マーク金井blog

カテゴリー: イベント

2015年10月25日ゴルフ人口減少に歯止めをかけるとっておきの方法とは!?

国内男子ツアー、ブリヂストンオープンは今日(日曜日)が最終日。3日目を終えて単独トップに立っているのは9アンダーの堀川未来夢プロ。1打差の2位に稲森佑貴プロ、そして2打差の3位タイには、片山晋呉プロ谷原秀人プロD・スメイルプロの3選手が名前を連ねています。このブログがアップされる頃には最終組が3番ホールぐらいに来ているかと思いますが、4アンダーぐらいまでの選手に優勝チャンスがあるでしょう。どんな風が吹くかで変わってきますが、これまで通りのコンディションであれば、優勝スコアは10~12アンダーぐらいになるでしょう。

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写真はGDOから転載。

マーク金井は現地観戦に行きたくてウズウズしていますが、今日は、アナライズの恒例セミナーデーで、11時と13時から「インパクト解析セミナー」が実施されます。1秒1000コマの高速度カメラを使って、インパクトの真実をお伝えすると同時に、参加者のインパクトがどんな感じになっているのかを、じっくり体験してもらっています。このセミナーを受講すると、「ゴルフは物理」であることが理解できます。加えて、どんな練習をすれば飛距離を伸ばせるのかが具体的に分かります。

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この「インパクト解析セミナー」に限らず、アナライズではいろいろなセミナーを定期的に開催していますが、これには理由があります。ゴルフに限りませんが、何年やっても上達できないスポーツはモチベーションが下がることがあっても上がりません。ゴルフに関して言えば、何年やってもスコアが良くならなかったりすると、ゴルフに行く回数が減ったり、やがては「ゴルフは面白くないから止める」なってことにもなります。ゴルフに限らず上達に時間がかかるスポーツは離脱する人が増えてくるのです。

 

逆に、どんどんスコアが良くなれば(上達すれば)、ゴルフに対するモチベーションが上がり、ますますゴルフに嵌まります。そして、ゴルフに嵌まれば嵌まるほど、コースに出る機会が増えてきますし、クラブを買い換える頻度も上がるのです。

 

アナライズがセミナーを積極的にやっている最大の理由、それはゴルファーの上達のお手伝いをしたいからです。ゴルフが上手くなれば、ゴルフがもっと好きになり、ゴルフをする機会が増えます。そして、ゴルファーは新たなゴルファーを創出してくれます。

 

さて、話は少し遡り、一昨日(金曜日)、「レジャー&サービス産業展2015」に行ってきました。会場内ではゴルフに関するセミナーがいくつも開催され、その中で以下の3つのセミナーに参加したかったからです。

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「ゴルフ市場再生活性化に向けた新たな提案」
(ゴルフビジネス戦略会議2015)

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「ゴルフ場ビジネスの近未来像」
(PGMホールディングス(株)代表取締役社長、田中耕太郎)

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「ゴルフマーケットの中で成長を維持するゴルフパートナービジネス」
(株式会社ゴルフパートナー 代表取締役社長 石田純哉)

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いずれも今後のゴルフ界のことについても触れ、ゴルフ人口減少するのに歯止めをかけるには、、、、

 

 新規ゴルファーをいかに増やすか!!!!

 

が大事だとおっしゃってました。確かにその通りで、新規ゴルファーが増えないことには、ゴルファー人口は増やせません。30年前も現在もゴルファーのメインターゲットは団塊世代。団塊世代は現在66~68歳。この年代もあと5年もすれば年齢的にゴルフを続けづらくなり、ゴルフを卒業していくことになります。この団塊世代がゴルフをしなくなった時、劇的にゴルファー人口は減ります。現在のゴルフ人口は700万人ぐらいですが、東京オリンピックが開催される2020年には、恐らく500万人ぐらいまで減るでしょう。この減少に歯止めをかけるには、新規ゴルファーの参入は必要不可欠です。

 

しかし、この提言にはひとつ大きなことを見落としています。実は、新規ゴルファーというのは有識者が思っている以上に多数いるのです。その根拠となるのは、ゴルフクラブの初心者デビューセットの売れ行き。どこのお店にも、これからゴルフを始める人のためのクラブセットが3万~5万円ぐらいで売られてますが、これが毎年かなりの数が売れています。ある大手量販店だけで年間1万セット以上売れていることを考えると、年間5万セット以上は売れています。

 

そうです、毎年5万人以上のゴルファーはデビューしているのです!!!!!

