マーク金井blog

2016年07月04日超私的なゴルフ場調査〜サンロイヤルゴルフクラブ後編

マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は関西編。兵庫県のサンロイヤルゴルフクラブ(加東市)。関西エリアではグリーンの仕上がりの良さに定評があり、GDOでのコース評価でも5点満点で「4.6」と非常に高いです。後半はコースをじっくり紹介していきます。

 

6番、346y パー4

6番セカンド地点、軽い打ち上げ〜

6番セカンド地点、軽い打ち上げ〜

軽い打ち上げでセカンド地点から左にドッグレッグしているミドル。左サイドを狙いたいが、大きなバンカーが待ち受けている。右サイドは広く見えるが、右に飛びすぎるとOB杭が待ち受けている。セカンドからはグリーン面が見えず、距離感を合わせるが難しい。グリーンは縦長で受けグリーン。左サイドからの傾斜が強く、手前からも奥からも見た目よりもボールが大きく曲がる。マーク金井はティショットをバンカーに打ち込むものの、残り90yからグリーン奥に2オン。15mのパットを何とか2パットに収めパーでホールアウト。

8番、164y パー3

Aグリーンは砲台〜

Aグリーンは左サイド〜

やや打ち下ろしのショート。左右にバンカーが待ち受け、グリーンは左サイドが高くなっているため、左に外すとバンカー&アプローチが非常に難しい。奥に林があるのでグリーンは近く見えるが、これは目の錯覚。距離表示通りしっかり打った方が距離が合う。7番で打ったショットはピン右3mに付けるものの、ラインを読み切れずパーでホールアウト。

パー3にはティが用意されてます〜

パー3にはティが用意されてます〜

 

10番、407y パー4

10番〜

10番〜

レイアウトはアウト1番と似ており、ティショットの落下地点にバンカーが配されるミドル。やや打ち下ろしでティショットでは右に打ちたくなるが、右サイドのラフは思いのほか深い。引っかけのミスが出やすいが、マーク金井はその罠にまんまとはまり、右ラフから打ったセカンドは左のバンカーに。バンカーショットを3.5mに付けるもののパーパットが決まらずボギー。

 

12番、358y パー4

12番〜

12番〜

軽い打ち下ろし。ホール自体は真っ直ぐだがフェアウェイは右ドッグレッグのような感じになっており、Aグリーン(右グリーン)の時はティショットは左サイドに運んだ方がセカンドでグリーンを狙いやすい。グリーンは起伏が複雑でロングパットを残すと距離感だけでなく、方向性も合わせづらい。左の浅いラフから打ったセカンドはフライヤーとなりグリーンの奥のエッジ。15m以上のパットは距離も方向も合わず、3パットでボギー。

 

13番、149y パー3

ここもAグリーンは砲台〜

ここもAグリーンは砲台〜

池越えだが距離が短めのショート。左サイドのAグリーンは砲台。グリーンを外すとアプローチが厄介。8番アイアンで打ったティショットはピン横8mにワンオン。なんとか2パットでホールアウト。風が吹くと難易度が上がりそうだ。

 

14番、531y パー5

14番、澤井プロのティショット〜

14番、澤井プロのティショット〜

ほぼ真っ直ぐで3打目からやや右にドッグレッグしているロング。ティショットは広々しているし、セカンドの落下地点も広々している。にもかかわらず、マーク金井はセカンドを左に引っかけて、3打目は木がスタイミー。そこから無理に攻めてミスの連鎖をしでかして5オン2パットのダブルボギーを叩く。ここもグリーンの傾斜が強く、ピンが奥の時に手前に乗せてしまうと、2パットで収めるのが難しくなりそうだ。

 

茶店

 

澤井プロお勧めは天然トマトジュース〜

澤井プロもお勧め〜

インの茶店は16番ティの手前。ソフトドリンクに加え、トマトだけをギュッと絞ったジュースも飲める。

 

 

16番、179y パー3

谷越え〜

谷越え〜

谷越えのショート。プレーした日は右から左の風が非常に強く、右グリーンを狙って打ってちょうど左グリーン(Aグリーン)に乗った。左サイドに外しやすいホールだが、左サイドからはグリーンが強い下り傾斜。左に外すとボギーを覚悟した方がいい。マーク金井は4番バッターだったこともあり、5番アイアンで右グリーンを狙って打ったら計算通りピン手前5mにワンオン。2パットのパーでホールアウト。

 

17番、539y パー5

17番は3打目が池越え〜

17番は3打目が池越え〜

インでもっとも難易度が高いホール。ティショット落下地点のフェアウェイは狭く3打目は池越え。グリーンに上がるまで気が抜けないホール。マーク金井はここでも設計者の罠にまんまとはまる。2打目をレイアップするつもりが大きくダフって右のラフ。残り155yの3打目。深いラフから無理してグリーンを狙い、ハーフトップしてグリーン手前の池に。挙げ句、6オン2パットのトリプルボギーを叩く。

 

 

18番、409y パー4

フェアウェイはダブルカット〜

フェアウェイはダブルカット〜

 

ティからクラブハウスを望めるホームホール。軽く打ち上げていることもあり、表示の距離よりも実測距離が長い。ティショットを上手く打ってもセカンドの距離が残りやすいので、無理にパーオンを狙うよりも手前から寄せワンを狙った方がスコアメイクしやすい。Aグリーンは左サイド。セカンドを右側のBグリーンに乗せるのもの、ドロップ後のアプローチが1mに寄り、なんとかパーでホールアウト。

 

 

総評

 

スコア

 

関西のゴルフ場というと起伏が多いというイメージが持たれがちだが、サンロイヤルは強い打ち上げも無ければ、強い打ち下ろしも無い。林間コースとは趣が違うが、フラットなホールが多く、初めてでもプレーしやすい。そして印象に強く残ったのがコースコンディションとグリーンの仕上がり。フェアウェイだけでなくラフも手入れが行き届き雑草のたぐいはひとつもなかった。グリーンは評判どおり仕上がりが良く、転がりもスムーズ。プロの試合がすぐにでもできるほどである。グリーン上にピッチマーク(落下跡)がほとんどないことを考えると、毎日、すべてのグリーンの補修作業をやっているのだろう。

 

ゴルフの楽しみ方は人それぞれだと思うが、コースコンディションやグリーンにこだわるゴルファー、プロトーナメントが開催されるようなコースでプレーしたいアスリートゴルファーにとって、サンロイヤルはその期待に応えてくれるゴルフ場である。

 

 

ペッパーがお見送り〜

ペッパーがお見送り〜

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