マーク金井blog

2016年01月08日手打ちとボディターン、アマチュアはどちらを意識して練習した方がいいのか?

正月休みも終わったというのに、マーク金井は今日も午前中はガーラ湯沢で早朝スノボ。東京駅から新幹線で約1時間20分で行けてしまうので、3時間みっちり滑っても午後2時には神田に戻ってこられます。スノボもゴルフも電車で行けば、時間を有効に使えるだけでなく、移動中に睡眠を取れるのがいいです。

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そんなスノボ三昧な日々を送っていますが、神田のスタジオでは日々、クラブを試打しています。市販クラブの試打はもとより、今年はスイングが良くなるシャフトと初心者向けのドライバーを開発中。試作クラブ、試作シャフトのテストを何度も繰り返しています。
ちなみに、昨日は来週から発売予定のFW、3HL(ロフト17度)、と3+(ロフト13度)のファーストロットを試打。シャフトはこれまでのW65に加え、W60が新たにラインアップされたので、これもじっくり打ちました。3HLはロフトアップすることで楽にボールが上がってキャリーが稼げ、3+はロフトを2度減らすことと低重心設計でドライバーのような強い弾道打てるように仕上がっています。

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3Wというと「ロフトは15度」が常識だと思っている人が少なくありませんが、米国メーカーでは17度の3Wはすでにポピュラーな存在です。テーラーメイドやナイキのFWにもロフト17度の3Wはラインアップされています。

↓テーラーメイドM1フェアウェイウッドのロフトラインナップ

Wood Loft Hand Lie Angle Volume Length Swing Weight
3W 15° RH/LH 56.5° – 60.5° ° 150cc 43.25″ D4
3HL 17° RH only 56.5° – 60.5° 151cc 43.25″ D4
5W 19° RH/LH 57° – 61° 152cc 42.25″ D4

さて、今日のエントリーはゴルフスイングの常識についてです。

 

前回のブログでも書きましたが、アマチュアゴルファーの間では「手打ち」は悪いスイングという常識、「ボディターン」は良いスイングというのが常識だと思っている人が少なくありません。ゴルフ雑誌を読んで見ても、「手打ち」を悪者扱いするレッスン記事も少なからずあります。

 

しかしながら、ゴルフスイングというのは「手打ち」と「ボディターン」の2種類があるわけではないのです。身体をしっかり使っているプロでも、手の動作はゼロではないですし、手先だけで打っているように見えるアマチュアも、身体の動作がゼロになっている人はほとんどいません。極端なことを言えば、椅子に座ってスイングしても、手先の動きだけでなく、身体の動きも伴っているのです。要するに、ゴルフスイングというのは身体の大きな筋肉も使えば、手先の小さな筋肉も使います。その配分がゴルファーによって違い、スイング中に手先の動きの比率が大きい人や、スイング中に手先の動きが目立つ人のことを、総じて「手打ち」と言ってます。

 

逆もしかり。スイング中に身体をしっかり使って、手先の動作が目立たない人のことを、
総じて「ボディターン」で打っていると言っているのです。

 

手先の動きを悪者扱いしたくなる気持ちは分りますが、身体をしっかり使うだけでは、正しい手先の動きを覚えることはできません。車の運転に例えるならば、手先の動きはハンドル操作のようなもの。ハンドルをタイミング良く、なおかつ適切に切ることができればコーナーをスムーズに回れるのと同じく、ゴルフスイングにおいても、手先をタイミング良く、なおかつ適切量使うことができればクラブの軌道が安定し、なおかつショットも安定するようになるのです。

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手先の動きをまったくブロックし、身体をしっかり使うだけではクラブを正しい軌道に導くことはほぼ不可能です。手先の動きをまったくブロックし、身体をしっかり使うだけではボールを遠くに飛ばすこともできないのです。手先を使い過ぎるとミスを誘発するのは事実ですが、だからといってスイング中に手先の動きを封印してしまうと、ゴルフスイングは成り立たなくなるのです。

 

アマチュアの中には、「手をまったく使わないのが理想のスイング」だと思っている人がいますが、もしも腕と手をがんじがらめに縛ってしまえば、たとえプロでもクラブを正しくコントロールすることはできませんし、ボールを遠くに飛ばすこともできないのです。感覚としては「手をまったく使わないスイング」というのはアリですが、実際の動きとして「手をまったく使わないスイング」というのはナシです。

 

ゴルフはイメージと現実の動きにギャップが大きいです。そして、イメージしたことを現実にやり過ぎてしまうと、効率の良い動きからかけ離れてしまうリスクが高くなります。

 

スイング中、手先を使い過ぎるのはNGですが、手先をまったく使わないのもNGだということを覚えておいて下さい。飛距離が出ない、軌道が安定しない。スライスが治らないというアマチュアの場合、ハンドル操作(手先の動き)を必要以上にブロックしている場合が少なくないです。手前味噌ですが、ゴルフの竪琴スーパーシャットくんを使って練習すると、どれぐらいの分量、手先を使えばいいかが短時間で分ってきます~。

スーパーシャット君

 

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2016年企画です

ドーンと行きますよ

新年です! 新しいグリップ!に変えませんか?

アナライズオリジナルグリップに交換 13本まで(このグリップのみで、グリップの指定はできません)

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(もちろんグリップ代、交換代込です。下巻き◯重巻きとか、下巻き指定などややっこしいのはご勘弁下さい)

アイアン計測!!8本まで

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ウッド計測!!3本まで

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(基本的に、アナライズに持ち込める場合のみです。持ち込めない遠方の方、往復の送料は実費をご負担ください)

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