 

単純に計算すれば、毎年5万人増えれば、10年で50万人、20年で100万人増える計算になります。そして初心者デビューセットを購入したビギナーがゴルフを続けてくれば、
団塊世代がゴルフをリタイヤしたとしても、ゴルフ人口が急激に減ることはないのです。

 

しかしながら、現実はそんなに甘くありません。初心者デビューセットを購入したゴルファーの9割前後は、2回目にゴルフ購入していません。1~2度ゴルフはやってみたものの、「上手く打てない」「ゴルフは難しい」「スコアが悪い」ことを理由に、ゴルフから簡単に離脱してしまっているのです。

 

 現状では初心者(ビギナー)のゴルフの離脱率は90%前後なんです!!!!!

 

マーク金井は冬場になると毎週のようにスノボに行きますが、スノボの離脱率は約75%。初めてスノボを体験した人の4人に3人は2度とスノボしません。スキーに比べるとスノボは初心者にやさしくないスポーツです。初心者だとリフトの乗り降りができないだけでなく、ひたすら転びまくるので、楽しくなる前に興味をそがれてしまうからです。

 

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ゴルフもしかり。ゴルフはスノボよりも離脱率が高いのが現状です。言い替えると、ゴルフ業界が考えなくてはならないのは、新規参入者を増やすことよりも、せっかく新規で初めてくれた初心者の離脱率を下げること。離脱率を50%以下まで下げることができれば、団塊世代がゴルフをリタイヤしても、ゴルフ人口が急激に減ってしまうことを避けられるのです。

ゴルフもスノボも初心者には非常に厳しいスポーツです。これは覆しようのない事実ですが、スノボに比べるとゴルフは危険はスポーツではありません。自尊心が傷つきやすいスポーツですが、ちょっと工夫すれば初心者でも短時間でゴルフの楽しさを味わうことが可能です。それには、インストラクター(指導者)が必要ですが、それと同じぐらい必要なのはボールが簡単に打てる道具(練習器具)を積極的に活用することです。

 

おーっと、終電の時間が近づいたので、この続きは次回、じっくり説明します~。

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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年10月24日


2015年08月31日ドローとフェード、アマチュアはどちらの球筋を打つのがベストなのか?

昨日、日曜日は関西滞在。今年の日本オープンが開催される六甲国際ゴルフ倶楽部のお隣に位置する六甲国際パブリック(神戸市、北区)でサクッと早朝9ホールプレー。ここは9ホールのパブリックコースですが、グリーン、そしてコースコンディションが良さに定評があります。距離はそれほど長くありませんが、どのホールも林でセパレートされており、適度なアップダウンもあります。いろんなライを経験できますし、打ち上げ、打ち下ろしがあるので正確な距離感も求められます。加えてラフがティフトン芝。これが案外やっかいで、ボールがすっぽり埋まります。ラフからだと脱出が難しいだけでなく、上手く打ってもスピン量が不安定になるので距離感を合わせづらくなるのです。

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昨日は出だしでティショットを右のラフに打ち込み、セカンドが20ヤードショート。そこから寄らず入らずでボギーを叩きましたが、それ以降はティショットが安定してたので、すべてパーオン。6番で1パットバーディー、8番で3パットボギーとし、上がってみれば1オーバーの37でした。

 

