マーク金井blog

カテゴリー: 超私的な提案

2017年09月14日超私的な提案 ゴルフスイングで肩甲骨を上手く動かす一番簡単な方法とは!?

アナライズからのお知らせ

週末こちらのセミナーまだ空きがあります

9月17日(日)11時

インパクト解析セミナー

ボールの飛び方はボールとヘッドが衝突した瞬間に決まります。このセミナーでは、ボールが曲がる原理、真っ直ぐ飛ばすための方法をわかりやすく説明し、かつ自分のインパクトがどうなっているかを体験できます。

時間は1時間半/人数:6名限定

¥3,000
※プライム会員(有料会員)は参加無料ですが、募集の際にプライム会員ですと、書いてください。

まだまだ間に合いますので、是非ご参加下さい


毎週火曜日は週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフの発売日。そして今日第2木曜日は隔週誌アルバトロスビューの発売日です。ゴルダイアルバの表紙は、今週で引退を表明している宮里藍選手。パーゴルフはスマイルクイーンことキム・ハヌル選手(韓国)が表紙を飾っています。

 

3誌と読み応えがある記事が満載されていますが、今回、マーク金井ゴルダイに2ページほど登場。10月初旬に発表される10代目のゼクシオについて、超私的な予想をさせていただきました。当たり前のことです事前情報はまったくありません。大外れするのを覚悟して、大胆予想をさせていただきました。

ゴルフ雑誌は通勤の行き帰りの電車で読んでますが、今回、注目したのはこの記事。

肩甲骨さえ動けば、飛距離は”伸びる”!
週刊ゴルフダイジェスト9月26日号、センターカラー特集)

 

米ツアーで活躍するジャスティン・トーマスをお手本にし、肩甲骨の使い方についてかなり詳しくレッスンしています。胴体の背中側にある肩甲骨を上手く動かすコツさえわかれば、練習しなくても飛距離が伸びると書かれてます。

 

詳しくは記事を読んでいただきたいのですが、実は、アナライズが主催している「ゴルフの竪琴セミナー」においても、肩甲骨を動かすことの重要性、肩甲骨を動かすコツについてレクチャーしています。理由は単純、肩甲骨を動かした方がクラブの動きを正しくコントロールできるし、効率良くヘッドスピードを上げていけるからです。

 

 

さて、この肩甲骨。

 

肩や股関節と同じく、肩甲骨も左右に分かれています。右の肩甲骨と左の肩甲骨があり、それぞれ独立して動かせます。言い換えると、肩甲骨をスムーズに動かすためには、左右の肩甲骨というのは一体化させるよりも、左右をバラバラに動かした方がいいのです。

 

では、どうすれば肩甲骨を左右独立させて動かすことができるのか?

 

肩甲骨は腕とつながっています。左の肩甲骨は左腕、右の肩甲骨は右腕につながっています。なので、肩甲骨そのものを動かそうとしなくても、スイング中に腕を上手く動かすことができてくると、その腕の動きにつられて肩甲骨も動くようになるのです。

 

具体的に言うと、、、、

 

 テークバックでは左腕を伸ばして右腕を縮める(右ひじをたたむ)
 ダウンスイングでは左腕を縮めて右腕を伸ばしていく

 

そうです。スイング中に腕の長さを変えることができれば、それに伴って肩甲骨はグイグイと動くようになってくるのです。

 

腕の長さを変えるコツは、アドレスで極端なぐらい腕の長さを変えた状態を作り、そからテークバックを開始すること。クラブよりも少し長い棒をクラブに見立てたら、グリップエンドをみぞおちにくっつけます。そして左手と右手を可能な限り話して棒を持ちます。これで左腕は極端に短く(左ひじが曲がった状態)、右腕は極端に長くなります。

この状態から左腕を伸ばし、グリップエンドを身体から離して地面に向けます。それに伴って右ひじをたたみ、右腕を短くしていきます。これで左右の腕の長さが入れ替わり、肩甲骨はグイグイ動きますし、張りのあるトップが作れます。

 

ダウンスイングはテークバックの逆。伸ばしきった左腕を徐々に縮めて、グリップエンドをみぞおちにくっつけて構えた位置に棒を戻します。それに伴って、右ひじを伸ばし、右腕を長くしていきます。ダウンスイングでも左右の腕の長さを逆転させることができれば、肩甲骨をグイグイ動くようになるのです。

 

肩甲骨の可動域は個人差がありますが、腕の長さを入れ替える事を意識すれば、肩甲骨を動かせるのが体感できます。ぜひ一度試してみて下さい~。

 

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2017年09月05日超私的な提案 ゴルフスイングが劇的に良くなる、ちょっと不思議な練習ドリル!!

