マーク金井blog

2014年10月27日プロゴルフトーナメントのギャラリー数を増やすための、超私的な具体案!!

先週のブリヂストンオープンは小田孔明選手が14アンダーで、今季ツアー2勝目を挙げました。これにより藤田寛之選手を抜いて賞金ランキングトップに立ちました。現在の賞金獲得額は約1億600万円です。女子ツアー、「NOBUTA GROUP マスターズGCレディス」は大山志保選手が17アンダーで優勝。賞金ランキングトップのアン・ソンジュ選手は2打差の2位に入って、現在の獲得賞金額は約1億4800万円です。

男子ツアーは千葉エリアで2週続けての開催。女子も先週は千葉県開催だったこともあり、ブリヂストンオープンでのギャラリー数は前週の日本オープンほど多くありませんでした。それに対して、野球の日本シリーズはどうでしょう。甲子園球場というマンモススタジアムでの開催ということもあって、連日4万5000人を越えています。野球とゴルフを比較するのはかなり酷な感じもしますが、観客数がここまで違うと、ゴルフは「観るスポーツ」としては、野球やサッカーにとうてい適いません。ちなみにスペインサッカーではR・マドリードとバルセロナの試合ではスタジアムに8万人を越える人が入ります。

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写真はGDOより転載 記事は写真をクリック

野球やサッカーに比べると「見る」という観点では、ゴルフは圧倒的に不利なのは否めません。競技方式を考えると、同じ場所にとどまって観ることが難しいし、野球やサッカーのように巨大なスタンドを作ることは非常に難しいからです。マスターズや全米オープン、米ツアーでは毎日2万人を軽く越えるギャラリーが入りますが、これは非常に希有な例なので国内ツアーではお手本にはならないと思います。

 では、ゴルフは観るスポーツとしては成立しないのか?

野球やサッカーと同じぐらい人を集めるのは難しいと思いますが、1日のギャラリー数を安定して5000人~1万人くらいまで増やすことは可能でしょう。

ゴルフの場合、実際にプレーをしている人は600~900万人ぐらいだと言われています。例えば、少なく見積もって700万人いるとしましょう。

その内の1%だと7万人
その内の0.1%だと7000人

と言うことは、ゴルファーの1%がトーナメントを観に来てくれれば、4日間で7万人。ゴルフをやっている人の1%の人が友達1人を連れてきてくれれば、4日間で14万人もの人がトーナメント会場に足を運んでくれることになります。

 

と言うことは、ゴルファーの0.1%がゴルフをしない友達一人を連れてトーナメントを観にきてくれれば、4日間で1万4000人もの人がトーナメント会場に足を運んでくれることになります。野球もサッカーもそうですが、スポーツ観戦は1人よりも2人の方が楽しめることを考えれば、ゴルフ観戦でも2人以上の方が楽しいと思います。加えて、ゴルフ観戦は車で向かうことが多いことを考えると、2人で観に行くことは一石二鳥的な所があるので問題ないと思います。

 

そしてここからがポイントですが、トーナメント会場ではゴルフを始めるきっかけをプレゼントして欲しい。キャップでもいいし、グローブでもいいし。ゴルフボールでもいい。何か、ゴルフを始めるきっかけがもらえれば、ゴルフをしないギャラリーがゴルフを始める可能性が出てきます。また、トーナメントを観ることでゴルフを始めたくなる人も出てくるでしょう。そうです、ゴルフトーナメントはゴルフを人口を増やす、絶好の機会にもなるとマーク金井は考えています。

もうひとつのアイデアは、プロが自らファンクラブを作り、自分のファンの人達にトーナメントに来てもらう。トーナメント主催者がギャラリーを募るのではなくて、選手自らがファンを募るのです。ミュージシャンやアイドルのライブ活動と同じく、プレーヤー(選手)が自分自身でギャラリーを集めるわけです。

 

プロスポーツなんだからそこまでやらなくてもいいと言う意見もあるでしょう。プロ選手はいいプレーをするのは本業。営業活動をするなんて本末転倒という意見もあるでしょう。もちろん、プレーだけでギャラリーがたくさん集まるならば、選手が観客動員をする必要はありません。しかし、同じプロスポーツでもボクシングは選手が観客動員もすれば、選手がチケットも売ります。演劇もしかり、かなり有名な役者さんでも観客動員のためにテレビ出演しますし、いろんなイベントに顔を出しています。イベント(トーナメント)集客のために、出演者はあらゆる努力を尽くします。ゴルフトーナメントも興行だと考えれば、出場選手が集客することは大いにアリだと思います。

 

SNSが普及したことで、いろんな人がいろんな人とコミュニケーションが取れるようになりました。実際、欧米ツアープロはTwitter、FBを上手く活用し、自分のファンを増やしています。国内男子プロも塚田好宣選手、今野康晴選手はSNSでファンを増やしています。これがもっともっと選手間で広がってくれば、例えば、1人の選手が10人のギャラリーを集客できれば、それでも1人1000人以上のギャラリーが増えます。

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今野プロのツイッターページ

 

プロスポーツをどう定義するかは意見の分かれる所ですが、田淵幸一さんの名言、

魅せて勝つのがプロ!!!!!

魅せる(見せる)ためにはギャラリーが必要不可欠なことを考えると、いいプレーを心がけるのと同じぐらい、選手自身がギャラリーを増やす地味な努力も必要だと思います~。

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