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もちろん、今回の関西出張は早朝ゴルフがメインイベントではありません。ゴルフを終えるや車で豊中に移動。今回の出張の目的はゴルフ専門店「レーブ」での、セミナー講師です。午後2時30分から2時間ほど身振り手振り、そしてムチのようにグニャグニャしなるシャフトを使って、ゴルフクラブ、そしてシャフトの使い方についてじっくり説明してきました。参加者は中学2年生のジュニアから還暦を過ぎたシニアゴルファー。10名を越える参加者の中にはツアープロのコーチやプロゴルファー、そしてプロを目指している研修生もいたりしたので、基本的な話だけでなく、最新のクラブ事情、シャフト事情についても話せるだけ話してきました。

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もちろん、一方的に喋りつづけたわけではありません。セミナー会場はシュミレーションゴルフができる場所だったので、参加者にもクラブの振り方、シャフトの使い方を実際に経験してもらいました。実際に体験してもらうことで、より理解を深めてもらいたかったからです。そして、今回も何人かのゴルファーにスイングしてもらった所、明らかにゴルファーは2つのタイプに分かれることが再確認できました。老若男女を問わず、腕前を問わず、ほとんどのゴルファーは2つのタイプに分けることができます。正確には3つのタイプなんですが、3つめのタイプはほとんどいません。

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人をタイプ分けすると言うと、血液型がポピュラーですが、血液型でありません。身体の使い方でタイプ分けすると言うと、4スタンス理論がポピュラーですが、4スタンス理論は4つのタイプがあります。では、マーク金井はどんな風にタイプ分けしているかというと、球筋(ヘッド軌道)で分けています。

 

フェード(スライス)体質
ドロー(フック)体質
ストレート(スクエア)体質

 

「体質=クラブの軌道」で、アマチュアの多くは(約6~7割)はフェード(スライス)体質です。

 

フェード(スライス)体質の人はクラブの軌道がアウトサイド・イン
ドロー(フック)体質の人はクラブの軌道がインサイド・アウト
ストレート(スクエア)体質の人はクラブの軌道がインサイド・イン

 

アマチュアのみならず、プロを含めてもストレート(スクエア)体質は非常に少ないです。プロ、アマチュアを問わず、9割以上のゴルファーはフェード(スライス)体質かドロー(フック)体質のどちらかです。1発でもボールを打てば、その人がどちらの体質かはすぐに判別することができます。ちなみに、体質と実際の球筋が一致するとは限りません。多くはありませんが、フェード(スライス)体質の人でもフック系の球を打つ人もいれば、ドロー(フック)体質の人でもスライス系の球を打つ人もいます。

 

では、ゴルファーの体質はどこで決まるのか?

 

インパクトゾーンでの肩の動き方と手元の動き方を見ると、フェード(スライス)体質の人と、ドロー(フック)体質の人はまったく逆の動きをします。この2つを見れば、ゴルファーの体質が簡単に判別できます。具体的に言うと、

 

フェード(スライス)体質
・インパクトゾーンで左肩の開きが速い
・インパクトゾーンで手元が減速しない(手元の動きが速い)

ドロー(フック)体質
・インパクトゾーンで左肩が止まる
・インパクトゾーンで手元が減速する

 

目で見てもすぐ分かりますが、iPhoneとかで動画を撮ると違いは一目瞭然です。プロでもフェード体質の人はインパクトゾーンで左肩の開きが速いですし、手元があまり減速しません。対して、ドロー体質の人はインパクトで左肩がほとんど開きませんし、手元の減速も激しくなっています。ちなみに、プロやアマチュアの上級者の場合は、体質と球筋は一致しています。

 

ゴルフはストレートボールが打つことが最終目的ではありません。ボールの曲がりをコントロールできることができれば、スコアはどんどん良くなります。そして、どちらの体質のゴルファーの場合も、曲がりの幅を減らしていけば、ストレートボールに近い球を打つこともできます。

 

かつては「スライス=飛ばない」「ドロー=飛ぶ」というのが常識でしたが、今はそんなことはありません。米ツアーで飛距離ランクがいつもトップランクのババ・ワトソンはスライス弾道で楽に300ヤード以上飛ばしています。

 

ボールを効率良く飛ばすには、方向性を安定させるには、自分の体質を理解することが大事です。それも自分の感覚ではなくて、客観的に自分の体質を理解することが大事です。
まずはiPhoneやスマホで自分のスイングを動画に収めて、自分のスイングをじっくりと見て下さい。フェード(スライス)体質のゴルファーと、ドロー(フック)体質のゴルファーとでは動きがまったく違うことが簡単に確認できるでしょう~。

 

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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年8月31日


2015年08月16日ゴルフの腕前(技術レベル)を正確にチェックする方法とは!?

