、今どきのクラブは性能を引き出せるスイングをしてやれば、パワーは必要ありません。体の負担が少ないスイングでヘッドスピードが40m/sぐらいでも250ヤード近く飛ばすことが可能です。

 

 

さて、今回も50歳から飛距離を伸す方法について超私的に説明します。前回のエントリーでも書きましたが、クラブの性能を引き出して飛距離を伸すために必要なことは、

 

・エネルギー効率が高い(エネルギーロスが少ない)インパクト
・テコの原理を上手く使うこと
・シャフトのしなりを上手く利用すること

 

この3つを実現できれば今どきの進化したドライバーの性能を100%引き出せますし、50歳過ぎてもドライバーの飛距離を20ヤード以上伸すことも十分可能です。ルールを超えた高反発ドライバーを使えば、さらに飛距離を伸ばせるようにもなってきます。

 

今回は、この3つの中でもっとも効果があって、もっとも手っ取り早く実現できるエネルギー効率が高い(エネルギーロス)が少ないインパクトについて説明します。

 

 

エネルギー効率が高い(エネルギーロス)が少ないインパクトというのは、弾道計測を使うと「ミート率」という数値で出ます。ミート率の数式は、、、

 

ボール初速÷ヘッドスピード=ミート率

 

例えば、ヘッドスピードが40m/sでボール初速が60m/sでならばミート率が1.5。ヘッドスピードが40m/でボール初速が56m/sならばミート率が1.4となります。

 

物理的にはミート率が1.5というのが理想値で、プロのミート率というは1.5に限りなく近いです。対して、アマチュアゴルファーの多くは1.45以下です。このミート率を上げることができれば、ヘッドスピードがまったく同じでも飛距離を5~10ヤードは伸ばせます。

 

ちなみにインパクト効率が低い人(ミート率が低い人)の場合、クラブを振った方向と全然違う方向にボールが飛び出しやすくなります。ドライバーの場合、クラブを振った方向ではなくて、インパクト時のフェース向きの方向にボールが飛び出しやすくなるからです。

では、どうすればプロのようにミート率を1.5に近づけることができるのか? キーワードとなるのが「分厚いインパクト」「厚い当たり」「捕まった手応え」です。これらの条件を満たすには、以下の3つの要素が求められます。

 

・芯に当てる(芯で捕らえる)
・ヘッド軌道に対してフェース面がスクエア、もしくはややクローズ
・シャフトがしなり戻りながらインパクトを迎える

 

プロのインパクトを分析するとこの3つの条件がすべて満たされてます。対して、アマチュアの多くはこの3つの条件がすべて満たされている人は少ないです。芯で打つことはできた時でも、ヘッド軌道に対してフェースが開いていたり、シャフトのしなり戻りがタイミング良く発生していない状態でインパクトを迎えています。このため、フェースの芯で捕らえて打った時でもミート率が1.4~1.45ぐらいに留まってしますのです。

 

ミート率が1.5に限りなく近い人を除けば、インパクト効率を上げることができればすぐに10ヤードぐらいは飛距離を伸ばせます。50歳以上の人でもインパクト効率を上げることは十分可能です。なぜならインパクト効率を上げるのにあパワーが必要ないからです。

 

次回はインパクト効率を1.5に近づけるコツについて、じっくりと説明します~。

 

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アプローチがとってもやさしくなる


2018年01月11日超私的な提案 50歳を過ぎてからドライバーの飛距離を伸すコツとは!?

今週末(1月13日土曜日)の

インパクト解析セミナー

シャフトセミナー(ウッド編)

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一昨日(平成30年1月9日)、キャロウェイの新製品「ROGUE」の記者発表がありました。昨年大ヒットしたEPICの流れを汲んだモノ作りがなされてますが、EPICのモデルチェンジではなく、新しいブランドとして売り出されます。名前がまったく違うわけですから当たり前と言えば当たり前な展開です。

 

ROGUE(ローグ)の発表前のキャッチコピーは「エピックを超えなければ出す意味がない」。なんとも挑戦的で魅力的なコピーですが、ローグの特徴は、、、

 

