マーク金井blog

2015年05月16日高速グリーンでミスに本当に強いパターとは、一体どんなパターなのか!?

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先週日曜日に続き、昨日もゴルフ場をはしごしました。朝イチで千葉の平川CCに出向き、朝7時からゴルフ雑誌のタイアップ撮影。動画とスチールの両方でしたが、サクッと2時間弱で終了。そこから神田に戻って原稿を1本仕上げて、ちょことっと昼ビールを飲んで向かったのは都内の赤羽GC。もちろん、クルマではありません。神田から京浜東北線と埼京線を乗り継いでの電車ゴルフです。サクッと担ぎで薄暮9ホールを楽しんできまし

今週は男子ツアーの公式戦、「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」が開催されています。場所は太平洋クラブ江南コース(埼玉県)。仕事が一段落したこともあり、昨日、現地でサクッと観戦してきました。江南コースはフラットな林間コースで、一見、それほどタフなレイアウトではありません。しかし、グリーンが硬くて高速。ピンポジションがシビアなこともあって、パッティング次第でスコアが大きく変わりそうなセッティングでした。予選通過は1アンダーとハイスコアでしたが、オーバーパーを叩く選手も少なからずいました。

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ゴルフの竪琴を欠かさず使っていただいている片山晋呉プロの組について9ホールほど観戦、それから谷原秀人プロ、塚田好宣プロ、藤田寛之プロ、宮里優作プロ、広田悟プロのプレーもショットを間近で見て、練習場ではジャンボ尾崎プロを間近でじっくり見てきました。ジャンボさんのドライバーはテーラーメイドのグローレF。シャフトは今噂のスピーダーレボリューションのブラックでした。かつてのジャンボさんは左側の打席で練習してましたが、今日は、なぜか一番右端の打席。ちょうどドライバーを打ってましたが、68歳とは思えないヘッドスピードでハイドローを打ってました。年齢を考えると、信じられない飛距離です。

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写真はGDOより転載 撮影は中野義昌カメラマン GDOでフォトギャラリーやってますヨロシク

 

そして、信じられない飛距離だったのが、若手の注目株、塩見好輝プロのドライバーショット。スリムでそれほど大柄ではありませんが、とにかく身体の切れが半端なく、全身がバネのような力強いスイング。推定ヘッドスピードは52~54m/s。飛ぶだけでなく、スイングプレーンも美しいプレーヤーです。大阪出身で東北福祉大学ゴルフ部OB。今回は予選通過できませんでしたが、これからの活躍が大いに期待できる選手です。

 

日本プロではプロのパッティングもじっくり見てきました。片山プロは独特な形状のパターを使ってましたが、打ち方もオリジナリティに溢れています。パターの長さは中尺で左腕とシャフトが一直線になるように構え(結果的にハンドファーストに構え)、そしてハンドファーストをキープしたままインパクトを迎えています。他の選手は片山プロほどではありませんが、ハンドファースト気味にアドレスし、ハンドファーストな状態でインパクトを迎えています。当たり前ですが、アマチュアのようにインパクトで手首を使い過ぎるプロはひとりもいませんでした。

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片山晋呉プロが使っていたパター 写真はGDOより転載

 

そして、出場選手が使っているパターを観察してみると、ピン型を使って入る選手と、大型マレットを使っている選手がほとんどです。昔は流行ったL字とかキャッシュイン型(T型)を使っている選手はほとんどいません。

 

さて、このパターの形状。パターはいろんな形状が市販されていますが、一般にはヘッドが大きいほどやさしいと言われています。理由は単純、ドライバーと同じく、パターもヘッドが大きいほど慣性モーメントが大きくなりやすいからです。慣性モーメントが大きくなると、ミスヒットした時(芯を外した時)、ヘッドがブレにくくなり、その結果、ミスヒットしても距離感、方向性が安定します。

 

ちなみに、クラブメーカーがアピールしている慣性モーメントの大きさというのは、ヘッド単体での計測で、ヘッドの左右方向についてのモノがほとんど。ミスヒットした時にフェースが閉じる(開く)度合を数値化しています。

 

この慣性モーメントですが、実はヘッド単体だけでも3つの方向があります。そして、慣性モーメントはヘッドだけでは論じられない部分もあるのです。カリスマパター職人で、パターメーカー ゴールドファクトリーの代表でもある。佐々家正幸さんは、こんな風に慣性モーメントについて教えてくれました。