お盆ウイーク真っ只中、一昨日と昨日、セミナー祭りを開催しました。マーク金井は「ゴルフの竪琴セミナー」を2回、「自転車に乗れるスイングを作るセミナー」を2回、計4回を受け持ちました。いずれも満員御礼。全国各地からのべ24名の参加をいただきましたが、改めて感じたのがゴルフの難しさです。

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今回はセミナーのイントロで「フリーライン」という遊具を使いましたが、これは見るからに難しい乗り物です。スケートボードのような感じなのですが、左右がバラバラ。立つだけでもかなりのバランス感覚が求められ、なおかつ前に進むのは至難な遊具です。スノボも転倒の怖さが付きまといますが、フリーラインはスノボ以上に転倒しやすい危険なスポーツであり、最初のハードルが高いのです。

 

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このフリーラインに比べると、ゴルフは転倒の恐怖はありません。けがをするリスクは非常に少ないですし、少し練習すれば空振りもしません。フリーラインと比較すると、ゴルフは最初のハードルは低いと思います。

 

しかし、フリーラインとゴルフを比べると、ゴルフの方が難しいことが今回のセミナーで再確認できました。フリーラインは乗れるまでが難しいですが、いったん乗れてしまうと、いつでも乗れます。自転車と同じです。対して、ゴルフはというとナイスショットが打てたと思った直後に信じられないミスが出たり、何年やってもスキルアップができない人が後を絶つことがありません。ある一定期間練習すれば、それなりにボールが打てますが、それなりにボールが打ててもそこから上達できないでいる人が多いのです。実際、今回のセミナー参加者のスイングを観察しても、キャリア(経験)のわりにスキルアップできなくて悩んでいる人が非常に多かったです。

 

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 では、なぜゴルフはスキルアップ(技術習得)が難しいのか?

 

ゴルフの場合、自分では自転車に乗れているつもりでも、実際には乗れていない場合が少なからずあります。自分の技術レベルを客観的に評価しづらく、それが難しさにつながっています。なぜかというと、

 

ゴルフの場合、ナイスショット=正しいスイング

 

とは限らないのです。ゴルフの場合、悪いスイングでミスショットも出ますが、悪いスイングでナイスショットも出てしまいます。これがゴルフの面白さでもあるのですが、ゴルフを難しくしています。多くのアマチュアゴルファーはナイスショットが出ると、スイングが良くなったと自己評価しがちですが、実際は、悪いスイングでナイスショットを打っていることが多々あるからです。ただし、悪いスイングでナイスショットを打っている人の場合、コースに出た時にナイスショットが出る確率が低くなります。練習場は同じ場所から何発も続けて打てますが、コースはいつも1発勝負。加えて、傾斜地があったり、視覚的に打ちづらいホールもあるからです。

 

なのでセミナーでは、悪いスイングをしたら悪い結果しか出ないような経験をしてもらっています。具体的にやってもらうことは2つ。

 

水平打ち(肩の高さのボールを打つ)
 ひざ立ち打ち

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この2つは昔からあるドリルですが、どちらもスイングが丸裸になります。悪いスイングをすると、空振りするか、かなり手前をダフります。100を切れない人だけでなく、ハーフ30台が出るゴルファーでも、30センチぐらい手前をダフったりします。普通にボールを打つよりも、かなり正確にゴルフの腕前(技術レベル)をチェックできるのです。

 

練習場ではいい球が打てるのに、コースに出るとミスを連発してしまう。ここ一番という時にOBを打ったり、左右に大きく曲げてしまう。メンタル面が原因の場合もあるでしょうが、実は、スイングに大きな問題点を抱えている場合もあるのです。コースに出た時にショットが不安定な人は、一度、ひざ立ちを試してみてください。きっと新たな発見があるでしょう~。

 

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2015年05月20日パターのロフトは少ない方がいいのか? それとも多い方がいいのか?

