マーク金井blog

2016年02月04日ゴルフの新規参入者を増やすのに今すぐ必要なモノとは!?

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昨日はお昼に、オノフの新製品を神田で試打しまくり、夕方からか新幹線で神戸に移動。このブログがアップされる頃は新発売されるゴルフクラブのプロモーションビデオ撮影に入っています。今年に入ってまだ一度もラウンドしてませんが、ドライバーの試打撮影は毎週2~3のペースで入っています。

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そして、今月はクラブを200本以上試打するGDOのホットリストも待ち構えています。

ゴルフクラブを試打する仕事を始めて15年以上経ちますが、クラブの試打は飽きることはありません。新しいクラブを手にすると、「このクラブはどんな意図で作られたのか?」「このクラブはどんなゴルファーに向いているのか?」なんてことを考え、クラブとコミュニケーションするのが楽しいからです。昨日試打したオノフにしても、クラブの方から「こんなユーザーに使ってほしい」「ライバルメーカーとの違いはここだよ」なってことを教えてくれました。

さて、今日のエントリーは昨日の続きです。

スキー場には修学旅行の学生さんがいます。対して、修学旅行でゴルフ場にいく学生さんはまずいません。電車でスキーに行く高校生や大学生はたくさんいますが、電車でゴルフ場に行くのはゴルフ部の生徒さんぐらいです。この現実を考えると、ゴルフ人口は先細りすることはあっても、先太りする可能性は極めて低いでしょう。

2020年に東京オリンピックが開催されますが、ゴルフ業界が何も手を打たないままでいけば、ゴルフ人口は恐らく500万人ぐらいになっていると思います。なぜなら現在のゴルフ業界を支えている段階の世代が70歳を越えてくるからです。マーク金井も2020年には還暦を過ぎています(笑)。

 

では、どんなことに取り組めば若年層の新規ゴルファーを増やせるのか?

若年層の新規参入者を増やすヒントはお寿司業界にあると思います

マーク金井が生まれて初めてお寿司を食べたのは、今から50年ぐらい前。まだ小学生の頃で、当時、お寿司は高級和食でした。日常的に食べている人はごくわずかでしたが、ある時期から一気にお寿司は手軽に食べられるようになりました。理由は2つあり、ひとつは小僧寿司に代表される持ち帰り寿司のお店が増えたこと。もうひとつは、回転寿司の普及です。持ち帰り寿司と回転寿司が登場、そして普及したことにより、コンビニでお弁当を買うような感じ、ファミレスに行くような感じでお寿司が食べられるようになったのです。加えて、回転寿司の登場によって、小さな子供がお寿司を食べる機会が劇的に増えています。

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察しのいい人ならば、もうおわかりでしょう。そうです、ゴルフ業界も持ち帰り寿司や回転寿司のような手軽なモノが登場すれば年齢を問わずゴルフを始める人が増えてきます。回転寿司は「お寿司じゃない、お寿司もどき」なんて言われたりもしますが、お寿司もどきでもお寿司はお寿司。お寿司を食べる人口が増えれば、底辺が広がります。底辺が広がれば、高級なお寿司を食べたくなる人も増えてくるのです。

 では、ゴルフにおけるゴルフもどきとはどんなものか?

米国にはパターだけでプレーできるミニチュアゴルフ場がかなりの数であります。大型ショッピングセンターに隣接していたり、ハイウェイ(高速道路)の脇とかにあり、車を運転しているとすぐ目に入ってきます。パターだけでプレーするのでドライバーとかアイアンは振り回せませんが、パターとボールは本物です。まったくゴルフをプレーしたことない人も、道具(クラブ、ボール)はオモチャではなくて、実際にプレーするのと同じモノを使います。

このパターゴルフ場こそが、ゴルフもどきです。パターゴルフならば、まったくゴルフの経験がない人でもプレーを楽しめます。加えて、ゴルファーが使うのと同じ道具を使えるので、ゴルフクラブでゴルフボールを打つという経験を積むことができるのです。

米国には本格的なパターゴルフ場が郊外のいたる所にあります。これを真似て日本でも本格的なパターゴルフ場を増やして行けば、ゴルフもどきを体験する人が一気に増えます。パターゴルフ場こそが回転寿司の役割を果たしてくれると思っています。

実は、日本でも本格的なパターゴルフ場が3月にオープンするそうです。2月2日付けの日経新聞に、屋内ミニゴルフ場がオープンするという記事が出てました。場所は埼玉県の越谷市。大型ショッピングセンター内の家電量販店の跡に作られるそうです。越谷に作られるのは「バーンゴルフ」と呼ばれ、1ホールが3~4m。「越谷パットサル36」と呼ばれ、2300平方メートルに36ホールを用意するそうです。料金は18ホールで平日大人800円。子供料金が書かれてませんでしたが、高校生以下は400円、小学生以下は200円ぐらいにすれば、ゲームセンターで遊ぶような感覚でゴルフもどきを体験できます。

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米国同様、日本も郊外には大型ショッピングセンターが多数あり、そしてアウトレットも多数あります。これらの大型商業施設に、本格的なパターゴルフ場を作っていけば、ゴルフもどきを体験できる人を確実に増やせるでしょう。そして、パターゴルフ場の認知度を上げていければ、その次のステップとして6ホールのショートコースを大型商業施設のそばに作る。超私的なアイデアですが、ゴルフもどきが増えてくれば、本当のゴルフをしたくなる人が確実に増えてくると思います~。

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