ゴルフの竪琴セミナー2回め、本日公開しました

是非ご覧ください


昨日はYouTube生放送「マーク金井のここだけの話」のオンエアがありましたが、その前にディレクターのT島氏と赤羽ゴルフ倶楽部薄暮9ホールに行ってきました。雨予報ということもあってゴルフ場は空いてて、3時40分のスタートで、5時にはホールアウト。プレー時間は80分と短いですが、担ぎセルフなのでしっかり歩いています。乗用カートに乗って、5時間かけて18ホールをプレーした時の半分以下の時間で、運動量は同じかそれ以上だと思います。

 

ちなみに昨日テストしたのは、年内に売り出す予定の削り出しパターと本間ゴルフのアイアン、TW737Vs。当たり前と言ってしまえばそれまですが、コースの芝の上、そしてグリーン上でボールを打った方が、クラブの性能をじっくり探ることができます。TW737Vsは上級者好みのハーフキャビティですが、とにかく球がねじれません。直進性が高い弾道が打てます。そしてバンス角がやや少ないこともあって、ダウンブローにヘッドを入れるとわらじのようなターフが飛びました。

 

 

薄暮を終えた後、21時からはYouTube生放送「マーク金井のここだけの話」。今回は時事ネタをサクッと喋った後、新しく作ったオリジナル練習器具「マジカルスティックバージョン2」をお披露目させていただきました。アシスタントのシンディにいきなりやってもらったら、スティックに刺したボールが前ではなくて豪快に後ろに飛びました(笑)

 

 

 

スティックに刺したボールは、本来、前(飛球線)方向に飛ばすのが好ましいのですが、シンディは真逆のことをものの見事にやってのけてくれたのです。

 

 

さて、この「マジカルスティック バージョン2」。実はバージョン1がすでにあって、8年ぐらい前にアナライズで販売してました。バージョン1はスティック(棒)に紙の筒(トイレットペーパーの芯)を刺し、紙の筒を前に飛ばすというものです。これを進化させて作ったのがバージョン2で、バージョン2のスティックにはゴルフグリップが装着されています。そして、飛ばすのは紙の筒ではなくてスポンジでできた穴空きボールです。

このマジカルスティックですが、これはボールを打ちません。スティックに刺さった穴空きボールを前(飛球線)に飛ばすだけです。ゴルフというよりはゴルフもどきの練習器具ですが、実は、これでちゃんとボールを前に飛ばすことを覚えると、ゴルフスイングで大事な動作が身に付きます。大事な動作とは、、、、

 

・ダウンスイングでタメをキープする(キャスティング動作を矯正)
・ハンドファーストの状態でインパクトを迎える
・正しいタイミングでリリースする
・正しいフォローの形を作る

 

 

ボールを遠く飛ばすための動作、そしてオンプレーンにクラブを動かすコツもつかめるのです。誤解を恐れずに言えば、ゴルフクラブで素振りしたり、ゴルフクラブでボールを打ったりするよりも、マジカルスティック2を使ってボールを前に飛ばす練習をした方が、短時間で正しい動作を会得できるのです。実際、オンエア後に、シンディにマジカルスティック2の正しい使い方をレクチャーしたら、ほんの数分でタメをキープする感覚をつかんでくれました。

 

 

そしてYouTube生放送では、椅子打ちのデモンストレーションもやりました。こちらもシンディにやってもらったら、ほんの数回の素振りで、ヘッドを効率良く走らせるスイングに生まれ変わりました。椅子に座ることで下半身が固定され、手首、ひじ、肩(肩甲骨)を正しく動かす感覚をつかんでくれたのです。

 

 

道具の進化によってゴルフスイングは変化していますが、変化する部分と変化しない部分があります。マジカルスティック2、そして椅子打ちというのはゴルフもどきなドリルですが、この2つをやると、今も昔も変化していないゴルフスイングに必須の動きを会得できます。

 

ボールを打ってスイングが良くなる保証はありませんが、スイング作りに役立つゴルフもどきのドリルは、スイング作りの仕組みを理解できるので、練習すれば練習した分だけスイングが良くなってくるのです~。

 

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2017年08月10日超私的な提案 夏のゴルフで欠かせない熱中症対策アイテムとは!?