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明日5月21日木曜日13時販売開始

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申し訳ありませんがご予約は受け付けておりませんので、この機会にお求めください

毎週継続して販売します、お時間いただければ確実に手に入ります。ヤフオクなどで高価に取引されている商品には手を出さないようにお願いします


 

昨日はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」の生放送オンエア。ゲストは女子プロの米山みどりさん。ツアー7勝を挙げている実力派ですが、現在は、子育て休養中。自身のゴルフについて振り返っていただくのに始まり、現在の女子ツアーについて、そして競技ゴルフについて話していただきました。米山プロは剣道で全国一になり、それからはゴルフに転向。18歳の時に、日本女子アマに優勝。プロテストは2回目の合格で、それから35歳で引退。なんと、プロ入直後に、35歳ぐらいで引退を決めていたそうです。

 

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さて、今日のテーマはパターのロフトについてです。

 

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パターに関しては様々な種類があり、ヘッド形状による特性については多くのゴルフ雑誌やゴルフメディアで紹介されています。今はネオマレット型とピン型が主流ですが、その違いについても、きちんと説明がなされています。そして、パターは他のクラブに比べると、

 

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GOLD’S FACTORYのスペックシート。

 

ヘッド重量
ライ角
長さ
フェース面の素材

 

についてのバリエーションも豊富。ゴルファーは自分の好みのパターを見つけ出すこともできますし、上記スペックに関しては、自分好みのパターにチューニングすることも可能です。しかし、パターでは簡単にできそうでできない調整があります。

 

 それはロフト角の調整

 

ドライバーやFW、UTにはロフトのバリエーションがあります。アイアンも軟鉄鍛造ならばネックを曲げることでロフト調整できます。しかしパターの場合、ウッドクラブのように同じヘッドでロフトのバリエーションをラインアップしているモデルはほとんどありません。パターの場合もネックを曲げることでロフトを微調整することができるモデルもありますが、フェース面に対してロフトを増減させることは極めて困難です。なので、多くのゴルファーはメーカーが定めたロフトでパットを打つことになります。なので、ことさらロフト角を意識している人も少なく、そしてロフト角が異なるパターを打ったことがある人も非常に少ないです。

 

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パットはグリーン上でボールを転がすための道具(クラブ)です。他のクラブと違ってボールを空中高く飛ばす必要がありません。だからでしょう、転がすだけならば、ロフトは0度でもいいと思っている人もいたりします。しかし、ロフト0度のパターはほとんど市販されていません。オデッセイしかり、ピンしかり、テーラーメイドしかり、スコッティ・キャメロンしかり。市販されているパターのほとんどはロフトが少しついています。
市販パターの多くはロフトが3~4度ぐらいです。言い換えると、ロフト0度のパターがほとんどないのと同じく、ロフトが5度以上ついているパターもほとんどありません。手前味噌ですが、ロフトが多いパターですぐに頭に思い浮かぶのは、自分で作ったリンクスのナチュラルパターぐらいです(ナチュラルパターはロフト7度)。

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 では、パターのロフトはボールの転がりにどんな影響を及ぼすのか?

