マーク金井blog

2015年09月20日飛距離アップに不可欠なスマッシュファクター(ミート率)を上げる極意とは!?

 

昨日、快晴の中、赤羽ゴルフ倶楽部(東京都、北区)でプレーしてきました。ゴルフ業界人が主催するコンペで、今回が4回目の開催でした。普段、9ホールしかプレーしない人間にとって18ホールは長丁場。案の定、寝違えて痛めた首が後半スタートホールから悪化し、12ホールで途中棄権。シルバーウイーク中にセミナー講師でドライバーを打ちまくるので、やむなく大事を取らせていただきました。首を痛めると左腕にしびれてくるのを初めて経験しましたが、なによりもテークバックがちゃんと取れないのが厄介です。

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さて、今日のテーマもインパクトの科学についてです。ボールの飛距離は、

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ヘッドスピード
ボール初速
打出し角
バックスピン量
サイドスピン量

 

で決まります。そして、効率良く飛ばすために必要不可欠なことは、スマッシュファクター(ミート率)を良くすること。スマッシュファクターとは、

 

ボール初速÷ヘッドスピード=スマッシュファクター(ミート率)

 

 

例えば、ドライバーのヘッドスピードが40m/sでも、ボール初速が55m/sの人と、60m/sの場合を比較すると、後者の方が飛距離がでます。ボール初速が5m変わってくれば、
20y前後飛距離が変わってくるのです。

 

56÷40=スマッシュファクターは1.4
60÷40=スマッシュファクターは1.5

 

 

スマッシュファクターに関しては、ヘッドスピードを上げるのと違ってパワーは必要ありません。必要なのはスキル(技術)です。スマッシュファクターの理想値は1.5。プロは大体1.48~1.51ぐらいが出ます。対してアマチュアの場合だと、1.3~1.45ぐらいです。アマチュアの場合、このスマッシュファクターを1.5に近づけることができれば、ヘッドスピードが上がっていなくても10y以上の飛距離アップも望めるのです。

 

 

スマッシュファクターの数値を上げるために必要なこと‥‥

 

ひとつは芯(スイートスポット)で捕らえることです。芯を外すと、インパクトの衝撃でヘッドがブレてエネルギーロスが発生します。フェースの反発もダウンします。今どきのドライバーは芯が広くなったと言われてますが、打点位置が芯よりも5ミリ外れただけで、距離は5~7yダウンします。1秒1000コマの高速度カメラで見ると、芯を外れたショットはインパクトにヘッドが大きくブレるのが確認できます。

 

スマッシュファクター(ミート率)を上げるもうひとつのポイント、それはシャフトのしなり戻るタイミングとインパクトのタイミングをマッチ(同調)させることです。シャフトはスイング中、しなりとしなり戻りを何度か繰り返します。シャフトを上手く利用したスイングをすると、ダウンスイング前半ではヘッドが遅れるように「順しなり」状態をキープします。そして、ダウンスイング後半からインパクトにかけては、ヘッドが前に出るように「逆しなり」が発生します。このシャフトが逆にしなるエネルギーをインパクトでボールにぶつけることができると、ヘッドスピードは同じでも、ボール初速が上がります。逆に言うと、シャフトのしなり戻るエネルギーをインパクトでボールにぶつけることができていないと、ボール初速は上がってくれないのです。

 

シャフトのしなり戻りについては感覚的な要素もありますが、シャフトがタイミング良くしなり戻ってインパクトを迎えると

「キックが入った」状態でボールを捕らえた感触が手に伝わります。

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インパクトで「キックが入る」という経験を一度でも経験すると、「キックが入った分厚いインパクト」と「キックが入っていない薄いインパクト」の違いが手に伝わり、その違いが飛距離に少なからず影響を与えることも分かってきます。

 

ちなみに、シャフトがしなり戻るタイミングというのは硬さ、トルク、そしてキックポイント(調子)によって異なります。「キックを入れる」という感覚をつかむには練習も必要ですが、ダウンスイングのタイミングと、シャフトがしなり戻るタイミングがマッチ(同調)するシャフトを使うと、インパクトでキックが入りやすくなり、ボール初速を上げること、スマッシュファクター(ミート率)を上げやすくなります。

 

シャフトのしなりを利用すると「飛距離アップ」できると言われてますが、正確に言うと、インパクトでシャフトをタイミング良く逆しなりさせることができると、ヘッドを重く使うことができ、それが、ボール初速アップ、スマッシュファクターを上げることになって飛距離が伸びてくるのです~。

 

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