マーク金井”ここだけの話” 

8月14日月曜日21時配信決定


夏の高校野球が始まりました。マーク金井は大阪育ちということもあって、50年くらい前から甲子園球場で高校野球を観ています。今でもハッキリ覚えているのは、1969年の夏の大会。太田幸司投手が活躍した時、三沢高校と松山商業が決勝戦で延長18回引き分け、その翌日の再試合を父親に連れられて甲子園球場で観戦しました。太田投手は18回を投げきった翌日の試合も9回完投。27イニングを投げ切りましたが優勝は手に入りませんでした。再試合では松山商業が4対2で勝利を収めたからです。

さて、当時は「夏は水分補給は早め」なんてことはまったく浸透しておらず、「水を飲むのはガマンする」なんてことがまかり通ってました。もちろん、当時はポカリスエットやアクエリアスといった飲料もありません。観客は頭にタオルを巻き、「かち割り」と呼ばれるビニール袋に砕いた氷が入ったモノを飲んでたのを今でも鮮明に覚えています。この「かち割り」、氷と水だけなので味はまったくしません。なので、子供の頃は粉末状のジュースの元を持参し、それをかち割りに入れてジュース味にして飲んだりしてました。

「かち割り」はシンプル極まりない飲料ですが、結構重宝しました。ビニール袋の入っているので氷が溶けない時は、氷のう代わりになって頭や後頭部に当てることができます。そして、溶ければ飲料水になったからです。

 

「かち割り」世代のマーク金井にとって、夏のゴルフで欠かせないアイテムはスポーツ用の氷のうです。

甲子園球場の「かち割り」と同じく、氷のうがあると首や後頭部をサクッと冷やせます。冷感スプレーとかもいいと思いますが、氷のうは夏のゴルフ、熱中症対策には欠かせないアイテムですね。ちなみに氷のうの中の氷が溶けた時は、冷たさを保っている時に、中の水を頭にぶっかけてます(笑)

 

他でお勧めしたいアイテムをざっと上げると、、、

 

・ステンレス製魔法瓶(0.75~1.5リットルぐらい)


・銀傘(日傘)


・キャップ(帽子)

 

ペットボトルを凍らせるのもありですが、ステンレス製魔法瓶の方が冷たい状態をキープできますし、飲み始めと飲み終わる時に味(甘味)が変わりません。薄暮の担ぎセルフで9ホールプレーの時は、0.75リットルのサーモスをドリンクポケットに入れ、乗用カートで18ホールプレーする時には、1リットルのステンレス魔法瓶を使っています。

 

銀傘とキャップについては、日除けです。女子プロ達もやってますが、キャップを被ってさらに傘を差す。夏の日差しを和らげるには、これぐらいでちょうどいいです。これにさらに日焼け止めを塗れば万全です。

 

加えて、日焼け対策で欠かさないのが

 

・アームカバー
・ふくらはぎサポーター
・サングラス

アームカバーとふくらはぎサポーターは肌の露出を減らせるので、日焼け対策になるのに加えて、疲労も軽減できます。かつてはゴルフウエアの下に機能下着を着用してましたが、今はアームカバーのみ。この方が風通しがいいからです。加えてアームカバーは食事時とかに簡単に着脱できるのがgoodです。ふくらはぎサポーターについては、これを着用するとハイソックスを履いたのと同じ感じになります。こ名門コースでプレーする時も、正々堂々と半ズボンでプレーできますし、ハイソックス着用のドレスコードもクリアできます。

 

ちなみに、ペットボトルを凍らせてゴルフ場に持って行くならば、ポカリやアクエリアスのようなスポーツドリンクではなくて、ミネラルウオーター(水)を凍らせたモノを持って行くことをお勧めします。水ならば溶け始めた時も、溶けた後も味が変わりません。加えて、水ならば半分ぐらい溶けた時にスポーツドリンクを入れると、ちょうどいい味になってくれるからです。水を凍らせたペットボトルは、いわば現代版「かち割り」なんじゃないかな、と勝手に思ってます~。

 

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2017年07月29日超私的な提案 ゴルフ場のスロープレーを劇的に解消する奇策、続編!!