 

一般的にロフトが少ないほど(4度以下)
転がりがよくなる(バックスピンが減る)
引っかけのミスが出づらくなる(ボールが捕まりづらい)
ハンドファーストに打ちづらくなる(ハンドレートになりやすい)

 一般的にロフトが多いほど(5度以上)
転がりづらくなる(バックスピンが増える)
プッシュアウトのミスが出づらくなる(ボールが捕まりやすい)
ハンドファーストに打ちやすくなる(ハンドレートになりづらい)

 

パターの適正ロフトはグリーンの状態やゴルファーによって結構変わります。グリーンのコンディションが良ければロフトが少なくても大丈夫ですが、コンディションが良くないグリーンではロフト角がある程度(4度以上)必要です。コンディションが悪いグリーンの場合、打ち出し直後にロフトでボールを少し浮かせた方が、芝の影響を受けづらくなって直進性が高い転がりを得られます。最近の市販パターを見ていると、ロフトが3度前後のモノが増えていますが、これは昔のグリーンに比べると、今どきのグリーンはコンディションが良くなっていることも少なからず影響していると思います。

 

打ち方については、どれぐらいハンドファーストに打つかによって変わります。ハンドファーストに打つ度合が強い人ほど、インパクトでロフトは減ります。例えば、インパクトで15㎜ハンドファースで打つとロフトは1度減ります。45㎜ハンドファースで打つとロフトは3度減り、90㎜ハンドファースで打つとロフトは6度減ります。言い換えると、インパクトでハンドファーストになりやすい人ほどパターも多めのロフトが必要なってきます。例えば、レフティのフィル・ミケルソンはハンドファーストに打っていた時は、ロフト7度のパターを使ってました。

 

 グリーンのコンディションによっても変わってきますが、インパクト時のロフトは

3~4度

 

これがパッティングの理想的なロフト角と言われています。なので、ハンドファーストに構えて、ハンドファーストに打ちたい人は、ロフトが多めのパターを使った方が、イメージ通りにストロークしやすいし、イメージ通りにボールを転がしやすくなります。他方、ハンドファーストに打たない人というのは、ロフトをあまり増やす必要はありません。シャフトを地面と垂直して構え、その状態でインパクトを迎える人は少ないロフト(4度以下)の方が、イメージ通りにストロークしやすいし、イメージ通りにボールを転がしやすくなります。

 

ちなみにロフト7度のナチュラルパターを設計したマーク金井は、インパクトでハンドファーストの度合が大きめ。ハンドファーストに打ってもインパクトでロフトを3~4ど確保したいので、わざとロフトを7度に設計しました。そして、現在ではロフト角9~10度のパターを試作しました。名前は明かせませんが、誰もが知っている男子ツアープロからの要請で、ロフトを10度近くに増やしたパターを作りました。ちなみに、この試作品は、シャフトやネックを曲げることでロフトを増やしてません。ロフト面を削り落とすことで、ソールに対してのロフトを増やしています。

 

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 たかがロフト、されどロフト

 

ロフト10度のパターを実際にコースで試してみましたが、転がりは普通のパターとほとんど変わりません。それはロフト10度だと、インパクトでロフトを減らしたくなってストロークするからです。加えて、ロフトを10度に増やすとスライスラインでボールがラインに乗りやすくなります。ロフトが多いと捕まるので、スライスラインでいきなり右に切れるミスが出づらくなるからです。

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ドライバーにロフト違いがあるならば、パターにもロフト違いがあってもいいと最近は強く思っています。なので、今は、オーダーメイドで好きなロフトを選べるパターを作りたくてウズウズしています~。

 

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中越豪 パッティングセミナー

5月31日

10時満員御礼
14時募集中

ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい。こちらはまだ先ですので まだまだ余裕があります。T島も中越豪さんのおかげで、パターするのが楽しくなりました。

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マーク金井ブログ更新していますパターのロフトが与える影響について 詳しく書いてますhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=12447

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年5月19日


2015年05月18日練習して上手くなれる人と、練習しても上手くなれない人の違いとは!?

