マーク金井blog

2015年04月10日春先からGWにかけてアプローチでザックリを減らす方法とは!?

火曜日、雨の中でスノボしたことも影響したのでしょう。不覚にも風邪を引いてしまいました。喘息持ちで花粉症持ちなので、この時期は慢性的に鼻水とくしゃみが出ますが、喉が腫れているので風邪だと分かりました(笑)。雨を油断したわけではありませんが、恐らく免疫力が落ちていたのでしょう。昨日は夕方からのアイアン試打に備えて、念のためかかりつけの病院で点滴を打ってもらいました。

 

 さて、この時期のゴルフ場で油断ならないはフェアウェイです。

 

ゴルフ場のフェアウェイの状態は年間通して同じ状態ではありません。国内で多い野芝や高麗芝の場合、GW以降から12月ぐらいまでは芝が生えそろっていて元気です。それがつき12月ぐらいから3月ぐらいまでは枯れてしまい。ペタッと寝た感じになります。ただし、冬場は地面が凍っている場合が多いので、地面自体は硬くなっています。地面が固いのでソールが跳ねやすく、ザックリやダフりよりもトップのミスが出やすくなります。

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そして、一番やっかいなのが3月下旬からGWにかけてのこの時期。この時期は芝が緑になってきますが、地面は固くありません。加えて、夏場のことを考えてフェアウェイに大量の砂を蒔くゴルフ場も多いです。結果、この時期のフェアウェイは、フェアウェイなのにバンカーと同じような感じになって、ボールをクリーンに打つのが難しくなります。砂まじりのフェアウェイはソールが滑りにくく、ヘッドがほんの少し手前に入っただけでザックリが出ます。ザックリを嫌がればトップも出ます。

 

マスターズが開催されているオーガスタナショナルは今が最もフェアウェイのコンディションが良いですが、国内のゴルフ場は今が最もフェアウェイのコンディションが悪いのです。マスターズに出場している世界の一流どころでも、この時期、国内のコースでアプローチを打つのはかなり神経を使うことになります。

 

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写真はGDOより転載 記事は写真をクリック

 

 

 ではこの時期、どこをどう意識すればアプローチでザックリ、トップのミスを減らせるのか?

 

ライが悪い時はボールを右に寄せて、上からヘッドをガツンと入れたくなりますが、これはあまり得策ではありません。ボールを右に寄せて上からヘッドを入れるほど入射角が鋭角になります。入射角が鋭角になるほどヘッドが入るポイントが少しでもズレたら、ザックリ、トップが出やすくなるのです。

 

意外と思うかも知れませんが、砂混じりのフェアウェイから上手くアプローチを打つコツは、ヘッドが刺さりにくくなるようにスイングすること。ボールをあまり右に寄せず、ヘッドの入射角を浅くして下さい。いわゆる払い打つイメージの方が、ヘッドが地面に刺さりにくくなり(ソールが滑りやすくなり)、ボールを上手く捕えることができます。

 

 そして、もうひとつのポイントはクラブです。

 

砂混じりのフェアウェイでは、できるだけヘッドが刺さりやすいウエッジはミスが出やすいです。見た目にカッコイイ、多面ソールやヒールバンスを削り落としたウエッジ、ソール幅が狭くてバンスが少ないウエッジというのは、抜けがいい反面、砂混じりのフェアウェイではヘッドが地面に刺さりやすく、ザックリが出やすくなります。対して、ヒールバンスがしっかりあるウエッジ、ソール幅が広くてバンスが多いウエッジは砂混じりのフェアウェイでもヘッドが地面に刺さりづらく、クラブでザックリのミスを減らせます。また、ザックリしづらいのが分かると心理的に楽な気持ちになるので、ミート率が良くなってくるメリットもあるのです。

 

マーク金井は5年以上前に、軟鉄鍛造で幅広ソール&ハイバンスのウエッジ、MSウエッジを作りました。これはアプローチが苦手な人向けに作られたものですが、これは、春先の砂混じりのフェアウェイでもヘッドが地面に刺さりにくくなっています。見た目はチッパーに近い形状ですが、チッパーと全然違います。市販されているチッパーのほとんどは幅広ソールですがバンスはほとんどありません。MSウエッジは幅広ソールとハイバンスを組み合わせるという常識外れなウエッジで、常識外れだからこそミスに強いのです。

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ほとんどのクラブメーカーは幅広ソールにするとバンスを減らします。バンスを減らさないと、ゴルフショップの硬い床に置いた時、ヘッドがクルッと反時計回りに回転し、フェースが被ってしまうからです。お店に置いた時、フェースが被るとゴルファーが毛嫌いするのを知っているから、幅広ソールとハイバンスをあえて組み合わせないのです。対して、MSウエッジは固い地面での座りはまったく気にしません。ゴルフクラブは芝の上で使う道具だからです~。

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マーク金井ブログ更新しています今の季節のアプローチってかなり難しいですhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=12078

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年4月9日


カテゴリー コースマネジメント、ラウンドにて思う, ゴルフクラブ分析

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