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昨日は赤羽GCで薄暮9ホールプレーに行ってきました。スタート前に雨で流れたピンの撮影をサクッとすませ、午後3時過ぎにティオフ。クラブの本数はもちろん7本ですが、いつもと違のはキャディバッグの中に入れるボールの数。普段は5~6個入れてますが、昨日は、、、

 

 1個しか入れてません!!!!

 

先週の土曜日、そして今週の月曜日と初めてのコースでプレーしましたが、いつも心がけていることがあります。それは、

 

 

 ボール1個で18ホールを回りきることです。

 

 

土曜日のラウンドでは出だしでOBを打ってしまいいきなりボールを無くしましたが、それ以降は1個のボールでホールアウト。月曜日のラウンドでもティショットをOBしましたが、ボールはOB杭のすぐそばに止まってたので、なんとか1個でプレーできました。ゴルフはスコアもさることながら、ボールを無くさないでプレーすることが大事だと勝手に思っています。なぜなら、ボールを無くさないプレーを心がければ、おのずのコース攻略も緻密になるからです。

 

ゴルフは1打の重みが大事だと言われますが、ボールが1個しかないと思えば、否応なしに1打を慎重に打つようになります。

 

 ボール1個だけのプレーは、もうひとつメリットがあります。

 

それはスロープレー解消にもつながるのです。例えば、OBや池ポチャを連発し、ボールをたくさんなくす人と、ボールをなくさない人を思い浮かべみて下さい。ボールをなくさない人の方が、ボールを探す時間が確実に減ります。加えて、打ち直しをすることもありません。ボール1個だけでプレーできれば、それだけで余計な時間が減り、プレー時間も短縮されるのです。

 

察しのいい人ならば、もう言いたいことはお分かりでしょう。

 

もしもマーク金井がゴルフ場のオーナーだったら、「ボール1個」でプレーしてくれるゴルファーのプレー料金を設定します。例えば、9ホールプレーの通常料金が1万円ならば、ボール1個でプレーして下さるゴルファーには9ホール5000円といういう風に。もしもプレー中にボールを無くしてしまったら、その時点でプレー終了です。再度プレーしたい時は再び1番からスタートしてもらい、9ホール5000円いただくのです。

 

これならば1個でプレーできればかなりのお得感があります。5000円まで下げるのが難しいのであれば8000円でも構いません。また、コンペ形式にするのもいいでしょう。大事なことは、ゴルファーが「1球だけでプレーを楽しめる」ということ味わってみたいと思わせることです。

 

 昔と違って、今はゴルフボールの値段が劇的に安く、探せば1ダース2000円以下で売られてます。ボールが安く手に入ることはゴルファーにとってはありがたい反面、「1球だけでプレーする」という感覚が希薄なります。

 

 

ゴルフ創世記の頃は、プレー料金よりもボールの値段の方が高かった時代がありました。
鳥の羽をぎゅうぎゅうに詰め込んだフェザリーボールの時代、ボール1球の値段は家1件分に相当していたそうです。その時代はおそらく、誰しもスコア以上に、ボールをなくさないでプレーしていたと思います。

 

スタートホールから最終ホールのパットを打ち終わるまで1球でプレーすることを、ゴルフ場が推奨する。とてつもない奇策ですが、スロープレーが解消されるだけでなく、ゴルファーのスコアアップにもつながると勝手に思ってます~。

 

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2017年07月27日超私的な提案 ゴルフ場のスロープレーを劇的に解消する奇策とは!?

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土用の丑の日に鰻を食べてきました。当たり前ですが、いつにも増して土用の丑の日は、日本橋の名店「うなぎ割烹大江戸」は混んでいましたが、恐らく、どの鰻屋さんも土用の丑の日が来客数が多いことだと思います。

 

 では、なぜ日本人は土用の丑の日に鰻を食べるようになったのか?