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GWに引き続き、一昨日の土曜日も神田のスタジオでセミナーを開催しました。その名も「スライス撲滅セミナー」。自転車に乗れるセミナーのスピンアウト版でしたが、今回も少人数制での2回開催。タイトルはスライス矯正にもかかわらず、何故か引っかけに悩んでいる人も数名参加されてました(笑)

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今回のセミナーではアナライズオリジナル練習器具「スーパーシャットくん」を使いましたが、これはクラブが短いのが特徴です。ただし短いだけではありません。振り心地を普通の長さのクラブと揃えるために、タネや仕掛けをしています。そして、ヘッドに関しては、重心距離が50mm。市販の460ccドライバーやデカヘッドのアイアンよりも、重心距離を5mm以上長くしています。短い重心距離のクラブよりも長い重心距離のクラブを振った方が、フェースをシャットに使う感覚を養えるからです。

 

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アナライズのセミナーは座学だけでなく、実際にクラブを振ってもらいますし、ボールを打ってもらいます。そして、イメージと現実(実際のスイング)とのギャップを体験してもっています。スイングを再構築するためには、このギャップを体験してもらうことが一番の近道だからです。逆に言うと、このイメージと現実のギャップとどう向き合うかで、ゴルファーの努力は報われたり報われなかったりします。

 

そこで今回は、練習して上手くなれる人と、練習しても上手くなれない人の違いについて書いてみたいと思います。

 

まず、練習しても上手くなれない人には共通していることがあります。それは、

 

努力の仕方が間違っている
ナイスショットを打つことが最重要課題
イメージと現実のギャップを客観的に把握していない

 

練習場は練習するための場所ですが、多くの来場者はナイスショットを打とうとしています。気持ちは分かりますが、練習場で失敗してもスコアは悪くなりません。コースと違って、ミスショットを堂々と打てる場所にも関わらず‥‥堂々とミスショットを打っている人はめったにいません。これは努力の仕方が間違っています。ゴルフに限りませんが、レベルアップには失敗はつきもの。新しい技を身に付けるのにも失敗はつきものです。ミスショットを打つことを恐れていると、努力の仕方が間違うことになります。

 

実際、アナライズのセミナーに参加いただいたマチュアゴルファーの多くも練習熱心ですが、努力のベクトルがズレている人が多数います。

 

では、どこをどう意識すれば努力のベクトルが合致し、練習したらした分だけ上達できるのか?

ミスショットを恐れないことも大事ですが、ミスショットばかり打ってしまうと気が滅入ってきます。なので、まずは自分にやさしい課題を課し、それをクリアしていくことが大事です。例えば、スライスを矯正したいならば、ボールにフック回転がかかればOK。狙った方向に飛ぶかどうかは二の次でかまいません。とにかく、フック回転がかかる球を打つ。そのための方法論として、お勧めしたいがシャットフェースなトップを作ること。

 

ハーフバックの位置でフェース面を真下(地面)に向ける
トップでフェースを空に向ける(シャットフェース)

 

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気持ち悪さを受け入れ、シャットフェースなトップを強引に作り、トップでフェースの向きがシャットになっているのを確認できたら、トップの位置からスイングしてみて下さい。トップでフェースがシャットになっていれば、それだけでボールが捕まりやすくなり、ボールにフック回転がかかりやすくなります。実際、スライス撲滅セミナーでは、これを徹底的にやっており、シャットフェースなトップからボールを打ってもらっています。

 

そして、ここからが大事なポイントですが、イメージと現実の間にどれぐらいギャップがあるのかをスマホやデジカメで必ずチェックして下さい。自分ではトップでフェースを空に向けているつもりでも、実はそれほどフェースが空を向いていないことは、多々あります。このギャップを埋める作業が大事なのです。

 

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アナライズのセミナーでは、このギャップを自分の目で確かめることを度々やります。そして、このギャップを埋めるためにどんな努力が必要なのかを、受講者1人1人に手取り足取り伝えていきます。なので、セミナーは毎回6名以内と限定させていただいているのです。

 

 他のスポーツに比べると、ゴルフはイメージと現実のギャップが大きいスポーツです。

 

 

スイングは一瞬の出来事なのに加え、ゴルフクラブには重心距離があるために、イメージと現実の動きがズレてしまいやすいからです。大事なことなので繰り返しますが、イメージと現実がズレたままでボールを打つと、癖を固めることはできても、技術を向上させることは非常に困難になるのです~。

 

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マーク金井ブログ更新しています練習するだけでは上手くなりませんhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=12433

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年5月18日