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慣性モーメントは1、トゥヒール方向(左右)、2、ソールからグリップ方向(上下)、3、フェースバックフェース方向(前後)の6方向で3種類存 在しますが、ヘッド単体での慣性モーメントとクラブ全体での慣性モーメントがあり、ヘッド単体での慣性モーメントは大きいものの、クラブ全体で考 えると、慣性モーメントが小さいケース、またはその逆というケースが存在します。更に、各メーカーはヘッド単体の慣性モーメントを大きくすること に必死ですが、クラブ全体の慣性モーメントを大きくすることを考えたほうが、実は容易なケースというのが多々あります。

以下、それぞれ個別に説明します。

1、ヘッド単体の左右の慣性モーメントはトゥとヒールを重くすることによって
アップしますが、クラブ全体としては重心距離が長いほど慣性モーメン トは大きくなります。トゥとヒールが重ければ左右方向にヘッドは動きにくくなりますが、センターシャフトにするとシャフトを中心にヘッドはクルク ルと回りやすくなります。つまり、L字型パターのようにヘッド単体の慣性モーメントはピン型に比べて小さくてもクラブ全体で考えると重心距離が長 いため、意外とヘッドは左右に動きづらく、慣性モーメントが大きいというケース、逆にヘッド単体の慣性モーメントは大きくても、重心深度が浅けれ ば、センターシャフトにすると慣性モーメントが極端に小さくなってしまうケースというのがあります。

※重心距離を長くし、巨大な慣性モーメントを出したのが、WOSSの最初のパターですね。

2、ヘッド単体の上下の慣性モーメントは、低重心化し、更にネックをつけて上方に重みをつければ慣性モーメントは大きくなります。ですが、クラブ 全体での上下の慣性モーメントを考えるならばヘッドを重くし、グリップを重くするだけでクラブが上下にひっくりかえりづらくなり、慣性モーメント が大きくなります。シャフトスタビライザーはここに注目し、クラブ全体の上下の慣性モーメントをアップし、クラブの性能を引き出させた商品です。

3、最後にフェースバックフェース方向、つまり重心深度ですが、ヘッド単体の慣性モーメントはヘッドを大きくしたり、バックフェースにウェイトを つけたりするなどして重心深度を深くすれば大きくなります。ですが、クラブ全体の前後の慣性モーメントを考えると、グースをつけるだけで前後の慣 性モーメントは大きくなります。

A、バックフェースに青銅やチタンプレートを貼って、重心深度を1mm深くする。←作るのが難しい
B、グースを1mmつけて、重心深度を深くする。←作るのが簡単

これらは見た目は違いますが、目を閉じてスイングすれば同じ効果のあるものです。アナライズのハンドファーストパターはこれと同じ効果がでていると考えられ、過去にはピンの歴史を紐解いてみると、シャフトの曲がったパターな ど、近い効果のあるものが見つかると思います。

(以上、佐々家さんの説明から引用)

 

ハンドファーストに打てる形状のパターは、そうでない形状のパターよりもクラブ全体の慣性モーメントが大きくなる。数値的な根拠はありませんが、実際、テストしてみると明らかにハンドファーストに打つように作られたパターの方がミスヒットした時、ヘッドがブレづらいのが手に伝わります。そして手元側を重くすると慣性モーメントが大きくなるというのも、実際に手元側が重くないパターと打ち比べると、その差が手に伝わってきます。

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もちろん慣性モーメントが大きくなってくるとデメリットもあります。ヘッドがブレにくくなるというのは、動かしづらさにつながります。結果、ヘッドの操作性が悪くなり、微妙にヘッドを動かすのが難しくなります。また、早いテンポのストロークがしづらくなってきます。

 

慣性モーメントについてはまだまだ研究の余地がありますが、グリーンが速くなってくればくるほど、慣性モーメントが大きなパターの方が有利だとマーク金井は思っています。そういう意味でも、ハンドファーストに打てるパターというのは、高速グリーンに非常に適したパターなんです~。

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マーク金井ブログ更新していますミスに本当に強い!!!パターが欲しいhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=12418

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年5月15日


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