常識を変える、「飛距離性能」「やさしさ」「フィーリング」。

 

エピックの飛び性能を踏襲しつつ「やさしさ」を増しているのがローグということになるようです。実際、クラブを見比べてみてもローグの方がヘッドが大ぶりで、見た目のやさしさを強くアピールしています。重心が深くなるような設計もなされているので、エピックよりもローグの方がボールが上がりやすくなっているのでしょう。記者発表の席ではエピックよりもローグの方が慣性モーメントが10%増したとコメントされていたことを考えると、重心距離も少し長くなっているのかも知れません。

 

 

シャフトのバリエーションも豊富でストックシャフト(純正シャフト)で40g台、50g台、60g台をチョイスできます。3つの重量帯をラインアップすることで、40歳以下、50歳代、そして60歳代のゴルファーをカバーしようと考えているのでしょう。これは非常にユーザーにはありがたい配慮で、他のメーカーもぜひとも追従してもらいたく思っています。手前味噌ですが、アナライズのクラブもシャフト重量のバリエーションがあり、ウッド用シャフトは40g台、50g台、60g台、そして65g台の4つの重量帯をラインアップしています。

 

キャロウェイに限りませんが、新製品を出すときメーカーはマストセールスポイントとして「さらなる飛び」をアピールしています。来週発売されるピンテーラーメイドの新製品も「さらなる飛び」「史上最高の飛距離」を謳ってくるはず。実際、プロゴルファーがテストした場合、このキャッチコピーには嘘偽りがなく、新製品で飛距離アップを実現していると思います。

 

 

 では、アマチュアゴルファーがこれらの新製品を使えば、「さらなる飛び」を手に入れられるのか?

 

結論から先に言うと、「さらなる飛び」を得られるとは思いますが、プロに比べると「飛び」の恩恵を受ける度合いが少ない人の方が多いでしょう。ゴルフクラブは楽器と同じで、演奏者(プレーヤー)がどんな風に楽器(クラブ)を使うかで音色(飛距離)が変わってくるからです。誤解を恐れずに言えば、道具が進化すればするほど、上手な人が得られるメリットが大きく、下手な人は得られるメリットが小さくなるのです。

 

今どきの進化したゴルフクラブはパワーがなくても、スキル(技術)が高ければ道具の進化の恩恵を存分に受けることができ、飛距離を伸すことができます。ドライバーのヘッドがパーシモンでシャフトがスチールの時はパワーがなくては飛距離は出ませんでしたが、今どきの大型ヘッドでシャフトが軽いカーボンの時代は、パワーがなくても飛距離を出せます。スキル(技術)があれば、50歳を過ぎても、60歳からでもドライバーの飛距離を今よりも20ヤード伸すことは可能なんです。

 

では、どんなスキル(技術)があれば、50歳過ぎてもドライバーの飛距離を伸ばせるようになるのか?

 

50歳以上のゴルファーが飛ばすために必要なスキルは、、、

 

・エネルギー効率が高い(エネルギーロスが少ない)インパクト
・テコの原理を上手く使うこと
・シャフトのしなりを上手く利用すること

この3つです。この3つをスイング中に実現できれば今どきの進化したドライバーの性能を100%引き出せますし、50歳過ぎても飛距離を20ヤード以上伸すことも十分可能です。もちろんこの3つを会得することは簡単ではありませんが、ベンチプレスで100キロ持ち上げたり、フルマラソンを3時間以内で走るような体力は必要はありません。50歳過ぎた人で1日1万歩ぐらい歩ける体力、駅の階段を上り下りできる体力が備わっていれば、ことさら筋トレしなくても、会得できるスキルです。

 

 

50歳過ぎたら体力が落ちて飛距離も落ちるのは致し方ない、、、

 

 

それをカバーするために新しいドライバーを手に入れることは至極真っ当なことです。しかしながら、道具に頼って飛距離を伸すには、プレーヤーが道具の良さを引き出せるようになっていることです。次回は50歳から飛距離を伸すために必要なスキルの磨き方についてじっくり説明致します~。

 

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