 

ネットで検索してみると、江戸時代以前から鰻は暑い夏を乗り切るための栄養食として重宝されていたという文献が残っています。そして、土用の丑の日が本格的に定着したのは江戸時代の後期以降。鰻の旬は夏ではありません。夏に売り上げを伸ばしたい鰻屋に相談を受けた平賀源内が、「本日土用の丑の日」と書いた看板を店の前に掲げたら、これが大当たり。鰻屋は大繁盛。このことを知った他の鰻屋がまねをするようになり、以来、土用の丑の日にはうなぎを食べるという風習が生まれ定着していったそうです。

この説が本当かどうかは定かではありませんが、大事なことは、「夏バテ解消に『鰻』はうってつけ」というのが日本人にぴったりハマったからだと思います。「本日土用の丑の日」と鰻の関係も腑に落ちたから(納得できたから)、多くの日本人は土用の丑の日に鰻を食べるようになったのでしょう。

 

旬ではない夏に鰻を食べてもらう。この発想を強引にゴルフに置き換えるならば、スロープレー解消も「土用の丑の日」作戦を立てることができます。ゴルファーが納得する方法、ゴルファーがそうしたくなる方法を、ゴルフ場が来場者に提案できれば、スロープレーを解消できると思います。

 

では、どんな提案をすればスロープレーする人を減らせるのか?

 

答えあ「早くプレーしてもらう」ことをお願いするのではなくて、我々が「土用の丑の日」に鰻を食べたくなると同じく、来場者が「早くプレーしたくなる」ようなアイデアを提案すればいいのです。

 

では、どんな提案をすればゴルファーは早く回りたくなるのか?

 

現状、ゴルフ場のプレー料金はプレーするホール数に対して定められています。例えば、18ホールで1万円とか、9ホールで6000円とかです。この場合、早くプレーしようがスロープレーしようが、コスパは変わりません。でも、料金体系が時間単位だったらどうでしょう。例えば、3時間回り放題で1万円としましょう。スロープレーしたら場合、3時間だと9ホールしか回れませんが、早くプレーすれば18ホールプレーすることだって可能です。こうならば、早くプレーした方がお得(コスパがいい)になり、ゴルフ場が催促しなくても、ゴルファーは早くプレーするでしょう。時間制打放題の練習場だとボールをたくさん打つ人が同じく、時間制回り放題にすれば、勝手にプレー時間は短縮されるはずです。

もちろん、練習場とコースでは勝手が違います。練習場と違ってコースには前後の組があります。前の組みのプレーが遅いと、早くプレーしたくても早くプレーできません。

 

この問題点を解決する方法は2つあります。ひとつはスコアカードをステーブルフォードのみにし、トリプルボギーを叩いた時点で、そのホールからはホールアウトしてもらうことをアナウンスするのです。トリプル以上叩く人がいなくなれば、それだけでプレーが遅くなるのを防げます。またギブアップした方が、数多くのホールを回れることが分っていれば、ゴルファーの方も「ギブアップすることに抵抗がなくなり」ます。時間制回り放題とステーブルフォードでのプレーをワンセットにすることができれば、ゴルフの腕前に関係なく9ホール2時間以内で楽にプレーできます。

 

 

そして、このアイデアに付け加えるならばティショットは打順を固定すること、そして使用クラブを7本以内にしてもらいたいです。打順が決まっていればティショットで打つ順番を確認する必要がなくなります。クラブも本数を14本から7本に減らせば、クラブ選択にかかる時間を短縮できます。察しのいい人ならばお分かりだと思いますが、ゴルファーのタスク(やる事)を減らせば、走らなくてもプレー時間は短縮できるのです。

 

 

プレーの途中でギブアップするというのに抵抗を持っている人も少なからずいると思いますが、ゴルフは元々はマッチプレー。対戦相手に負けた時点で、プレーヤーはそのホールをギブアップします。負けたのにプレーを続行するのは時間の無駄だからです。また、ボウリングを思い出してみて下さい。ボウリングはワンフレームで投げられるのは2投だけ。2投してピンを残しても、3投目はありません。これはゴルフに例えるならば、そのフレームはギブアップしたのと同じです。いや、ちょっと違うか(笑)。

写真は東京ドームボーリングセンターのWEBサイトより転載 ボーリングも東京ドームへ!

 

18ホールのゴルフ場で時間制回り放題を実施するのは難しいと思いますが、例えば、27ホールや36ホールあるゴルフ場ならば、18ホール以外のホールで時間制回り放題をやってみるのもいいと思います。また、18ホールのゴルフ場でも早朝や薄暮プレーの時に、時間制回り放題をやってみるのもアリです。

 

スロープレー問題はゴルフ場にとって深刻な問題ですが、視点を変えた料金設定をすれば、早くプレーしたくなるゴルファーを確実に増やすことは十分可能だと思います~。

 

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